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学校生活2024

ありがとうで作る関係

朝の登校のようすです。

あいさつが上手な子がいます。

「あいさつをがんばりましょう」と言われなくても日頃からあいさつができる人はステキですね。

私、あいさつってコミュニケーションの始まりだと思います。

 

 今はとてもなかよしの、あの人との関係はあいさつから始まった、と言う友人が何人もいます。

通り過ぎなかったから関係が生まれた、と言うことかも知れません。

 

10月7日のブログに「自治と言えば、昨日は居住区の地区運動会でしたが、感慨深いものがありました。あとから記します。」と書いたままあとから記していませんでいた。(6年生、ボランティアありがとう)

昨年から地区の運動会にうちの子たちあたりの年代が集まるようになって、みんなそれに合わせて帰省して、運動会盛り上げて、というのが昨年から恒例になりつつあります。

子どもたちに声をかけてくれているのは地域のなかよしです。

本当にありがたいなあと思っています。

そのご近所との出会いはあいさつです。たしか資源ゴミ収集の場であって言葉を交わしたのが初めでした。

それから19年、運動会や祭り、学校行事やその他いろいろ、付き合いが続いています。

人の輪が続いています。

本当にありがたいと思います。

 

何度も書きますが、きっかけはあいさつです。

 

あいさつって大切だとつくづく思います。

 

また、ありがとうも大切です。

 

私もことごとくありがとうを言うようにしています。

 

もちろん家族にも、「食器洗ってくれてありがとう」「ゴミ出してくれてありがとう」です。

 

そのひとこと言うと言わないでは全然違うと思いますが、どう思われますか?

 

ありがとうは声に出してこそ、かなと私は思っています。

 

今日、5時間目、校外学習に出かける5年生が、玄関前に整列していました。

 

ぎりぎりで、帽子が見つからなかった子がいて、先生が貸してくれました。

 

私はその子に「先生たちが何とかしようとしてくれているよ」と伝えました。

 

すると、その子は帽子を貸してくれたときに「ありがとうございます」と言いました。

 

このひとこと言うと言わないは大違いだと思うんです。

 

なんて、大げさに書いてしまいましたが、あいさつやありがとうを大切にする子になってほしいなあと思います。

 

今日は午前中が出張だったので、5時間目に授業を観て回りましたが、文化点描画の部〆切間近スペシャルでした。

 

朝の登校のようすから、6年生の朝のボランティア、無言掃除のようすから、5校時のようすを写真で紹介しています。

 

「何も言われなくても」がキーワードなんですが、何も言われなくても「正門前でこちらを見てにっこり微笑んで頭を少し下げてあいさつをしてくれる子」がいます。

 

何も言われなくても「この前はありがとうございましたとお礼を言ってくれる子」がいます。

 

何も言われなくても「授業中一生懸命に先生の話を聞いている子」がいます。

 

何も言われなくても「友達関係を穏やかに保てる子」がいます。

 

何も言われなくても「掃除を一生懸命がんばる子」がいます。

 

この「何も言われなくても」って大切だと思います。

 

もちろん、最初は、発達段階で、一人一人それぞれで、「こうするんだよ」「こう言うんだよ」と声かけが必要です。

 

「何も言われなくても」というのは「社会に出ること」と似ているかも知れないです。

 

社会人になっても、お礼がきちんと言えたり、あいさつができたり、コミュニケーションが取れたり、友達を思いやったりって、結構大切というか、むしろ大切、だと思うんです。

 

何も言われなくてもそういうことができる人って、評価されると思うんです。

 

子どもの生きる力になると思うんです。

 

でも育ちは一人一人違いますから、それぞれの発達段階に応じて変わってくると思うんですが。

 

ケアを続けながら、成長を見守る、少しずつですが、一人一人に合ったタイミングです。

まずは言われたらできる、そしてそれができるようになったら、言われなくてもできる、さらに自分でやることを見つけて動ける、とランクを上げていくことができたらすごいと思います。

 

 

 

今日のタイトル「ありがとうで作る関係」

子どもたちの明るい未来を願って、私たちがその環境を整えていきましょう。

以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。

 

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