2020年10月の記事一覧
台風が・・・
台風が発生し、木曜日からは、風が強く、雨も降り始めました。
しかし、最新の天気予報では、6年生の祈りが天に届いたのか、日曜日からは雨があがりそうです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、延期されていた修学旅行でしたが、この週末、10月11日、12日の2日間で行けることになりました。
臨時登校日に種をまいて育てた、永井博士のコスモスも、立派に花を咲かせ、白水小学校に、秋の訪れと平和の大切さを教えてくれています。
今週、事前学習を終え、修学旅行への意欲を新たにした6年生。
原子爆弾の恐ろしさを、爆弾の構造や当時の長崎の方の手記などから考える学習をしています。
詳しくは、1日目の「被爆者体験講話」と、2日目の「長崎原爆資料館見学」で学んでくる予定です。
また、社会の歴史の学習にも登場する「出島」についても、教科書や資料集から学びました。
1日目の「出島見学」で実際に足を運び、鎖国の中での唯一の開かれた場所を体験してきます。
6年生が自らの足で訪れ、五感を使って感じたことを、見送る私たちに「修学旅行のおみやげ」として、たくさん伝えてくれることを期待しています。
6年生、いってらっしゃい!
10月になりました!
朝夕は気温がぐっと下がり、すっかり秋めいてきました。
小学校の木の葉が少しずつ色づいていたり、キンモクセイのいい香りが漂っていたり、コスモスが咲き乱れていたりと、毎日小さな秋を見つけては、それを伝え合う、元気な白水っ子です
10月1日は、中秋の名月でした
空にぽっかり浮かぶ、まん丸のお月様を見ながら、虫の声を聞き、秋の風に吹かれました
秋の月は、1年のうちでも特に美しく、昔から愛でられる理由がわかったような気がします。
白水小の教室でも素晴らしい「中秋の名月」を見ることができましたよ
さて、10月に入り、修学旅行までのカウントダウンがはじまっている6年生。
今日も、修学旅行に向けた事前学習として、平和学習に取り組んでいます
「なぜ、戦争が起きたのかを知り、平和について考えよう」というテーマの学習では、1945年8月9日 午前11時2分に長崎市に原子爆弾が投下されたという事実から、なぜこんなことが起きたのかを1931年の満州事変から歴史をなぞって考えていきました。
「ほしがりません、勝つまでは」「ぜいたくは敵」というスローガンのもと、苦しい生活を余儀なくされた、当時の日本の様子を真剣に聞く6年生。
「学校で十分な勉強ができなかったこと」、「校庭が畑になり、食べ物を育てていたこと」、「招集令状が届き、戦いに行かなければならなかった男子の年齢が14才~45才だったこと」、そして、「召集令状がきても日本のために戦えることを嬉しく思わなければならなかったこと」、「女子は工場で戦争に必要なものを作っていたこと」など、現代では考えられないような当時の日本の姿に、驚きを隠せない6年生
「えー!」「まじで?」「そんなのうそだ・・・」「どうして・・・」など、色々なつぶやきが聞こえてきました
私たちは、この「何で?」という気持ちを、小学生の今だからこそ感じるまっすぐな気持ちを、生涯大切にして欲しいと思っています。
修学旅行で見ること、感じることをしっかり受け止めて欲しいです。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木下 琢磨
運用担当者 佐伯 和伸