校長のつぶやき
2025.9.30 健康委員会から「あさごはんで元気もりもり!」
校舎をうろうろしていると、1階のトイレの横に大きな掲示物を見つけました。
「あさごはんで 元気もりもり」というタイトルがついています。
どうやら、健康委員会が朝ごはんについて全校の子どもたちにアンケートをとり、学年ごとに集計してまとめてくれたようです。多くの子どもたちが朝ごはんをちゃんと食べているようで安心しました。
ご家庭でのよりよい生活習慣作りへのご努力に感謝、感謝です。
このグラフによれば、あと少しで朝ごはんを食べる人が100%に近づくようですね。
健康委員会は、「みそ汁が有効」だと提案しているようですから、ぜひ参考にしたいと思います。
高学年は家庭科でみそ汁づくりも学びますので、休みの日などにぜひ作って、おうちのひとたちにふるまってくれたらなおいいでしょうね。
朝ごはんを食べて、「パッチリ目覚め」で有意義な一日を過ごしましょう!
2025.9.30 小さい秋みつけた
いつものように車に乗って出勤。すると、車のエアコンから突然暖かい風が出てきてびっくりしました。
24℃の自動温度設定にしていたのですが...
モニターを見ると、車外温度は20℃を示していました。秋が大股で近づいてきたような朝でした。
そんな急な秋の足音にはものともせず、正門前のクスノキは堂々としたものです。
しかしよく見ると...
少しだけ赤くなった葉っぱが見え隠れしていました。
朝晩と日中の気温差が10℃以上ある日が続くようです。
あらためて「早ね・早起き・朝ごはん」と適度な運動、バランスの良い食事に気を付けて、健康で楽しい秋を楽しみたいものです。
2025.9.29 「Zinnia ジニア」って何?
早朝まで激しい雷が鳴っていたと、北園教頭先生から伺いました。
どおりで、不思議な空だと思ったのです。
厚い雨雲を切り取り、何か見えない手が押し広げているような空だったのです。
ふと、足元に目をやると、美しい花々が映りました。
同じ形の葉や花びらなのですが、オレンジや黄色、赤、白などの色があり、すてきなグラデーションで花壇を彩っているのです。用務の吉田先生のスゴ技ですね。
何でも知りたがる私は、何という花なのかを「Googleレンズ」を使って調べてみました。
和名では「百日草(ひゃくにちそう)」と言うようですが、普段は「ジニア Zinnia」と呼ぶのが一般的なようです。また、全体的には「不在の友を思う」「遠い友を思う」などの切ない花言葉がついているみたいです。
しかし、色ごとに花言葉が少し違うようです。どれも大事にしたいすてきな価値ですね。
赤:「幸福・絆」
白:「永遠に変わらない心」
オレンジ:「古き良き時代」「高貴な心」
これらが群れ咲いている花壇が、見る人に秋の豊かさと感動を与えてくれることは間違いなさそうです。
ご来校の折には、子どもたちの輝きに添えられた花壇の笑顔もぜひご覧ください。
2025.9.26 自由参観日(道徳)へのご来校、ありがとうございました!
今日26日(金)の午後は、「特別の教科 道徳」(※正式名称!)の自由参観日でした。
たくさんの方にご来校いただき、子どもたちのがんばりを直接見ていただきました。
お忙しい中にありがとうございました。
以下に、授業の様子を写真で紹介したいと思います。
(私は残念ながら、終日水俣に出張しておりましたので、内容に関するコメントは控えさせていただきます...)
5時間目(13:35~14:20)は、1~3年生の授業でした。
◎1年生「かぼちゃのつる」(節度・節制)
◎2年生「おじさんからのてがみ」(規則の尊重)
◎3年生「元気な子」(努力)
6時間目(14:30~15:15)は、4~6年生の授業でした。
◎4年生「交流学級の前に」(集団生活の充実)
◎5年生「真由、班長になる」(より良い学校生活)
◎6年生「ロレンゾの友達」(友情・信頼)
どうすれば「しあせな人生」を送ることができるでしょうか。
そこに、正解はありません。
ただ、そのための知識や知恵をなかまとの学び合いの中で獲得し、自分自身や自分が大切にしたいなかまや家族、地域社会の中で「よいと思うこと」をひとつひとつ実践し続けていくことが大事なのだと思います。
そんな子供たちの姿をしっかり見つめていきたいと思います。
2025.9.25 秋の交通安全運動
正門の坂の下の横断歩道では、1年担任の山下先生が交通指導をされていました。
子どもたちはきちんと手を挙げて渡っていきました。
裏門の三差路のところでは、2年担任の坂田先生が交通指導をされていました。
さすがです。上級生が見本を見せながら、安全に横断歩道を渡っていきました。
スクールバスのともだち号には、教務主任で理科担当の本田先生が乗車され、安全指導をされていました。
その他、馬場三叉路や八幡交差点でも、たんぽぽ学級担任の永田先生や吉良先生が街頭に立って交通指導をしていました。
本校では、今日25日(木)と26日(金)は「秋の交通安全運動」に伴う交通指導を行っているのです。
学校の付近では安全な登校ができていたようですが、各地域ではいかがでしょうか?
安全な歩行とともに、気持ちの良いあいさつなどはできているでしょうか?
この期間に限らず、子どもの安全な登下校と社会性の向上のために、学校と家庭・地域が力を合わせてどんどん声掛けをしていけたらと思います。子どもたちと家族や地域の今と未来が明るいものになりますように。
2025.9.24 小中連携で「スタート」を学ぶ
中央小学校と中央中学校は1小1中という関係です。
簡単に言うと、9年制の小中学校のような存在です。
今日3時間目に中央中学校の体育の今田先生をお迎えし、6年生が短距離走のより良い「スタートの仕方」を教えてもらいました。
まずは自由なスタートフォームで10m走のタイムを計りました。
その後、自分の「振り出し足」を確かめさせたうえで、スタートのより良いフォームを教えていただきました。
掃除の時間に校長室へ来た6年生男子に感想を訊いてみました。
「教えてもらって、速くなりました。スタートの時いつも体を立てていたんだけど、『もっと前に倒してみて』と言われたのでやったら、一歩目の踏み込みが強くなって、速くなりました」と喜んでいました。
同様に、掃除に来た女子にも訊いてみました。
「私は遅くなりました。今までと違うやり方だったので、身に付けるまでは時間が足りなかったです。でも、今日習ったやり方の方が速くなると思います。一つ一つの動きを丁寧に説明してくれたので、わかりやすかったです」と話してくれました。
何事も一朝一夕に身につくものではないと思いますが、新たな技術との出会いや人との出会いが、自分のより良い未来を創り出すきっかけになるということは間違いなく言えるでしょう。
お忙しい中に中央小まで指導に来ていただいた中央中学校の今田先生には感謝、感謝です。
今後も、小中連携を積極的に進めていきたいと思います。
2025.9.24 「おしえて箱」登場
22日(月)の昼休みに、事務の中村先生が校内放送で子どもたちに話をされました。
「来年度の学校予算の使い道について、皆さんの思いを反映させたいのです。学校にこんなものがあったらもっと楽しくてすてきな学校になるだろうな、こんなところが危ないので直してもらったらもっと安全で安心な学校になるだろうな ということを教えてください。」
今朝、児童玄関前のテーブルに「お知らせ箱」と記入用紙、分厚い教材カタログが準備してありました。
本校は「こどもまんなか中央小」をグランドデザインの中央に掲げています。子どもたちの「創造性」と「主体性」を育成して行きたいのです。
また、令和5年4月から施行された「こども基本法」には、
・すべての子どもが個人として尊重され、基本的人権が保障され、差別的な扱いを受けないようにすること
・すべての子どもが、適切に育てられ、愛され、保護されること。教育を受ける機会が等しく与えられること
・すべての子どもが、意見を表明したり、社会活動に参加したりする機会があること
・すべての子どもの意見が尊重され、最善の利益が考慮されること
と記されています。
子どもたちが自分に関わりのあることに意見を表明し、それが尊重されることを大事にしていくことが重要です。もちろん、個人の意見の主張だけでなく、なかまと折り合いをつけ、実践し、改善していく経験も含めてです。
中央小学校では、そういう機会をあらゆる場面で大事にしていきます。
2025.9.22 困ったなぁ...
土日明けの月曜日。今日がんばったら、明日は休み!
空から降り注ぐ光の束が勇気づけてくれるような朝の空でした。
なんだかいろいろな感情が渦巻く今週の始まりです。
先週、「校長先生、『美里町のステキなところ』をテーマに、『俳句』をつくってみませんか」と来校された方からお話をいただきました。某テレビ番組で芸能人の方が素晴らしい作品を作っておられるのをたびたび見かけはしますが、いざ作るとなると、なかなかひねりだせるものではありません。
そんなことも考えながら、今日も校舎の内外をうろうろしていました。
中庭の池に寄ってみました。
金鯉のルイスが悠然と泳ぐ様子を、少し弱りが見え始めた蓮の葉たちがぼんやりとながめていました。
動と静、輝きと衰え、そして受け継いでいくものという姿をかすみ網越しに見つめながら、「今という瞬間」を生きていることの有難さを1枚の写真に納めてみました。
児童昇降口から、運動場に目をやりました。
中学校の先生に陸上競技を学ぶ学習を控え、6年生たちが運動場に真っ白なラインを引いたり、走路の草をとったりしていました。何もない土や砂のキャンバスに鮮やかな白い線が加わり、なんだか気合の入った、たましいが込められた運動場になったように感じました。子どもたちの思いもそこに記されているようでした。
「美里町のステキなところ」は、どこにでもあふれているようです。中央小にもたっくさんあるようです。
もしかすると、それを当たり前のように感じさせてしまうほどのあたたかさが、美里町のステキなところなのかもしれません。
これを「俳句」にするというのは...
はぁ...ますます難しくなったなぁ。 幸せなことだけれど、困ったなぁ...
2025.9.22 わくわくワンダーランド図書室
図書室の廊下にかわいいぶどうが吊り下げられていました。秋ですね。
中入ってみました。すると...
草むらに隠れた虫たちがいました。
へぇー、この声はこんな虫が出しているんだなあとわくわくする掲示があふれていました。
さらに、虫の音の効果音も流されていて、まるで外の草むら付近に寝そべっているかのような感覚になりました。ほっとする空間でした。
ほかにも、こんな掲示や電子黒板による案内がなされていました。
本校の学校司書の先生はすごいです!
アイデアマンで、子どもたちが本に親しむことができるような工夫をどんどんしてくれています。
本当にありがたいです。
「読書の秋」です。たくさんの本を読んで、すてきな言葉たちに出会いたいものですね。
2025.9.19 曼殊沙華
赤いてのひらを大きくひろげ そのうでを静かに 空へ空へと伸ばしています
つかみ取りたいのは とんぼでしょうか 雲でしょうか
それとも 夢でしょうか
正門の横で、赤くて小さいけれど、すてきな幸せを見つけました。
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