校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.11.10 立冬を過ぎて

学校へ出勤して駐車スペースに入ってきたところ、一面に鮮やかなオレンジ色が広がっていました。

何だと思いますか?

キンモクセイの花が散っていたのです。

強い風でも吹いたのでしょうか。雨が降り落したのでしょうか。

 

11月7日(金)は暦の上では「立冬」でした。

確かに冬の訪れのようにぐっと気温が下がった日はあったのですが、日中は25℃以上ある日が続き、体がついていっていない気がするのです。

どうもそれは人間だけではなさそうです。

校内の葉が全て落ちてしまった桜の木に1輪、2輪と、花が咲いているのです。

桜の目覚まし時計が、この変な気温変化に騙されてしまったのではないでしょうか。

動物も植物も、この気候の変化に振り回されているようです。

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2025.11.7 3年生図工「鑑賞」の授業

3年生は図工で、鑑賞の授業をしていました。

まずは、有名な作品のパズルを2~3人で組み立てると...

レオナルド・ダ・ビンチ「モナリザ」と葛飾北斎「神奈川沖浪裏」が完成しました。

ふたつの作品の背景を確認したら、「何がかいてあるかな」「どんなことを感じるかな」等の気付きを考えます。

気づきを付箋紙に書いて班で話し合います。

たくさんの発見があったみたいで、いっぱい手が挙がります。3年生は勉強をすごく楽しんでいるようです!

名画と呼ばれるものには、たくさんの工夫と秘密が隠されていることがわかりました。

ぜひ今後も、たくさんのステキな絵に出会わせたいものですね。ひょっとすると、この中から将来の名画伯が現れるかもしれませんよ!

そんな夢を抱かせるような、活気のある3年生の学習のようすでした。

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2025.11.7 たんぽぽ1組 算数の授業

およその形を考えて面積や体積を求めるという6年生の算数の授業でした。

前の時間の学習を振り返ったうえで、身近にあるものの体積について求めてみようという学習に入りました。

ランドセルはどんな形に近いでしょうか。「直方体」ですね。

実際にメジャーで測ったりもしました。考え方の学習なので、計算は電卓も活用します。

永田先生の適切なヒントやアドバイスも活用しながら、どんどん課題にチャレンジし、答えを出していきました。式もワークシートにどんどん記入し、これまで習った円の公式などもうまく使っていました。積極的に学んでいる様子にとってもうれしくなりました。

量に関する単位の換算について振り返りながら、給食で毎日飲む牛乳パックの容積を実物をもとにしながら計算し、表記してある数値との違いの不思議などにも触れていました。

 

小学校段階の算数は、日常生活の中でも使える内容があふれています。学びを使いこなせるまで日常生活の中でどんどん活用していくことが定着するうえで大事ですね。

また、どう考えたら解決につながるのかという、問題解決能力や段取り力も身につく教科です。やればやるほど自分の今と将来に役に立つわけです。これは、やらないと大損かもです。

 

今後も、個に応じた内容や進度で、楽しみながら学習を続けてくれることだと思います。

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2025.11.6 全校集会(校内人権月間に向けて)

11月は「校内人権月間」です。また、生活目標が「思いやりのある行動をしよう」ですので、「『思いやりのある行動』とは何か」について考えてもらいました。

思わぬことで花びんを落としてしまい、花びんに大きなヒビを入れてしまったナオコ。

「このことはだまっていて!」と頼まれたカズエがとるべき「思いやりのある行動」とは?

隣同士で少し考えてもらった後に手を挙げてもらいました。結果は以下のとおりでした。

   〇「黙っておく」7~8名    〇「正直に話す」それ以外の児童

「黙っておくことは、ナオコの願いをかなえ、一時的にホッとさせることはできるけれども、そのことは親友にうそ・ごまかしをし続ける苦しみをずっと持たせることになるよね。それは、相手を困らせることにならないかな?」と話しました。

 

「たとえば、『宿題?しなくてもいいんじゃない。ゲームで忙しいもんね。いいよいいよ』と話すことは思いやりのある行動かな?」と尋ねると、「勉強がわからなくなる」「なりたい夢がかなわなくなる」などの返答がありました。「でも、『宿題をしましょう」って言われると、なんかイヤだなっても思うよね」という対話をしました。

「『思いやりのある行動』は、相手にとって、最初は厳しいように感じられることもあるから、勇気のいることかもしれない。でも、本当に大事にしたい相手なら、勇気をもって『思いやりのある行動』をしてみたらどうかな。そんな1ヵ月にしましょう!」

ぜひご家庭でも、いろんな場でも話題にしていただき、みんなで「差別や偏見をなくすなかま」になることを真剣に考え、行動に移す11月にしていきましょう。

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2025.11.6 〇〇ムーン

昨夜は、今年最大の満月「スーパームーン」でした。

午後8時26分に月は地球に最接近し、地球の中心と月の中心の間の距離は約35万7000kmまで近づいたそうです。ちなみに、一番遠い時より約5万km近いそうです。(※地球一周 4万km)

ちょうどその時間に自宅に着き、空に満月を認めたのですが、そんなに大きく感じなかったので、写真を撮り損ねてしまいました…残念。代わりに、フリー素材のブルースーパームーンのイラストをどうぞ。

個人的な話で恐縮なのですが、私は多種多様の広くて浅い趣味をたくさん持っています。

その中のひとつが「映画鑑賞」です。自宅近くに映画館があるせいか、平均して月に3~5本の映画を見ています。先月の終わりに、「ストロベリームーン 余命半年の恋」を見ました。ついでにその続編である「コールドムーン」も本で読みました。前日に「秒速5センチメートル(実写版)」を見ており、どちらも思い出の中の心象風景の美しさと登場人物の心の動きにすごく共感しました。私を含め、誰しもが通ってきた道だなぁと。

ここは学校ホームページなので、映画評はここまでにします。

 

 近年、「〇〇ムーン」というおしゃれな満月の名前をよく聞きませんか? ドラマにも「ブルームーン探偵社」なんていうのがあったなぁという記憶があります。日本だと、栗名月とか芋名月ぐらいですけれども。

ここはやはり調べたくなってしまいました。いろいろあるものですね。

  1月:ウルフムーン   2月:スノームーン   3月:ワームムーン

  4月:ピンクムーン   5月:フラワームーン  6月:ストロベリームーン

  7月:バックムーン   8月:スーパースタージョンムーン(ブルームーン)

  9月:スーパーハーベストムーン   10月:スーパーハンターズムーン

 11月:スーパービーバームーン    12月:コールドムーン

 

それぞれに由来や意味があり、その月に願い事をすると叶う事柄も様々あるようです。

これから空気が透きとおる季節が続きます。時には月や星を見上げながら、それらが語り掛けるささやきや物語に耳を傾けるのも秋冬の楽しみではないでしょうか。

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2025.11.5 校内の掲示板が次々と豊かに

児童玄関の掲示板にはかなりの期間、運動会のスローガンを掲示していたのですが、動きのある掲示をしようと、模様替えを始めました。

教員業務支援員の本田先生が積極的に動いてくださり、各委員会が学校運営協議会や児童集会でプレゼン発表した内容をキレイに掲示していただきました。

真ん中の生活目標のところは、今後各学級の目標が加わるとのことでした。

ちなみに、職員室の外廊下にある地域連携や保小中連携の掲示板も随時更新していただいてます。 

 

ご来校の折は、掲示物などにも目を向けていただきますと、いろいろな発見があると思います。

ぜひご覧ください!

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2025.11.4 3年学活「芋ほり」大豊作!

「収穫の秋」とも言いますが、さつまいももそんな時期を迎えました。

6月6日(金)にさつまいもの苗を植えてから5ヵ月。3年生はわくわくしながら学校近くの畑に出かけていきました。コスモスの花も揺れています。

地域の方の多くの協力も得ながら、どんどん掘り進んでいきます。

だいぶ頑張ったけど、まだまだ3分の1しか進んでいません。まだまだ掘ります。

 

子どもたちに、「このさつまいもをどうやって食べたい?」と尋ねると、

「大学いも!」という声が一番多かったです。次が「スイートポテト!」ときました。

私のイメージは「焼き芋」一択だったので…ジェネレーションギャップを感じてしまった次第です。orz…

 

協力していただいた方は、「やっぱ雨もいもがでくっとには必要なごたっね。去年は雨が降らんで全然とれんかったけど、今年は豊作ばい!」とおっしゃっていました。きれいでいいサイズ感のいもがたくさんとれて、子どもたちも大喜びでした。

とれたさつまいもを使ったメニューも給食に登場するとのことで、まだまだ収穫の喜びが続きそうです!

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2025.11.4 5年総合「掛け干しもち米の脱穀」

10月27日(月)に稲刈りをし、掛け干ししてからおよそ1週間が経ち、脱穀の時期がやってきました。

以前勤務していた菊池管内の小学校では、農家の方から「もち米は『走る』まで干さなん!」と言われていました。

「米が走る」 聞き慣れない表現かと思います。

うるち米は干すと透明に近づくのですが、もち米を干すと真っ白になります。

水分量が減って、真っ白になった状態を「走る」と言うそうなのです。美里町では何と言いますか?

 

さて、5年生による脱穀が始まりました。

左側が昔ながらの道具を使っての脱穀、右側が機械を使った脱穀です。両方体験しました。

まずは、「千歯こき」による脱穀です。

左が手作業、右が足踏み式です。スピードが断然違いますね。

さらに、「唐箕(とうみ)」による実とわらの選別です。「手箕(てみ)」よりも大量かつスピーディーに分離できますね。ただ、手回しのスピードとその安定が難しいようでした。

機械の方は、さすがに速いです。

 

今年は作柄もいいようで、蒔いた種もみの約150倍の収量になったのではないかとの話でした。

今後5年生はこの掛け干ししたもち米の販売に向けて学習と実践を進めていきます。

その節にはぜひご協力をいただけたらと思います。かなりおいしいもち米に仕上がっています。

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2025.10.31 雨の10月最終日

昨夜から少しだけ温かい雨が降り続き、二宮金次郎も憂鬱気味に立ち尽くしつつ、読書に励んでいるようです。

 

10月もいよいよ最終日となりました。

保健室の前にはどーんと、

本物そっくりの目が掲示してあります。階段を下りてくると正面にあるので、毎回ドキッとします。

保健室では、6年生が視力検査を行っていました。視力は依然と比べてどうだったのでしょうか。

10月は「目の愛護月間」でしたが、テレビやゲーム機器、パソコンやタブレット、携帯など、「画面から光を発する機器を凝視する時間」を減らすことができたでしょうか?

 

近いものを凝視すると、目のレンズ(水晶体)を膨らませようと、それをコントロールする筋肉(毛様体筋)が収縮します。また、光の量を調整する瞳孔も小さくし続ける必要が出てきます。

それが続くと、毛様体筋が筋肉疲労を起こすことにより目がかなり疲れ、一時的な近視(仮性近視)が起きることになります。頭痛やめまい、吐き気を起こすこともあるようです。

 

結果的に、目のピントを合わせる力が弱くなり、将来の視力に大きな影響を与える可能性があります。

メディア機器を凝視する時間をできるだけ減らし、その分読書や家族の対話に使うといった、時間活用デザインの見直しに今後もぜひ取り組んでいきましょう。

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2025.10.30 においに誘われて

4時間目に入り、おなかもすいてきました。

給食室から漂ってくるにおいをクンクンしようと、教室棟の2階の窓から鼻をちょこっとのぞかせてみたところ、ちょっと違うにおいが届きました。トイレの前だったからでしょうか、キンモクセイのような香りがしたのです。

窓の外をよく眺めてみると、

あの特徴的なやまぶき色の花はどこにも見当たりません。

(あれっ、何の匂いなのだろう?)

下まで降りて、近づいてみました。

何だか、白くて小さい花がびっしり咲いています。

鼻を近づけてみると、やまぶき色ではないけれど、うっすらとキンモクセイのようなにおいがします。

こうなると、またもやGoogleレンズの登場です。

 

この木は、「ギンモクセイ(銀木犀)」のようです。キンモクセイ(金木犀)と比べて香りは控えめで、顔を近づけないとわからないほどの優しい芳香が特徴なのだそうです。どうりでそんなに香りが強くないわけです。

 

ちなみに花言葉は「初恋」「高潔」「あなたの気を引く」なのだそうです。

しっかり私の気を引いてくれました。

名前を知ると、さらにこの木が私の身近になったような気がしました。木だけに…。

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