校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.11.26 6年修学旅行記⑤

2日目は「キッザニア福岡」。60以上のお仕事体験ができる施設ということで、将来の夢のヒントを得られるかもしれません。担当の方から説明を聞いて、いざ入場です。

 

ここからは、写真あれこれでどうぞ。

 ほかにもたくさんのお仕事体験をしたのではないかと思います。将来目指したいもののヒントが見つかればいいかなと思います。ご家庭で詳しい話を聞いてみてくださいね。

 

キッザニア福岡は、ららぽーと福岡という施設に併設されています。

帰りのバスの車窓から見えたものを思わず撮影しました。 

実寸大のガンダムが立っていました。子どもたちに話したら、あんまりピンと来ていなかったようでした。

世代が違うのでしょうかね。

 

しっかり楽しんだ後はいよいよ帰校です。バスに乗って、16:45ごろ到着しました。

解団式では、2日間の感想発表やお礼などが続きました。

子どもたちはこの2日間、とても立派な態度でたくさんのことを学び取ってきました。修学旅行での学びを今後どう生かすか、それが最も大事です。期待して見つめていたいと思います。

 

保護者の皆様におかれましては、見送りやお迎えなど、本当にありがとうございました。

また、5回にわたって投稿した修学旅行記を最後まで見てくださった読者のみなさまにも感謝申し上げます。 

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2025.11.26 6年修学旅行記④

伊王島のおしゃれな感じのホテルに到着しました。

ロビーで入館式を終えて、各部屋に向かいます。まずは夕食です。

ディナービュッフェの始まりです。好きなものを好きなだけ食べられるとは…

お風呂に入って22:00に消灯しました。おやすみなさい。

 

朝は6:00起床。部屋によっては、もっと早く起きていつでも出かけられる状態だったところもありました。

朝食もモーニングビュッフェ。すごいですね。

退館式を終えて、2日目の活動地である福岡に出発しました。

続きは、6年修学旅行記⑤にて。

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2025.11.26 6年修学旅行記③

オレンジ色のベストを着た2人のボランティアガイドさんが案内をしてくださるということで、2つの活動班に分かれて歩き始めました。私は男性のガイドさんのグループについて行ったので、そちらを紹介します。

ユーモアを交えながら丁寧に説明いただいたり、ここはメモしましょうと、具体的に教えていただいたりしました。一言も聞き漏らすまいと耳をそばだて、一生懸命記録する子どもたちの姿が見られました。

そんな6年生の姿が、とてもかっこよく見えました。

 山里小学校では、「あの子らの碑」に平和を守る決意を込めて黙とうをしました。如己堂や永井隆資料館では映像をもとに原爆直後の人々の努力の足跡を感じました。美しいレンガ造りの浦上天主堂では、ステンドグラスの美しさに目を奪われながらも、復興に向けて努力を続けた人たちの思いを受け取りました。

最後の原爆落下中心地では、青空を見上げ、こうして今を平和に生きられることの感謝を改めて感じることができました。

 

けっこう修学旅行生や一般の旅行者も多く、回るのに時間がかかったので、少し足早に原爆資料館を見学し、平和集会の会場である追悼平和祈念館の「追悼空間」へ入りました。厳かな雰囲気の中で、真剣な6年生の子どもたちの声が響きました。決意のようなものも感じました。

平和を守り続けるのは、これからを生きる人々一人ひとり。自分自身の心の中にある争いの火種に気づき、それを解消していくために、何を学び、どう生きるか。それを問われたような気がしました。

 

さて、いよいよ1日目の活動も終わり、ホテルへ向かいます。

続きは、6年修学旅行記④にて。

 

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2025.11.26 6年修学旅行記②

グラバー園の下にあるホテルに到着し、被爆2世の大越富子先生による被爆体験講話を伺いました。

司会進行は中央小が担当でしたので、前に出て会を進めました。

どんなお話だったのかは、お子様から詳しく聞いていただけたらと思います。

命を大切に生きてほしいという大越先生の温かくも力強いメッセージが心に残りました。

大越富子先生、本当にありがとうございました。

 

終了後に同じ会場で、昼食となりました。長崎名物「トルコライス」をいただきました。長崎に来たなぁという実感を得ました。

おなかも満足したところで、平和公園へ向かいました。

とても良い天気の中、平和記念像の前でパチリ。

ここから2班に分かれて「フィールドワーク」が始まるのですが、それは「6年修学旅行記③」にて。

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2025.11.26 6年修学旅行記①

重なるときは重なるもので、様々な出張や会議が連続し、久しぶりの投稿となりました。

11月20日(木)~21日(金)の日程で、6年生と修学旅行に行ってまいりましたので、数回に分けて投稿したいと思います。

大きなかばんを大事そうに抱えながら集まってくる6年生のわくわくした表情が印象的な朝でした。

たくさんの保護者の方に見守られながらの結団式。緊張感のある感じでスタートしました。

校長先生の話の冒頭で、「修学旅行、楽しみにしてた人?」と全体に問いかけると、挙手がパラパラ...

保護者の方の「エーッ?」という声。(大丈夫かい?!)と思いつつも、平和を守り続けるために自分に何ができるかを見つけること、自分の将来のイメージをもつきっかけをつかむことを目標に2日間を過ごしましょうと話しました。

 

後からわかったのですが、見つめられている緊張感とこれから何が始まるのかという思いに飲み込まれて手を挙げられなかったようです。長崎に入るころにバスの中でガイドさんが同じ質問をしたら、ほとんどの子が手を挙げていましたから。

 

熊本港に到着すると、バスガイドさんからかっぱえびせんの小袋をひとり1袋ずつもらいました。

おやつではありません。「かもめのえさ」なのです。それをもってフェリーに乗船しました。

まーぁ、すごい数の興奮状態のかもめたちに取り囲まれ、子どもたちも大興奮です。まるで、ヒッチコックの映画を見るようでした。(わかりますか?)

フェリーを降り、再びバスに乗って長崎市内に向かいました。車内では原爆被害にあった方の手記をもとにした動画を見て学習をさらに深めていきました。

 

続きは、6年修学旅行記②にて...

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2025.11.25 校内人権教室

今日は、人権啓発委員さん4名をお迎えしての「校内人権教室」です。

人権環境委員さんの開会の言葉で始まりました。前半は、人権SOSについての人形劇でした。

後半は、人権啓発ビデオ「いじめと戦おう!みんなでできること」を視聴しました。

しいんとして、真剣なまなざしで見つめる子どもたちでした。

「いじめを未然に防ぎ、なくすために、自分にはどんなことができるだろう?」

視聴後に、それぞれに書いてみました。どの子も一生懸命に書いていました。鉛筆の音が響いていました。

何人かの子どもたちが感想や思いを発表してくれました。

「いじめはだめだよと言う。それでもだめなら先生に伝える。」

「相手の気持ちを感じ、そんなことはやめようと話す。」

「はげますことでいじめを防ぐ。」

といったような意見が出されました。映像をもとに、自分のことと重ねてよく考えているなと思いました。

11月は校内人権月間です。

それぞれが違って当たり前。その当たり前を認め合いながら、自分らしく生きていくことができるために、自分はどう考え、どう行動したらいいのだろうか。そんな心を耕す11月になってくれたらと願っています。

 

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2025.11.19 5年生かっこいい!!「花いっぱい運動」

業間、子どもたちが縦割り班ごとに運動場に集まって、何やら作業をしています。

5年生のとにかくかっこいい姿を目撃しました!

 

これは、「卒業式に向けて 花を育てようプロジェクト」ということで、縦割り班ごとに一人一鉢の花植え(花いっぱい運動)をしていたのです。

昨年度までは学年ごとに植えていたのですが、「子ども真ん中 中央小」としては、子どもたちのリーダーシップを高めようと、今年度からは縦割り班で作業することになったのです。

また、卒業式に飾る花を育てることを目的としているため、人権環境委員会と5年生がリーダーとなって鉢や苗、作業の進め方の説明と補助などを行いました。

5年生が縦割り班のみんなに作業の仕方をして見せながら説明したり、お手伝いを率先して取り組んでいました。それも自信を持った、すてきな笑顔で! それがとにかくかっこよかったんです。下学年の子どもたちもあこがれのまなざしで見つめているのが手に取るように伝わってきました。

私も5年生に教えてもらいながら、一緒に植えました。名札も5年生が準備してくれていました。ありがとう!

思いやりをもって行動し、やり方を一緒にやさしく教える5年生の姿が本当にすてきでした。

すべての片づけが終わった後、5年生は担任の谷口先生を中心に集まっていました。いいなかまになってきたなぁと遠くからながめていました。ずっとながめていました。

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2025.11.18 4年国語「ごんぎつね」の授業

3時間目に4年生の授業を見に行きました。

昔からある「ごんぎつね」の国語の授業でした。今日は最終場面ということで、子どもたちが単元の最初から疑問に思っていた大きな課題「ごんはかわいそうなきつねなのだろうか?」について追究する学習でした。

主人公であるごんと対役である兵十の心の距離を視覚的にとらえながら、自分の考えを作っていく子供たち。いっぱい書き込みのされた本文から根拠を探す姿がありました。

そういったことに興味関心をもって、主体的に取り組むことができるようになってきている4年生の姿をうれしく感じました。

その後、自分の考えを班でさらに協議し深め合う学習へと進みました。

「ごんはかわいそうなきつねなのだろうか」という問いに対し、〇と✖の答えが出ました。

〇と回答した子は、「兵十を幸せにするという夢を実現できなかったから」など。

✖と回答した子は、「死んだけれども、兵十のそばにいて、ひとりぼっちじゃなくなったから」など。

どちらも素晴らしい読み取りができていました。どちらも正解だと思います。

 

登場人物の心情の変化とその構造に対して、いかに叙述をもとに自分の考えとその理由をもち、深められるかが4年生国語における物語の授業の大きな価値です。

そういう意味でも4年生たちのすてきな学びの場面に出会うことができました。すばらしい4年生の姿でした!

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2025.11.18 5年道徳「家族のために」の授業

2時間目に5年生の教室に行くと、「家族のために」という道徳の授業があっていました。

集中して自分の考えを整理し、まとめている姿がさすが高学年!という感じです。

考えを書いた子は担任の谷口先生に見せに来るシステムのようです。

さらに、早く書けた子からどんどん相手を代えながら意見交流をしています。考えと理由を大事にした対話ができていました。さすがです! あとからは、私にも話しかけに来ました。すばらしい!

谷口先生と子どもたちとの温かくも軽妙な対話を通して思いを確かめたり深めたりする様子が見られました。

最後は、GReeeeNの「父母唄」を流され、温かくしっとりした中で授業が締めくくられました。

  ♪ 幼い頃 あれは夏の日 あなたの背中で寝た帰り道

    遊び疲れ 僕遅くなり あなたに心配かけていた日々

    あれからいくつか年月も過ぎ 少し生意気盛り 反抗期

    体当たりで叱るあなたの心の奥に 少し触れました ・・・

 

すてきな学習をしているなと思いながら、教室を後にしました。

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2025.11.17 5年茶道体験教室

いま世界は「抹茶」ブームの真っ只中。抹茶味のラテやアイスといったスイーツが火付け役となり、世界中の消費者がこのきめ細かな粉末のお茶を追い求めているそうです。

2024年の抹茶を含む日本の粉末緑茶の輸出額は輸出茶全体の75%にあたる272億円に達し、2019年の3倍となっている点からも、そのブームの大きさが感じられますね。

 

さて、美里町はお茶の産地としても有名であり、子どもたちも茶園の整備や茶摘みなどに触れることな多いものの、「お茶を淹れて飲む」という習慣が昔よりは減ってきている家庭が多くなっています。

そういったこともあり、東家先生にお願いして、今年も5年生による茶道体験教室を開催しました。

まずは座学。穏やかな言葉としぐさで子どもたちの興味関心をひきつけながら、テンポよく進んでいきます。

こうやってみると、日本文化や生活の中に茶道の世界が大きく影響を与えていることを感じました。

 

続いて実技です。

 東家先生のお点前をまねて、手を動かしてみました。

それから、お菓子をいただきました。「お先にいただきます」など、心配りを大事にした言葉かけも学びました。

教えていただいたお作法に沿って、「亭主」役のグループが茶筅を使ってお茶をたて、「客」役のグループにふるまいます。器の回し方にも作法があります。丁寧にまねて上手にいただくことができました。

 

5年生のキラキラ・わくわくした眼が印象的な茶道体験教室でした。

終わった後に私も東家先生から一服立てていただきました。お茶をたてる一つ一つの動作と、器からてのひらに伝わるあたたかさ、そして立ち上がる抹茶の香りが至福の時間を生んでくれました。

東家先生、お手伝いいただいた中原先生、本当にありがとうございました。

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