校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.11.19 5年生かっこいい!!「花いっぱい運動」

業間、子どもたちが縦割り班ごとに運動場に集まって、何やら作業をしています。

5年生のとにかくかっこいい姿を目撃しました!

 

これは、「卒業式に向けて 花を育てようプロジェクト」ということで、縦割り班ごとに一人一鉢の花植え(花いっぱい運動)をしていたのです。

昨年度までは学年ごとに植えていたのですが、「子ども真ん中 中央小」としては、子どもたちのリーダーシップを高めようと、今年度からは縦割り班で作業することになったのです。

また、卒業式に飾る花を育てることを目的としているため、人権環境委員会と5年生がリーダーとなって鉢や苗、作業の進め方の説明と補助などを行いました。

5年生が縦割り班のみんなに作業の仕方をして見せながら説明したり、お手伝いを率先して取り組んでいました。それも自信を持った、すてきな笑顔で! それがとにかくかっこよかったんです。下学年の子どもたちもあこがれのまなざしで見つめているのが手に取るように伝わってきました。

私も5年生に教えてもらいながら、一緒に植えました。名札も5年生が準備してくれていました。ありがとう!

思いやりをもって行動し、やり方を一緒にやさしく教える5年生の姿が本当にすてきでした。

すべての片づけが終わった後、5年生は担任の谷口先生を中心に集まっていました。いいなかまになってきたなぁと遠くからながめていました。ずっとながめていました。

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2025.11.18 4年国語「ごんぎつね」の授業

3時間目に4年生の授業を見に行きました。

昔からある「ごんぎつね」の国語の授業でした。今日は最終場面ということで、子どもたちが単元の最初から疑問に思っていた大きな課題「ごんはかわいそうなきつねなのだろうか?」について追究する学習でした。

主人公であるごんと対役である兵十の心の距離を視覚的にとらえながら、自分の考えを作っていく子供たち。いっぱい書き込みのされた本文から根拠を探す姿がありました。

そういったことに興味関心をもって、主体的に取り組むことができるようになってきている4年生の姿をうれしく感じました。

その後、自分の考えを班でさらに協議し深め合う学習へと進みました。

「ごんはかわいそうなきつねなのだろうか」という問いに対し、〇と✖の答えが出ました。

〇と回答した子は、「兵十を幸せにするという夢を実現できなかったから」など。

✖と回答した子は、「死んだけれども、兵十のそばにいて、ひとりぼっちじゃなくなったから」など。

どちらも素晴らしい読み取りができていました。どちらも正解だと思います。

 

登場人物の心情の変化とその構造に対して、いかに叙述をもとに自分の考えとその理由をもち、深められるかが4年生国語における物語の授業の大きな価値です。

そういう意味でも4年生たちのすてきな学びの場面に出会うことができました。すばらしい4年生の姿でした!

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2025.11.18 5年道徳「家族のために」の授業

2時間目に5年生の教室に行くと、「家族のために」という道徳の授業があっていました。

集中して自分の考えを整理し、まとめている姿がさすが高学年!という感じです。

考えを書いた子は担任の谷口先生に見せに来るシステムのようです。

さらに、早く書けた子からどんどん相手を代えながら意見交流をしています。考えと理由を大事にした対話ができていました。さすがです! あとからは、私にも話しかけに来ました。すばらしい!

谷口先生と子どもたちとの温かくも軽妙な対話を通して思いを確かめたり深めたりする様子が見られました。

最後は、GReeeeNの「父母唄」を流され、温かくしっとりした中で授業が締めくくられました。

  ♪ 幼い頃 あれは夏の日 あなたの背中で寝た帰り道

    遊び疲れ 僕遅くなり あなたに心配かけていた日々

    あれからいくつか年月も過ぎ 少し生意気盛り 反抗期

    体当たりで叱るあなたの心の奥に 少し触れました ・・・

 

すてきな学習をしているなと思いながら、教室を後にしました。

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2025.11.17 5年茶道体験教室

いま世界は「抹茶」ブームの真っ只中。抹茶味のラテやアイスといったスイーツが火付け役となり、世界中の消費者がこのきめ細かな粉末のお茶を追い求めているそうです。

2024年の抹茶を含む日本の粉末緑茶の輸出額は輸出茶全体の75%にあたる272億円に達し、2019年の3倍となっている点からも、そのブームの大きさが感じられますね。

 

さて、美里町はお茶の産地としても有名であり、子どもたちも茶園の整備や茶摘みなどに触れることな多いものの、「お茶を淹れて飲む」という習慣が昔よりは減ってきている家庭が多くなっています。

そういったこともあり、東家先生にお願いして、今年も5年生による茶道体験教室を開催しました。

まずは座学。穏やかな言葉としぐさで子どもたちの興味関心をひきつけながら、テンポよく進んでいきます。

こうやってみると、日本文化や生活の中に茶道の世界が大きく影響を与えていることを感じました。

 

続いて実技です。

 東家先生のお点前をまねて、手を動かしてみました。

それから、お菓子をいただきました。「お先にいただきます」など、心配りを大事にした言葉かけも学びました。

教えていただいたお作法に沿って、「亭主」役のグループが茶筅を使ってお茶をたて、「客」役のグループにふるまいます。器の回し方にも作法があります。丁寧にまねて上手にいただくことができました。

 

5年生のキラキラ・わくわくした眼が印象的な茶道体験教室でした。

終わった後に私も東家先生から一服立てていただきました。お茶をたてる一つ一つの動作と、器からてのひらに伝わるあたたかさ、そして立ち上がる抹茶の香りが至福の時間を生んでくれました。

東家先生、お手伝いいただいた中原先生、本当にありがとうございました。

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2025.11.14 息白き 霧の朝

在雲外蒼天(雲外に蒼天あり)

雲の上には青い空が広がっているように、困難を乗り越えた先には明るい未来があるということを示唆した有名な言葉です。

 

今朝は前がよく見えないほどの濃い霧(あるいはもや)に包まれた世界の中を通って学校へ来ました。

吐く息も白くなり、冬の訪れを一層感じた朝でした。

しかし、日が昇るとともに霧が晴れ、すてきな青空が広がり始めました。

朝から子どもたちは「全校おにごっこ」を楽しんでいます。青空のもとで元気で、笑顔で駆け回っている姿を見ると、幸せだなぁと感じるとともに、今日の朝の天気のように子どもたちとこの地域の明るい未来も強く感じました。

ただそれだけの話です。

でも、その「ただそれだけの話」がとってもすてきなことだと私は思うのです。

幸せって、そんなもんです。それでいいんです。

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