校長のつぶやき

校長のつぶやき

2026.10.1 花開く

いよいよ10月に入りました。

あと10日ほどで、本年度のいわゆる前期が終了です。

本校は3学期制ですが、通知表は年2回ということで、10月9日(金)が通知表をお渡しする日。子どもたちの成長やがんばり、今後の目標などをしっかり伝えられるよう、先生方もがんばっています。

 

中庭を歩いていると、何と朝顔が咲いていることに気づきました。

何でしょうね、季節外れではあるものの、命を咲かせようと頑張っているんだと思います。

1時間目終わりのチャイムが鳴ったので、渡り廊下を渡り、校長室へ戻ろうと歩みを進めていると、階段の踊り場に上から降りてくる子どもの姿がありました。

そのままそこに座り込んで、何か掲示板を見つめ始めました。

あまりにも一所懸命見つめ、勉強をしているような感じだったので声はかけられなかったのですが...

その子が立ち去った後、何を見ていたのか踊場へ見に行ってみました。

ことわざ集でした。いつの間にかリニューアルしていました。

小さい机兼いすが置いてあるところを見ると、日ごろの学習にも使っているのでしょう。

細やかな気遣いが素晴らしいですね。

 

ふと、「念ずれば花開く」という熊本県出身の詩人、坂村真民さんの詩の一部が頭に浮かんできました。

学びに対してどん欲になると、いろいろな花が自然と開いていくんだなという意味で。

 

私は、坂村真民さんの「花」という詩も大好きです。

  「花」  坂村真民

   花には

   散ったあとの悲しみはない

   ただ一途に咲いた喜びだけが残るのだ

 

朝顔も子どもも、もしかしたら私も、ただひたすらに今を生き、自分なりの花を咲かせる喜びを感じ続けていくものなのでしょうね。そうであれば幸せだなぁと思うのです。

2026.9.30 9月最後の校内散歩

今年の夏以降で初めてじゃないでしょうかね。

出勤しようと車のエンジンをかけたところ、フロントガラスが曇っていて、ワイパーをかけてもすぐ曇ってしまうんです。それで、今年の冬以来初めて「デフロスター」って言うんですかね、ダッシュボードにある吹き出し口からフロントガラスに向かって集中的に風を送る機能を使いました。外気温計は19℃を示していました。

9月の最終日にして初めて、本格的な秋になってきたことを実感した朝でした。

降り続いた雨も上がり、今日は快晴です。子どもたちが作った中央北まつりの旗も国旗や町旗と一緒に掲げられています。

ずっと晴天が続いていたときは、「雨が少しでも降らんかな」とつぶやいておきながら、いざ雨が降ると「いつまで降り続けるんかな。もうそろそろいいんじゃない」だなんて、人間は実に勝手です。私だけかもしれませんが。

それにしても、さわやかな朝の空気はなんだかうれしいですね。

 

いつものごとく、子どもたちの伸びようとする姿に出会いたくて校内をうろうろしている私ですが、今日は廊下の掲示物に注目してうろうろしてみました。

保健室前の掲示板に「ほめ言葉、こんなのがありました」というタイトルの掲示物がありました。

健康委員会が「ほめ言葉さがし」の取組をしているようです。見つけたらポストに入れるという仕組みなようです。ステキな取組です。自他を前向きに認めるという行為は互いを幸せにしますよね。どんどん言葉にして伝えていきたいものです。

 

6年生の掲示板です。たくさんの情報があふれていますね。

自分たちの係活動や自学の取組、進学に向けての情報などなどがいっぱいです。

中央中学校の部活動紹介もありました。来年4月からの自分たちの姿をイメージしながら、今できることに全力で挑戦している6年生の姿につながりますね。

廊下には、外国語学習で取り組んだものや図工で作った作品も展示してありました。

 

2階の4~6年生用トイレを見てみました。スリッパがピシャリ並んでます。すごい!

実はトイレだけではなく、児童昇降口の靴もきれいに並んでいるのです。

「はきものをそろえる」とか「次の人のために自分にできることを確実にする」といった心持ちや行動は、家庭教育で培われるものだと聞いたことがあります。本校の保護者の方々の声掛けやご指導の賜物だと思います。

本当にありがたいことですし、これからもずっとつないでいってほしい伝統だと思います。

 

4年生教室の前にも「4年1組美術館」というタイトルと共にステキな図工作品が掲示されていました。

鉛筆画には写真と見まがうようなものもありました。将来はすごい画家になるかもしれませんね。

 

中庭を渡って放送室の方に進んでみました。情報委員会のお知らせ掲示板がありました。

この早口ことば、なかなか難しいです。そもそも「およもぎもち」がうまく言えない。

ヨモギ餅に「お」って付けるか?なんて言い訳をしてしまう自分が情けないです。

もう一人の自分が「じゃあ、『おでん』はどうなのだ。本当の食品名は『でん』なのか?それとも『おでん』なのか? もし後者だったら、丁寧に言うと『おおでん』なのか?」とくだらないことをささやいてきます。

ことばの世界っておもしろいですね。

 

掲示物ひとつとっても学年や委員会の味があって、また、それを見た人の頭や心の中でたくさんの想像をふくらませてくれます。これからも楽しみにうろうろしたいと思います。

 

10月は地震災害に伴う心理的・物理的復旧・復興を優先したため、4月当初に計画していた授業参観がなくなりましたが、機会をとらえてご来校いただき、掲示物などにも目を向けていただきますと、子どもたちや教職員の思いや願い、成長に出会うことができると思います。ぜひ見学にご来校ください。

2026.9.29 元プロボクサー 山中慎介さん 来校!

地震からの復興の一助になりたいと、本校の保護者である瀧下さんの紹介で、元WBC世界バンタム級チャンピオンで、「神の左」により世界戦を12回も連続防衛した、山中慎介さんが来校してくださいました。また進行役として、RKKメディア総局の飛松さんも来校していただきました。上田町長もおいでになりました。

5時間目は全校児童へ自身のチャンピオンベルトを前に、ボクサーを目指した理由や12回の防衛中に感じていた大変さや喜び、引退を決意した時の思いなどを話してくださいました。

特に、「夢や希望は思っているだけでは見つからないし、叶わない。思っているだけではなく、言葉にして周りに伝えたり、とにかく行動することで夢や希望が見つかり、それが実現されていくから、いろいろなことにどんどん挑戦をすることが大事です。」という山中さんの言葉に、子どもたちは大きくうなずいていました。

 

6時間目は、4~6年生と一緒に体を動かしました。

まずはボクサーの基本、縄跳びです。

引退されて8年半ほどたっておられるとのことですが、キレッキレで、ものすごい技を交えながらいつまでも跳び続けられる姿に驚かされました。

ボクシングは1ラウンド3分。1分間の休憩の後にすぐ次のラウンド3分が始まります。

3分間を目安にみんなで跳んでみましたが、その長いこと長いこと...ボクサーの凄さが改めてわかりました。

2重跳びで誰が一番長く跳び続けられるかという競争もありました。

いい勝負を繰り広げたのですが、山中さんには勝てませんでした。すごい!

続いて、ボクシングの基本「ワン・ツー」の正しいやり方を教わりました。山中さんの左ストレートからは風を切る音が響くのです。素手なのに!

子どもたちもやってみました。ジャブからストレート。腰の使い方が大事なようです。

家でもシャドーボクシングをするかもしれませんよ。その際はお相手をよろしくお願いします。

それを生かして、今度はパーで相手の方をタッチするゲーム。先に触った方が勝ち。盛り上がりました!

山中さんは、「左ストレートが入るためには、右の使い方が大事。得意なことを生かすためには、苦手なことにも挑戦し、それが重なったときにすごい力になるんです。もちろん手だけじゃない。足や体全体を使ってパンチを出すわけだから、自分の体をよく知り、得意を伸ばすとともに、苦手をなくしていく。これはいろんなことにもつながるよね。」とおっしゃいました。世界をとった人間だからこその言葉だと感じました。

 

終了後は各学年、ガッツポーズで記念撮影。かわるがわるチャンピオンベルトを触らせてもらいました。

サインをもらいに走る準備の良い子もいましたよ。そういう見通しをもった要領の良さも大事です!

そういう私もちょこっと参戦しちゃいました。

けっこう重くて、作りが丁寧なところに驚きました。

山中さんのボクシングをとおした今回の講話と運動は子どもたちのどこかに引っ掛かり、きっと未来を創っていく一助になると実感しました。私自身も多くの示唆をいただきました。

本日はお忙しい中に本校を訪問していただきありがとうございました。山中慎介さんの今後ますますの活躍をご祈念申し上げます。進行をしてくださった飛松さんもありがとうございました。

2026.9.29 雨の中で秋を想う

さるすべり(百日紅)の足元で、彼岸花が垂れ下がる雨雲をつかもうと一斉に背を伸ばし、その赤い手のひらを広げています。どうやら、雨つぶが一つずつ秋を運んできているようです。

 

さて、「彼岸花」について調べてみました。どうやら原産地は日本ではないようです。

彼岸花が日本に渡来したのは、奈良時代(710-794年)頃と言われています。当時は中国からの文化や技術が流入し、多くの植物ももたらされました。彼岸花もその一つであり、稲作とともに日本に伝わった可能性が高いと考えられています。

田んぼの畦や墓地周辺でよく見られる理由は、彼岸花が毒性を持つことにあるようです。彼岸花の球根には「アルカロイド」という有毒成分が含まれており、これが動物や害虫から田畑を守ることから、多く植えられたようです。特に、野生動物が稲を荒らすのを防ぐために畦道に植えられることが多く、そうした文化が日本中に広まったと考えられるそうです。

秋の花として日ごろからなにげなく見ていましたが、深い歴史と意味があったのですね。

 

被災施設の解体・撤去工事も秋雨の中、さらに進みました。農具倉庫は形がなくなってしまいました。

 

図書室の方に歩いて行ってみました。読書の秋ですから。

読書感想文の募集もされていました。

「心が動いたら、それが感想文のはじまり。」

「伝説の感想文は、キミから生まれる。」

「本がくれた気持ちを、自分の言葉にしてみよう。」

すばらしいキャッチコピーですね。何だか心に響きました。

 

情報館には、先日寄贈していただいた絵本がきれいに展示されていました。

図書管理をされている針馬先生の創意工夫する力と丁寧な仕事にはいつも感心させられてばかりです。

 

秋を感じ始めた今日この頃。家族で「読書の秋」を堪能してみてはいかがでしょうか。

2026.9.28 中央小まつりの旗完成&まつりの名前募集

3時間目の休み時間、校長室をノックする音が...彼らかな?

もちろん、児童会の運営委員の子どもたちが入ってきました。

それも今日は8人全員で。

「中央小まつりの旗が完成したので、見せに来ました。

 それと、まつりの名前を募集したいので文書をつくりました」

なかなか良い出来です。発色もいいですね。

「これ、何で描いたの?」「油性のペンです」

25日(金)にも一度訪問したとのことでしたが、私が不在だったのでとのこと。

その時に掲揚台で揚げてみたとのことで、その様子を紹介したいと思います。

いい感じです!

さらに、まつりの名前を募集したいとのこと。

どんどん企画が形になってきています。こういう力こそがAI時代に求められる力です。すばらしい!