学校生活
郡市音楽会
11月20日
この日のために、毎朝と音楽の時間を使ってたくさん練習してきました。曲は、「大切なもの」と「SAKURA」です。
特に、「SAKURA」は、読み聞かせや俳句指導に来てくださる仁田直美さんが平和への思いを込めて作詞、作曲されたものを、中村理恵先生が合唱曲として編曲されてできた、本校オリジナルの曲です。子どもたちの歌声でこの曲を聴くと、詩の情景がまざまざと思い浮かんできて、涙が止まらなくなってしまいます。この素晴らしい曲を、これからも、天草小の子どもたちで歌い継いでいきます。
天草小の子どもたちの声は、とても優しくて、聞いている人の心に響く、尊い声だと思っています。
この歌声は、簡単につくることができるものではありません。これまで本校にいらした先生方のていねいなご指導と、「こんな声で歌うんだよ」と歌って教えてくれた先輩たちのおかげだと思います。それに加えて、今の天草小の子どもたちが、その伝統を受け継ぎ、毎日意識して歌う努力を積み重ねてきたからこその歌声だと思います。
本校の校訓である、「周りの方への感謝」「あきらめないで努力する」「歌を楽しむという夢実現」に向けて、これからもみんなでがんばります。
天草小の合唱をほめてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
全員遊び
11月13日
この日は、運営・放送委員会が企画した「全員遊び」の日で、縦割り班対抗のドッジボール大会を行いました。
昼休みの体育館に行ってみると、先生方は誰もいません。でも、担当の委員さんたちが進行し、他の子どもたちも黙って並んでいました。ルールの説明の後、ゲームが始まりましたが、大きなトラブルもなく、みんなでわいわい楽しく行っていました。先生方も後から様子を見に来られましたが、すべて子どもたちに任せておられました。子どもたちの主体性と結束力の強さに感心しました。
福連木子守唄まつり&童謡まつり
さわやかな秋晴れのもと、福連木の子守唄まつり&童謡まつりに参加してきました。福連木の子守唄も、私たちのふるさと天草町の大切な宝です。これからもみんなで歌い継いでいきます。
午後からは、平成音楽大学の学生のみなさんとのコラボで、「もみじ」「夕日がせなかをおしてくる」を一緒に歌いました。
天草町ふるさとカルタ大会
学習発表会とともに開催されるもう一つのお楽しみは、天草町ふるさとカルタ大会です。学年ごとで行う小さいカルタ大会、縦割り班対抗で行う大きいカルタ大会があり、どちらにも保護者や地域の方、児童民生委員の方々も一緒に参加していただき、楽しく行いました。大人も子供たちに負けじと真剣でした。
学習発表会
令和6年度の学習発表会がありました。
それぞれの学年で、国語や総合的な学習の時間などで学んだことを、地域や保護者の方に楽しく、わかりやすく伝えていました。たくさんの方の前で発表するのは緊張するでしょうが、松岡修造氏曰く、「緊張するのは、本気を出している証拠だ!」ということで、ほどよい緊張感の中、会が始まりました。
〈1年生:群読「うん・とこ・しょ」〉
「大きなかぶ」の「うんとこしょ、どっこいしょ」のリズムに合わせて、子供たちがいろいろなものを○○します。「教頭先生が~トラックを~持ち上げる」というのもありました。大きな声で、はきはきと発表できました。
〈2年:音楽劇「しらつるはまのスイミー」〉
歌うことが大好きな2年生は、国語で学習した「スイミー」のお話を、音楽劇で表現しました。楽しい気持ち、悲しい気持ち、わくわくする気持ちなどを歌や身振りで上手に発表している2年生、とてもかっこよかったです。
〈3年:劇「天草町の味じまんたいけつ~福連木まんじゅうVS.高浜れんこん」〉
総合的な学習の時間や社会科の学習で、福連木まんじゅう作りとれんこん掘りを体験しました。どちらもおいしい食べ物で勝負はつかないのですが、大切なのは生産者の方の思いや願いを学んだことです。
〈4年:劇「下田の名物をしょうかいしよう」
妙見浦やぞうさん岩のこと、下田温泉の由来などについて、天草市の学芸員である鵜飼さんの詳しいお話を聞いて学んだことを発表してくれました。下田にはまだまだいいところがたくさんあるので、これからも調べて学んでいきます。
〈5年:劇「5年生の旅~思い出をめぐる わくわくまんぷくぶらり旅~」〉
題名からしておもしろそうな劇でした。でもその中で、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で学んだことを学校や地域に発信するという使命はしっかり果たしていました。水俣病に関する正しい知識を知ることの大切さ、謂われのない差別に苦しんだ人々の思いは、真剣に取り組んだ5年生の表情からひしひしと伝わってきました。
〈6年:劇「AMKニュース~高浜の魅力をお伝えします~」〉
役者がそろった6年生は、高浜ぶどう栽培、上田宣珍の功績、伊能忠敬の測量などについてニュース形式で発表しました。高浜の魅力は十分伝わったと思います。
〈全員合唱:「福連木の子守唄」〉
名司会者です!(カンペ付き)
これまでの練習の成果が表れた、充実した会となりました。ご参観いただいた皆様、ありがとうございました。
天草小学校修学旅行通信。3
10月19日
今日の見学は、グラバー園から始まりました。駐車場からグラバー園に歩いて向かっていたら、だんだん雨足が強くなってきたました。まずい、どうしよう。でも、しばらく雨宿りしたらすぐに雨が上がりはじめ、園内も傘なしで見学できました。6年生の日頃の行いでしょうね。
世界遺産の大浦天主堂の中では、信徒発見などの歴史を学びました。
ハートストーン見〜つけた!
長崎市科学館では、通常の展示に加えて、「青少年のための科学の祭典長崎大会」が行われていて、おもしろい科学の実験などを体験しました。
スピーカからの様々な周波数の音を発し、その形状を振動紙に乗せた砂で表現しています。
マグナス効果を使って、紙飛行機を作っています。
昼食後は、最後の見学場所である出島資料館にやってきました。当時の出島の様子を再現したもので、商館長の部屋や倉庫などの建造物、運ばれてきた品物、運んできたルートなど詳しく学ぶことができました。
天草小学校修学旅行通信。2
昨日の夕食の様子です。
ビュッフェスタイルということで、たくさんのメニューを前に、どれを食べようかなと悩んだり、好きなものを好きなだけ食べたり、まだまだいける!とおかわりしたり。デザートまで充分満喫していました。
そのあとは、世界三大夜景の一つ、長崎の夜景を楽しみました。
朝食もビュッフェです。
昨日の反省を生かし、上手に食べていました。
朝食後は、退館式でホテルの方にお礼を伝え、今日の見学に出発しました。
天草小学校修学旅行通信。
10月18日 ※先程は日付が間違っていました。
さて、午後は平和学習を行いました。
まずは原爆資料館を見学しました。
たくさんの資料の中から自分のテーマにあうものを探してまとめていました。
追悼空間では、平和への誓いの言葉をみんなで発表したり千羽鶴を捧げたりしました。アカペラで歌った「SAKURA」はあまりの素晴らしさに、館長がわざわざ出てこられて「感動しました」とお礼の言葉を述べられました。
次は、平和ガイドの河野さんとともに、フィールドワークに行きました。
平和公園内の平和の泉について説明を聞きました。水が飲みたいと亡くなっていった人たちのために、いつも水で潤う平和公園です。
浦上天主堂前で。
永井博士が住んでいた如己堂の前で。
山里小学校の記念碑の前で。
バスの車窓から見た一本鳥居
被爆2世の佐藤直子さんによる被爆講話です。佐藤さんは被曝体験の語り部を40年ほど務められてお亡くなりになったお父さまの壮絶な12歳での体験と平和への思いを受け継ぎ、子供たちに伝えていらっしゃるそうです。
午後からの平和学習では、戦争は絶対あってはならない、この平和は当たり前と思ってはいけない、そして、自分ごととして考えなければならないことを学びました。
福連木の子守歌物語
10月18日
6年生が修学旅行に行っており、学校は少し寂しい感じがします。そんな中、今日は、前校長の中村理恵先生が来校していただきました。もちろん歌の指導もしていただきましたが、今日は、特別に道徳の授業をしていただきました。題材は「福連木の子守歌物語」です。先生は、福連木の子守歌がどのようにしてつくられたのか、そして、福連木の人々がどのような思いで歌い継いできたのか知ることで、郷土を大切にする心をもち、福連木の子守歌を歌い継いでほしいと思い授業をしてくださいました。子供たちも真剣な表情で学習に取り組んでいました。
中村先生の話をしっかり聞いています。
「福連木の子守歌」はどのような思い出歌い継がれてきたのか考えました。
最後は、山本先生からもお話が…、二人の最強先生の授業は素晴らしかったです。
天草小学校修学旅行通信。
10月17日
本日は、6年生が楽しみにしていた修学旅行1日目です。保護者や先生方に見送られ、学校を出発しました。
バスの中では、三宅ガイドさんを中心に楽しく過ごしていました。
11時半ごろ昼食会場に着き、美味しいトルコライスをお腹いっぱい食べました。
この後、原爆資料館見学、平和集会、フィールドワークに向かいます。みんな元気に、しっかり学習します。
福連木子守歌祭りに向けて
10月に入り、子供たちは様々な行事等に向けて一生懸命取り組んでいます。そして、11月3日には、「福連木の子守歌祭り」が開催されます。天草小は、毎年、ステージ発表において「福連木の子守歌」を全校児童で合唱したり、平成音楽大学と一緒に合唱をしたりします。それに向けて、本校の前校長で、平成音楽大学の専任講師でいらっしゃる中村理恵先生を講師にお招きし、「福連木の子守歌」を指導していただきました。家族のために子守奉公に行った子供たちの思いを想像しながら、心を込めて歌うよう指導していただき、素晴らしい「福連木の子守歌」になってきました。本番が楽しみです。是非、多くの方に聴いていただきたいと考えています。
陸上記録会
天候が大変心配されましたが、本日天草西ブロック陸上記録会が行われました。
牛深小、牛深東小、河浦小、天草小、新和小、五和小の6校の5,6年生児童があましんスタジアムに集まり、それぞれの種目で競い合ったり、親睦を深めたりしました。
できるだけ雨が降らないうちに競技を始めるということで、開会式を省略し、午前9時30分に競技をスタートしました。子供たちは、これまで、熱中症対策をとりながらの短い練習時間だったにもかかわらず、本番ではみんな自分の出場種目に、真剣にそして精一杯力を発揮して取り組む姿が見られました。「いい記録が出せました。」「疲れたけど、最後まで頑張りました。」「すごく速い人がいたんですよ。すごいなあ。」「他の学校の人と友達になりました。」など、それぞれに感想を話していて、雨も吹き飛ばすぐらいの充実感や達成感を味わうことができたようです。
新和小 木場校長先生の講評にもあったように、これまで一緒に頑張ってきた友達、指導してくださった先生方、今日も朝早くからお弁当を作ってくださったり、応援してくださったりした保護者の方々など、周りのたくさんの支えがあったからこそ今の自分があるのです。このことに、感謝の気持ちを持ってほしいし、それをぜひ言葉に出して伝えてほしいと思います。「本当にありがとうございました。」
5,6年生のみなさん。最後までよくがんばりましたね。あなたたちのがんばりは、見ている周りの人たちに元気を与えてくれます。ありがとう!そして、おつかれさまでした。
まるでブランコ
「夏休みの思い出~番外編~」でも紹介したコシアカツバメですが、今朝はその姿を見せてくれました。ツバメを避けるために張ったひもの上に乗って、まるでブランコのように楽しそうに揺れているコシアカツバメの姿を、読み聞かせに来ていただいた仁田様としばらく眺めていました。「気持ちよさそうだなあ…。」「何を考えてるんだろう…。」ほのぼのとして、穏やかな気持ちになりました。(確かに珍しい種類のツバメのようです。おなかに、茶色の筋のような模様がありました)
読み聞かせ~世界に一つだけのお話~
今朝の1,2年生の読み聞かせには、仁田なおみ様が来てくださいました。その中で、仁田様のお母様がつくられた童話を絵本にした「パーテルさんとひがん花」というお話を読んでくださいました。パーテルさんとは、大江の人々と貧苦を共にしながら布教活動を進められたガルニエ神父のことで、地元の人が親しみを込めてそう呼ばれていたそうです。パーテルさんと地元の人々との彼岸花を通した暖かい交流が描かれたお話でした。世界に一つしかない絵本に子供たちもうっとりしていたようです。
ちょっとした心遣い
子供たちは3日の陸上記録会に向けて、放課後の練習を頑張っています。
児童用玄関をふと見ると、このような光景を目にしました。
自分たちのランドセルをきれいに並べて、それから練習にいくのです。
玄関にランドセルやバッグが乱雑に置いてあったらどうでしょう。通りにくかったり、邪魔になったりします。見た目にもよくないです。靴箱を使う人の身になって考えているからこその行動です。このちょっとした心遣いに感動しました。先生方のご指導の成果もあるし、子供たちが並べる意味を理解し、言われなくてもしていることが素晴らしいです。
また、1時間目が始まった頃、校長室にいた私に学校主事の中本先生が、「おはようございます」と挨拶をしてくれました。「今日は朝からご挨拶していなかったから…。」と。このちょっとした心遣いが、すごくうれしく思いました。中本先生は、子供や職員の立場に立って、いろいろなことに気を配って動いてくださいます。ありがたいことだなと思います。
相手のことをお互いに思いやる、ちょっとした心遣いが広がるといいなと思います。
3年生 研究授業
〇場面をくらべながら読み、感想を書こう「ちいちゃんのかげおくり」
お母さんやお兄ちゃんが帰ってくることを強く信じて待っているちいちゃんの気持ちを読み取る授業でした。学習リーダーがスムーズに学習を進め、一人一人がしっかり考え発表し、学び合った授業となりました。授業が終わった後の子供たちは、やりとげた達成感と満足感で、とびきりの笑顔を見せてくれました。
平和への思い
6年生は、総合的な学習の時間で平和について考える学習を進めています。26日は、天草地区公民館館長の薮本房雄様をお招きし、「私が記憶する戦争体験のお話」と題して、ご自分の体験をお話いただきました。
4歳のときのB29による空襲で家や町が焼き尽くされた様子は、3年国語で学習する「ちいちゃんのかげおくり」のお話さながらでした。お母様と2人、各地を転々としながらたくましく生きてこられた中でたどり着いた願いは、「戦争は人間が起こす、最悪のこと。人の命の大切さと尊さをしっかり学んでほしい。そして、この平和で平穏な暮らしをいつまでも続けてほしい。」ということでした。実際に体験された方の言葉には、1つ1つ重みがあります。だからこそ聞いている人の心に強く響くのだと思います。このような貴重なお話をありがとうございました。
3年生 レンコン掘り体験学習
社会と総合的な学習の時間の一環として、3年生がレンコン栽培について学習を進めてきました。13日はそのレンコンの収穫を体験しました。学校の近くで、レンコンを栽培されている岩下さんご夫婦のご協力により、貴重な体験をさせていただきました。
事前学習で、レンコンの栽培について話を聞く3年生。
さあ、今日は収穫の日です。
はじめに,岩下さんたちからレンコンのほり方を教えていただきました。
沼にはまってしまうと、身動きがとれません。子どもは意外とスムーズでした。
手探りでレンコンのあしと頭を探し、あしをポキッと折ると,大きなレンコンが姿を現します。
最後は,水槽の中で泥をきれいに落とし、節に着いているひげをとります。
おいしいレンコン、いただきま~す!
暑い中、ご協力いただき、ありがとうございました。
ありがとうございました。
9月9日~9月13日の5日間、大学の職場体験学習のために、堀口なのは先生がいらっしゃいました。本校の卒業生でもある先生は,教師になることが夢だそうです。毎日笑顔で子供たちに接してくださり、2年生と給食を食べたり,授業を参観したり、3年生とは一緒にレンコン掘りにも行きました。13日のお別れ式には、子供たちが素敵な歌のプレゼントとお礼の言葉を贈りました。
先生からのお言葉です。
「初めは、どきどきして緊張していたけど、みなさんがたくさん声をかけてくれたので,毎日楽しく過ごす事ができました。そして、やっぱり先生になりたいと思いました。ありがとうございました。」
ぜひ、立派な先生になって、天草小に帰ってきてください。
2年生 研究授業
〇読んで考えたことを話そう「どうぶつ園のじゅうい」
じゅういさんの仕事の中で「毎日する仕事」を選び出し、毎日する意義とじゅういさんの動物たちへの思いに気づかせる学習でした。揺さぶりの発問として、「毎日しなくてもいいんじゃないの?」と投げかけると、子供たちが、「毎日しないとだめです!だって、~だから…。」と、口々に説明をはじめました。きちんとした学習規律のもと、子供たちが安心して自分の考えを発言している学級の雰囲気がすばらしかったです。子供たち一人一人がしっかり考え、話し合い、生き生きと発表した授業でした。