万五郎先生 昔の天草を語る

 天草地区公民館全体講座として、元本渡歴史民俗資料館長の上中滿(万五郎)先生をお迎えし、3~6年生の子供たちに昔の天草の暮らしについてお話をしていただきました。

 手作りのあやつり人形で歌にあわせて踊って見せたり、これまた手作りの紙芝居で天草に伝わる民話をお話しくださったりと、大人の私たちも引き込まれるような口調で語っていただきました。

〈上中万五郎先生です〉

〈あやつり人形を使っての歌と踊り〉

〈「田吾どんと瀬戸ん狐〉結局、狐に化かされてしまった話

〈天草のむかし〉

〈感想とお礼の言葉を伝えました〉

「自分たちが子供の頃は、貧しくもあったし、遊ぶものも何もなかった。だから、自分たちで工夫して遊びを考えよった。生活も、どがんしたら便利になるか、よう考えよった。」でも、その体験が「知恵」につながっているそうです。失敗しては考え、また失敗しては考え、その繰り返しで知恵が身につく。自分たちで見つけた知恵は忘れない。体験学習の大切さを改めて学んだところでした。万五郎先生、いつまでもお元気で。ありがとうございました。