学校生活

2017年5月の記事一覧

地震避難訓練

5月22日(月曜日)業間(13:30)に、地震避難訓練の音がなりました。
教室では事前指導の通り、机下にもぐりました。
 教頭先生の落ち着いたアナウンスをきいてから、今度は運動場へ。
みんなあわてずに整列でき、担任の先生が無事にそろった報告を校長先生にしました。
校長先生も安全担当の先生も、「いのち」ということばを使いながら、お話をしてくれました。
 
 給食の後のお昼休み、みんなお外で遊んでいました。この日も。
地震避難訓練はそのあとの、業間に行われました。
「そろそろだな・・みんな教室へ入ってるかな?ま~だ運動場で遊びよる子はおらんかな?」と、外を見ると・・・・「あ!!」
 ひとりの1年生が遊んでいました。
でも、6年生の女子が、その子のところに向かって走って行っていました。
手を引いてくつばこまで。そこには、5年生の男の子もいて、一緒に教室の方へ送っていました。
 朝のボランティアの時、集会の時、部活動の時・・・全校での活動の時はいつも、お姉さんお兄さんの誰かが、遅めになる子に気を配ったり、会場の片付けや電気消しなど、後じまいまでしてくれています。
 避難訓練は年に数回(地震以外に火災、不審者など)ですが、『日常、どうあるべきか』をひとつずつ学び、身につけていることを、見せてくれた、『昼休み→業間の避難訓練』でした。

3年生「社会」地図作り

地図をつくるところの勉強で、中原探検をしています。
5月18日は、湯田方面へ。
 出発前、3人グループに、自分の役割(時間リーダー、地図リーダー、記録リーダー)が与えられ(自然と『授業のねらい』をつかんで)張り切って出発しました。
 「お帰りなさい!」の時には、
「地図の【材料】がいっぱい集まりました!」(材料ってすごい気づきです!と社会の先生がふりかえりノートに、はなまるをつけてくれたそうです。)
「うぐいすがいました!」(探検中、目だけでなく、耳もアンテナ張っていましたね!)
「かしら文字で書きました!」(書きたいことはあるけど、間に合わないときに、メモをとるために工夫したのだそうです。)
と、収穫いっぱいの報告と、ひろってきたゴミを袋に持って帰ってきました。
さあ、次の探検がたのしみ!!

「修正・変更」

●「時間割」教室の黒板にはいつも、その一日のイメージを、子どもはもちろん、入室し た誰もが共有できる、時間割があります。
●「手持ちの予定カード」朝の会の時に、その日の時間割にあわせて、活動の名前と場所をマジックテープで、自分ではります。 
●「学習の手順ボード」朝の会や各授業には、流れがあります。
 ひとつ進むごとに、自分で磁石をすすめて、始まり→次→次→終わり が、見通せて、終わった、できた!が積もります。
 終わったとき、出来たとき、一日に何回も先生から「できたね!」「がんばったね。」の声かけをもらい、その度に、に~んまりうれしい顔をしています。(おいっ!!)

 「もっと!うまくいくには、どうしたらいいかな?」と日々考える担任の先生。
毎日のことをきちっとしながら、今は少しずつ、「修正」や「変更」を、上手に経験しています。

English Friday

5月19日(fri)は、町のALT来校日。
 5時間目は、3.4年生。

ALTが自分の育った国や、これまでに住んだ国のこと、お仕事のこと、今のおうちのことなどを、プレゼンで紹介してくださました。
 ねずみがチーズを食べながら案内してくれる「オランダ」は、初めて知ることがいっぱいで、みんなで興奮して見ていました。
 ALTの先生のこれまでの経歴(音楽の仕事をしている時の、交流のあった方のおなまえ)にもび~っくり!!でした。
 紹介の後、ALTからこどもへのクエスチョン。
Q オランダの小学生は何才から? 
Q ぼくがしていたスポーツは?(優勝したそうですよ!!)
Q ぼくが好きな動物は?

 子どもからALTへのクエスチョン。
Q エグザイルに会いましたか?
Q オランダの友だちは日本に来ますか?  などなど・・・
 
 ALTが中学校の英語の先生とお話をする中で、もっとALTのことを知ってもらえるように・・・、と話し合い、準備をしてくださった授業内容だそうです。
 小学校の外国語の授業にもとめられているのは、単に「英語を使える(技能のみ)ようになる。」だけではないのですね。

 6時間目は、5.6年生。
 T1は(担任のご親戚?)ボブ先生、ALTがT2、おふたりの先生でした。
「○○は、いつですか?」
 「月」を覚えるペアでのゲームでは、子どもが「おてつき」をいっぱいしてしまいました。(・・・・だって、ALTの問題の出し方が、おもしろすぎで・・・・!)
 盛り上がりますが、メリハリもあります。
 キーワードをつかみ、しっかり聴いて、短い文を自分でも使えるようになるまでを、楽しく学びました。
 T1も、もちろんT2も、できるだけ子どもたちも、Japanese onlyでした。

ひまわり

1年生担任が、休日に畑の準備で買い物をしていたとき、地域の方からお声かけいただき、「1年生で植えてください!」と、翌日「ひまわり」の苗を届けてくださいました。
 早速、畑にうえた「ひまわり」も、とっても暑そうでしたので、畑に落花生やスイカの苗を植えた後、「ひまわり」にも水をあげました。
 この「ひまわり」は、きよら人権デーの時に、町から配られた種を植えて育った苗だそうです。
 苗と一緒に、俳句と川柳もいただきました。

「ひまわりや 我を追い越し 子ら伸びよ」・・・・(満笑)
「ひまわりや 今日より若き 日は来ない」・・・・(苦笑)

ふるさとくまさんデー

食育の日(毎月19日)に、なかよし給食(Ⅰ:全校会食 Ⅱ:教室で先生が入れかわり)をします。
 初回の5月19日(金)は、配膳の後、保健給食委員会が毎朝している、給食に使われている材料の栄養分けを、今日の担当が、みんなの前でしました。
 昨年度、5年生が家庭科で、栄養の勉強をしたことがきっかけではじまったこの活動。まだ学習していない学年は、毎日「カン」でしています。
「みそは大豆からできてるけん、こっちばい!」「こんにゃくは、いもじゃねえ?だけん、黄色?」と、今日もいつも通り、教え合って完成しました。
 その後、お招きしていた栄養教諭さんが、その今日の材料がどうはたらいているのか、お話くださってから「いただきます」をしました。
 今日は、ふるさとくまさんデーメニュー「菊池の味」。
 水田ごぼうを使った、牛肉とごぼうの甘辛煮は、おかわりが残っていないか、食缶をのぞきに何人もきていました。
 今日の材料、緑黄色野菜の真ん中にあったにんじんは、菊陽産。
にんじんサラダは、とっても色がきれいで、とても暑い日でしたから、カラダのほしがるメニューでした。
 食べるのに時間がかかる子もいます。
ごちそうさまのあとのチームの食べ終わりまで、横に栄養教諭さんがついてくださって。ありがとうございました。
 進行、準備や片付けまで、保健給食委員さん、ご苦労様でした。(毎日のコンテナ片づけまでも、ありがとう。)

自然の恵み

 
登校するなり、
「野イチゴ食べてきました!めっちゃあまかったぁ。」
  (登校する途中に、あるのだそうです。帰りも食べるそうです。)

「こんなに茎が長い、しろつめぐさがありました!」
(ほんっとに長いので、はかってみたら、48cmありました。)

「先生、箱をください。」
(登校中に、てんとうむしをつかまえたそうで、いれておくためにだと。)

この日(5月17日 水曜日)の給食は、山菜おこわでした。
この山菜おこわの具には、南小国産のもの(中原のしいたけ たけのこ 市原のぜんまい)が入っていました。
 
 昨年、震災を経験し、いつも通りのこと、当たり前のこと、自然のことが、どれだけ貴重かを実感しました。

 登校の子どもの発見や経験、給食のありがたさの中にも。

(5.6年生 出会いシリーズ その2)

恵楓園訪問(5.6年生 出会いシリーズ その2)
 5月16日(火)町内の五年生が、恵楓園を訪問しました。
到着してまず、自治会の方の講話。そして午後、ガイドさんと一緒に施設と資料館見学をしました。
 各学校で、担任の先生との事前学習をしてから持ってきた、子どもの質問が講話の後、素直にだされました。
Q つらかったことは何ですか?
Q 入所の時、どんな気持ちでしたか?
Q 裁判に勝ったときにガッツポーズをしていましたが、どんな気持ちでしたか?
 自治会の方は、子どもに質問されなかったら、このことを話されませんでした。
子どもの質問に「ありがとう」です。
本当は、一番伝えたいことだったことだと思うから。

Ans. 
○「自分は仕方ない。」(と、あきらめて)、「しかし、自分が発病したことで、きょうだいが 結婚をしようとした時に、断られたことが一番つらかったし、今もつらいです。

○自分が中2の時、人から「この病気にかかったら、(こんなめに遭う)・・・。」と聞いた時のことが、とんでもないことで、ショックだった。
○「もし自分がかかったら、(自分はこうするだろう)・・・。」と考えたこと。
○自分が、父とここに来た時、「見送る親戚の人が・・・(自分をこんな目で見ていた)・・・・・・。」とお答えくださいました。

 結婚に反対をしたのは、結婚したら、きょうだいの方を(差別を受けたりして、苦労するんじゃないかと)思って心配した、何も知らない、または、まちがったことを信じてしまっていた・・・のでしょう。
 きっと、この方がこんなに、今もつらいなんて、知らないと思います。
 この方は、「無関心が一番いけない!」と、強く言われましたが、学ぶ機会や正しい情報を聞く機会、話しくれる人、出会いがなければ、関心をもつきっかけもありません。
  
 南小国町の5年生は、町が、学びの機会をくださいました。出会うこと、知る(考える)ことができます。
 校長先生から「目と耳と脳と、今日は足も使って学びましょう。」とのお話があってスタートした一日、帰りのバスは、ほとんどがすやすやでした。
 送迎のスクールバスドライバーさん、ありがとうございました。
恵楓園の方々、ガイドさん、お世話になりました。

English Friday


(イングリッシュ フライデー)
 5月12日の金曜日は、職員室の入口のごあいさつも「Good morninng(グッドモーニング)」。
1年生も、お兄さんお姉さんがするのを見て、大きな声で言ってくれました。
 6年生が修学旅行でいませんでしたが、誕生日会社、掃除、委員会、業間活動(全校遊び)が、いつも通りにすすめられました。
「(6年生が修学旅行でいない)2日間は最高学年だから。」と大活躍の5年生でした。

home economics(家庭科)
 掃除の時に何回も子どもにたずねられました。
「どうして5年生は、5時間目にたまごを食べるんですか?」
 5.6時間目の家庭科で、たまごとほうれん草をゆでる勉強があることを、話したのでしょうね。1年生はうらやましくて、ふしぎで、たまらないようでした。
 5時間目、事前指導で、ほうれん草の洗い方、ゆでる手順、たまごやほうれん草のゆで時間予想などをしてから。
 調理が始まると、茎を先に入れ、はみ出ていたほうれん草の葉が黒くなったりと、ハプニングもありましたが、無事にできました。
 調理は、先生が準備したチェックシートで、ひとつ進むごとに、手順を確認していました。何年かしたら、自分の食事を作ったりだれかに作ったり・・・と想像しながら。
(沸騰してから3分のゆでたまごが、おいしかったそうでした!!)