学校生活

学校生活

職員による心肺蘇生法研修会

 毎年、本校では、プールでの学習の前に消防署のお力をいただき研修の場を位置づけています。知識・技術は一年前となると衰退してしまうことも考えられます。そのためにも正しい知識と正確な技能を身につける必要な研修の一つになっています。

 心臓が止まってしまうような重大な事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などの応急手当を行えば、救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。

 また、119番通報をしてから救急車が現場に駆けつけるまでに平均して約8~9分かかると言われています。事故などにあった人が心停止になったとき、その人を助けるためには、そばに居合わせた人が応急手当を行うことが重要であり、

もし、目の前で倒れた人に遭遇したら臆せず躊躇せず、覚えて いることをわずかでも勇気を持って救急蘇生法ができることで、社会復帰させるために必要な一連の流れ 「救命の連鎖」ができたらと強く感じました。 

 かけがえのない命を守る大切な研修となりました。

0