学校ブログ

2022年12月の記事一覧

6年生、中学校交流体験

【校長ブログ】

 28日、6年生が第一中学校で、人吉東小学校の児童、中学校2年生の生徒とともに交流体験を行いました。

 中学校の先生方による授業、アクティビティー等を行い、交流を深めました。

 あと4か月すれば、中学校への入学です。

 今の6年生は東間小学校にどのような姿を残して卒業してくれるのでしょうか?もう、それを考えるべき時期でもあります。

 

 

 

学校運営協議会の開催

【校長ブログ】

 持久走大会当日、学校運営協議会を開催しました。

 学校運営協議会員の皆様には、持久走大会の様子を参観していただき、応援までいただきました。

 協議会員の皆様からは

・ 子供たちが最後まで頑張る姿が素敵だった。

・ 保護者の方の多さにびっくりした。運営もよくなされていた。

・ 1年生から2年生への成長の違いに驚いた。また、5・6年生の走りには力強さを感じた。

などのご意見もいただきました。

 早朝よりご参観をいただき、心より感謝申し上げます。

 

福山さんと4年生が伴走体験、そして交流会

【校長ブログ】
 4年生が福山さんと伴走体験及び交流会を行いました。
 福山さんは現在70歳。全盲の視覚障がい者であり、人吉球磨私学障がい者協会の会長です。
 視覚障がい者として、小学校時代からの様々な心ない言葉による苦しみ等の経験を乗り越え、柔道に出会い、そしてヘレン・ケラー賞を受賞された方です。また、各学校において、児童生徒と伴走体験を行うとともに、ギターを弾き作詞作曲された曲とともに子供たちに勇気あふれる講演活動をしていらっしゃいます。
 伴奏体験では4年生すべての子供たち一人一人と走っていただき、70歳とは思えないほどのお元気さ。びっくりしました。
 交流会では、目の見えない方とで会ったときの声のかけ方、白杖の意味などを教えていただきました。福山さんがいじめに出会ったとき、友達からかけられた言葉「大丈夫。心配しなくてもいいよ。」に勇気づけられたエピシードなど、人権教育にも通じる価値の高いお話をしていただきました。
 私もお話や歌を拝聴していましたが、自らの父の思い出と重なり、時にぐっとこみ上げるものがありました。子供たちも真剣な瞳で聞いていました。
 交流会の後、福山さんから「最初から最後まで校長先生自ら介助していただいたことははじめてだった。」とお話をいただきましたが、私にとってはこれが日常でした。私の人生の中では、目の見えない家族とともに生きることが日常でした。その日常に対して、感謝の言葉をいただいたことが驚きでした。
 やはり、子供たちの心の成長のためには、このような体験が必要であることをあらためて感じたところです。