学校生活

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本の世界に足を踏み入れて・・・

 今年は夏の猛暑といつまでも続く残暑、秋になったというのに夏日が続く日もあるなど、荒れ模様の季節となっています。しかし、明日からは、どうやら例年通りの気候となる予報で、ホッと一安心しています。

 さて、秋といえば『読書の秋』です。学校では読書旬間ということで、様々な取組を行っています。例えば図書室には『先生方おすすめの本』コーナーが設置してあります。また、7日(火)朝には、担任以外の先生方による読み聞かせがありました。さらに3日(金)~9日(木)まで『親子ふれあい読書』も行われています。季節は秋から冬に移っていきます。ゆっくり本の世界にひたってみるのもいいですね。

  

 【脇坂先生による2年生の子どもたちへの読み聞かせ】    【図書室にある『先生たちおすすめの本』コーナー】

税について学びを深めた45分間!

 11月9日(木)の3校時、6年生は、税理士 本田昭仁 様 を講師として『租税教室』を行いました。社会科の学習で税の歴史や現在の税のこと等について学んでいた子どもたちですが、実際に最前線で仕事をされている税理士の方からのお話等は学びを深めるよい機会となりました。

 私も、小・中学生に社会科の授業で税について授業を行ってきましたが、なかなか税の必要性やしくみについて子どもたちが興味を持って学習する場面を作り出すことが難しかったことを思い出します。しかし、本日、子どもたちは税金について、終始意欲的に集中して学習に取り組んでいました。本田様ほんとうにありがとうございました。

  

      【本田 様による税金の使われ方についてのクイズ】           【真剣に聞き入る6年生】

夢・目標を持つことの大切さ

 11月6日(月)の午後、元競泳メダリストである【萩野公介】氏による講演が甲佐中学校の体育館で行われました。町内の5.6年生と中学生が招待され、『夢・目標を持つことの大切さ』をテーマとして、萩野氏の幼少時代から今に至るまでの経験等を交えながら子どもたちへ熱い思いを伝えてくださいました。

 子どもたちは、真剣にメモをとりながら、自分自身を振り返るとともに、これからの自分がどうしていけばよいか等々、それぞれに考えを持つ素晴らしい時間となりました。以下に参加した5年生児童の感想を紹介します。

〇萩野選手のお話でいちばん心に残った言葉は、「物事を結果だけで捉えない」という言葉です。それを聞いて、ぼくは、「結果よりもそれまでの過程がいちばん大切なんだ」と思いました。これからぼくは、たくさん感じたり経験したりしながら夢や目標を立てていこうと思いました。また、一つ一つは全てつながっていると信じて、何事にも全力で取り組んでいこうと思いました。

〇萩野選手のお話でいちばん心に残った言葉は、「夢は自分で決めていい、自分で決めてください」という言葉です。それを聞いて思ったことは、わたしは、わたしなりに生きていいんだ。お母さん、お父さんに支えられながらでも、少しずつ成長していけばいいんだということが分かりました。

 どちらもすばらしい感想です。子どもたちの夢の実現に向けて、私たちも全力でそれを応援していきたいと思います。

個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けて

 11月8日(水)の校内研修が行われました。前回来ていただいた【熊本県教育庁教育政策課教育情報化推進室指導主事の松下純也先生】が、これからの学校教育が目指していく取組(特にICT機器の活用方法)について講義をしてくださいました。この日は、急な内容変更にも関わらず、本校の先生方にぜひ伝えたいとの思いから実現したのですが、45分間という限られた時間ではありましたが、具体的な事例等をもとにお話をされました。

 白旗小の子どもたちはタブレットについては、かなり精通しています。今回、私たちが学ばせていただいたことを今度は子どもたちとともに日々の授業に生かしていきたいと思います。松下先生、ほんとうにありがとうございました。

  

         【強い思いを持って伝えられる松下先生】            【真剣にメモをとる先生方】

地域の方々へお芋をプレゼント

 白旗小学校は多くの地域の方々に支えられています。しかし、『力を貸していただくばかりでは』との思いもあり、4年生は、以前から交流のある「サポートセンター虹」と「緑風苑」の2施設に、先日収穫をした【さつまいも】を持って行きました。昨年度までの数年間はコロナ禍のため、子どもたちから直接渡すことができませんでした。

 11月2日(木)の5校時に2グループに分かれてそれぞれ伺うと、どちらの施設でも喜んで受け取ってくださいました。これからも様々な交流を続けていきたいと思います。

  

学習の成果を見て・聞いて 感動!!

 今日の5校時、2年生は国語で学習した「お手紙」の音読劇の発表会を行いました。事前に担任の宮田先生からお誘いを受けていたので、教室に向かうと下の写真のようにステージが準備してありました。保護者の方にも来ていただいており、早速、音読劇が始まりました。

 この学習に入った最初の頃に、子どもたちの音読の様子を聞いていた私は、あまりの上達ぶりにビックリ!! しかも、台詞に振りがついていたり、ナレーターの音読に合わせて実際にお手紙を書いたり等々の工夫も見られました。

 その後の「お店屋さんごっこ」では、実際のお菓子の袋(中身は空です)が並べてあり、子どもたちは選んだものの計算をしていきます。計算したあとは好きなスタンプを押してもらっていました。何だか温かい雰囲気に包まれた2年生教室でした。

  

       【数週間で見違えるほど上手になっていました】        【おうちの方にもみてもらいました】

真っ青な空のもと、元気いっぱいに出発!

 昨日の2年生に引き続き、本日は1年生が【らくのうマザーズ工場】と【熊本市立動植物園】へ見学旅行に出かけます。靴箱前に集合した1年生。きれいに班ごとに整列し、校長先生からのお話のあとは、早速バスに乗り込みました。靴箱や教室ベランダからはお兄さんやお姉さんが見送りに大勢来てくれ、笑顔いっぱいの1年生でした。たくさんの学びとすばらしい思い出を作ってきてください。

 

秋晴れのもと 2年生見学旅行へ出発!

 今日は朝から雲一つない秋晴れです。朝はかなり冷え込みましたが、日中は、気持ちの良い季候となりました。本日、2年生は見学旅行で「らくのうマザーズ熊本工場」と「阿蘇ミルク牧場」へ行きます。「阿蘇ミルク牧場」は少し肌寒いかもしれませんが、きれいな景色もきっと見えるはずです。実りある1日になることと思います。すみません、写真が撮れませんでした。

学びをさらに深める

 10月12日(木)、4年生は山都町へ見学旅行に行きました。その後、学んできたことを自分事として捉え直す意味もかねてまとめる活動をおこなっていました。今回4年生は、そのまとめをタブレットを使って行っていました。

 今日、戸締まりをしていると、階段踊り場に掲示してあったので、足をとめしばらく読ませてもらいました。どの児童の作品もとても分かりやすく・読みやすい作品ばかりでした。

  

教師の学びを子どもたちへ

 今週水曜日、校内研修に講師として来ていただいた 松下純也先生 から、タブレットの効果的な活用方法を伺いました。というのは、これまでも問題を解決するための個人の考えをノートやタブレットに示し、全体に説明することは行っていました。しかしそうではなく、タブレット上で自分なりの考え方を書いている途中経過を互いにタイムリーに見合うという方法です。このことは、考えが思いつかない児童にとっては、友だちの考えをヒントとして、自分なりの考え方を発見できます。

 この学習を本日の4校時、5年生が算数の授業で行っていました。

【問い】2mのテープを3等分しました。1こ分の長さは、何mですか。

    教科書の『しほさん』は、「3等分した1こ分の長さだから、3分の1です。」といっていま

    すが、これは正しいですか。正しくないですか  という問題です。以下は子どもたちの様子です。

   

 【自分なりに考える】 【みんなの考えを知る】        【友だちと交流】

 すごいですね。使いこなしています。しかも、この様子は、職員室にいても子どもたちの思考の様子を見ることができるんです。