９日（月）５校時に、３年１組で研究授業がありました。位の大きい数同士の筆算の授業です。学習リーダーさんが前に出て、学習のめあての確認、学習の流れ（見通し）、キーワード、学習で使うアイテムの確認を行います。子供たちは、自分たちで学習を進め、素晴らしいです！

自力解決では、初めに３人グループ（考えを出し合う場）、次に７人グループ（考えを比較する場）、次にワールドカフェ（他グループと同じ考え、違う考えを見つけ、考えを深める）と学習形態が次々に展開していきます。

他グループの考えを聞くときには、タブレットでホワイトボードを写真で撮り、自分の班に持ち帰ってさらに考え方を比較していました。子供たちに学び方がしっかり身についており、担任の先生の指示や説明がほとんどありません。（担任の黒田先生は、子供たちの考えをつなぐ声掛けを随時しており、さりげなく、子供たちをサポートしていました。）３年生のみなさん、他学年のお手本となる素晴らしい学び方でした！

研究授業の後には、荒尾市立中央小学校の成瀬教頭先生を講師としてお招きし、荒尾市が目指す学習スタイル「あらおベーシック」誕生の背景、多様な学習スタイルの紹介、本日の黒田先生が実践した３人グループ、７人グループ、ワールドカフェの意図を具体例を紹介しながらお話ししていただきました。日頃の授業づくりで悩んでおられる先生方の質問にも丁寧にお答えいただき、大変勉強になりました。成瀬教頭先生、ご多用な中、本当にありがとうございました！