校長室から

校長室から

学校だより第2号

学校だより第2号を配付しました。ご一読ください。

詳しくはこちら→R5学校だより第2号(5月①).pdf

 

本日のショット。朝の光景。「ボランティア活動です。僕たち2年生の頃からやってるんです。」と言いながら中庭の通路の落ち葉を集めてくれました。最初2人だったのが、1人増えて3人になりました。まさに「自ら動く力」の発揮場面です。かっこいいですね。

 

3月20日~3月24日

3月23日(木) 令和4年度 修了式

本日、令和4年度の修了式を行い、子どもたちに修了証を渡しました。「よく頑張りました」という言葉を添えて手渡すと、うれしそうに「ありがとうございました」と返してくれました。また、各学年の代表が、1年間を振り返って感想発表をしました。「字が上手に書けるようにがんばりました。」「跳び箱を6段跳べるようになりました。」「自分の苦手な勉強を自計学でがんばったら、だんだん点数が取れるようになりました。」など、それぞれの頑張りと成果を堂々と発表できました。1年生の代表の子は、原稿を見ずに発表し、力を付けてくれたことをうれしく思いました。
私からは、本校の児童が身に付けたい3つの資質・能力から、本校の子どもたちががんばって力を付けたところを紹介しました。また、私の信条にしている「限りない夢 不断の努力 感謝の心」に沿って、令和5年度に頑張ってほしいことについても話しました。
全校児童が集まって話を聞く様子を見ると、一人一人が心身ともに大きく成長してくれたことを感じます。本校の教育活動に対して、ご理解並びにご協力いただいた保護者や地域の方々に、深く感謝申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  
3月22日(水) 何事にも感動する心を大切に

子どもたちと毎日話をする中で、様々な出来事や小さな発見について、ともに驚いたり、喜んだりすることを大切にしています。本日は、WBCの決勝が行われていましたが、給食前に日本が優勝したという情報が入ってきました。そこで、各教室を回りながら、「日本が優勝したそうですよ。」と告げると、教室から「やったー。」という歓声が起こりました。また、「あの桜の木も、やっと花を咲かせ出したようです。」と告げると、「えー、どれですか?あっ、本当だ!」と一緒に桜の木を見つめながら、喜びの声が上がります。子どもたちのうれしそうな表情を見ていると、子どもたちが感動する出来事を見つけて、教えてあげたいと思います。

3月20日(月) チューリップが咲きました

先週まで1年生が、「チューリップが大きくなりません。」と話していたのですが、この休日の温かさの影響で、朝からたくさんのチューリップの花が一気に開いていました。朝から子どもたちがチューリップの鉢の周りに集まり、うれしそうに話している様子が見られました。また、休み時間のたびに自分の鉢のチューリップを見にくる子もいて、この日を楽しみにしていたことも伝わってきました。
花いっぱいの学校を目指して取り組んできましたが、学級園の花々は、今が見頃を迎えています。学級園前を通られる地域の方々も、「花が本当にきれいですね。」と声をかけてくださいます。桜のつぼみも大きくなっています。桜の花が咲き始めると、さらに素晴らしい景色が見られるようになります。
  

3月13日~3月17日

3月17日(金) 異学年で協力し合いながら

授業中以外で校舎内が静かになる時間があります。掃除の時間です。本校では、無言掃除に取り組んで数年が経ちますが、本校の誇れる伝統となっています。また、異学年の子どもたちが教え合い、協力し合いながら取り組む「縦割り班掃除」を行っています。高学年の子がリーダーシップを発揮し、指示を出している様子を見かけます。校舎の広さに比べて児童数が少ないため、一人一人が担当する場所も広いのですが、6年生が1・2年生の手伝い、助け合って担当する場所をきれいにしている姿が見られます。
本日は、「縦割り班掃除」の最終日となりました。来週からは、学年掃除に切り替わります。各班ごとに掃除の反省会を行っていますが、その際に、1年間お世話になった6年生に1~5年生がお礼の言葉を伝えていました。また、6年生は、縦割り班で活動した思い出を話していました。「このメンバーで活動できて、とてもよかったと思います。」や「みんなで協力し合うところがよかったです。」などの感想を述べる様子がありました。異学年で無言掃除に取り組む伝統は、これからも大切に引き継がれていくことでしょう。
 

3月16日(木) まちがうことを恐れずに!

本日、6年生は、小学校生活最後の外国語の授業に臨みました。いつも外国語を教えていただいている先生には、本校の子どもたちの実態に応じて丁寧に指導していただいています。小学校最後の外国語ということもあり、子どもたちが進学する中学校で英語を担当されている先生にも、授業の様子を見ていただきました。また、その先生に対して、子どもたちが英語で自己紹介をしました。これまでの授業で学んだことをもとに、事前に自己紹介カードを作っていました。自己紹介をする時間になると、正しく言えるかどうかを気にして、すぐに先生のところに行くことが出来ず、自分の席で何度もカードを見ながら練習している子がほとんどでした。
全員の自己紹介が終わった後、お二人の先生から「英語は、何度もまちがえながら覚えていくものです。まちがうことを恐れず、どんどん話していくことで英語の力が付いてきます。」という言葉をいただきました。さらに、「みんなは日本語をどうやって覚えましたか?まちがっていたかもしれないけれど、繰り返し覚えながら、だんだん話せるようになったはずです。英語も同じですよ。」と付け加えられました。
失敗したり、まちがって恥をかいたりすることは、誰でも嫌なことかもしれません。しかし、そればかりを気にしていると、一人一人の中に秘めている本当の力が伸ばせないままになってしまうかもしれません。それは、何と悲しいことです。もうすぐ中学校へ進学する子どもたちが、自分の持てる力を発揮しながら成長していくためにも、まちがうことを恐れず、チャレンジする気持ちをもっと高めていってほしいと思いました。
  

3月15日(水) 「モチモチの木」の授業を見て

各学年の授業も、いよいよ終わりを迎えようとしています。本日は、3年生の国語の授業を見せてもらいました。物語文「モチモチの木」を使って、登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像する学習で、「豆太」と「じさま」の行動や会話、様子をノートに整理する学習活動が行われていました。
この「モチモチの木」は、国語の授業で長く使われている物語文で、私も授業を行ったことがあります。臆病な豆太が、大好きな「じさま」を助けるために、夜道を一人で医者様のもとへ走るという有名なお話です。授業を見せてもらいながら、「この場面では、こんな流れの授業をした」「この変化に気付かせるために、こんな教具を用意した」など、当時の自分の授業を振り返りながら、楽しく見せてもらいました。
  

3月14日(火) 難問に苦戦しています

5年生の係活動で「THE クイズ」という係があるようですが、教室背面のホワイトボードにクイズが出題されています。授業を見せてもらう際に、そのクイズの答えも考えています。5年生の教室で話していると、クイズが目にとまったので考えたのですが、答えることが出来ませんでした。「ヒントをください。」と係の子にお願いすると、「ヒントを言うと答えが分かってしまうから、言えません。」と断られてしまいました。この「校長室から」を書いている今も、答えが分からずにいます。5年生の担任は、「校長先生、答えが分かりましたよ。20分ほど考えました。」と報告してくれましたが、答えは教えてくれませんでした。「親 人 中 (  ) 小」の( )の中に漢字を1字入れるのですが、なかなか答えがひらめかず、苦戦しています。
このように各学級の係活動が充実することは、楽しい学級づくりにとても効果があると考えています。それぞれの学級の特長を生かした係活動があり、見ている方も楽しくなります。

3月13日(月) 6年生からもメッセージ

現在、6年生の掲示板には、他の学年の子どもたちに向けての感謝のメッセージが掲示されています。「卒業する6年生へ」というメッセージはよく見かけますが、6年生から在校生に向けてのメッセージは、なかなか見ることが出来ないかもしれません。そのメッセージを読むと、「鬼ごっこを一緒にしてくれたね。ありがとう。」や「次の学年では委員会が始まりますね。がんばってください。」、「一緒にたくさんお話をしたね。とても楽しかったよ。」など、6年生の下学年を思う気持ちが溢れていて、胸が熱くなります。
本校の学校教育目標に「ふるさとに感謝」という言葉を入れています。学年関係なく、子どもたち同士が互いに支え合い、応援し合い、感謝の気持ちを表すといった関係づくりが出来ていることを、心からうれしく感じます。そういう坂っ子たちは、私の自慢であり、誇りです。

3月6日~3月10日

3月10日(金) 卒業式の練習が始まりました

卒業式まで、2週間となりました。6年生の子どもたちが、新たなステージに巣立っていくことは喜ばしいことですが、やはりさみしさを感じます。校内でも、いよいよ卒業式に向けた取組が本格化してきました。本校の卒業式では、式の途中で在校生からのビデオメッセージを流しています。校内では、その練習の声があちらこちらから聞こえてきます。「6年生、ありがとうございました。」という声を聞くと、いよいよ卒業式が近付いてきたのだと感じます。
本日から全体練習も始まりました。残り2週間も、あっという間に過ぎ、卒業式当日を迎えることになるのでしょう。1年間、学校のためにがんばってくれた6年生への感謝の気持ちを込めて、練習に取り組んでくれればと思います。

3月9日(木) 心を整え、希望を目指して!

本日、卒業を前にした6年生が、坂瀬川地域で愛好者が多い四半的に挑戦しました。四半的とは、400年以上の歴史をもつ伝統弓術で、射場から的までの距離が四間半(約8.2m)、弓矢の長さが四尺半(約1.36m)、的の大きさが四寸半(約13.6cm)ある事から「四半的」の名がついているそうです。
昨年度の6年生は、卒業前の泡多々しくなるこの時期に、心を落ち着かせ、中学校に向けての目標を定めるという目的で「茶道」を体験しました。本年度は、弓術の礼儀作法に触れるとともに、心を整え、自らの希望に向けて気持ちを込めるという意味で、この四半的体験を行いました。
地域の苓北協会の方々にご協力いただき、矢を射る様子を見せていただきました。実際に競技に入ると、回りの空気が張り詰めていく様子が伝わってきました。「礼」の大切さを、子どもたちも感じてくれたようです。
その後、協会の方々のご指導の下、実際に的に向かって一人一人が矢を射る体験をしました。礼儀作法やかけ声などを学び、的を目がけて集中する姿がありました。色々なことに気を配らなければならず、子どもたちは、ずいぶん苦戦していました。中には、的を射貫く子も出てきて、みんなで喜び合いました。
中学校へ進学すると、新たな環境の中で大変なこともあると思いますが、今回の体験を生かし、心を整え、自らの希望に向かって集中して取り組んで行ってほしいと願っています。
  

   

3月7日(火) 小学校生活最後の調理実習

本日、6年生が調理実習を行うということで、その様子を見せてもらいました。昨年度までは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、調理実習を許可することができませんでした。本年度になり、県内のリスクレベルの下がった時期を見計らい、また感染防止対策を万全に図ったうえで実施に踏み切ってきました。しかし、全国の小学校を見ると、本年度までは調理実習を行うことができなかった学校も多かったのではないでしょうか。今回の調理実習も、県内のリスクレベルと注視し、タイミングを考えて行いました。
学年でしっかりと計画を立て、1食分の献立を作りました。印象的だったのは、どの子も笑顔で調理に取り組んでいる様子でした。この調理実習ができることを心から喜んでいましたし、卒業を目の前にしたこのタイミングで実習ができたことを感謝していたことも伝わってきました。この実習を通して、また一つ成長してくれたことを、心からうれしく感じました。
  

3月6日(月) 花咲く春がやってきました!

昨年の秋、事務や主事の先生たちの手を借り、種から発芽させ、子どもたちの手で育ててきた花の苗が、一気に咲き始めました。寒い冬の間も、朝から子どもたちは何度も如雨露に水を入れ、水やりをがんばってきました。また、草取りを一生懸命がんばる子もいました。その願いが届き、学校の花壇の花々がきれいな花を咲かせ始めています。
一人2鉢で世話をしているチューリップも、ずいぶん大きくなってきました。美しい花を咲かせるのも、もうすぐです。花壇に花が咲き始め、坂瀬川小がさらに明るくなってきたように感じます。
  

2月27日~3月3日

3月3日(金) 6年生に感謝の気持ちを伝える送別遠足

本日、6年生とのお別れ会と遠足を行いました。天気にも恵まれ、6年生との楽しい時間を過ごすことができました。最初に体育館でお別れ会を行ったのですが、5年生が進行を見事に行い、大変温かな会となりました。今年は踊りを披露する学年が多く、これまでの6年生の出し物などを見て、影響を受けたからではないかと思いました。また、縦割り班対抗のドッジビーでは、学年の枠を越えて楽しく、そして熱くゲームをする子どもたちが見られました。
その後、近くの坂瀬川グラウンドに場所を移し、縦割り班でお弁当を食べたり、みんなで追いかけっこをしたりして楽しい1日を過ごしました。6年生が登校するのも、残り3週間です。その中で、みんなの心に残る遠足になったことでしょう。「6年生とお別れするのは嫌です。」と訴えてくる1年生もいます。残された6年生との時間を大切に過ごしたいものです。
  

3月2日(木) 本年度もお世話になりました

毎月、「すくすく芽生えの会」(地域学校協働活動)の「チームかしこく」(学習支援ボランティア)の方々に学級図書の入れ替えを行っていただいています。司書の先生とともに、学年に応じて本を選定していただいているおかげで、子どもたちの読書への興味を高める一助となっています。
本年度の入れ替えも、本日が最終日でした。子どもたちが感謝の気持ちを手紙に書いていましたが、全校児童を代表して、1年生が「チームかしこく」の方々へその手紙を渡し、お礼の言葉を伝えました。また、「4月からもよろしくお願いします。」と言葉を添えていました。「チームかしこく」の皆さんも、笑顔で1年生と話されている様子がとても印象に残りました。皆さんがお帰りになる際も、1年生が玄関で手を振って見送りました。次年度もよろしくお願いいたします。
  

3月1日(水) 6年生からの挑戦状

6年生が体育のボール型ゲームの学習でバスケットボールに取り組んでいることは、以前「校長室から」でもお知らせしましたが、昼休みに先生方と試合をすることになりました。先週から職員室に「6年生からのお願い」という紙が貼られていて、先生方もこの日を楽しみにしていました。卒業を前にして、このように先生方との思い出を作りたいと考えてくれた6年生の成長を感じます。この6年生からの挑戦に対して、先生チームも手加減なく受けて立つことにしました。
この日に向けて、6年生も授業中に作戦を考えていたようで、先生チームも苦戦しました。私の目の前できれいなロングスーとを決める子もいて、とても驚きました。また、次々にディフェンスに現れる子もいて、6年生の体力がついてきたことを実感しました。
結果は先生チームが勝利しましたが、このような楽しい時間を作ってくれた子どもたちに、心から感謝しています。
  

2月28日 子どもたちは元気です!

2月最終日となりましたが、春を思わせるような暖かな一日でした。54人の子どもたちが全員登校し、元気に学校生活を送ることができました。1年生教室に入ると、「校長先生、小さなハチがいました。ティッシュでつついて、どこかに飛んでいきました。」と教えてくれました。虫たちもそろそろ動き出したようです。昼休みに運動場を眺めると、子どもたちが歓声を上げながら楽しく遊んでいる様子が見られ、うれしい気持ちになりました。上着を脱いでサッカーボールを追いかけている子、一輪車の練習に汗を流す子、小石や落ち葉を並べて絵を作り出している子など、友だちとかかわり合いながら楽しく過ごしていました。坂瀬川小の子どもたちは、みんな元気です。
  

2月19日~2月24日

2月24日(金) 第2回学校運営協議会

本日、本年度2回目の学校運営協議会を行いました。学校運営協議会委員の皆様には、学校行事等の際に来校いただき、子どもたちの学習の様子を見ていただくとともに、本校の教育活動に対してご意見をいただいてきました。令和4年度を振り返り、本校のグランドデザインに示した取組の成果と次年度に向けての課題を説明しました。委員の皆様からは、本年度の本校の取組について、高く評価していただきました。
その後、本校の児童会の代表児童から、本年度がんばってきたことや次年度の児童会で実現したいことを紹介しました。代表の子どもたちが堂々と発表する様子を見て、たくさんの賞賛の言葉をいただきました。また、委員の皆さんの質問にもしっかり受け答えができていて、私も子どもたちの成長を感じました。
地域の方々の支えがあるからこそ、本校の教育活動は円滑に進められています。これからも本校の教育課程を地域に開き、それぞれの立場から意見を交換し合い、さらによりよい坂瀬川小学校を目指していきたいと考えています。

2月22日(水) 屋上から見える坂瀬川小

本校の屋上にソーラーパネルが設置されていますが、その点検のために業者さんが来校されました。一緒に確認するために久しぶりに屋上に上りました。いつも見慣れている校舎ですが、屋上から見える坂瀬川小の風景は、新鮮に感じました。授業中でしたが、屋上にいる私に気付いた子どもたちが、手を振っていました。4年生の子どもたちが、図工で使う落ち葉や木ぎれを探していました。屋上から声をかけると、「校長先生、何をしているんですか?」と尋ねられました。
屋上から坂瀬川の様子を見て、改めて自然豊かで、心癒やされる場所だと感じました。
  

2月21日(火) 待ち望んでいた楽しみが戻ってきました

昼休みなどに子どもたちの遊びを見ていると、一番人気は、やはりブランコです。学年の枠を越えて、みんなが楽しんでいる光景が見られます。しかし、長年使っている遊具ですから、メンテナンスも必要です。2週間ほど、補修と点検のために使えなくなっていました。昨日メンテナンスも終わり、いよいよ使えるようになりました。「校長先生、もうブランコに乗ってもいいんですか?」と聞いてきたので、「大丈夫ですよ。」と答えると、すぐにブランコの方に走って行きました。たくさんの子どもたちがブランコに乗って楽しんでいる様子を見ると、この日を待ち望んでいたことが伝わってきました。
子どもたちが大人になっても、このブランコで遊んだ小学校時代のことを懐かしむのだろうと思いました。

2月19日(日) 坂っ子フェスティバル

本日、子どもたちの学習の成果を披露する「坂っ子フェスティバル」を実施しました。新型コロナウイルスの流行により、過去2年間は子どもたちだけで行い、発表の様子についてはDVDに収録して各家庭に配付したり、YouTubeで配信したりして、子供たちの成長の様子を見ていただいていました。本年度は、3年ぶりに保護者の方々に体育館にお迎えして開催することができたことを、心からうれしく感じています。
子どもたちは、坂っ子フェスティバルに向けて、学んだことをどのように表現するかを考え、準備を進めてきました。練習の様子をちょこちょこ見せてもらっていましたが、どの学年も表現方法が工夫されていました。また、練習にも一生懸命取り組んでいることが伝わっていましたので、本日を楽しみにしていました。
多くの人たちに見ていただくということで、子どもたちも緊張している様子でしたが、素晴らしい発表を見せてもらいました。一人一人が堂々と表現する姿を見て、自信につながったのではないかと思います。
   

2月13日~2月17日

2月17日(木) 昼休みに現れた「ホーキーズ」

昼休みに窓の外を眺めると、いつも朝の時間に学校をきれいにするために活動している「ホーキーズ」の子どもたちが校訓碑の近くを掃除しています。不思議に思い、担任の先生に理由を尋ねてみて合点がいきました。今朝、一人の2年生が、中庭周辺をきれいにしてくれていましたが、何となく元気がなかったので声をかけました。その子が言うには、「最近、落ち葉があんまり落ちていないから、ホーキーズに行こうと誘っても、みんな集まらないんです。」と言っていました。「それじゃ、校長先生を手伝ってくれるかな?」と話すと、喜んで落ち葉を集めてくれました。そのやりとりを見ていた担任の先生が、学級全体に「何のために活動するのか」という目的を問いかけられたそうです。とても大切な投げかけだと思います。その結果、誰から言われたわけでもなく、昼休みに自分たちで考えてホーキーズの活動をしたらしいのです。担任の先生の投げかけは、子どもたちの「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」のすべてを高めることにつながっていると感じ、有り難く思いました。
  

2月16日(木) 教頭先生の読み聞かせに歓声が・・・・

本日は、朝の時間を使って読み聞かせを行う日でした。本校の読み聞かせは、その学級の担任以外の職員が訪れる教室の子どもたちのことを考えて本を選び、お話をするようにしています。子どもたちの様子を見るために各教室を回っていると、2年生教室から歓声が聞こえます。だれが、どんなお話をしているのだろうと教室に入ってみると、本校の教頭先生が何種類ものきょうりゅうが登場する絵本を使って、子どもたちの視線を釘付けにしていました。教頭先生がユーモアたっぷりにお話を進め、その展開に子どもたちの笑い声が教室中に溢れていました。
本校は、全職員で52人の子どもたちを見守り、育てる学校です。日頃から先生方が様々な工夫を凝らして教育活動を進めている様子を見ながら、私もたくさんのエネルギーをもらっています。
  

2月15日(水) ごあいさつ運動

本校では、毎月5のつく日を「ごあいさつ運動」を行う日と位置付け、子どもたちの「あいさつ」を交わす力の向上と交通安全への意識を高める取組を続けています。保護者の方々にご協力いただき、通学路の要所で、登校する子どもたちや地域の方々へ「おはようございます」と、あいさつの声をかけてくださっています。以前は、地域の方々や本校の卒業生の保護者の方も一緒に取り組まれていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、地域学校協働活動「すくすく芽生えの会」で話し合い、現在の形で継続しています。すくすく芽生えの会の「チームたくましく」で支援していただいている方々は、本年度作った本校オリジナルの帽子をかぶり、子どもたちの登校や下校の様子を見守っていただいています。
寒い朝でしたが、本日が担当の保護者の方に集まってもらい、「ごあいさつ運動」を行いました。声の大きさは子どもたちによって違いはありますが、「おはようございます」とあいさつを交わしていました。「ふるさと『・か・せ・が・わ』小学校の姿」・・・わやかなあいさつが響き合う学校」を目指し、取組を継続していきます。日頃よりご協力いただいている保護者並びに地域の方々に、心より感謝申し上げます。

2月13日(月) 花咲く春が待ち遠しい

「わあ、また大きくなってる。」「○○ちゃんのは、大きいよ。」最近の1年生の関心事は、一人一鉢で植えたチューリップの生長のようです。正門で「おはようございます」の一礼をすると、すぐに鉢の近くに行って確かめています。土日は温かくなりましたので、先週よりも土の上に伸びた葉の部分が大きくなっていたようでした。昨晩雨が降ったにもかかわらず、やはり水やりをしていました。その中の一人が、「あんまり水をあげると、お腹いっぱいになっちゃうよ。」と話していました。そんな子どもたちの会話を聞いていると、私も春が待ち遠しくなりました。
  

2月6日~2月10日

2月10日(金) 友だちのよさを認め合う人権集会

今週は、3学期の人権週間でした。各学級での人権学習をはじめ、学校全体で子どもたちの人権意識を高める人権標語の作成や異学年間の交流活動等の取組を進めてきました。本日は、児童会が進める人権集会を行いました。本日の人権集会も、全校児童が集合して交流を行いました。
最初に近くに座っている子どもたち同士で、互いのよいところをいくつ伝えることができるかという活動を行いました。「7つ伝えられました。」「私は、10個伝えました。」という声が返ってきました。その後、一人一人が作った人権標語を、縦割り班で紹介し合う時間がありました。人権標語を読むだけでなく、なぜこの言葉にしたかという理由も添えて発表してくれました。短い時間ではありましたが、互いのよさを知り合う有意義な集会となりました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤でもあります。学校の教育活動全体で人権教育を進めていきますし、本校職員が常に人権感覚を磨き、愛情をもって一人一人の子どもたちと向き合っていきたいと思います。
  

2月9日(木) 思いを込めて読み聞かせ

本校では、木曜日の授業前の時間を活用して、読み聞かせを行っています。いつも読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもお世話になっていますが、5、6年生の子どもたちに向けて「はだしのゲン」の紙芝居を使って読み聞かせをしていただいている方がいます。このお話は長編ですが、5つの紙芝居に分かれているそうです。高学年の読み聞かせを行う担当となったときに、1話から順に話していただき、卒業する前までに完結するよう工夫されています。前回来校されたときは、5年生に1話を話されました。本日は6年生への読み聞かせを行う日でしたので、いつものように紙芝居をもってこられ、4話を聞かせていただきました。子どもたちも次の展開が気になり、大変楽しみにしています。思いを込めて話されていることが伝わり、子どもたちも聞き入っている様子がありました。
次回は3月上旬に話していただけることになっていますが、いよいよ最終話です。お話を最後まで聞き終わった後、子どもたちがどのような感想をもつのか、今から楽しみです。
 

2月8日(水) 給食ができるまで

苓北町の児童や生徒の栄養指導や管理を担当されている栄養職員の方を本校にお迎えし、学校給食共同調理場で働かれている方々の仕事や毎日の給食ができるまでの様子について話していただきました。5校時に1・2年生、6校時に3・4年生に向けて写真等を見せながら詳しく説明していただきました。共同調理場で実際につかられているたくさんの機械を紹介されましたが、子どもたちは、大変興味をもったようでした。また、働かれている方々が暑い日も寒い日も自分たちのために給食を作ってくれていることを知り、改めて感謝の気持ちを高めていたようでした。
授業の後半で、栄養職員の方に質問をする時間を設けてありましたが、子どもたちならではの難しい質問にも笑顔で答えていただきました。子どもたちの感想では、「感謝の気持ちを大切にして食べたい。」や「私たちのために作ってくれているので、残さず食べたい。」など発表していました。
給食は、子どもたちが楽しみにしている時間です。「校長先生、明日はカレーですよ。」と、次の日の献立を教えてくれる子もいます。子どもたちが安全で、安心して食べられる美味しい給食を日々提供していただき、本当にありがとうございます。
  

2月7日(火) 子どもたちの感性の豊かさ

学校の廊下の色々な場所に、学習の足跡となる作品が掲示してあります。低学年の学習の様子を見た後にふと掲示板を見ると、2年生が初めて詩を作ることに挑戦した作品が掲示してありました。見たことや感じたことを詩に読んでいるのですが、その内容を読んで、子どもたちの感性の豊かさに驚かされました。
お風呂で暖まったのにドアを開けると寒かった経験、跳び箱を跳んだときの気持ちなど、その時々の感情がよく表現されていました。きれいな夕焼けをずっと見続けていたいという気持ちがこもった詩もありました。中でも、題名に「人生」と付けられたものもあり、2年生とは思えない発想にびっくりしました。
このような子どもならではの感性を、大切にしたいものだと思いました。
  

2月6日(月) ボールの音に誘われて

6時間目に、6年生の体育「ボール型ゲーム」でバスケットボールを行っている様子を見せてもらいました。授業が始まる前に、体育館に移動していた一人の男の子が、校長室で仕事をしている私に気付いたようでした。窓越しに見ていると、ドリブルをするジェスチャーをして、バスケットをすることを教えてくれました。その後、校内を回っていたのですが、体育館から聞こえてくるボールの音に誘われて、足を運んでしまいました。部活動で長くバスケットボールを指導していたこともあり、体育館でボールの跳ね返る音を聞くと、心も弾んでしまいます。
担任の先生も入って、熱戦が行われていました。思わず「走れ-。」「シュートを打て!」と声を上げて両チームを応援していました。授業で使うホワイトボードを見ると、単元の計画の終わりの方に「先生方チームと試合をする」という学習活動が書いてあり、楽しみになりました。

1月30日~2月3日

2月3日(金) 来年度もよろしくお願いします

馬場先生には、毛筆指導で大変お世話になっていますが、本年度の授業も最後になりました。毎回授業で指導されている様子を見せてもらっていますが、子供たちに指導する一人として、その姿に学ぶところがたくさんあります。また、日頃何気なく使っている文字の成り立ちやきまりなど、新たな発見がたくさんあり、私の方が勉強になっています。
いつも子どもたちに話されることですが、「一点、一角を手本を見て忠実に書くこと。そうすることが上達する早道になる。」という言葉は、毛筆だけでなく、あらゆることにつながることだと感じます。小学校時代に、このようなことを語りかけてくださる方に出会えている子どもたちは、本当に幸せだと思います。
6年生から感謝の手紙を渡し、「中学校でもよろしくお願いします。」という言葉を伝えました。来年度も、毛筆を通しての人間教育を、子どもたちにも私たち教員にもお願いいたします。
  

2月2日(木) 新1年生体験入学

4月に入学する新1年生の体験入学を行いました。新型コロナウイルス感染症の流行で、過去2年間は保護者説明会のみ実施してきましたが、本年度は、校内や各園の状況を確認した上で、新1年生が来校しての授業体験や交流活動を計画しました。1年生の国語の授業を参観し、授業にも参加しました。また、5年生と色々なゲームで楽しく交流できました。最初は緊張した表情だった新1年生も、1年生や5年生と交流する中で笑顔が見られました。この体験入学での交流を通して、新1年生も本校の子どもたちも、4月の入学式が楽しみになったことでしょう。
今週になって、1年生の子どもたちが朝から駐車場の落ち葉集めや花壇の草取りをがんばってくれていました。「学校が喜んでいるよ。ありがとう。」と声をかけると、「新1年生が来るから、きれいにしてお迎えしなきゃ。」と話してくれました。その言葉を聞いて、感動しました。坂瀬川小の子どもたちは、本当にやさしい子ばかりです。
  

2月1日(水) ご声援、ありがとうございました!

本日、校内持久走大会を行いました。本来は先週実施を予定していたのですが、悪天候による練習不足と走路のコンディション不良のため、本日に延期しました。
天候は曇りでしたが、気温も上がり、子どもたちが全力を出して走るにはよい気候条件となりました。朝から子どもたちを見ていると、張り切っている様子が伝わってきました。また、開始前のウォーミングアップも、いつも以上に力が入っていることを感じました。
平日の午前中開催にもかかわらず、保護者の方々、そして地域の方々にたくさん協力をいただき、子どもたちの安全確保と応援をしてもらいました。本当に有り難いことであり、子どもたちも職員も感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちも多くの声援に背中を押され、練習よりもよいタイムで走ることができ、終わった後も笑顔がたくさん見られました。本校が充実した教育活動を進められているのも、この「ふるさと坂瀬川」の皆さんのご理解並びにご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
  

1月31日(火) みんな集まっての児童集会

この3年間、新型コロナウイルス感染症対策として、屋内での子どもたちの集会活動は、基本的にリモート中心で行ってきました。しかし、校内の状況を見ながら、今回の児童集会は、全校児童集まって実施しました。全員集まっての集会活動は、他学年の聞く姿勢や話す姿勢を見ながら刺激を受けるよい機会であり、リモートでは得られない効果があると考えています。本日は、学級目標に対する反省や委員会活動の総括の発表がありました。
どの学年も、学級活動で話し合った内容を、相手意識をもって堂々と発表してくれました。また、各委員会からの発表も、次年度に向けて取り組みたいことを交えて紹介してくれました。
子どもたちの様子を見ていてうれしかったのは、それぞれの委員会の発表に対して、「○○委員会さんが□□を行ってくれたおかげで、みんなが楽しく過ごすことができました。ありがとうございます。」という感謝を伝える意見が多数出されたことです。これらの意見から、児童会活動に携わった高学年の児童も、達成感や今後の活動への意欲をもつことにつながったと感じました。また、このような児童会の活動に憧れをもち、「学校のみんなのために、こんなことを企画してみたい。」という、更なる意欲にもつながったようです。
本年度も、残り2ヶ月となりました。年度初めに立てた目標の達成に向けて、充実した学級生活や学校生活を送ってくれることを期待しています。
  

1月23日~1月27日

1月27日(金) 雨にも負けずボランティア

本日は、冷たい雨が降る朝でした。天気がよければ、朝から外に飛び出して、校舎周辺の落ち葉集めや学級園の草取りといったボランティア活動をがんばる坂っ子たちですが、雨が降ってはできません。そのような時は、校舎を回って「あいさつボランティア」に取り組む子が多いようです。校長室や職員室にも、「○年生です。おはようございます。」と元気な姿を見せてくれます。
今日は職員玄関前がにぎやかだと思って見てみると、2年生の子どもたちが、ガムテープを使って玄関マットをきれいにしてくれていました。砂ぼこりがテープにくっつくのが楽しかったのか、夢中で作業していました。
3年前から子どもたちに意識付けを図ってきた朝のボランティア活動は、本校のよき伝統となり、大切に引き継がれてきています。自分たちの学校を、自分たちの手で美しく守り続ける子どもたちであってほしいと思います。

1月26日(木) 納豆はどんなふうに食べる?

本日の給食には、納豆がありました。いつものように子どもたちが給食を食べている様子を見て回ると、納豆を一生懸命かき混ぜている場面に出会いました。よく観察すると、納豆をご飯の上にのせて一緒に食べる子もいれば、納豆だけを美味しそうに頬張っている子もいました。以前から何となく気になっていたので、「納豆はご飯に混ぜて食べる派ですか、それとも納豆だけを食べる派ですか?」と、各学級で尋ねてみました。結果は、半々でした。ご飯に混ぜずに食べるという子に理由を聞くと、「ご飯がネバネバするのが嫌だから」や「ご飯は、ご飯だけで食べたい」など、なるほどと思う答えが返ってきました。ご飯に混ぜて食べる子に理由を聞くと、「ご飯がもっと美味しくなるから」と答えてくれました。食べ方はいろいろでも、みんな納豆を美味しく食べていることが分かり、うれしくなりました。
今週は、給食記念週間です。献立を見ると、給食の歴史を子どもたちに知ってもらうために、苓北町で収穫されたものや昔ながらの献立を参考としながらメニューを考えられています。本当に有り難いことです。子どもたちにいつも話していることですが、感謝の気持ちを大切にしながら食べてほしいと思います。

1月25日(水) 冬の遊びをしよう

昨晩から降った雪が残る、大変寒い一日でした。しかし、子どもたちは、朝からわずかな雪を集めたり、水たまりの氷を探して回ったりと、冬を楽しんでいるようでした。
1年生の生活科で冬の遊びを楽しむ学習活動がありますが、子どもたちが手作りの凧をあげていたので、私も加えてもらいました。ほどよい風が吹いていましたので、意外に高く上がる凧もありました。中には糸が絡まってしまい、それをほどくことに時間がかかる子もいました。「校長先生、糸を巻いてください。」とSOSを出してくる子もいて、いろいろな手伝いをすることになりましたが、楽しい時間でした。
  

1月24日(火) はたらくことのよさ

本日、2年生の道徳科の授業を見せてもらいました。「はらたくことのよさ」という主題のもと、教材を通して、みんなのために働こうとする実践意欲と態度を養うことをねらいとして授業が行われました。教材は、 「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ ~熊本の明日へ~』」の「しょう来のゆめ」を使い、お父さんや警察官の働く姿を見た主人公の気持ちを考える学習活動が行われました。2年生の子どもたちは、主人公が手伝いや学校の仕事をがんばっている時の気持ちを考えながら、働くことが自分の回りの人たちの役に立っていることや、笑顔につながっていることに気付いていったようでした。また、これからお手伝いやボランティアをもっとがんばりたいという思いを膨らませていたようでした。
授業を見ている私も、子どもたちの純粋な思いに触れ、この子どもたちのためにがんばって働こうという思いが高まりました。
  

1月23日(月) 待っていてくれて「ありがとう」

いつも給食の時間は、各学級を回って子どもたちの様子を見ています。子どもたちが美味しそうに(時には苦手な食べ物もあるようですが・・・・)給食を食べている様子を見ると、私も幸せな気持ちになります。
本日は、早朝から出張しており、学校に戻った時は、給食の終わりの方でした。私も急いで給食を食べましたが、いつものように給食の時間に校内を回ることができませんでした。昼休みに私の姿を見かけた低学年の子どもたちが、「校長先生、どうして今日は、給食の時に来なかったんですか。」と聞いてきたので、「ごめん、ごめん。」と謝りました。子どもたちが待ってくれていることは、本当に幸せであり、有り難いことだと感じた瞬間でした。

1月16日~1月20日

1月20日(金) 朝からがんばる1年生

朝から子どもたちの様子を見ていると、1年生が学級園に植えた花の世話をよく頑張っています。毎日、如雨露に何度も水を入れ、水かけをしています。1年生の会話を聞いていると、「ここの花がのどが渇いているよ。」と話ながら水をかけていて、何となく心が温かくなります。水くみをしている時に、靴に水かかかってしまうこともありますが、何となく折り合いを付けながら作業しています。自分たちの所だけでなく、他学年の学級園にもたっぷり水をかけてくれています。そんな1年生の姿を見ながら、1年生なりに「考動力」「かかわり合う力」がしっかり身に付いてきていることを感じ、うれしい気持ちになります。
  

1月19日(木) よいこと、悪いことを区別して

1年生の道徳科の授業が行われ、参観させてもらいました。本日の授業は、教材「それって、おかしいよ」を使い、よいことと悪いことを区別し、よいと思うことを進んで行うことについて考える内容でした。子どもたちが日常生活を送る中で、よいことと思っていながらも、なかなか言動で表すことができない場合もあります。大人も同じかもしれません。担任から「よいと思ったことをするためには、どんな気持ちが大切でしょう」という問いかけに対して、子どもたちは、教材に出てくる主人公の気持ちと自分の経験等を重ねながら考えていきました。滑り台に並んでいるときに、友だちが横入りをしてきます。その時の主人公の気持ちを色で表現し、その色を選んだ理由を発表していました。また、主人公が横入りしてきた友だちに対して、「それって、おかしいよ。」と言ったときの気持ちや、並んでいる他の人たちの気持ちを多角的に考えていました。授業中に子どもたちからいろいろなつぶやきが聞かれ、1年生の子どもたちがしっかり成長してきていることを感じました。
  

1月18日(水) 目標に向かって

1月27日(金)に、持久走大会を計画しています。例年11月に実施していたのですが、昨年の11月に研究発表会を含め行事等が集中し、子どもたちの疲労や落ち着いた学習環境の確保という点を考慮し、本年度は1月に実施することにしました。3年生以上の自計学を見せてもらっていますが、子どもたちの日記の中に、目標タイムや大会に向けての意欲を表した内容が増えてきました。本日も低学年がコースを使って練習をするということで、お手伝いをしました。子どもたちが一生懸命頑張っている姿を見ると、本当にうれしく思います。私の目の前で、転んでしまった子がいました。泣いて動かなくなるのでは心配しましたが、すくっと立ち上がり、再びゴール目指して走り始めました。
学校で持久走に取り組むときは、目標をクリアしながら進んでいく「マラソンカード」を作っていました。私も体育を担当していたときは、子どもたちが意欲をもって練習できるよう、いろいろ考えながら作っていました。今年の本校のマラソンカードは、委員会の子どもたちがタブレット端末を使って作成したそうです。見せてもらいましたが、よくできていて感心しました。一人一人が目標をもち、その実現に向けて練習を頑張ってくれることを期待しています。
 

1月17日(火) あいさつは届けるもの

本日、3学期の地区児童会を行いました。冬休みの暮らしの反省や登校班の集合時間や集合場所等の確認を中心に、異学年での話し合いが行われていました。
先週の火曜日が3学期の始業式でしたが、冬休み中は、大きな事故やけがもなく、安全に生活できていたようでした。日常の生活場面での振り返りとして、いつも話題となるのが「地域でのあいさつ」です。「地域でも明るいあいさつができましたか?」の問いに、「よくできた」と自信をもって挙手できる子がやや少なかったようです。
本校の職員が、「みんなは、あいさつをしていると思っていますが、何のためにあいさつをしているのだろう。」と尋ねていました。「あいさつは、相手に届けられて『あいさつ』と言えるのじゃないかな。みんなのあいさつは、地域の人たちに届いていますか?」と語りかけ、意識付けをしてくれていることを大変うれしく感じました。
あいさつを相手に届けられる子どもたちを目指し、3学期も粘り強く意識付けを続けていきたいと思います。
  

1月16日(月) 愛情を込めて育てています

最近の温かさもあってか、学級園の花が大変大きく育ってきました。朝から1年生を見ていると、一人一鉢や学級園の花苗に欠かさず水かけをしている様子が見られます。ペットボトルに水を入れて、何度も学級園に向かう姿に、子どもたちの成長を感じます。リビングストンデージーやパンジーなどは、葉の部分がどんどん大きくなってきていることを感じます。小さな草も子どもたちが抜いているので、伸び伸びと育っているのでしょう。
先週末は20℃近くまで気温が上がりましたが、これから寒さも本番を迎えます。厳しい寒さに耐え、春に大きな花を咲かせてくれることを願って、これからも愛情を込めて育ててくれることでしょう。
  

1月10日~1月13日

1月13日(金) 健康おみくじ

低学年の子どもたちが、保健室前の掲示板を見ながら楽しそうにしていました。現在、保健室前の掲示板には「健康おみくじ」が貼ってあります以前にも紹介しましたが、保健室前の掲示は工夫されていて、私も毎回楽しみにしています。子どもたちがずいぶん触ったのか、掲示された当初よりおみくじ用の厚紙が弱くなっていくようです。おみくじ棒を選び、そこに書かれたカードをめくるというものですが、子どもたちの健康面で大切なことが書かれています。午後の休み時間に保健室前を通ると、今度は6年生の子どもたちがおみくじを引いている様子を見かけました。この「健康おみくじ」で楽しみながら、健康な学校生活を送ってほしいと願っています。

  

1月12日(木) 音楽に合わせて

本校のホールから、何やら音楽が流れていました。どんな授業が行われているのだろうとのぞいてみると、4年生が寝っ転がったり走ったりしながら、楽しそうに体を動かしていました。音楽の鑑賞の授業で、「ノルウェー舞曲 第2番」の曲の流れを感じ取り、その流れに合わせて自分で体を動かすといった授業だったようです。子どもたちの様子を見ていると、恥ずかしさなど微塵もなく、思い思いに動きながら、音楽を楽しんでいることが伝わってきました。私もちょっとだけ参加したのですが、子どもたちの表現には敵いませんでした。写真では伝わりにくいですが、音楽の授業を体全体で楽しんでいる4年生の子どもたちは、本当にすごいと感じました。
  

1月11日(水) 子どもたちの発想の豊かさ

校内を回っていると、1年生の子どもたちが廊下の教材棚から何かを探している様子が見えました。何を探しているのかと思いのぞいてみると、図工で使う道具を見つけているようでした。「校長先生、見てください。」と教室から声がしたので入ってみると、色々なものを一生懸命並べていました。1年生の図工「ならべて ならべて」の学習で、教室にある身近なものを並べて、いろいろな形作りに挑戦していました。プラスチックのコップを並べる子、マジックを色とりどりに並べる子、粘土板などをつなげながら道路を作る子など、子どもたちの発想の豊かさに驚かされました。一人で作る子や友だちと協力しながら作る子もいて、面白い学習だと感じました。磁石を持ってきて並べる子もいましたが、いろいろなところにくっついてしまうため、悪戦苦闘していました。
作った形を一生懸命説明してくれる子の話を聞きながら、私もその世界に引き込まれていくようでした。
  

1月10日(火) 目標をもった生活を!

冬休み期間中静かだった坂瀬川小学校に、活気のある子どもたちの声が戻ってきました。本日から3学期がスタートしました。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中ではありますが、朝から子どもたちは元気に登校し、大きな声で「おはようございます」と、笑顔であいさつをしてくれました。
登校した子どもたちは、早速朝からボランティア活動を頑張り、リズムある学校生活のスタートとなりました。感染症対策として、始業式はリモート形式で行いましたが、私の問いかけに反応し、一生懸命聞いてくれていることが、画面越しに伝わってきました。子どもたちには、夢の実現に近付くためために、目標をもって毎日生活してほしいことを話しました。また、夢を叶えるためには、友だちや家族、地域の方々等、自分たちを支えてくれている人たちに感謝の気持ちを表現することが大切であることも伝えました。
教室を回っていると、お正月の思い出を担任に話している光景がたくさん見られ、心に残る冬休みを送ってくれたことを感じました。50日ほどの短い学期ではありますが、一人一人が目標をもち、その実現に向かって努力する学期にしてほしいと願っています。
3学期も本校の教育活動に対して、ご理解並びにご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  

12月19日~12月23日

12月23日(金) 充実した76日間でした

本日、2学期の終業式を行いました。新型コロナウイルスの感染状況等を考慮し、各教室をリモートでつなぐ終業式となりました。各学年の代表児童が、2学期に思い出に残ったことや頑張ったことなどについて発表してくれました。2学期は校外での活動や行事等も数多く行いましたので、その時の感想発表の内容もそれらのことに触れたものが紹介されました。原稿を見ずに発表する子もいて、大変感心しました。
私からは、2学期の始業式に「こんな2学期を目指そう」と話をしたことが達成できたかどうか、振り返ってもらいました。また、学校教育目標に沿った活動場面を写真で示し、子どもたちの頑張りを褒め、充実した2学期であったことを話しました。
その後、各教室を周りながら子どもたちの表情を見ていきましたが、それぞれが明日からの冬休みを楽しみにしていることが伝わってきました。子どもたちには、けがや病気には十分注意し、思い出に残る冬休みにしてほしいと話をしました。
2学期も、本校の教育活動に対しましてご理解及びご協力いただき、心より感謝申し上げます。来る令和5年(2023年)が、子どもたちにとってさらに充実した年になるよう願っています。
  

12月22日(木) 日本の伝統 そしてHappy Christmas!

イギリス出身で、現在英語指導コーディネーターをされている先生をお迎えし、3・4年生で交流会が行われました。まず、4年生が国語の学習でまとめた「自分が紹介したい伝統工芸」を紹介しました。扇子や西陣織、肥後象眼など、自分で描いた絵や写真を交えながら、大変分かりやすく発表していました。
その後、英語指導コーディネーターの先生から、イギリスのクリスマスについて、クイズを交えながら詳しく教えていただきました。クリスマスが間近に迫っているということもあり、子どもたちは、興味深く聞いていました。12月25日の4週間前の日曜日から12月24日までの準備期間(アドベント)があることやその期間中に準備する7つのことなど、知らないことがたくさんあり、驚きの声を上げていました。
4年生の発表や英語指導コーディネーターの先生の話を聞きながら、知らないことがたくさんあり、改めて日本や世界は広いことを感じました。
  

12月21日(水) 人権感覚を磨く職員研修

先週までの2週間を校内人権旬間と位置付け、各学年での人権学習をはじめ、熊本県人権子ども集会の実践発表の視聴や人権集会、人権にかかわる講話等を行い、子どもたちも様々なことを学んできました。本校では、人権教育を学校経営の基盤に据え、日々の教育活動を進めています。子どもたちだけでなく、私たち職員も、日々の見方や考え方を振り返り、一人一人が人権感覚を磨く研修を行っています。
今回は、他管内より講師をお招きし、本県が作成している人権研修テキストを使い、ポイントとなる大切な部分を一つ一つ押さえながら、丁寧に説明していただきました。最後に「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」という人権教育の目標を大切にし、日々の教育活動を進めてほしいと助言をいただきました。大変貴重な話を聞くことができ、大変有意義な研修となりました。
12月20日(火) 元気いっぱい なわとび!

2時間目に2年生、3時間目に1年生の楽しそうな声が聞こえたので見に行くと、なわとびを使った体育の授業が行われていました。2年生は後ろとびやあやとび、交差とびなど、新しい技に挑戦していました。「校長先生、見ててください。」と、あちらこちらから声がかかります。何度も引っかかりながらも、少しずつ上手になっていく様子が見られ、子どもたちはすごいなと感じました。
1年生は、みんなでながなわに挑戦していました。私も回し手になり、授業に参加させてもらいました。最初は怖がっていた子も、みんなに声をかけられ、勇気を出して挑戦する姿が素敵でした。授業後半では、途切れずに連続でとべるようになってきました。
なわとびは、運動する上で必要な調整力を高めることに適していると考えます。今年の冬は、私も子どもたちに負けないよう、なわとびの練習を頑張ろうと思います。
  

12月19日(月) 「ゆきがふりました」

土曜日から日曜日にかけて、天草でも雪が降りました。今日も大変寒い朝でしたが、子どもたちは、歩いて元気に登校してくれました。いつものように、子どもたちと正門で朝の挨拶を交わしていると、一人の1年生が近付いてきて、「校長先生、昨日葉っぱに雪が積もっていました。」と教えてくれました。「葉っぱの雪を集めましたか?」と尋ねると、首を降りながら「とけちゃった。」と残念そうに答えてくれました。雪の降る様子を見ながら、雪遊びができることを楽しみにしていたのでしょう。
朝から校区を見て回っても、どこにも雪が残っていませんでしたので、子どもたちはいつものように登校できると、安心していました。しかし、苓北町の中には、大変雪が積もったところもあったようです。本校の職員から、「我が家の庭の様子は、こうでしたよ。」と写真を見せてもらい、その様子に驚きました。子どもたちのふるさとである苓北町にも、様々な風景があるのだと感じました。
 

12月12日~12月16日

12月14日(水) 薬物乱用防止教室

学校薬剤師の先生を講師としてお迎えし、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。例年行っている取組ですが、自分の心や体を大切にし、自分の健康や行動に責任をもつことの大切さを考える時間は、今の子どもたちにとって重要な場であると考えています。講師の先生には、「喫煙・飲酒・薬物乱用の害について」という内容でお話しいただきました。この教室も、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『わ』・・・たし(の命)を大切にする学校」の取組として、今後も大切にしていきたいと思います。

12月13日(火) 授業参観・学級懇談会 お世話になりました

本日、2学期末の授業参観及び学級懇談会を行いました。平日にもかかわらず、多数の保護者の方々にご参加いただき、心より感謝申し上げます。本校の子どもたちは、2学期の学習や様々な行事等を通じて、心も体も大きく成長してくれましたと感じています。すべての学年の授業を見て回りましたが、子どもたちが集中して学びに向かう姿を見ていただけたのではないかと思います。
保護者の方に向けて発表したり、考えをみいてもらったりする学習活動を計画した学年もありましたが、笑顔で自分の考えを述べている姿が微笑ましく感じました。
   
   

12月12日(月) 金柑が人気です!

近頃、本校の子どもたちの中で金柑(キンカン)が人気です。校地の職員室横に金柑の木が一本あり、実をつけています。例年、子どもたちもあまり気にかけていませんでしたが、先日のチューリップの球根を鉢に植えた際に気付いた子が興味を示し、それが他の子どもたちにも広まったようです。朝から子どもたちが観察に来ては、黄色に色づくのを楽しみにしているようです。
そのような中、本校の地域学校協働活動推進員の方が、学校玄関の飾りとして実のついた金柑を枝を持ってこられました。早速、校長室前と職員室前の花びんに飾っていただきました。とても温かい雰囲気になったのですが、金柑に興味を示している子どもたちが、これから毎朝眺めに来るのではないかと思います。

12月5日~12月9日

12月9日(金) 第2学期人権集会

月曜日から2週間を校内人権旬間と位置付け、各学年で人権学習や人権宣言の振り返りを行っています。本日は、全校児童が集まって人権集会を行いました。子どもたちの集会は各教室をリモートでつないで実施してきましたが、子どもたちが一堂に会して行う集会は、2学期初めてでした。
今週の火曜日に、本校の児童全員が「令和4年度熊本県人権子ども集会」をオンライン(オンデマンド)で視聴しました。本年度のテーマである「COLOR~知る努力、知ってもらう勇気、広がる笑顔~」に基づいて、子どもたちに話をしました。その後、各学年の人権宣言に対する振り返りの発表が行われました。どの学年も日常生活をよく振り返っていて、学級全員でよくできたところやもっと努力が必要なところを発表できました。次に縦割り班に分かれて、「さいころトーク」を行い、時間を忘れるぐらい盛り上がりました。子どもたちの笑顔を見ながら、身近な友だちの得意なことや苦手なこと、考え方などに触れ、少しではありますが、「知る努力、知ってもらう勇気」を感じることができたのではないでしょうか。
最後に熊本県人権子ども集会メッセージに戻り、担当職員が「おはよう」の挨拶の大切さについて、子どもたちに伝えてくれました。
子どもたちの笑顔が広がる、温かい人権集会になりました。
  

12月8日(木) きれいな花を咲かせてね!

朝のチョボラ(チョコッとボランティア)の時間を使って、来年の春に咲くチューリップの球根を一人一鉢に植える活動が行われました。5色の花の色から子どもたちが自分たちで2つ球根を選び、自分の鉢に植えます。「私は白と赤を選びました。」「ぼくはピンクと黄色にしました。」などを伝えに来てくれ、オリジナルの鉢づくりを楽しく行っていました。これから花の生長をしっかり観察していくでしょうし、毎日水かけを頑張ってくれるでしょう。春にどんな花を咲かせてくれるか、今から楽しみです。
私が感心したのは、球根を植えた後の子どもたちの姿です。土がコンクリートの部分にたくさんこぼれていたので、子どもたちの活動が終わってから片付けようと思っていました。そこに現れたのが「ホーキーズ」のメンバーです。すぐに竹ぼうきを持ってきて、コンクリートのところを掃除し始めました。日頃から竹ぼうきを使い慣れているので、あっという間にきれいになりました。その姿を見ながら、最近報じられているサッカーワールドカップでの日本サポーターのゴミ拾いを様子を思い出しました。
こういう気持ちや行動こそ、私たちが大切にしなければならないものではないかと、改めて子どもたちから教えられました。
  

12月7日(水) 坂瀬川の伝統「獅子舞」

3・4年生は、総合的な学習の時間で「坂瀬川のいいところを発見しよう!」というテーマで調べ学習を進めています。本日は、坂瀬川の伝統文化でもある「獅子舞」について、保存会の代表の方を学校にお招きし、その歴史や現在の活動等について聞き取り学習を行いました。
坂瀬川の獅子舞は、昭和10年から80年受け継がれてきたこと、後継者不足により平成26年に一度途絶えてしまったこと、復活を望む地域の方の声に応えて3年前に保存会ができたことなど、多くのことを教えていただきました。また、本年度に実際獅子舞を舞われた映像を見せていただき、子どもたちの興味が高まっていることを感じました。坂瀬川神社の祭り(コロナ禍で、3年間は神事のみ実施)で、校区を回られているので、見たことはある子がいましたが、獅子頭を実際に触らせてもらったときは、驚きの歓声が上がりました。「ぼくも獅子舞をしてみたいです。」「わたしも参加したいです。」という感想を述べる子が多く、保存会の方も喜ばれていました。
子どもたちの中に、ふるさと坂瀬川の自慢がまた一つ増えたようでした。
  

12月6日(火) 学校をきれいにしていただきありがとうございました!

毎月、苓北町シルバー人材センターの方々に来ていただき、子どもたちや職員ではできない環境整備をしていただいています。広い耕地の草刈りや樹木の剪定、落ち葉の処理など、本日のように北風の吹く寒い日や夏場の暑い日も、黙々と作業を行われています。また、子どもたちの学習の妨げにならないようにと、作業場所も考えて進めていただいていました。
本年度の作業も本日が最終日となりましたので、子どもたちからお礼の言葉と感謝のプレゼントを渡しました。帰られる際に、「また来年も頑張るからね。」という言葉をいただき、うれしい気持ちになりました。多くの人たちによって自分たちの学校が支えられているのだということを、子どもたちにもしっかりと感じてほしいと思います。
  

12月5日(月) ユニークなクイズ!

児童会の委員会活動で、ぴかぴか元気委員会が「学校で育てている花の名前クイズ」を作り、全校児童がよく通る廊下に掲示してありました。そのクイズの前に子どもたちが集まり、笑いながら考えていました。身近な草花に興味をもち、子どもたちの栽培活動がより進めばと考えています。どんなクイズを考えてくれたのだろうとのぞいてみると、私も思わず笑ってしまいました。花の写真を印刷しあり、その花の名前を3つから選ぶというクイズですが、音の響きが似ているような言葉かもしれませんが、よくこういう言葉を思いついたと、ある意味感心しました。「トレニア」を選ぶ問題で、「Aトレビアン Bトレニア Cトレーニング」と書いてあるものをみたときは、吹き出してしまいました。
みんなを楽しませようと考えてくれた企画でしょう。月曜日の学校の廊下に、子どもたちの笑い声が響いていました。
  

11月28日~12月2日

12月2日(金) 子どもたちとの会話から・・・・

本校の子どもたちは大変素直で、色々なことを話しに来てくれます。家族とお出かけしたことや前日に食べておいしかったもの、面白いテレビを見たこと等など、聞いていてほのぼのとする内容ばかりです。今朝は、一人の子が近付いてきて、「校長先生、今日は外食です。」と教えてくれました。「いいですね。何を食べに行くのかな?」と尋ねると、「それは分かりません。」とうれしそうに話していました。また、「校長先生、今日の夕ご飯はすき焼きです。」と伝えに来てくれました。「卵を溶いて、くぐらせて食べるとおいしいね。」と言うと、「うちは卵を使いません。」と教えてくれます。その後、すき焼きに何を入れるかといった会話に発展していきました。
風が強く、寒い日が続きますが、子どもたちとお話をしていると、心が温かくなってきます。

12月1日(木) 本格的な冬の到来?

「寒い!」と、思わず声が漏れてしまう朝でした。登校してくる子どもたちの服装も、一気に冬モードになりました。しかし、正門近くに来ると、元気に「おはようございます」とあいさつをしてくれる本校の子どもたちです。
日中も寒い一日となりましたが、昼休みは運動場で元気いっぱい外遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られました。追いかけっこやブランコ、サッカー、ドッチボール、一輪車など、寒さを吹き飛ばすように走り回っていました。その後は掃除、午後の授業となりますが、汗をかいた子どもたちの体が急に冷えて、風邪を引かないかと心配になりました。そのようなことを考えながら校舎を回っている時、ふと保健室前の掲示が目にとまりました。
冬休みまで20日を切りました。2学期も残り少なくなりましたが、全員元気で過ごしてほしいと思います。

11月29日(火) 5年生理科「もののとけ方」

理科室から楽しそうな声が聞こえたので行ってみると、5年生が理科の実験を行っていました。単元「物のとけ方」で、ミョウバンの結晶づくりに取り組んでいました。この実験の様子を見ながら、理科の授業を行っていた頃のことを思い出しました。理科専科として3~6年生までの授業を行っていた時があったのですが、このミョウバンの結晶には苦労しました。まず種となる結晶を取り出した後、糸や針金の先にその種結晶を付け、濃度の濃いミョウバンの水溶液に入れて冷やすと、種の回りにさらにミョウバンが付着し、大きな結晶ができるという実験です。しかし、何度やっても糸や針金から種結晶が落ちて、大きな結晶ができず、子どもたちをがっかりさせたことがありました。
子どもたちが笑顔で、「校長先生、結晶ができました。」と見せてくれました。こういう子どもたちの笑顔や驚く表情を求めて授業づくりをしていた頃を懐かしく思い返しました。
  

11月28日(月) 1、2年教室が明るく、暖かくなりました

本校は、校地に大きな樹木がたくさんあり、緑豊かな学校です。しかし、大きく育ちすぎていて、教室に差し込む光を遮っていました。また、校地から飛び出し、落ち葉が地域の方々にもご迷惑をかけていました。この度、教育委員会の支援を受け、大きな木を中心に枝の伐採及び選定を行っていただきました。中庭の大きな木を整備していただいたおかげで、1、2年生教室が明るく、大変暖かくなりました。昨年度までは、寒い季節になると、子どもたちが日の当たるところを探して本読みやお絵描きをしていました。整備していただいてからは、「校長先生、今日は暑いです。」と言う子もいます。
また、正門近くの桜の木やももの木も整備していただきました。毎日、一輪車2~3杯分の落ち葉を子どもたちと集めていましたが、これからは別の場所の掃除ができそうです。いつも私を手伝ってくれている「ホーキーズ」の子どもたちも、「明日は、銀杏の木の葉っぱを集めます。」と言っていました。朝のボランティア活動が、さらに活発になりそうです。

11月24日~25日

11月25日(金) 「ホーキーズ」大活躍!

「校長先生が修学旅行でいなかった間も、いつも校長先生が朝からきれいに掃いてくださっている場所をホーキーズのみんながきれいにしていましたよ。」と、事務の先生が教えてくれました。昨日の朝から落ち葉はきをしようと正門付近に行くと、確かにきれいになっていました。その報告を聞いて、本当にうれしくなりました。
主体的に自分たちの学び舎の美しい環境を守ろうと取り組む子どもたちが育っていることは、何にも代えがたい喜びです。本校の子どもたちに、心から「ありがとう」を伝えたいと思います。
  

11月24日(木) ふるさとの素晴らしさを感じる学習

2年生の生活科でふるさと坂瀬川の探検を行っています。本日は、家族で農業を行われ、健康食材として知られているいちじく、オリーブ、ブルーベリー、ハーブなどを育て、加工して商品化されている「ミナクルファーム」を見学させてもらいました。私も子どもたちを一緒に農園の見学させてもらいました。苓北町の温暖な気候を利用し、日当たりのよい斜面を切り拓きながら、色々なものを丹精込めて作られていることが分かりました。子どもたちは、「しいたけがあります。」「みかんだ。」「これがブルーベリーの木なの?」と歓声を上げながら説明を聞き、そしてタブレットで写真を撮っていました。温暖な地域でも育つブルーベリーの木があることを、私も初めて知りました。笑顔で説明してくださるミナクルファームの方の温かさに触れ、本校の子どもたちは、本当に素晴らしいふるさとで育っていることを実感しました。
  

11月14日~11月18日

11月18日(金) 保育所のお友達からの贈り物

苓北町では、保小中連携の取組として、他の学校、保育園の児童・生徒と本の紹介を通して読書に親しむとともに、交流を深めることを目的とした「読書ゆうびん」が行われています。本校の1年生も、近隣の保育所のお友達に向けて、おすすめの本を選んで紹介しています。保育所からも、園の子どもたちが大好きな本の紹介が届き、職員室横に掲示しています。本年度は、しろくまのお母さんがホットケーキを作る過程を描いた本が紹介されました。合わせて、園の子どもたちが紙粘土で作ったホットケーキも届いています。どのホットケーキもよくできていて、すばらしいと感じました。一生懸命作ったホットケーキを見ていると、何だか温かい気持ちになります。
  

11月16日(水) 修学旅行の準備が着々と進んでいます

次週、町内の都呂々小学校と連合で修学旅行に出かけます。新型コロナウイルス感染症の第8波が懸念されていますが、修学旅行に向けて対策を十分に行っています。修学旅行で平和集会を計画しています。平和への誓いを込めて、子どもたちが千羽鶴を作っています。家族の協力も得ながら、一人100羽折っていて、色ごとに箱に入れてあります。こういう光景を見ると、私が6年生を担任していた当時のことを思い出します。1000羽を越えたということで、いよいよ鶴をつなげる作業が行われていました。
修学旅行に向けての事前学習もしっかり行われていて、一人一人が目標をもって調べ学習を進めています。修学旅行の準備も、着々と進んでいることを感じました。
  

11月15日(火) 休日の楽しい思い出がいっぱい!

本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でした。1年生の家庭学習の中で、一人一人の日記を見せてもらいました。読んでみると、子どもたちの休日の楽しい思い出がたくさん綴られていました。「家族と散髪に行って、さっぱりしたこと」「弟の誕生日で、プレゼントをあげたこと」「産業文化祭に行って、すのこを作ったこと」「家族で久しぶりに旅行をしたこと」「スイミングに行って、練習をがんばったこと」等など、読んでいる私の方が温かい気持ちになりましたし、元気をもらった気分になりました。
さらに感心したのは、1年生の子どもたちが、しっかりとした文字で書いていたことでした。元気いっぱいの1年生ですが、「学びに向かう力」も確実に成長してきていることを感じました。

11月7日~11月11日

11月11日(金) 読書の秋

リモートで児童集会が行われ、「わくわく図書委員会」から、本への興味を高めてもらうための発表が行われました。低・中・高学年ごとにおすすめの本を選び、どのようなところが面白いのかを紹介してくれました。教室を見て回ると、「知ってる。読んだことがある。」や「おもしろそう。」といった声が聞こえてきました。
委員会から「人気の本ランキング」が発表されると、「やっぱり!」「あのシリーズ、大好き!」といった歓声が上がっていました。低学年では、「ざんねんないきもの」シリーズが人気のようです。高学年では、歴史の読み物や「悩み部」シリーズが人気でした。
夜も長くなり、読書にはぴったりの季節です。明日から休日ですが、家庭で読書に親しむ時間を作ってみらることをお勧めします。
  

11月10日(木) 「親の学び」」講座

本日、次年度入学予定の子どもたちを対象に就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方々に入学に当たっての準備等について、各担当から説明しました。また、子育てに関する悩みを保護者間で共有できるよう、「親の学び」講座を行いました。
本校教頭が進行しましたが、自己紹介やアイスブレイクを取り入れ、大変和やかな雰囲気で講座が進みました。「さいころトーク」では、家庭での子育ての様子なども話題になり、大変盛り上がっていました。
私も経験者ですが、子どもを育てるに当たっては、色々な悩みが出てくるものです。保護者の方々と子育ての悩みを語り合う時間は、とても有意義だと感じています。今後も、このような時間を作っていければと考えています。
   

11月8日(火) 花いっぱいの美しい学校に向けて

朝から正門のところで子どもたちの様子を見ていると、ほとんどの子がブレザーを着て登校するようになりました。朝晩は、ずいぶん寒くなりました。最近まで学校を彩っていた温かい時期に咲く花々も終わりを迎え、少し寂しく感じていました。しかし、来年の春に学校を華やかに飾る花々の準備が着々と進んでいます。
本校では、種から花を育てています。小さな芽をポットに仮植し、大きくなったら鉢やプランター、花壇に子どもたちの手で定植します。現在、たくさんのポットに花の苗が育っています。ここに至るまでには、本校の事務や主事の先生が中心となって、子どもたちでは調整が難しい日当たりから水かけの加減まで考え、熱心にお世話をしてくださっています。本当に頭が下がります。
この花の苗たちが、そろそろ定植の時期を迎えます。これから寒い冬がやってくるのですが、花の苗を見ていると、来年の春が待ち遠しくてたまりません。
  

11月7日(月) 3・4年生の期待に応えて

毎日、子どもたちが給食をおいしく食べている様子を見るために、全学年を回っています。ある出来事をきっかけに、3・4年生で誕生日を迎えた子がいる日は、私が廊下から「Happy birthday to you」を歌いながら入ってくることになっています。担任も子どもたちもそのことを期待しているようで、「校長先生、今日は○○さんの誕生日ですよ。」と、わざわざ教えに来てくれます。子どもたちの期待を裏切ることはできませんから、そのリクエストに応えて、本日も歌いながら教室に姿を現したところ、みんなで大喜びして迎えてくれました。誕生日を迎えた子も、満面の笑顔を見せ、うれしそうにしています。
担任の先生から、「校長先生、11月に誕生日を迎える子は一人なんですが、来月は4人います。頑張ってください。」と笑いながら話してくれました。3・4年生の子どもたちの期待に応えて、来月も頑張りたいと思います。

10月31日~11月4日

11月4日(金) 「これ、何歳でしょう?」

2年生の教室に行くと、図工「くしゃくしゃぎゅ」で作った作品が並べてありました。どの作品も工夫してあり、楽しい作品ばかりです。「校長先生、私のはどれでしょう?」と聞いてきました。作品にまだ名前が書いてないので、分かりませんでした。「どれかな?」と尋ねると、すぐに「これでーす。」と教えてくれます。そういうやりとりが、次々と続きます。子どもたちは、自分の作った傑作を披露したかったのでしょう。
そんな中、「校長先生、これ何歳でしょう?」と聞いてきました。「えー!歳があるの?」と聞くと、「6歳です。」と教えてくれました。作品に年齢をつけるとは、子どもたちの想像力に脱帽です。
  

11月2日(水) 学力向上研究推進校 研究発表会

本校は、本年度苓北町教育委員会から「学力向上研究推進校」の指定を受け、「『分かった、できた、もっとやってみよう』自ら学び、ともに学ぶ坂っ子の育成~読む力を高めるための、国語科における学習活動の工夫を通して」という研究テーマのもと、教科研究に取り組んできました。その研究成果を示す研究発表会を実施しました。本校では、「研究の成果を子どもたちの姿で表現しよう」を合い言葉に、多くの方々から助言を受けながら実践的研究を積み重ねてきました。
発表会には、町内だけでなく、他の市町からもたくさんの先生方に参加していただき、本校の子どもたちが生き生きと「学びに向かう」姿を見ていただきました。全校児童52人の小規模な学校ではありますが、子どもたち、職員、保護者や地域の方々が力を協わせて本研究発表会を作り上げることができたと感じています。
本校職員は、この研究発表会がゴールではなく、新たな研究のスタートと捉えています。参加していただいた先生方の貴重な意見を大切にし、これからも本校の教育活動を充実させていきたいと思います。
  

11月1日(火) 中庭の池の枯れ葉が・・・・

本校の中庭には、中央に大きな池の跡があります。学校ビオトープが盛んに作られていた時期がありましたが、その名残ではないかと思います。しかし、水の循環や排水もできなくなっています。雨水がたまり、しかも落ち葉が大量に落ちるため、水が少なくなったタイミングを見計らって、定期的に掃除をしています。
昨日、中庭の整備をした際に、池の中の落ち葉を上げて、外に集めていました。放課後に中庭に行ってみると、集めていたはずの落ち葉が見当たりません。職員室に戻って先生方に尋ねると、「2年生の○○さんが集めて捨てていましたよ。集まっている落ち葉を見て、自分が捨てるって言ってました。」と教えてくれました。その言葉に、大変驚くとともに、そのことに気付いてあげられなかったことを反省しました。
本校の子どもたちに育てたい資質・能力に「考動力」がありますが、坂小の子どもたちの中に、しっかりとその力が身に付いてきていることを感じます。

10月31日(月) 「ありがとうございます」の一言に感動!

苓北町教育委員会のお取り計らいにより、本校中庭の樹木の剪定を行っていただきました。中庭を作ってくださった方々が、将来の坂小の子どもたちのために、様々な樹木を植えていただいていました。しかし、年々その樹木も大きく育ち、その枝葉によって教室に光が届かなくなっていました。木の枝を切っていただいたおかげで、温かい光が教室に届くようになり、子どもたちが喜んでいました。
中庭の落ち葉はきや草取りをしていると、ちょうど高学年の子どもたちが下校する時間になりました。中庭で作業している私に気づき、「さようなら」と大きな声で挨拶してくれました。「さようなら」と返すと、「ありがとうございます」と返してくれました。自分たちの学校をきれいにしてくれていると、子どもたちなりに感じて発した言葉だったのでしょう。「ありがとうございます」の一言があまりにも自然で、その場を通る子どもたちが口々に伝えてくれている姿を見て、本当に感動しました。「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校」『か』・・・んしゃの心(気持ち)を表す学校を目指してきましたが、その気持ちが徐々に子どもたちに根付き、成長していることが感じられ、心からうれしさが込み上げてきた瞬間でした。

10月24日~10月28日

10月27日(木) ふるさと苓北のよさを見つめて

本日、苓北町内の小学5年生連合の「ふるさと(苓北)探訪教室」が行われました。例年、5年生を対象とした集団宿泊教室を連合で行っていたのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、過去2年間は、宿泊を伴う学習を見合わせてきました。本年度の実施についても、担当校を中心に協議されてきました。この学習の本来の意義を見つめ直した結果、本年度は、ふるさと苓北の自然や文化などに関心を高めるとともに、歴史的な価値や魅力を考える機会にすることとなりました。その中で、町内5年生の仲間との友情を深め、親睦を図る取組が計画されました。
ふるさと(苓北)探訪教室では、①ふるさとクルージング ②富岡上散策 ③ニュースポーツ体験が行われました。ふるさとクルージングは、自分たちの住む苓北を海側から眺めることで、自然の豊かさやそこに住む人たちの暮らしについて学ぶ学習となりました。富岡上散策では、苓北町の歴史に触れ、町がどのように発展してきたかを学ぶ機会となりました。ニュースポーツ体験では、他校の仲間と力を合わせて目標をクリアしていく楽しさを味わいました。
どの学習も大変意義が深く、子どもたちにとっては貴重な体験となりました。この探訪教室での学びを通して、充実した一日を過ごすとともに、ふるさと苓北を愛する心が醸成されたことと思います。
  

10月26日(水) 宮沢賢治の生き方・考え方

6年生の国語で「作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう」という単元で、宮沢賢治の「やまなし」を教材に学習します。「やまなし」を読み深める前に、「イーハトーブの夢」を読み、宮沢賢治の言葉や行動、生き方について考える学習が行われました。
「イーハトーブの夢」は長文ですが、6年生の子どもたちは、賢治の生き方や考え方が分かる部分に事前にサイドラインを引いていました。本日は、個人で叙述から考えた部分をグループで出し合い、整理する時間でした。
難しい学習活動ではありましたが、子どもたちは本文の言葉に着目し、表にまとめていきました。その後、話し合ったことを基に、宮沢賢治がどういう人生を歩んだのか個人でまとめましたが、一人一人が異なった意見を書いていて、さらに学びが深まりました。
宮沢賢治の生き方や考え方について考えた後に「やまなし」を読むことで、物語の世界観も大きく変わってくることでしょう。
  

10月25日(火) 1年生活科「あきとなかよし」

1年生の生活科「あきとなかよし」で、近くの大師山まで出かけて秋を探す学習を行うと聞いていましたので、学習の様子を見に行きました。大師山公園に着くと、1年生の子どもたちが色づいた落ち葉やどんぐりを一生懸命探していました。私の姿を見かけると、自分で見つけたものをビニール袋から出して見せてくれました。「葉っぱがきれいです。」「葉っぱがつるつるしてますよ。」「小さなどんぐりを見つけたから、校長先生にあげます。」等など、自分たちが見つけた秋を教えてくれました。
担任の先生に導かれ、公園奥の山道に入って行くことになりました。「大きいどんぐりがあった。」「このどんぐりは、帽子をかぶっているみたい。」と話ながら、落ち葉の下から一生懸命どんぐりを探していました。ビニール袋の中に、たくさんの秋を見つけて持って帰りました。
少々肌寒かったのですが、空を見上げると気持ちのよい秋晴れが広がっていました。一人の男の子と「海がきれいだね。」と話しました。ふと見ると、何とサクラの花が咲いていました。子どもたちも驚いていました。
  

10月24日(月) 互いの伝統文化を交流し合うために

4年生の国語で、「伝統工芸のよさを伝えよう」という学習活動があります。教材の説明的文章を使いながら、例を用いて理由を詳しく説明するよさを学び、その伝え方を参考にして、一人一人が日本の伝統文化を紹介する文章を書くという学習です。日本の伝統文化を伝える相手として、校区の中学校に勤務されている英語指導コーディネーターの先生を考えています。本日は、その先生を小学校にお迎えし、母国の文化について教えていただく学習が計画されました。10月末ということもあり、担任と英語で会話しながらハロウィンについて説明されました。
3年生と4年生は複式学級ですので、3年生も一緒に学習に参加しました。先週のうちにどんな学習を行うか話してあったようで、子どもたちもそれぞれハロウィンを考えた衣装やお面などを用意していたようです。英語指導コーディネーターの先生とゲームをしながら楽しんだ後、これから勉強することを生かして、今度は日本の伝統文化について紹介することを約束しました。4年生の子どもたちが、どんな伝統文化を、どのような文章で紹介してくれるのか、今から楽しみです。
  

10月17日~10月21日

10月21日(金) これからの工場見学の姿?

5年生の社会科「未来をつくり出す工業生産」という単元の中で、自動車の生産のひみつを調べる学習があります。以前は、県内の工場等を実際に見学する学習を行うことが多かったように思います。本日は、自動車工場と教室をオンラインでつなぎ、工場内の様子を見せてもらったり、子どもたちの質問に答えてもらったりする授業が行われました。
社会科見学というと、一日がかりでバスに乗って出かけていき、色々な場所をめぐったということを覚えています。私は山間部の小学校に通っていたので、車酔いをしながら見学場所を巡っていました。しかし、本日のライブでの見学に参加しながら、子どもたちの学習の様相も、通信技術の向上により、大きく変わっていくことを改めて実感しました。
  

10月20日(木) 「ふるさとに学ぶ」地域交流活動

本日、地域の方々を多数お迎えし、地域交流活動を行いました。この地域交流活動は、地域の方との交流を通して,地域の方々との親睦を図るとともに,地域のよさを味わわせることを目的に、例年実施しています。校区には、すばらしい特技をもっておられる方がたくさんいらっしゃいます。交流を通してそれらの技を学びながら、ふるさとのよさを感じてほしいと思っています。また、地域の方々とふれあう中で、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「かかわり合う力」を高めてほしいと考え、本年度も実施しました。
1、2年生は「昔遊び」、3、4年生は「真向法」、5年生は「絵手紙」、6年生は「四半的」を教えてもらいながら、楽しい時間を過ごすことができました。「昔遊び」では、地域の方が竹とんぼやどんぐりごま等、たくさんの遊び道具を用意していただいいました。また、お手玉や輪投げなどもあり、それぞれのコーナーを少人数出回りながら、しっかり楽しんでいました。「絵手紙」では、画材となる季節の物をたくさん用意していただき、書き方を熱心に教えてもらっていました。「真向法」は、身体をやわらかくして心と身体の健康を保つ体操ですが、自分の体が柔らかくなることを体感し、驚きの声が上がっていました。「四半的」は、弓を引く姿勢や弓矢の持ち方を一つ一つていねいに教えていただき、子どもたちが真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。
交流終了後に参加していただいた地域の方が、「とても楽しかった。元気をもらいました。」との感想をいただきました。子どもたちも地域の方も、互いに元気の出る取組になりました。
  
   
10月19日(水) 「校長先生、いもが取れません!」

1、2年生が生活科の学習で芋掘りをすると聞き、様子を見に行きました。本年度も地域の方々の協力を得て、学習園でからいもを育てていました。朝から水かけに行ったり草取りをしたりして育てていましたが、残念ながらうまく育ちませんでした。その様子を見られた「すくすく芽生えの会」支援ボランティアの方が、ご自身の畑で育てられていたからいもを、子どもたちに掘らせることを提案してくださいました。本当に有り難いお話しで、お言葉に甘えて芋掘りをさせていただきました。
子どもたちは、朝から汚れてもよい服に着替え、張り切って畑に向かいました。移植ごてで土を掘ると、からいもの上の部分が見えてきました。引き抜こうとしますが、なかなか抜けないようです。「校長先生、助けてください。いもが取れません。」と応援を求めてきます。一緒に掘っていくと、大きなからいもが見えてきました。辛いもを自分の手で抜いたときは、本当にうれしそうでした。「校長先生、見てください。」と、子どもたちが自分の取ったからいもを次々に見せてくれます。
地域の方の畑でしたが、大収穫でした。取ったからいもを、用意していたビニール袋に入れながら、みんな満足そうな笑顔をしていました。
  

10月18日(火) 子どもたちにとって充実した授業となるために

現在、本校では11月2日(水)に実施する研究発表会に向けて、公開する学年の授業検討会が連日行われています。模擬授業形式で授業者から提案が行われた後、児童役で参加していた職員が次々と感想や意見を述べていきます。「その指示は、子どもたちには分かりにくいんじゃないかな。」「こういう伝え方だったらどうだろう。」「授業が終わった後、子どもたちは何が分かったと言えるのかな。」など、一つの授業を作るに当たり、様々な意見が飛び交っています。その光景を見ながら、このような時間は、教師にとってとても貴い時間だと感じます。
子どもたちが笑顔で学習に臨みながら、「わかった」「できた」「もっとやってみよう」と達成感や充実感をもてるような授業づくりを模索していくことは、教師の本分であると考えます。坂小の子どもたちのためにと熱い議論を行っている先生方の姿を見ながら、一つの目標に向けて団結する大切さを改めて感じる場面です。

10月17日(月) 手作りの教材に子どもたちも興味津々

10月は、目を大切にする月間として、学年に応じて学級活動等で学習を行っています。指導に当たっては、本校の養護教諭も参加し、手作りの教材を提示しながら、子どもたちに考えさせる取組が進められています。ネズミくんの本の読み方やテレビの見方、食べ物の取り方などを順番に提示していくと、低学年の子どもたちは興味津々といった感じで見ていました。また、場面ごとに気付いたことをどんどんつぶやいています。その光景を見ながら、微笑ましく感じるとともに、ついつい私もそのお話の中に引き込まれていきました。
本校の保健室前にも、子どもたちの興味を引くような掲示があり、立ち止まって見ている子を見かけます。この取組や掲示を通して、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『わ』・・・「わたしを大切にする」気持ちを高めていってほしいと思います。
  

10月11日~10月14日

10月13日(木) 「くまもとのこころ」授業参観

本県には、郷土の先人の伝記や逸話などから人間の生き方や考え方を共感をもって学び取ったり、伝統や文化の継承などから郷土に対する愛着を深めたりすることができる道徳教育用郷土資料「くまもとのこころ」が作成されています。本日は、その「くまもとのこころ」の教材を使った道徳科の学習を全学年で実施し、保護者の方々に見ていただきました。
1年生「光るえんがわ」(北里柴三郎)、2年生「おかあさんのプレゼント」(江上トミ)、3・4年生「電灯記念ひ」(記念碑)、5年生「今、君の瞳はかがやいているか」(谷口巳三郎)、6年生「大関 栃光」(栃光正之)の教材を使い、自己の生き方についての考えを深めるための学習を計画しました。
それぞれの学年で、子どもたちの実態を考え、工夫した授業が行われていました。中心発問で子どもたちが考えた意見に対して、担任がインタビュー形式で揺さぶりをかけながら、さらに意見を深める授業も行われていました。
「くまもとのこころ」には、すばらしい伝記や逸話が掲載されていて、数年前までテレビでも放送されていました。授業での活用だけでなく、保護者や地域の方々へも、教材の素晴らしさを発信できるような取組を考えていきたいと思います。
  
  

10月12日(水) ベースボール型ゲーム

5時間目に、運動場から子どもたちの楽しそうな声が聞こえていました。6年生の体育で、ベースボール型ゲームの授業が行われていました。先日、朝から正門付近の落ち葉を掃いていると、昨年度の6年生の保護者の方から声をかけられました。話の流れの中で、子どもたちの遊びの中で、野球をする姿を見なくなったという話題になりました。私たちの小学生時代は、今のようにゲーム等はありませんでしたから、明けても暮れてもボールを投げたり打ったりしていた記憶があります。人数が揃わなくても、それなりに工夫しながら野球のようなゲームを楽しんでいました。
体力テスト等の結果を見ても、遠投の力や瞬発力などが課題として出てきますが、本日授業で行われていたようなベースボール型ゲームを通して、チームで競技する面白さ覚え、友達と休日に遊ぶメニューに加えてくれたらと感じました。
  

10月11日(火) 子どもたちの遊びも様々・・・・

昼休みに、「校長先生、一輪車の空気を入れてください。」と5年生の子どもたちに頼まれました。一輪車置き場が校長室の横にあることから、私が本校に赴任した頃から子どもたちがよく頼みに来ていました。今日は、久しぶりに頼まれ、張り切って3台ほど空気入れを頑張ったところです。
昼休みに外遊びをする子どもたちを見ていると、一輪車が流行ったりむしとりが流行ったりと、その時々で内容が違います。最近は、地域の方が作ってくださった「竹ぽっくり」が大人気で、交代しながら遊ぶ子がたくさんいます。本日一輪車に空気を入れたので、しばらくは一輪車に挑戦する子が増えてくることでしょう。
外遊びには、絶好の季節となりました。思いっきり外を走り回って、この季節を楽しんでほしいと思います。

10月3日~10月7日

10月7日(金) 「おもちゃランド」へようこそ!

2年生の生活科で「せかいで ひとつ わたしの おもちゃ 」という学習があります。その学習のまとめとして、1年生を招いて自分たちの作ったおもちゃで遊んでもらうという「おもちゃランド」の学習が行われていました。それぞれのおもちゃのブースに分かれ、準備をしているところから見せてもらいました。どのおもちゃもよく工夫されていましたし、遊ぶルールなども自分たちで考えていました。招かれた1年生は、2年生の説明を聞いた後、楽しく遊んでいる様子が見られました。その様子を見ている2年生も、うれしそうな表情をしていました。おもちゃの使い方を一生懸命1年生に教える2年生の姿を見ながら、成長を感じた時間でした。
  

10月6日(木) 坂小の道徳教育の充実に向けて

学校における道徳教育は、自己の生き方を考え、主体的な判断の下に行動し、自律した一人の人間として他者とよりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを目標とする教育活動であり、社会の変化に対応しその形成者として生きていくことができる人間を育成する上で重要な役割をもっています。その道徳教育は、道徳科を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、本校でも大切に指導に当たっています。
本日は、全職員で2年生の道徳科の授業を参観し、よりよい授業の在り方について学び合いました。講師として、道徳科の指導教諭として、県内広く活動されている先生をお招きし、本校の実践についてアドバイスをいただく機会を設定しました。
教材を通して、みんなで使う物をどのように使えばよいかを考える授業を見せてもらいながら、子どもたちが生き生きと道徳的価値について考えを深めている姿を見て、一人一人の確かな成長を感じました。また、講師の先生からも、坂小の子どもたちの感性の豊かさをほめていただきました。
学び多きこの授業研究を、本校の道徳教育のさらなる充実に生かしていきたいと思います。
  
10月5日(水) 3年ぶりに開催できた陸上記録会

新型コロナウイルス感染症の流行により、2年間開催を見送ってきた小体連苓北部会陸上記録会を実施しました。苓北町内4小学校の5年生以上の子どもたちが集まり、自分の目標に向けて一生懸命競技する機会を作れたことに喜びを感じました。
本年度は、初めて坂瀬川公民館のグラウンドを使って記録会を実施しました。子どもたちが全力を発揮できるように、公民館館長並びに地域の方々が整備を行ってくれました。地域の方々の温かさを、改めて感じました。また、本校の高学年の子どもたちも、準備や後片付けを精一杯がんばってくれました。
新型コロナウイルス感染症対策、熱中症対策を考慮し、以前に比べ競技数を大幅に見直した形で実施しましたが、一人一人の子どもたちが、自分の種目に一生懸命取り組む姿が見られました。さらに、他校の子どもたちの頑張っている姿に、刺激を受けた子もいたようです。
陸上記録会後の子どもたちのさわやかな表情が、大変心に残った一日となりました。
  

10月4日(火) ようこそ 先輩!

本日、坂瀬川小学校の先輩で、以前100メートル走の日本タイ記録を出され、オリンピックの候補選手にまでなられたことのある 西川軍一さん をお迎えし、3年生以上の子どもたちに講話をしていただきました。実業団で競技人生を終えられた後、アメリカに渡り、様々な活動を55年間行ってこられました。所用で坂瀬川に帰郷されていることを坂瀬川公民館館長に教えていただき、この機会を実現させることができました。本当に有り難く感じました。
お話をうかがう中で、ふるさと愛に溢れる方であることを感じました。ご自身も「I Love 坂瀬川」と表現させましたが、ふるさと坂瀬川の子どもたちに、笑顔で、夢や希望をもって挑戦することの大切さを語ってくださいました。また、世界のどこに行っても、あいさつが大切であることもお話しいただきました。さらに、何事においても準備をしっかり行って臨むと良い結果につながることも教えていただきました。
大先輩のお話に、子どもたちも目を輝かせながら聞いている様子が見られ、今回の講話を行って本当によかったと感じました。
  

10月3日(月) 楽しい休日の様子を教えてくれました

3年生以上の子どもたちが家庭学習で取り組んでいる自計学(自分で計画を立てて学習する)ノートを定期的に見せてもらい、私からコメントを書いていることは、以前お知らせしました。1・2年生の子どもたちは、楽しい思い出を綴った日記を見せてもらっています。
本日は2年生の日記を見せてもらいましたが、休日の楽しい思い出がたくさん書いてありました。「家族と公園に行って、たくさんどんぐりを拾いました。」「天草ハイヤまつりに行って、リンゴあめを買ってもらいました。」「サッカーの練習でマラソンをしました。練習試合では、2点入れたけれど3点取られたので負けてしまいました。」等など、楽しい休日で心に残った様子を一生懸命に書いてある日記ばかりで、読んでいる私の方が楽しい気持ちになりました。
日記を読ませてもらい、その時々の子どもたちの表情を思い浮かべながらコメントを書くことは、私の楽しみの一つとなっています。

9月26日~9月30日

9月29日(木) やっぱり給食でカレーは人気のようです!

本日の給食は、秋野菜のカレーでした。昨日から、「校長先生、明日はカレーです。」と教えてくれる子もたくさんいて、楽しみにしていることが分かりました。中には、「2学期で楽しみにしていること」の掲示コーナーに「給食のカレー」と書く子もいるぐらいです。苦手な子もいますが、どちらかといえば、今も昔も給食のカレーは人気のようです。毎日、子どもたちがどんな表情で給食を食べているかを見るために教室を回っていますが、いつもよりも速いスピードで食べている子が多かったように感じました。また、とびきりの笑顔を見せてくれる子もいて、幸せな気持ちになりました。「校長先生、今日の晩ご飯もカレーです。」と教えてくれる子もいました。よくある出来事ですね。
  

9月28日(水) 「校長先生、いってきます!」

本日、3年生が社会科の学習で、「店ではたらく人と仕事」の調べ学習として、町内にあるスーパーマーケットへ見学と聞き取りに出かけました。小型のスクールバスを利用させていただき、「校長先生、見学に行ってきます。」と元気に声をかけてくれました。3年生の子どもたちとバスまで歩いて行き、お見送りをしましたが、バスの中からもずっと手を振ってくれました。その様子を見ながら、2時間もかからずに学校に戻ってくるのですが、何となくさびしくなりました。
見学から帰ってきた子どもたちは、魚売り場の方と話したことなど、楽しそうに教えてくれました。日頃、家族の方々と買い物に出かける場所ではありますが、子どもたちなりに新たな発見があり、有意義な学習となったようでした。
 

9月27日(火) 持続可能な地域学校協働活動の在り方を求めて

坂瀬川小校区の子どもたちを地域ぐるみで見守り、心身共に健全な子どもたちの育成を目指して活動する「すくすく芽生えの会」の組織を改編しました。詳しくは、学校だよりでお知らせしたところです。本日は、実際に子どもたちの支援を行っていただく「支援ボランティア」の方々に集まっていただき、ご意見等をいただく会を行いました。話し合いの中で、「クラブ活動で魚釣りをするなら、○○さんにも声をかけると手伝ってくれるよ。」「うちの家族も、子どもたちの登校を見守って歩いているようだから、登録していいよ。」など、温かいご意見をいただきました。
平成10年にこの組織を立ち上げられた方々の思いに触れる中で、地域の優しさや素晴らしさを感じます。時代が変化し、児童数も減少してきましたが、この「すくすく芽生えの会」を持続可能な組織としていくために、地域の方々と知恵を絞り、工夫を加えていきたいと思います。
 

9月26日(月) 台風の影響がこんなところに・・・・

先週、台風14号が九州を縦断しました。雨風は強かったのですが、学校や地域にさほど大きな被害がなく、安心したところでした。しかし、その台風の影響が意外なところに見られています。今回の台風接近に当たり、本校は海側から雨風を受けたようです。吹き付けた雨風が海からの塩分を含んでいたらしく、校地の樹木の葉が一気に枯れ、大量の落ち葉となって散っていました。昨日まで三連休でしたが、あまりにも落ち葉が多かったので、地域の方が落ち葉はきをしてくださっていました。本当に有り難いことです。また、子どもたちも一生懸命落ち葉を集めてくれました。「校長先生、ここの落ち葉だけで、リアカーで4回は運ばないとダメですね。」と笑顔で話してくれました。
地域の方々、子どもたち、そして先生方で力を合わせながら、この坂瀬川小の環境を守っているのだと感じた一日でした。
  

9月20日~9月22日

9月20日(火) 主体的に片付けに取り組む子どもたち

猛烈な勢力の台風14号が、3連休中に九州を直撃しました。子どもたちや地域に大きな被害がでないようにと願いながら、ニュースに注視して過ごしていました。幸いなことに、校区に大きな被害はなく、ホッと胸をなで下ろしたところです。
激しい風雨の影響から、樹木の多い本校の校地には、大量の葉っぱや木ぎれが散乱していました。朝から正門付近を片付けていると、登校した子どもたちがすぐに外に飛び出し、台風対策で校内に入れていたものを元の場所に戻したり、竹ぼうきで落ち葉はきをしたりし始めてくれました。子どもたちと本校の先生方のおかげで、あっという間に元の学校の姿に戻りました。また、掃除の時間に、運動場を回ってたくさんの木ぎれを集めてくれる子もいました。
「うつくしい」学校づくりに向けて、主体的に関わってくれる子どもたちと先生方に心から感謝しています。

9月12日~9月16日

9月16日(金) 自計学をがんばる坂っ子

本校の3年生以上の子どもたちは、家庭学習で「自計学」に取り組んでいます。自計学とは、「自分で勉強することを計画し、家庭で学習する」というものです。1ページの使い方をそれぞれが工夫しながら、日々の学びの積み上げを大切にするこの取組も、今年で3年目になります。委員会活動で「自計学コンクール」を計画し、1ページを無駄なく、内容をしっかり考えたノートを紹介したりする実践から、自計学のレベルもずいぶん向上してきました。
私も定期的にすべての学年の自計学ノートを見せてもらい、一人一人にコメントを書かせてもらっています。本日は3年生と4年生の自計学を見せてもらいました。「どんなことを勉強しようかな?」としっかり考え、1ページに向かった様子が伝わり、とても感心しました。
これからも、子どもたちの自計学ノートにコメントを書きながら、家庭学習をがんばる坂っ子を応援していきたいと思います。
  

9月15日(木) 2学期最初の読み聞かせ

朝の時間を使い、2学期最初の読み聞かせを行いました。苓北町の読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方にも来ていただき、1年生に読み聞かせをしていただきました。また、他の学年には、担任以外の先生が読み聞かせを行いました。読み聞かせは、子どもたちも楽しみにしている時間であることが、その時の表情からも伝わってきます。
「このお話を知っているかな?」と尋ねられると、「知ってる。だけど聞きたい。」や「知らない。おもしろそう。」など、子どもたちから様々な反応が返ってきます。子どもたちを見ていると、お話の世界に引き込まれ、徐々に姿勢が前のめりになっていく子もいます。そんな子どもたちの様子を見ていると、この読み聞かせの時間は、本校で大切にしていかなければならない時間だと改めて感じました。
  

9月14日(水) 子どもたちが主体的に学ぶ国語の授業を求めて

5年生で国語の授業を公開し、職員で授業の進め方を学び合う校内研修を行いました。講師として、熊本県立教育センターの指導主事の先生をお迎えし、国語の授業づくりの考え方や、子どもたちが主体的な学びに向かうための教師の仕掛け等、多くの助言をいただきました。
本校は小規模の学校であることから、他学年の授業を参観する機会が少ないのですが、5年生の子どもたちが、学習リーダーを中心としながら学びを進めていく姿が勉強になったという意見が多数聞かれました。また、グループ活動では、グループのリーダーがメンバーからの意見を引き出し、学びを深めていく様子が見られ、学ぶ点が多い授業となりました。ここで学んだことをもとに、各学年の子どもたちの発達段階に応じた国語の授業の充実に生かしていきたいと思います。
  

9月13日(火) 様々な場面を想定して

本日、避難訓練を実施しました。今回の避難訓練では、本校の子どもたちの動きや職員の対応の在り方を苓北交番の方々に見ていただき、様々な視点からご意見をいただきました。子どもたちの校内放送や担任からの指示の聞き方等については、適切であった評価していただきました。緊急時の職員の対応については、様々なケースを紹介していただき、大変勉強になりました。また、今後注意すべき点についても教えていただき、早速マニュアルの見直しを行うことにしました。
学校内で日々生活している私たちが見落としがちである部分も、このように第3者の方から指摘していただくことは、大変貴重な機会であると感じます。この機会を生かし、今後もさらに子どもたちの安心・安全な学校生活を守るために、力を尽くしていきたいと思います。

9月12日(月) 「自由」or「自分勝手」?

6年生の道徳科の授業を見せてもらいました。「修学旅行の夜」という教材を使いながら、自由と責任について考える授業でした。自由と自分勝手の違いについて、身近な出来事を挙げながら考えていました。「それって、人に迷惑をかけているから、自分勝手じゃない?」「いや、自分の自由な時間なんだから、いいんじゃない。」といった意見が飛び交っていました。担任が様々な事例を通して揺さぶりをかける中で、自由には自己責任が伴うことに意識が向いていったようです。
世の中で起こっている出来事に目を向けると、「自由」と「自分勝手」の境目が曖昧なっていると感じることがあります。子どもたちには、自立的で責任のある行動についてのよさをしっかりと理解し、自分はどうあるべきかを考えて行動できる力を身に付けていってほしいと思います。
 

9月5日~9月9日

9月9日(金) 学びに向かう姿勢をほめられました

5年生の国語の授業を、苓北町学校教育指導員の髙木先生に参観していただきました。昨年度までの複式学級での学びを生かし、単式の学級となった本年度も、学習リーダーの指示を聞きながら、自分たちで学習を進めていました。教科書を読む姿勢や友達の発表に対する反応、グループ活動での話し合いの様子等、学びに向かう姿勢をたくさんほめていただきました。学習のめあてに対して、教科書をしっかりと読みながら、自分たちの力でまとめようとがんばっていました。また。学習の振り返りでは、自分で意見文を書くときに大切にしたいことを発表していて、「学びに向かう力」の向上を感じました。
ノートやシートに文字を書く様子では、鉛筆の握り方がなかなか改善できない子もおり、学校全体でもっと意識付けを図っていきたいと感じました。
  

9月7日(水) 外遊びを楽しむ坂っ子が戻ってきました!

夏休みの間、静かだった本校の運動場に、子どもたちの遊ぶ姿が戻ってきました。昨日は台風11号の接近に伴い臨時休校していましたが、本日は台風一過の青空が広がり、昼休みになると子どもたちが運動場に飛び出し、楽しく遊んでいる姿が見られました。久しぶりにブランコで遊ぶ子や追いかけっこをする子、むしを捕まえている子など、いつもの学校の風景が戻ってきたことを感じました。
これから外遊びには絶好の季節を迎えます。友達と一緒にしっかり外遊びを楽しみ、健康な体づくりに励んでほしいと思います。
  
9月5日(月) 「校長先生、これ あげます」

休み時間等に教室を回っていると、低学年の子どもたちから「校長先生、ちょっと待ってください。これ、あげます。」と折り紙や紙に描いた絵をよくもらいます。子どもたちからもらったものは、校長室のロッカーに飾るようにしていますが、張る場所がなくなってきました。どれも一生懸命に作ってくれたことが分かりますし、似顔絵などはよく似ています。「校長先生、おみくじをあげます。」と渡されたので見てみると「あたり!」と書いてありました。子どもたちの優しい心遣いが伝わり、有り難くいただきました。新たな置き場所を作らなければと思っています。
  

9月1日~9月2日

9月2日(金) 「ホーキーズ」登場

朝から正門付近の落ち葉はきをしていると、竹ぼうきを持った2年生の子どもたちが続々と現れ、私と一緒に落ち葉を集め始めました。「校長先生、見てください。こんなにたくさん集めました。」「集めた葉っぱは、どこに捨てればいいですか?」と話ながら、一生懸命に朝のボランティアに取り組んでくれました。その姿を見て、教頭先生が「2年生はすごいですね。あなたたちは、坂瀬川小のホーキーズです。」と名付けてくれました。
そうしていると、1年生の子どもたちが集まってきて、「校長先生、ボランティアって何ですか?」と尋ねてきました。「ボランティアはね、自分で考えて相手がうれしくなることを進んですることだよ。みんなの学校は、どんなことをしてくれるとうれしくなるかなあ。」と返してみました。すると、「草引きすると、うれしくなるよ。」と運動場に走って行きました。
本校の子どもたちに育てたい資質・能力に、「かかわり合う力」を位置付けています。この「かかわり合う力」とは、相手の立場に立って、自ら働きかける児童をイメージしています。かかわり合う対象は、人だけでなく、子どもたちに身近な「もの」や「出来事」もあります。
朝のボランティア活動でも、子どもたちの母校であるこの坂瀬川小学校にも積極的に関わり、学校を愛する子どもたちを育てる一助になればと考えています。
  

9月1日(木) 2学期がスタート!子どもたちの笑顔が学校に戻ってきました

「おはようございます」夏休み中は静かだった小学校に、子どもたちの明るい声が戻ってきました。
本日から2学期がスタートしました。正門で子どもたちを迎えていると、「夏休みは、お友達とお話があまりできなかったから、ここで待ってていいですか。」と話しかけてきた1年生がいました。また、各教室を回っていると、それぞれの夏休みの思い出を教えてくれました。中には、「夏休みに一発ギャグを考えました。」と披露してくれる子もいて、大笑いしてしまいました。改めて子どもたちの笑い声が響く坂瀬川小学校は、すてきだと感じました。
始業式では、「ふるさとのことをしっかり勉強して、もっと坂瀬川のことを好きになりましょう」「自分のために、自分の力で勉強できるようになりましょう」「友達のよいところをもっとさがして、友達と一緒に成長していきましょう」という3つの内容について話をしました。
   

7月19日~7月20日

7月20日(火) 52人揃って1学期の終業式を迎えました

本日、令和4年度の1学期終業式を行いました。いつものように朝から正門で子どもたちを待っていると、「おはようございます。」と、いつものように大きな声であいさつをしてくれました。昨日から大雨が続いていて、子どもたちの登校を心配していましたが、登校班で元気に歩いてくる子どもたちを見て、安心しました。「今日は、1学期の終業式ですよ。」と声をかけると、いつもよりも元気に正門に整列し、学校に「おはようございます!」と一礼をしていました。
大雨の中、体育館で終業式を行いました。坂瀬川小の52人が、大きな怪我や病気をせず、元気に学校に登校できたことの素晴らしさを伝えました。子どもたちの表情には、明日から始まる夏休みへの期待が溢れていました。
夏休みが終わる43日後、52人が揃って、元気に2学期をスタートできることを心から祈っております。
  

7月19日(月) スイカに舌づつみ

昨日から大雨の予報が出ていたため、朝からの登校を大変心配していましたが、教室での子どもたちの笑顔を見て、安心しました。本日の給食の献立は、「苓北産なつやさい」を使ったメニューになっていました。そのメニューの中に「スイカ」と書かれていることに早くから気付き、教えてくれる子もいました。子どもたちがどんな表情で給食を食べているかを見るために、各教室を回ってみると、おいしそうにスイカを頬張る子がたくさん見られました。子どもたちがニコニコしながら給食を食べている顔を見ると、見ている方も幸せな気持ちになります。
一人の子が、「校長先生、私はスイカが苦手です。なぜだか分かりますか?」と尋ねてきました。「スイカが苦手なんだね。どうしてだろう。」と聞き返すと、「それは、スイカが野菜だからです。」との答えが返ってきました。「なるほど。そういう考え方もあるんだ。」と勉強になりました。
明日で1学期が終わります。夏休み期間中、子どもたちの給食を食べる姿を見ることができなくなると思うと、少々寂しい気持ちになります。
  

7月11日~7月15日

7月15日(金) 2年生「みんな生きている発表会をしよう!」

2年生の生活科の授業で、グループに分かれて、身近な生きものについて調べる学習を行っていました。図鑑などを使って調べ、まとめたことを発表するので見に来てほしいとお願いがありましたので、喜んで参加させてもらいました。トンボやカニ、バッタ、ダンゴムシなど、子どもたちが興味のある生き物について発表してくれました。また、発表の途中でクイズを出したり、生き物の体を組み立てるパズルを提示したりと、それぞれのグループが工夫を凝らした発表をしていて、大変感心しました。
何よりも、子どもたち自身が発表を楽しんでいることが伝わり、「学びに向かう力」が向上していることを感じました。
来週から夏休みに入ります。色々な生き物に興味をもち、自由研究などでまとめてくれることを期待しています。
  
  

7月14日(木) 「熊本の心」で読み聞かせ

子どもたちに色々な本の世界を知ってもらい、読書の幅を広げることを目的に、本校では毎月2回、朝自習の時間を活用して「読み聞かせ」を行っています。読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方にもご協力いただき、担任外の職員が発達段階に応じた様々な本を紹介しています。
本日は、私も3・4年生に読み聞かせを行いました。私が読み聞かせをする際は、道徳教育用郷土資料「熊本の心」からお話を選び、紹介するようにしています。この「熊本の心」は、道徳科の時間の教材として活用しますが、すべてを教材として取り扱うことはありませんので、授業で計画されていない話を選んで話し、熊本の偉人や伝統について理解を深めてもらいたいと思い、これまで続けてきました。
本日は、熊本の社会福祉事業の先覚者である 塘林虎五郎 の幼少期の出来事を描いた「ふたつの道」というお話を使って、よく考えて行動することの大切さを感じてほしいと思い、読み聞かせを行いました。
わずかな時間を使っての取組ではありますが、子どもたちが郷土熊本に誇りをもち、ふるさとを愛する心を培ってほしいと願い、これからも続けていきたいと思います。

7月13日(水) 小学校でのお勉強、がんばっていますね!

保育所と小学校とがお互いの教育・保育を理解し合い、子供の育ちや学びをつないでいく取組の一つとして、保育所の先生方に1年生の授業を参観していただきました。これまで新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、2年間見合わせてきましたが、本年度は実施することにしました。
保育所の先生方に、小学校でがんばっている姿を見せようと、1年生はいつも以上に張り切って授業に臨んでいたようです。国語の授業を見ていただきましたが、最近の学習の中で心に残ったものを自分で決め、文章に書く学習活動を見ていただきました。それぞれの園の先生方は、最初は遠くから見ておられましたが、時間が経つにつれて子どもたちのそばまで来られ、笑顔で話しかけていただき、子どもたちも喜んでいました。授業後に、「先生のお話をよく聞いて、これからもお勉強をがんばってください。」と声をかけてもらいました。1年生にとって、本当によい励みになったことでしょう。
夏休みには、本校の職員がそれぞれの園に出向き、保育所の先生方の取組を学ぶ機会を考えています。保育園と小学校が連携し合い、子どもたちの育ちを見守っていきたいと思います。
  

7月12日(火) 1学期の学習のまとめをがんばっています

各学年の授業の様子を見て回ると、ほとんどの学年で1学期の学習のまとめが行われています。算数の復習問題を解いたり、1学期に習った漢字の練習をしながら、学習事項の定着を図っているようです。算数の問題で悩んでいる子を見かけると、「校長先生と一緒に考えようか。」と声をかけ、課題が解決できるようにお手伝いしています。ある教室から、「タンタンタターン」という声が聞こえてきたのでのぞいてみると、3年生の音楽のリズムうちの復習が行われていました。体をフリフリしながら、楽しそうに手でリズムをたたいていました。3年生と一緒に「タン・タン・タターン・ターンタタ・タタタタ」と何度も手をたたいていると、そのリズムが耳に残ってしまいました。この楽しそうな様子を写真に撮ろうとしたら、カメラを校長室においてきてしまったことに気付き、残念に思いました。
1学期も残り1週間です。この期間を大切にしながら、しっかりと学習のまとめを行い、楽しい夏休みを迎えさせたいと思います。

7月11日(月) 「校長先生、セミがいます!」

朝からいつものように正門で子どもたちとあいさつを交わしていると、「校長先生、ちょっと来てください。」と、目をキラキラさせながら私を呼ぶ子がいます。本校ではよくある光景ですが、「校長先生、あそこにセミがいます。」と教えてくれました。「どこ?」「あそこ!」「どこ?」「あそこ!」とやりとりをしているうちに、木の高い位置でセミが鳴いているのを見つけました。本当に子どもたちは、虫を見つける天才です。虫取り網を振っても、届く場所ではありません。「校長先生、セミを取ってください。」と言われましたが、「ごめん。さすがに校長先生も届かないよ。」というと、いつまでもセミを見つけた木を見つめながら、残念そうに校舎に入っていきました。
朝からセミが鳴く暑い一日でしたが、子どもたちが元気に、そして楽しく学校生活を送ってくれていることをうれしく感じました。

7月4日~7月8日

7月8日(金) なつとあそぼう

1年生の生活科で「なつとあそぼう」という学習があります。毎年、この活動をするときは、校長室から見える手洗い場の近くで楽しく学習している様子が見えます。子どもたちが楽しそうに学習していると、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。本日、「1年生の「なつであそぼう」の学習が行われました。シャボン玉で遊んだり、アサガオで水を染めたりする活動が行われていました。大変蒸し暑い気候でしたが、1年生の子どもたちは、ニコニコしながら活動を楽しんでいました。家から持参したものを自分だけで楽しむのではなく、友だちにも貸して、一緒に遊ぶ姿を微笑ましく感じました。
これから、夏本番です。夏休みには、色々な夏の遊びを楽しみ、心に残る時間を過ごしてほしいと思います。
  

7月7日(木) 本日の給食は「七夕こんだて」

子どもたちは、今日の給食を大変楽しみにしていたようです。本日の給食は、「七夕こんだて」でした。その日の給食の献立を確認している子が多く、「星形ハンバーグ」や「たなばたじる」、「たなばたサラダ」とメニュー表に書かれてあり、どんなおかずが出てくるのか気になっていたようです。昨日は、「校長先生、たなばたサラダってどんなサラダですか。」と聞きに来る子もいたぐらいです。また、「たなばたゼリーはないんですか?」と尋ねる子も・・・・。今日の献立の中で一番話題となったのは、「たばなたじる」でした。「たなばたじる」の食管の中に、いくつか星形のにんじんが入っていたらしく、そのにんじんを見つけた子は大喜びでした。職員室でも話題になり、「私のには、入っていますよ。」という声が聞かれます。残念ながら、私の「たなばたじる」には、入っていませんでした。
様々な工夫を凝らし、このように暑い日でも子どもたちのために給食を作ってくださっている共同調理場の皆さまには、本当に感謝しています。毎日、給食の時間には各教室を回り、子どもたちが笑顔で食べている姿を見ながら、私自身が幸せな気持ちになっています。

7月6日(水) 子どもたちの「読むこと」の力を高める授業づくり

本校の校内研究は、教育目標の具現化に向けて、すべての子どもたちの「分かった」「できた」「もっとやってみよう」が生まれる授業づくりを推進することで、自ら学び、ともに学びに向かう力を育成していくことを目指しています。特に、国語科を中心として読む力を高めるための学習活動の工夫に取り組んでいます。
本日は、1年生、3・4年生、6年生で国語の研究授業を行いました。本校の研究の方向性について、熊本県立教育センターより指導主事の先生をお迎えし、様々な角度からご意見をいただきました。まずは、どの学年の子どもたちも、しっかりと学習課題に取り組む「学びに向かう力」が見られたことを、高く評価していただきました。合わせて、本校の先生方のよりよい授業を作るために、真摯に取り組んでいる姿勢を褒めていただきました。
今回の助言を元に、さらに子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみよう」という気持ちが高まる国語の授業となるよう、職員一同努力していきたいと思います。
  

7月5日(火) 子どもたちは元気に登校しました

台風4号の接近に伴い、町内の小中学校は、3時間遅らせて登校することになりました。台風が近くを通過し、県内でも記録短時間大雨情報が出されている地域もありましたが、幸いなことに校区では、大きな被害はなかったようです。登校時間前に校区に被害がないかを見て回りましたが、心配するような被害は確認されませんでした。そのような中、「おはようございます。」と元気なあいさつをして登校する子どもたちを目にし、本当に安心しました。
台風対策のため、低学年の子どもたちが育てているアサガオやミニトマトは室内に入れていましたが、登校するとすぐに外に並べ、いつものように水かけをする姿が見られました。1年生の子が、「朝ご飯ですよ。」とアサガオに声をかけながら水をかけている様子が何とも微笑ましく、その素直に心に感動しました。

7月4日(月) 図書室に天の川が・・・・!

毎週木曜日に来ていただいている司書の先生が、子どもたちが図書室に足を運び、本に興味をもってほしいという願いを込めて、図書室を季節に応じたレイアウトに彩ってくれています。子どもたちだけでなく、私も楽しみにしています。7月に入ったということで、大きな天の川が登場しました。その天の川の下には、司書の先生が薦める絵本などが設置してあり、子どもたちが楽しめるような工夫が施されています。
わくわく図書委員会の子どもたちが、毎日本をたくさん読んでほしいと放送で呼びかけています。校内では、本に親しむ子が増えてきたように感じます。魅力ある図書室づくりを行ってくれている司書の先生や委員会の子どもたちに感謝しています。

6月27日~7月1日

7月1日(金) 地域の方々の温かさを感じて

本日、第1回目の学校運営協議会を行いました。協議会の冒頭で、児童会を代表して、委員会の委員長から本年度の取組の紹介を行いました。4年生以上の児童が少なくなったため、これまでの委員会の活動を統合し、本年度は4つの委員会が活動しています。学校運営協議会委員の方々は、子どもたちの発表をメモを取りながら聞いておられました。子どもたちの発表後、委員会活動について質問や意見をいただきました。「一番本を読んでいる子で、何冊ぐらい読んでいるのかな。」「どんな活動をしようと考えているのか、もう少し詳しく教えてください。」などの質問がありましたが、委員長の子どもたちは、一生懸命答えていました。
最後に学校運営協議会委員の方々から意見を求めたところ、「掃除やボランティアを一生懸命頑張っているようですね。最近暑くなってきたから、熱中症にならないようにしてください。」といった、子どもたちの健康面を気遣う意見をいただき、地域の方々の温かさを感じました。この取組を通して、本校の児童会活動がさらに充実していくことを期待しています。
  

6月30日(木) 児童会テーマ「美しい坂小」を実現するために

6年生の国語で「具体的な事実や考えをもとに、提案する文章を書こう」という学習があります。その学習を本校で進めるにあたり、「『美しい坂小』を実現するために、委員会での課題や解決策を整理し、相手に分かりやすい提案文を書こう」という単元を通した課題を立てて、本単元の学習が進められています。本日の授業では、『美しい坂小』を実現させるために、現在の課題や問題点を出し合う学習が行われました。一人一人が日頃の学校生活を振り返りながら、解決すべき課題を付箋紙に書き込み、整理していきました。
国語の学習ではありますが、このように学校のことを思い、よりよい学校にするために自分たちの力を発揮したいと、友だちと意見を交換し合う子どもたちの姿に感動するとともに、感謝の気持ちで一杯になりました。この学習を通して、本校の児童会活動がもう一段レベルアップしてくれることを心から願っています。子どもたちがどのような提案文を書いてくれるのか、楽しみにしています。
  

6月29日(水) きれいに洗えたかな?

6年生の家庭科で「夏をすずしく さわやかに」という単元で、自分の衣服を洗濯する学習があります。例年、校長室から見える場所で手もみ洗いの学習が行われています。本日、6年生の子どもたちが自宅から持ってきた洋服を洗っていたので、学習の様子を見せてもらいました。日頃、洋服を手洗いするという経験はほとんどないため、どの子も楽しそうに、そして悪戦苦闘しながら学習に取り組んでいました。
本日は猛暑日でしたので、洗った洋服は、あっという間に乾いていました。どの子の洋服も、きれいに洗えていたようで安心しました。準備、学習、後片付けとテキパキと活動する6年生の姿を見て、改めて成長を感じた時間でした。
  

6月28日(火) 5年生算数「合同な図形」

5年生の算数の授業を参観させてもらいました。2つの三角形を見比べ、対応する辺や角を見つけながら合同な図形かどうかを考えていました。その後、長方形、平行四辺形、台形の3つの図形に対角線を1本引き、対角線で分かれた三角形が合同であるかを一人学びしながら、課題を解決する学習に取りかかりました。どのように学習を進めるだろうと興味をもって見ていると、同じ図形が教科書の後半のページにあり、何と丁寧なことにミシン目まで入っており、簡単に手で切り取れるようになっていました。私が5年生の学級担任をしていた頃は、事前に同じ図形を手書きして画用紙に印刷し、子どもたちの人数分切って用意していました。図形の授業の準備には時間がかかっていたのですが、時代の流れを痛感しました。さらに、子どもたちには、タブレットPCという学習機器もあります。子どもたちの理解は、今後さらに高まってくるであろうと感じた、私にとっても貴重な1時間でした。

6月27日(月) 「アサガオが2つ咲きました!」

1年生の子どもたちは、毎日色々なことをお話ししに来てくれます。おじいちゃんの誕生日が近いこと、育てているアサガオが大きくなっていること、家で料理の手伝いをしていること、休みの日にお買い物に行ったことなど、色々なことを教えてくれます。今朝は、「校長先生、ちょっと来てください。」と誘いに来てくれたので一緒についていくと、「アサガオが2つも咲いていました。」とキラキラした笑顔で教えてくれました。「よかったね。お世話を頑張ったからだよ。」と伝えると、さらにうれしそうな顔をしていました。「私のアサガオも、つぼみがたくさんあります。」と話してくれる子もいます。明日はどんなお話を聞かせてくれるのか、楽しみです。

6月20日~6月24日

6月23日(木) 風水害避難訓練(保護者引き渡し訓練)

近年、毎年のように大雨に伴う災害が各地で起こり、大きな被害をもたらしています。先日も、夜間から朝方にかけて大雨が降ることが予想されたため、前日に安心メールで子どもたちの登校に注意していただくよう保護者の方々にお知らせしたところです。自然災害は、いつ、どこで、どのような形で出会うか分かりません。子どもたちには、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿『わ』・・・たし(の命)を大切にする考動力を高めていくために、様々な取組を工夫してきました。
本日は、風水害を想定した避難訓練(保護者引き渡し訓練)を実施しました。天気のよい一日ではありましたが、子どもたちは、一人一人が真剣に訓練に臨んでくれました。また、大変お忙しい中にも関わらず、保護者の方々にもご協力いただき、大変スムーズに子どもたちを避難させることができました。
本校で保護者引き渡し訓練を始めて、今年で3年目になります。実施後に出た反省を生かし、より子どもたちが安心し、安全な学校生活が送れるよう、さらに検討を重ねていきます。
  

6月22日(水) 2年生はミニトマトの観察

昨日は1年生のアサガオの観察の様子を紹介しましたが、本日は2年生がミニトマトの観察を行っていました。国語の授業で、「かんさつしたことを書こう」の学習を行っています。色々な視点から観察して分かったことを記録し、観察カードにまとめるようです。2年生の子どもたちは、生活科で育てているミニトマトを一生懸命観察し、記録していました。
「校長先生、ミニトマトが7つできています。」「小さな花が咲いています。」「何だかおいしそうな匂いがします。」「じくがたくさんありますよ。」など、気が付いたことをたくさん教えてくれました。自分の育てるミニトマトと真剣に向き合いながら学習に取り組む2年生は、本当にすてきだと感じた時間でした。
  

6月21日(火) アサガオのかんさつ

1年生が、一人一鉢でアサガオを育てています。低学年昇降口の横に鉢が並べてあるのですが、ペットボトルに水を入れ、お世話をしている様子を毎朝見ています。1年生の授業を見に行くと、アサガオのどんなところを観察し、記録すればよいかを勉強していました。その後、実際に自分のアサガオを観察していました。1年生教室に行くと、どの子も「校長先生、ちょっと来てください。」と言って、あちこちに引っ張っていかれます。「校長先生、葉っぱがふわふわしています。」「私よりも大きくなっています。」「ここに毛みたいなものが生えていますよ。」等々、見つけたことを一生懸命教えてくれます。
間もなく、アサガオも花を咲かせます。その時に子どもたちがどんなことを教えてくれるのか、楽しみです。
  

6月20日(月) 新しい竹ぼうき、ありがとうございます

地域学校協働活動推進員の方と朝から話をしているときに、地域の区長さんからよい竹ぼうきを作ってもらったと教えていただきました。お寺などで使われているものらしく、きれいに落ち葉をはいておられる様子を見て、感動されたそうです。わざわざその竹ぼうきの作り方を尋ね、自分で工夫しながら作られたものだそうです。毎朝、学校周辺の落ち葉はきを行っている姿を見られ、少しでも楽に落ち葉が掃けるように、その区長さんに作ってもらえるよう頼んでいただいたようです。そのその竹ぼうきを、持ってきていただきました。大変軽く、使いやすい竹ぼうきです。快く作っていただいた区長さんや、それを頼んでいただいた地域学校協働活動推進員の方に感謝しながら、しっかり使わせていただきたいと思います。

6月13日~6月17日

6月17日(金) カニ捕りに夢中な坂小の子どもたち

梅雨の時期を迎え、本年も校舎周辺や校舎内をカニが闊歩する時期となりました。最近の本校低・中学年の子どもたちの遊びの中心は、「カニ捕り」のようです。昼休みになると、本校中庭で大きなカニを見つけることに夢中になっています。網で捕まえては、バケツに入れて大きさを競い合っています。休み時間が終わると、捕まえたカニを逃がしているようです。
最近は、校長室で仕事をしていると、何かゴソゴソと音がします。音のした方を見ると、カニが進入しています。また、ろう下でカニと遭遇することは珍しいことではありません。本校の風物詩ともいえる光景です。
  

6月16日(木) 東京フィルハーモニー交響楽団が坂瀬川小にやってきた!

昨年、文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」の巡回公演申請を行っていました。コロナ禍が続き、学校では子どもたちの文化的行事や音楽の授業等、感染防止対策のために制限をかける必要があり、思うように進められない状態でした。子どもたちが様々な文化や芸術に直接触れる機会はないかと考えていたときに、この募集要項が届き、職員と協議して申請することにしました。その結果、東京フィルハーモニー交響楽団の巡回公演に選ばれ、5月に事前のワークショップを実施していただき、本日公演が行われました。この日を、子どもたちも本校の先生方も、大変楽しみにしていました。
30人規模の本物の演奏に、子どもたちも圧倒されました。また、一人一人が音楽を楽しむ様子が見られました。音楽を聴くだけでなく、ボディパーカッションを体験したり、オーケストラの指揮も体験させていただきました。
遠路はるばる東京から本校を来校していただき、音楽の素晴らしさを伝えていただいた東京フィルハーモニー交響楽団の方々には、感謝の言葉しかありません。子どもたちにとっても、学校職員にとっても、大変貴重な経験となりました。
  

6月15日(水) 2年生国語「お話を読んで、しょうかいしよう」

2年生で、教科書の教材「スイミー」を使って、国語の研究授業が行われました。「スイミー」という教材は以前から使われているお話で、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。主人公のスイミーが、仲間と力を合わせ、大きな魚を追い出していくという心温まる物語です。
2年生の学びに向かう様子を見ていましたが、たくさんの先生方が見ているために緊張している子もいましたが、みんな集中して学習に取り組んでいることが伝わってきました。お話の一部を体を使って表現していましたが、その様子のかわいいこと・・・・。場面ごとに書いていく「スイミー日記」にも、読み取ったことを元にしながら、自分がスイミーに成りきって表現していました。
授業後に何人かの児童に感想や分かったことをインタビューしましたが、一人一人が授業中にしっかりと考えながら取り組んでいたことが分かり、2年生の成長を感じました。
  

6月14日(火) 熱中症から自分の身を守るために

身体測定の際に、その季節や時期に応じた健康に関する話題を養護教諭が行っています。本日は高学年の身体測定が行われましたが、熱中症の症状と予防方法について、大変分かりやすい話が行われました。時折クイズを交えながら、子どもたちが考えながら話に集中できるよう工夫されていました。熱中症を予防するためには、①暑さを避ける ②水分補給をする ③しっかりご飯を食べる ④しっかり寝る の4つの方法が紹介されました。
以前、私も熱中症になり、病院に運ばれたことがあります。その時のつらさは、今でも忘れることができません。子どもたちには、私と同じ思いはさせたくありません。
これから気温が高くなり、学校での熱中症対策は、大変重要となります。「自分で自分の身を守る」ための考動力が必要となるでしょう。
  

6月13日(月) What day of the week do you like?

「校長先生に質問があって来ました。入ってもいいですか?」と、4年生の子が校長室を訪ねてきました。どんな質問をしてくるのかと思っていると、「外国語活動で、先生たちの好きな曜日を聞いています。校長先生の好きな曜日を教えてください。」とのことでした。「校長先生は、金曜日が好きです。」と答えると、「校長先生、英語で言ってください。」と注意されてしまいました。これはしまったと思い、「I like friday」と答え直しました。「Why?」と返され、英語で何と答えたらよいか分からず、すべて日本語で答えてしまいました。せっかく質問をしに来てくれたのも関わらず、申し訳ないことをしたと反省しました。子どもたちと同じように、学び続けなければならないと感じた時間でした。

6月6日~6月10日

6月10日(金) 幸せだと感じるのは「縄文時代」or「弥生時代」

6年生の社会科の時間で、教科書に提示してある2枚の絵をもとにしながら、面白いテーマで話し合いが行われていました。「あなたが幸せだと感じるのは、『縄文時代』か『弥生時代』か?」というテーマです。子どもたちは、タブレットPCに映し出した2枚の絵を衣食住の視点からじっくりと見つめ、グループで様々な意見を述べ合っていました。「弥生時代」という意見がほとんどの中で、担任が「先生は、縄文時代が幸せだと感じるな。なぜだと思う。」と揺さぶりをかけながら、さらに視野を広げていきました。
意見交換が一段落したところで、改めて「どちらが幸せだと感じるか、今の自分の考えをまとめてください。」と指示が出ました。子どもたちに、「どちらが幸せだと思った?」と質問すると、「どっちも嫌です。だってゲームができないから。」と答える子もおり、「あらあら」と思いました。
これから縄文時代や弥生時代の人々の暮らしについて、より深く学んでいくそうです。日本の歴史についての学習がスタートするようで、以前6年生を担任していたときのなつかしい記憶がよみがえってきました。

6月9日(木) 『せ』・・・せいいっぱいそうじやボランティアを頑張る坂っ子

本校では、今月から縦割り班で場所を分担し、昼休み後の掃除に取り組んでいます。児童数が少なくなり、一人で広い場所を担当しなければならないのですが、みんな無言で掃除に取り組んでいます。正に、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『せ・・・「せいいっぱいそうじやボランティアを頑張る学校」となっています。高学年の子が低学年の子に掃除の仕方を教えるとともに、自分たちの姿で時間の過ごし方を示してくれているようです。ろう下の掃除の様子を見ていると、高学年の子のまねをしながら、低学年の子も膝をついて、雑巾が真っ黒になるぐらい頑張っています。
この掃除時間も、本校の子どもたちに育てたい3つの力(「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」)を高める大切な時間であると考えています。
  

6月8日(水) 子どもたちの声で校長室がにぎやかです

校長室には、よく低学年の子どもたちが訪ねてきます。本日は、2時間目に1年生の子どもたちがインタビューに来ました。「校長先生の好きな食べ物は何ですか」や「校長先生の好きな運動は何ですか。」と質問されたので、それに答えました。色々質問するうちに、「好きな花びんは何ですか。」、「好きな形は何ですか。」など、なかなか難しい内容を次々に聞いてきたので、答えるのに苦労しました。
5時間目の終わりには、地域の探検に出かけた3年生が「校長先生、いますか?」と職員玄関からうれしそうに声をかけてきました。「校長先生にお土産です。」と青い梅と小さな小さな柿をくれました。「いい匂いがしますよ。柿は、ちょっとキュウリの匂いがしますよ。」と教えてくれました。甘いよい匂いがして、私もうれしくなりました。
そうしていると、今度は2年生全員が校長室前に勢揃いして、「校長先生、ちょっと来てください。」とお願いしてきました。廊下に出ると、図工「わっかでへんしん」で作った衣装を見せてくれました。一人一人が工夫して作ったことを教えてくれ、ついつい写真を撮ってしまいました。
子どもたちが笑顔で学習に取り組んでくれている様子を見ることが、私の楽しみになっています。
  

6月7日(火) 「税金」って何だろう?

本日、天草法人会女性部会の方々をお招きして、6年生を対象に租税教室を行いました。社会科の時間に税金については学習していましたが、より具体的な事例を示して説明されることで、理解を深めていったようでした。「できるなら税金は払いたくないなあ。」と発言していた子も、授業後半では、全員が「私たちが安全に、安心して生活するためには、やはり税金は必要。」という意見に変わっていました。
本年度も1億円と同じ重さのアタッシュケースを一人一人持たせてもらいましたが、その重さに驚いていました。税金という視点から自分たちの生活を見つめ直し、ふるさと苓北町に感謝の気持ちをもつことにつながる授業であったと感じました。
  

6月6日(月) いつの時代も・・・・

最近、子どもたちの遊びの流行は「どろだんごづくり」のようです。先週、朝から校門近くを掃除していると、「校長先生、見てください!」と表面をぴかぴかにした「どろだんご」を見せてくれました。「すごいね。かちかちに固まっているようだね。」と返すと、「校長先生、たくさん作ったんですよ。見ますか?」と、隠し場所を教えてくれました。毎日少しずつ手を加え、頑張って作っている様子を楽しく見ていました。
私の小学生時代も、季節によって「どろだんごづくり」が流行し、誰にも負けない団子に仕上げようと必死になっていたことを思い出します。いつの時代でも、子どもたちの遊びは同じだと感じました。
「あー、崩れてる!」と、朝から悲しそうな声が聞こえました。しっかり隠してあったようですが、昨日の雨にさらされてしまい、壊れてしまったようです。しかし、今日の昼休みには、またせっせと「どろだんご」を作る子どもたちの姿が見られました。
  

5月30日~6月3日

6月3日(金) リモートで思いを伝える児童総会

2年間のコロナ禍の中で、教室をリモートでつないで行う集会活動が多くなりましたが、子どもたちもずいぶん慣れてきたようで、意見交換もスムーズに行えるようになりました。(マイクの切り替えは、先生方が行っています)本日は、リモートによる児童総会が行われました。各学年の目標発表がありましたが、どの学年も本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の3点から学年に応じた具体的な実践事項を考えられていたことに感動しました。また、委員会から目標や年間計画の紹介がありましたが、多くの子どもたちが画面越しに挙手し、活動内容について質問していました。教室を回りながら意見交換の様子を見ていましたが、低学年の子どもたちが委員会の常時活動に対して、「いつもありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えていた場面が、とても印象に残りました。高学年の子どもたちもうれしそうに画面を見ており、さらに活動意欲が高まったようでした。
  

6月1日(水) 友だちともっとなかよくなるためには?

子どもたちの授業の様子を見て回っていると、2年生で道徳科の授業が行われていました。学習に一生懸命取り組む子どもたちの様子に誘われ、教室に入って参観させてもらいました。「友だちともっとなかよくなるためには」という課題に対して、教科書の教材を使って意見を考えていました。友だちを助けるために一緒に謝りに行く登場人物の気持ちを考え、一人一人が学習シートにまとめて発表していました。「一番の友だちだから・・」「友だちに嫌われたくないから・・」など、子どもたちの言葉で表現してくれました。先生から、「友だちともっとなかよくなるためには、どんな気持ちが大切なのかな?」という問いかけに、子どもたちが意見を生かしながら「一人も悲しい気持ちにしない。」という考えでまとまったようでした。この気持ちを大切にしながら、これからも友だちと仲良く学級生活を送っていくことでしょう。見ていた私の心が温かくなる授業でした。
  

5月31日(火) 『が』・・・くしゅうに一生懸命取り組む坂小の子どもたち

本校では、本年度も3年生と4年生が同じ教室で学ぶ複式学級を設置しています。その3・4年生の国語の授業を見せてもらいました。6人ずつと少ない学年同士ですが、主体的に学習に取り組む子どもたちの姿を見ることができました。3年生は、教材「こまを楽しむ」を使い、「問い」に対する「答え」の見つけ方や文のつくりを学び合いました。4年生は、教材「アップとルーズで伝える」を使い、対比で説明されている内容を捉え、その説明のよさを話し合いました。
教室の前方と後方で分かれて学習に取り組んでいましたが、学習リーダーを中心としながら、それぞれが集中して課題に取り組んでいました。また、学習の進め方で悩んでいる友達を見つけると、先にまとめた子がさっと近寄り、一緒に考える「かかわり合う力」も見せてくれました。
本校の複式学級での学びは、昨年度スタートしたばかりです。本校の先生方の努力により、1年間で大きな成長を見ることができましたが、まだまだ複式学級の学習の進め方について、先進校の取組から学ぶべき部分がたくさんあります。子どもたちの実態に応じた、本校なりの学習の在り方を求め、これからも実践を続けていきます。
  

5月30日(月) 空気をきれいにする?

各学年の授業の様子を見て回っていると、6年生が保健体育「病気の予防」について学習を行っていました。県内の新型コロナウイルスの感染状況は横ばい状況ですが、予断を許さない状況です。子どもたちの感染症対策への意識を確かめたいと考え、どのような意見を考えているか見せてもらいました。新型コロナウイルスをはじめ、様々な感染症に対して、「病原体をけす」「病原体の道筋を絶つ」「抵抗力を高める」の3点から、子どもたちが意見を考え、発表していました。「病原体の道筋を絶つ」については、日頃行っている手洗いやうがいの徹底を考えている子がほとんどでした。「病原体をけす」についてどんなことを考えるだろうと学習シートをのぞくと、「空気をきれいにする」と書いている子がいました。「どのようにきれいにするの?」と尋ねてみたところ、「自然を増やす」「木を植える」「自然が豊かになると、病気が少なくなるというニュースを見たことがあります」という答えが戻ってきて、「なるほど、そう考えたのか」と何となく納得させられました。
「病原体をけす」ということは難しいと考えますが、病原体の道筋を絶つ行動を心掛けるとともに、「抵抗力を高める」ために、規則正しい生活を実践してほしいと思いました。

5月24日~5月27日

5月27日(金) 生活科「レッツゴーまちたんけん」

2年生が生活科の学習で、坂瀬川校区を探検しています。本日は、坂瀬川公民館と学校近くの商店に出向き、聞き取り調査を行いました。先日、坂瀬川公民館の館長さんとお話ししたときに、「楽しみにしています。」と話されていました。学校近くにある商店は、休日などにお菓子を買いに行ったりする、子どもたちにとっては身近なお店です。事前の学習で質問する内容を考えていて、今日はしっかり聞き取りもできたようです。館長さんもお店の方も、2年生の子どもたちをやさしく受け入れていただきました。地域の方々の温かい心に感謝しています。
  

5月26日(木) どの例文がよい要旨かな?

5年生の国語の授業で、「見立てる/言葉の意味が分かること」の授業を見ました。1時間の授業の中で様々な工夫が考えられていて、大人も考えさせられるような内容でした。先生から3つの例文が示され、「この文章の要旨として、よい例文はどれだろう。」と子どもたちに投げかけられました。子どもたちは、それぞれがよい要旨と考えた例文にネームプレートを貼り、その理由をまとめました。その後、グループで意見を交流し合いましたが、「この例文が筆者の考えが伝わってくる。」や「「『つまり』という言葉が入っていて、この例文が詳しくなっていると思う。」など、自分たちで課題を解決しようと学習に取り組む様子が見られました。
5年生の授業の様子を見ながら、「学びに向かう力」が伸びてきていることを感じ、うれしくなりました。
  

5月25日(水) 体力の向上を目指して

本日、新型コロナウイルス感染症や熱中症の対策を図り、体力テストを実施しました。体力テストは、自己の体力の課題点を見いだし、今後の体力向上に生かす態度を養うことを目的に、毎年この時期に実施しています。また、体力テストの結果を基に、本校の子どもたちの体力の状況をつかみ、発達段階に応じて体育の時間の補助運動を工夫したり、サーキット等を活用したりしながら、課題克服に生かしてきています。
低学年と上学年でグループを組んで各種目を回りながら測定していきました。上学年の子どもたちが低学年の子に測定方法を教えたり、サポートしたりする行動が見られました。また、暑い中での実施でしたが、どの子もよい記録を目指して、一生懸命種目に取り組む姿が見られました。
  

5月24日(火) 「せ」・・・いいっぱいそうじを頑張る1年生

1年生も入学して2ヶ月ほどが経ちますが、学校の生活リズムにも慣れ、自分たちで掃除も頑張る姿が見られてきました。事務の先生が、「校長先生、掃除の時間に1年生が、チューリップを植えていた鉢の土を返して、きれいにしてくれています。ぜひ見てあげてください。」と話してくれました。早速の様子を見せてもらいましたが、2人で一生懸命鉢をきれいにしていました。「ありがとう。きれいにしてくれていますね。」と話しかけると、うれしそうに笑顔を返してくれました。
1年生がきれいにしてくれた鉢を使って、次はどんな花や野菜などが育てられていくのか楽しみです。
  

5月16日~5月20日

5月20日(金) 運動会準備へのご協力、ありがとうございました

5月22日(日)の運動会に向けて、午後から準備を行いました。保護者の方々にも協力を呼びかけたところ、多くの方が準備に駆けつけてくださいました。準備を始める前に急に雨が降り出し、濡れながらの作業となってしまったことを、本当に申し訳なく思っております。1年生から4年生は環境整備、5・6年生はテントの準備を行いましたが、早々に切り上げて教室に戻りました。しかし、保護者の方々は、テントの設置やテントの支柱を抑えるブロック運びなど、準備を進めていただきました。保護者の方々のご協力に対し、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
  

5月19日(木) 読み聞かせがスタートしました

子どもたちが楽しみにしている読み聞かせの取組が、本日よりスタートしました。先日のお話会でお世話になった読書ボランティア「たんぽぽホール」の方にも来ていただき、読み聞かせをしていただいています。また、本校の先生方をシャッフルし、担任以外の先生が教室を訪れ、読み聞かせをしています。また、毎週お世話になっている司書の先生にも読み聞かせをお願いしています。
読み聞かせの時間はすべての教室を回り、子どもたちの表情を観察させてもらっています。どの子もお話の世界に引き込まれ、聞き入っている様子が伝わってきます。読み聞かせ後の子どもたちの感想を聞くと、様々な視点から意見を発表する子も多く、読み聞かせをしている側も勉強になります。本年度も、子どもたちが多くの物語に出会ってくれることを期待しています。
  

5月18日(水) 夏はどんな彩りを見せてくれるでしょう

校内に咲いていた春の花もいよいよ終わりの時期を迎えてきました。パンジーには、たくさんのツマグロヒョウモンが見られるようになり、残念ながら抜かなければならなくなっています。学校を美しく彩ってくれた春の花に、感謝の気持ちでいっぱいです。
今度は、これからの季節に学校を彩る花の準備が着々と進んでいます。これから梅雨、そして猛暑の夏を迎えますが、水掛のタイミングや花壇の草取り等、花の管理が難しい時期でもあります。本校職員が丹精込めて種から様々な種類の花を育てていますが、これから子どもたちが力を合わせて学級園に植え、世話を続けていきます。夏はどんな彩りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
  

5月17日(火) 運動会に向けて準備が進んでいます

昨日、日曜日に予定している運動会に向けて、本校の先生方で放課後に運動場の整備を行いました。運動場のあちらこちらから草が生えてきていましたし、本校の運動場には芝も広がっていきます。朝のボランティアで多くの子どもたちで草取りを頑張っていますが、追いつかない状態でした。坂瀬川公民館の館長さんが自作された草引き器を使わせてもらい、一気に整備しました。
本日、低学年と高学年に分かれて運動会の練習が行われていて、校舎2階からその様子を見ていましたが、いよいよ運動会が近付いてきたことを感じました。
 

5月16日(月) 本年度の児童会テーマが決まりました

代表委員会の話合いを経て、本年度の児童会テーマが決まりました。昨年度は、感謝の気持ちを表現することを目的にテーマが作られました。本年度の児童会テーマは、「美しい坂小~心 あいさつ 花~」と決まり、先週の一斉下校の際に披露されました。みんなで児童会テーマを唱える際は、「心 あいさつ 花」の部分は、手話形式で表現するようです。美しい坂瀬川小にするために、みんなで取り組む内容がはっきりしていて、大変よいテーマが出来上がったと感じました。このテーマの具現化に向けて、学級や委員会が考え、そして動くことになってきます。みんなで力を合わせて「美しい坂小」づくりに励んでいきます。

5月10日~5月13日

5月12日(木) 本年度もお世話になります

苓北町の小中学生の毛筆の指導は、 馬場國昭 先生にお世話になっています。本年度もご指導いただくことになり、本日1回目の毛筆指導が3年生と6年生で行われました。馬場先生には、書道を通して礼儀の大切さやものの見方・考え方など、生きていく上で必要なことをたくさん教えていただいており、授業を見ている私も学ぶところがたくさんあります。また、一人一人の子どもたちのよさを認め、ほめ、励まし、伸ばす指導姿勢から、先生方も指導者としての在り方を学んでいます。
初めて毛筆に取り組む3年生には、1時間の授業の流れや道具の扱い方等、やさしく丁寧に教えていただきました。子どもたちの様子を見ていましたが、本当に意欲的に取り組んでいました。6年生は、「きずな」というひらがなを書いたのですが、ひらがなの起こりや筆の流れの理由についても話していただきました。
子どもたちの毛筆も、どんどん上達しています。毎月1回指導していただきますが、この1年間で多くのことを学んでほしいと思います。
  

5月11日(水) 運動会の新しい種目は これだ!

5月22日(日)に運動会を予定していますが、今週から本格的に練習が行われています。本年度も練習から子どもたちが運動会に主体的に参画できるよう、様々な工夫を取り入れています。運動会を行うことが目的ではなく、運動会を通して、本校の子どもたちに育てたい「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」をいかに育んでいく取組であることを職員間で確認しながら臨んでいます。
昨年度の運動会の取組から、種目を1~2つ増やしてもよいのではという意見を受け、検討を行いました。その結果、先生方が協力して種目案を考え、子どもたちの投票で決めることにしました。子どもたちに種目のみを示すのではなく、その種目を行うことでどのようなよさがあるのかを説明した文章を添え、それぞれの効果を読み比べながら子どもたち自身が判断し、一票を投じることが出来るようになっていました。6年生の社会科の授業で選挙の仕組み等についても学びますが、育てたい資質・能力を育むために教科を横断した形で先生方が考案した取組です。投票の結果、子どもたちが一番賛同した種目は「竹取合戦」だったようです。

5月10日(火) お話の世界に引き込まれました

本年度も読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方々をお招きし、お話会を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策を図った上で、ホールに1年生から4年生まで集まり、大型紙芝居やお話のリズムに合わせ体を動かした遊びで楽しみました。「たんぽぽホール」の方々も子どもたちと交流できることを楽しみにしておられた様子で、色々な準備をしてこられていました。
お話に合わせて紙芝居を披露されている際は、子どもたちがお話の世界に引き込まれていることが、マスク越しでも伝わってきました。実際に絵が動いたり、小道具を貼り付けたり、大きな恐竜が出てきたりと、私も楽しませてもらいました。子どもたちのお話についての感想発表を、笑顔で聞いてくださいました。
今後、「たんぽぽホール」の皆さまには、毎月の読み聞かせでもお世話になります。担当の先生からそのことを紹介すると、1年生から「やったー!」という声が聞こえてきました。
  

5月2日~5月6日

5月6日(金) 一人一人が真剣に取り組みました!

自然災害は、いつ、どこで出会うことになるか分かりません。大地震が発生した場合、海の近くにある本校は、津波に襲われることが想定されます。その際の避難場所として、高台にある大師山を定めています。本日、その大師山まで避難する訓練を行いました。急な坂道がありますので、初めて訓練に参加した1年生は苦労していましたが、避難場所を目指して一生懸命駆け上がっていました。
「大師山へ避難してください。」の放送があり、すべての児童が避難場所に集合するまでに要した時間は、5分21秒でした。子どもたちに対して、「5分21秒は、速かったと思いますか?」と尋ねると、みんながまだ速く避難できると答えていました。それぞれが自分なりの課題を考えていたのでしょう。
52人の子どもたち全員が、この訓練の意義を理解し、一生懸命取り組んでくれたことをうれしく感じました。
  

5月2日(月) 『わ』・・・たし(の命)を大切にするために

雨天のため延期していた自転車点検と自転車の乗り方の練習を、本日実施しました。午前中に地域で自転車の販売や修理を行われている方にお願いし、一台ずつ丁寧に点検していただきました。子どもたちが乗っている自転車の状態をうかがったところ、以前に比べて整備されている自転車が増えてきているとのことでした。やや整備が不十分な自転車については、その場で修理もしていただき、本当に有り難く感じています。
午後からは、3・4年生を中心に、自転車の乗り方の練習が行われました。一人一人が「右よし。左よし。後方よし。」と声に出しながら安全確認を練習しました。また、ブレーキのかけ方やカーブの曲がり方についても、なぜ必要かを指導者が問い、考えながら練習に取り組んでいました。
練習の様子を見ていましたが、まだまだ未熟な部分が多々あります。「ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校の姿」『わ』・・・たし(の命)を大切にするために、しっかりとした技能を身に付け、安全に乗ってほしいと思います。
  

4月24日~4月28日

4月28日(木) 校長のことを心配してくれる坂っ子!

朝から全校児童と先生方で行う「チョボラ」(チョコッとボランティア)が計画されていました。運動場に草が目立ってきたので、学年ごとに草引きを頑張ってくれました。その後、6年生の担任がうれしいことを教えてくれました。私はいつものように校舎回りの落ち葉や木枝を掃いていたのですが、6年担任に一人の子が、「校長先生が一人で大変そうだから、手伝ってきていいですか。」と言ってきたそうです。確かに、校舎南側の駐車場を掃いている際にその子が来て、「校長先生、お手伝いします。」と現れたのです。「ありがとうね。中庭の方を掃いてくれると助かるよ。」と返すと、その子は一人で黙々と落ち葉集めをしてくれました。チョボラの時間が終わると、「校長先生、時間だから教室に行きます。」と告げて帰って行きました。中庭の通路も、すっかりきれいになりました。
誰かに言われたからではなく、周囲を見渡し、必要なことを自分で考え、自ら行動する。これこそが本校の子どもたちに育てたい資質・能力の一つである「考動力」です。校長のことを気遣って手伝ってくれた坂っ子!本当にありがとうございました。

4月27日(水) 春を感じる言葉を集めて

子どもたちの授業の様子を見て回っていると、どの学年の国語の授業でも、春を感じる言葉を使って俳句を作ったり、文章を考えたりする内容が取り扱われていました。低学年の子どもたちは、視覚的に捉えた草花や生きものを考えて発表していました。自分で見つけた蝶について発表している子がいましたが、「質問します。そのチョウチョは、どれぐらいの大きさでしたか?」と尋ねられ、言葉で何と表現するのか悩んでいました。高学年になると、より五感で感じた視点から春を感じる子がいて、発表を聞いていると「なるほど。」と感心させられました。
自分が見たり聞いたりしたことを言葉で上手に表現するためには、より多くの言葉と出会う必要があります。その出会いの一つが、読書です。多くの本を読み、様々な表現の仕方をインプットしていくことで、聞き手に様子を想像させるようなアウトプットができるようになるでしょう。
本年度も本校では、読書活動に力を入れていきたいと思います。

 

4月26日(火) 「校長先生、手伝います!」

日曜日に授業参観を行ったため、昨日は振替休業日でした。天気もよかったので、朝から校舎周辺の環境整備をしていました。本校は校地に樹木が多いため、定期的に整備が必要です。カイズカイブキの剪定を行っていると、学校に遊びに来ていた4年生が、「校長先生、手伝います。」と言って、切り落とした枝を集めて、リアカーにのせてくれました。「ありがとう。怪我をしないようにしてください。」と伝えると、「大丈夫です。」と返し、草捨て場まで運んでくれました。また、別の子どもたちは、ほうきや松葉かきを持ってきて、運動場の小枝などを掃いてくれました。
この感動した出来事について、朝から本校の先生方に伝え、共に子どもたちの成長を喜び合いました。

 

4月24日(日) 保護者の皆さま、ありがとうございました

本年度1回目の授業参観、PTA総会、学級懇談会を実施しました。日曜日に実施したこともあり、すべてのご家庭の皆さまに参加していただきました。本当にありがとうございました。
保護者の皆さまが参観されるということもあり、子どもたちも笑顔で、張り切って授業に臨んでいたように感じました。入学して2週間の1年生も、算数の勉強を頑張っていました。1から5の数を書く学習が行われていましたが、数に合わせて数図ブロックを自分たちで上手に並べていました。2年生は、春の言葉をたくさん集めていましたが、保護者の方の意見もずいぶん取り入れていたようです。各学年で子どもたちが自ら考え、そして友達と協働で学び合う活動が取り入れられていました。
令和4年度も、保護者の皆さまとしっかりスクラムを組みながら、子どもたちの健全な育成のために力を尽くしていきたいと思います。今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。
  
  

4月18日~4月22日

4月22日(金) 今年は何を育てるのかな?

春の陽気で学校の花々が元気に咲き誇っていますが、その分、草もずいぶん伸びてきました。1・2年生が生活科で使う学習園がありますが、その学習園にも雑草がずいぶん生えてきました。本年度も、季節に応じた様々な野菜などを育てるため、1・2年生が力を協わせて草取りをしました。進級した2年生が、1年生に手本を見せようと頑張っている姿を見て、感動しました。今年は何を育て、みんなで収穫を喜び合うのか、今から楽しみです。
  

4月21日(木) たしの命を大切にする「地震津波避難訓練」

4月は、くまもと防災教育月間です。本校では、本日「地震津波避難訓練」を行いました。災害時の児童の避難場所は、大師山となっています。朝から雨が降り、児童の避難経路の安全面を考慮して、本日はホールに集合することとし、大師山への避難訓練は、後日計画することにしました。
どの学年の子どもたちも真剣に参加し、自分の命を守る大切さを学んでくれました。熊本地震の経験を語りながら、災害はいつ、どこで出会うか分からないので、身の回りの情報をつかみ、考えて行動することが必要であることを伝えました。
  

4月20日(水) さわやかなあいさつ「校門一礼」

坂瀬川小学校で学べることへの感謝の気持ちを表す「校門一礼」の取組も、本校の特色ある取組として定着してきました。一昨年度、そして昨年度の6年生が学校のリーダーとして示してくれていた姿は、本年度の6年生にもしっかりと受け継がれており、他学年の見本となるようあいさつをしてくれています。登校班の上学年を見ながら、1年生も出来るようになりました。
ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校の姿の『さ』・・・・「わやかなあいさつが響く学校」を目指し、本年度も子どもたちと職員みんなで力を協(あ)わせて取り組んでいきたいと思います。
 

4月19日(火) 考動力が身に付いてきています

いつものように朝から正門周辺を掃いていると、一人の2年生が竹ぼうきをもって現れました。「校長先生を手伝ってくれるのかな?」と尋ねると、「初めは運動場の草引きをしようと思っていたけど、もじゃもじゃしたのがいっぱい落ちていてたいへんそうだから、こっちをします。」と返してくれました。その後は、一人で黙々と集めてくれました。みんなが集まってボランティア活動をしていたわけでなく、自分で考え、行動する様子を見ながら、たくましさを感じました。また、低学年の子どもたちにも、本校の児童に育てたい資質・能力の一つである「考動力」が身に付いてきていることを感じ、うれしく感じました。

4月18日(月) アクセス数 100,000突破!

日頃より本校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。先週、アクセス数が100,000件を突破しました。本校の教育活動の様子や子どもたちの頑張っている姿を保護者の方々、そして地域の方々に伝えていきたいと考え、できる限り新しい情報を更新してきました。今後も、より分かりやすく本校の取組を発信していけるよう、努力していきたいと思います。

4月11日~4月15日

4月15日(金) 歓迎遠足が実施できたことに感謝!

本日、新1年生との交流を深めるための歓迎遠足を行いました。風は強かったのですが、天気に恵まれ、全校児童で近隣のグランドまで歩くことができました。県内の新型コロナウイルス感染状況が増加傾向にある中ではありましたが、全員元気に、そして無事に歓迎遠足を実施できたことに感謝しています。
体育館で歓迎会を行いましたが、1年生もしっかり自己紹介ができました。縦割り班で歩きましたが、6年生が1年生をフォローする温かい様子も見られました。目的地のグランドでお弁当を食べた後、みんな元気に走り回って遊んでいました。本当に気持ちのよい一日でした。
  

4月14日(木) 豊かな心を育むために

これまで本校では、子どもたちの豊かな心を育むために、道徳教育推進教師を中心としながら、校内の道徳教育に力を入れてきています。特に、その要となる道徳科の時間が、子どもたちにとって自己の生き方について考えを深める場となるよう、様々な視点から助言を受け、授業づくりを進めています。
年度初めということもあり、朝の校長講話の時間を利用し、道徳科の授業に向けてのオリエンテーションをリモートで行いました。
子どもたちには、「心は、一生懸命に勉強をしたり運動をしたりするためのエンジンです。心を成長させる道徳科の時間に、教材に出てくる人物の気持ちや出来事の理由などを考えながら、心のエンジンを成長させていきましょう。」と伝えました。
この1年間、子どもたちの心の成長の様子をしっかりと見守っていきたいと思います。
   

4月13日(水) 受け継がれる伝統

朝から落ち葉はきをしようと中庭に行ってみると、きれいな状態でした。この時期は、桜の花の花柱部分が大量に落ちているのですが、それもほとんど見当たりません。不思議に思っていましたが、朝から5年生の子どもたちがボランティア活動できれいにしてくれていたことを知りました。
この「校長室から」でもたびたび話題にしてきましたが、一昨年度、そして昨年度の6年生が毎日きれいにしてくれていました。特に昨年度の6年生は、休日や春休み期間中も学校を訪れ、落ち葉を集めてくれていました。
その思いを受け継ぎ、5年生が取り組んでくれていたことがうれしくてたまりませんでした。高学年の頑張りを中学年、そして低学年がしっかりと見ていて、美しい学校を守り続けてくれています。
  

4月12日(火) 異学年間でかかわり合いながら・・・・

入学式を終え、令和4年度も本格的に動き出しました。いつものように正門で子どもたちの登校を待ちながら、1年生がどんな表情で登校してくるのか見守っていました。登校班長の高学年は、1年生をしっかりサポートしてくれていることが伝わってきました。また、みんなさわやかな声であいさつをしてくれ、私も元気をもらいました。
朝から1年生教室をのぞくと、上学年の子どもたちが学習用具の片付けを手伝ったり、遊び相手になったりしながら、積極的に1年生と関わろうとする姿が見られました。昼休みになると、1年生のリズムに合わせながら、異学年間でかかわり合いながら遊ぶ様子が見られ、心が温かくなりました。
  

4月11日(月) 10人の新1年生を迎えて

本日、令和4年度入学式を行いました。本年度は10人の元気な新1年生を迎え、全校児童52人となりました。新型コロナウイルス感染状況は緩やかに増加傾向にあり、感染防止対策として、昨年同様に規模を縮小し、短時間で実施することとしました。
会場には、新1年生とその保護者の方々、関係教職員のみが入場し、他の学年は各教室からリモートで参加しました。式場に入場する1年生を見ていましたが、少し恥ずかしそうに歩いていましたが、マスク越しの表情は笑顔が見られました。また、名前を呼ばれると大きな声で返事を返してくれました。これから始まる小学校生活を楽しみにしているようでした。
小学校生活で大切にしてほしいこととして、「大きな声であいさつをしましょう」「話を聞くときは、話している人の顔を見て聞きましょう」「自分と同じように、友だちを大切にしましょう」という3つのお願いをしました。
明日からは、大きなランドセルを背負って登校することになります。少しずつ坂瀬川小学校の生活時間に慣れていってほしいと思います。
  

4月8日

4月8日(金) 令和4年度 スタート!
本日、令和4年度第1学期の始業式を行いました。朝から子どもたちを正門で迎えましたが、新しい学校生活の始まりを楽しみにしていることが、一人一人の表情から分かりました。
始業式に当たり、子どもたちの様子を見ていましたが、話を聞く姿勢に成長を感じました。私からは、昨年度の卒業生が残してくれたよき伝統を大切にしてほしいと伝えました。また、「感謝の心をもつ」「目標に向かって努力する」「自分を大切にし、仲間を大切にする」という3点について、具体的な例を挙げながら話をしました。
午後からは、月曜日の入学式準備を全校児童と教職員で行いました。全員が新1年生を気持ちよく迎えようと、黙々と作業に取り組んでくれました。学校全体が大変華やかになりました。
昨日、校内で作業をしていたところ、本校中庭を卒業生が掃除しており、大変驚きました。中庭の池に落ち葉が散っていて、気になったとのことでした。私も長年教師をしていますが、このような子どもたちは初めてです。これまでの小学校生活の中で、母校を愛する心を育んでくれたことに感謝した出来事でした。
  

3月22日~3月23日

3月23日(火) 令和3年度 修了式

本日、令和3年度の修了式を行いました。学年の代表の児童に修了証を手渡しましたが、学級みんなの修了証を大事そうに持って列に戻る様子が見られました。その後、各学年の代表児童による1年間の思い出発表がありました。「体育の授業で、ボールが取れるようになりました。」「図工でエレベーターの作品を作りました。」「自分で考えて行動できるようになりました。」「自計学を頑張って、全部の漢字大会で満点を取ることが出来ました。」などの発表を聞きながら、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の成長を感じました。校長講話では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、自分が頑張った様子を振り返り、自己評価をしてもらいました。この1年で頑張ったことや出来るようになったこと、もっと頑張りたいを一人一人がよく考えてくれていたようです。
4月からは、それぞれが次のステージへと進みます。これまでの頑張りに自信を持ち、4月からも大きく成長してくれることを願っています。保護者の皆さまや地域の皆さまには、本年度も本校の教育活動を温かく見守り、ご支援いただきました。心よりお礼申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  

3月22日(火) 「サクラが咲いています!」

朝から登校する子どもたちを正門で待っていると、早く登校した1年生が桜の木を眺めています。「校長先生、サクラが咲いています。」と話しかけてきました。「ずいぶん暖かくなったから、サクラの花も咲き始めたんだね。」と返すと、「明日は、もっとたくさん咲きますよ。」とうれしそう笑顔を見せてくれました。その後は、次々と咲き始めているチューリップをじっと眺めていました。
身の回りの小さな変化に気付き、感動する豊かな感性を、これからも大切にしてほしい朝でした。

3月14日~3月18日

3月18日(金) 卒業式に向けた雰囲気も高まり・・・・

校内を回ると、6年生への感謝のメッセージがあちらこちらに掲示されています。次週の卒業式に向けた雰囲気が高まってきました。本日、卒業式の練習を行いました。6年生はもちろんのこと、参加する4・5年生も、気持ちを込めて練習に臨んでいました。6年生の姿を見ていると、様々な思い出が浮かんできて、やはりさびいしい気持ちになります。また、6年生と全職員とで記念撮影も行いました。
子どもたち一人一人の思い出に残る卒業式となるよう、しっかりと準備を進めていきたいと思います。
  

3月16日(水) 春を見つけて

校長室の窓から、2年生がタブレット端末を持って何やら写真を撮っている様子が見えました。1年間の振り返りの学習をしていたようですが、春を感じるものを見つけていたようでした。玄関横には、今年もツバメの姿が見られるようになりました。昨年まで作っていた巣をのぞきには来ていますが、その中に入るまでには至っていません。ツバメが巣に入るところをねらっている子もいましたが、「ツバメが入らないから、撮れません。」と話してくれました。サクラの木のそばでは、丸く大きくなったつぼみを撮影している子もいました。
本日も晴天で、本当に温かくなりました。自然豊かなふるさと坂瀬川の、様々な春の風景を見つけてほしいものです。
  

3月15日(火) 見頃を迎えて

本校の花壇に植えた花々が、この暖かい陽気も手伝って、見頃を迎えようとしています。玄関前の花壇や校舎南側にある学級園で育ててきたリビングストンデージーやノースポールなどが咲き誇り、実にきれいです。昼頃に見ると、目にまぶしいほどです。それらを見ると、寒い冬の朝も、子どもたちが水かけや草取りなどをがんばっていた様子を思い出します。目を配り、気を配って育ててきたからこそ、このように美しく花開いてくれたのでしょう。今後は、パンジーやチューリップなども加わり、6年生の卒業式や4月の入学式を鮮やかに彩ってくれることでしょう。

3月14日(月) 中学校の英語の授業を体験

4月から中学校へ進学する6年生に対し、学習への不安を解消し、希望を持って授業に臨んでもらうことを目的に、中学校の英語担当の先生による体験授業を行いました。授業を参観していて驚いたのは、ほぼ英語で話される内容を、子どもたちが聞き取っていることでした。これは、週に2回、計画的に外国語の授業を実施してきている成果だと感じました。
中学校の先生に、英語で自分を紹介した冊子を渡し、説明するといった活動が行われました。冊子を受け取った先生が英語で質問されることにも、本校の6年生は、しっかりと答えることが出来ていました。最後にスピーキングの体験をしましたが、スピードの速さに驚いていたようでした。
体験授業後に子どもたちに話を聞きましたが、中学校での英語の授業がより楽しみになったようでした。
  

3月7日~3月11日

3月11日(金) 地域に支えられながら

いつものように、登校してきた子どもたちと朝のあいさつを交わそうと正門に行くと、近隣の保育所の副園長さんに出会いました。「おはようございます。」と声をかけると、手にはじょうろを持っておられます。正門前の花壇にはツツジが植えてありますが、その根元に花を植えてくださっていました。その花に、水をかけてくださっていました。本当に有り難いことだと感じました。私たち学校職員の気付かないところで、環境を整備していただいている地域の方もいらっしゃいます。地域の方々の温かい心に支えられながら教育活動が進められている坂瀬川小は、本当に素晴らしい学校だと感じます。
  

3月10日(木) 子どもたちが考えた献立が給食になりました!

本日、苓北町の全小中学校で出された給食は、本校の児童が提案した献立でした。6年生の2学期の家庭科で、一食分の献立を考える時間がありますが、その学習の中で、給食の献立を考える取組が行われていました。日頃子どもたちが食べている給食の献立を参考にし、栄養バランスや苓北町の食材(地産地消)も考えながら、一人一人が理想の献立を立てました。その献立を栄養教諭の先生に提案したところ、給食共同調理場の方々と協議され、実現することが出来ました。本日の献立を考えた子はもちろんのこと、6年生全員で喜び合いました。
当初は、実際に調理場に提案した子も入り、栄養教諭の先生と同じ動きを体験する計画もありましたが、コロナ禍のため叶いませんでした。しかし、6年生全員で共同調理場に出向き、給食が出来るまでの過程を見せていただきました。管理栄養士になりたいという夢をもっている子は、この体験を将来に役立てたいという感想を述べていました。
今回の提案の実現に向けてご尽力いただいたすべての方に対して、心からお礼申し上げます。
  

3月9日(水) 「ここはひみつのトンネルです」

朝から正門付近の落ち葉はきをしていると、一人の1年生が、「校長先生、ここはひみつのトンネルです。ここを通ると運動場に行けます。」と話しかけてきました。天気のよい日の昼休みは、たくさんの子どもたちが追いかけっこをして楽しんでいる様子をよく見かけます。正門付近にカイズカイブキが並んでいるのですが、下の方にちょっとした空洞が出来ています。大人は通ることが出来ないのですが、低学年の子どもたちは、そこを軽々と通り抜けています。子どもたちの中には、「ひみつきち」と言っている子もいます。「校長先生、ここを通るとトトロが出てくるみたい。」と話してくれました。子どもたちの想像力は大変豊かであり、心から遊びを楽しんでいるんだなあと感じた朝でした。

3月8日(火) 日本の伝統文化から学ぶ

地域学校協働活動の取組として、日本の伝統文化でもある茶道の体験活動を行いました。本校の地域学校協働活動推進員に連絡及び調整を行っていただき、町で茶道を教えておられる方を講師としてお迎えし、6年生を対象に実施しました。
6年生の中には、卒業式、そして中学進学を目前に控え、期待や不安で心が落ち着かないこともあることと思います。学校生活の節目となるこの時期に、茶道の様々な所作に学びながら、心静かにお茶をいただくことで、落ち着いた気持ちで次のステップへと進んでほしいと願い、今回の活動を企画しました。
礼にも様々な種類があることや、畳の歩き方、相手への言葉のかけ方等、初めて体験することばかりに、「奥が深い」という感想を述べた子もいました。本格的な抹茶を初めて飲む子ばかりで、味の感想も様々でしたが、添えられていた和菓子については、一様に「おいしかった。」と話してくれました。
長く受け継がれてきた文化のよさを学ぶ中で、改めて自分たちのふるさとのよさを見つめ直し、感謝する心を育んでいってほしいと願っています。
  

3月7日(月) 1年生の楽しい日記より

本校の子どもたちの家庭学習の頑張りを励ますために、1・2年生は日記を、3年生以上は自計学ノートを、曜日で学年を決めて見せてもらい、私からもコメントを書かせてもらっています。1年間続けてノートを見ていると、子ども一人一人の成長が感じられ、とてもうれしい気持ちがします。
本日は、1年生の絵日記を見せてもらいました。休日に家族と遊んだこと、金曜日の送別遠足のことなど、楽しい思い出が綴られていました。遠足で食べたお弁当がうれしかったのか、中に入っていたおかずを詳しく絵に描いている子もいました。
子どもたちの「学びに向かう力」を高めるためのサポートを、これからも続けていこうと思います。
   

2月28日~3月4日

3月4日(金) 6年生に感謝の気持ちを込めて!

6年生の卒業の日まで、14日となりました。本日は、6年生に感謝の気持ちを伝えるお別れ会と送別遠足を行いました。天気を心配していましたが、1年生が作ってくれた「てるてる坊主」のおかげで、計画通りに遠足を行うことが出来ました。
最初に、体育館でお別れ会を行いました。それぞれの学年からの出し物は見応えがあり、6年生も大変楽しんでいました。練習時間は少なかったのですが、ダンスやショートコントなど、和やかな雰囲気で絵画進みました。その後、縦割り班ごとの校内オリエンテーリングが行われ、みんなで力を合わせてクイズに答えていました。最後に、坂瀬川グランドまで歩き、縦割り班でお弁当を食べ、自由に遊ぶ時間を設けました。学年を越えて、鬼ごっこをしたりボール遊びをしたりしながら、6年生との思い出を作っていたようでした。
すべての子どもたちの笑顔がはじける、楽しい一日を過ごすことが出来ました。6年生と下学年の子が楽しく遊んでいる姿を見ながら、改めて6年生がみんなから慕われていたことを感じた時間でした。
  
  

3月3日(木) 図書ボランティアの皆さん ありがとうございます

地域学校協働活動の学習ボランティアの方々の中で、図書ボランティアとして、毎月1回学級文庫の入れ替えをしていただいています。図書司書の方と共に、子どもたちが興味をもって読めそうな本を学年に応じて選んでくださっています。学級文庫は、給食を速く食べ終わった時や昼休みなどに、子どもたちが本を選んで読んでいます。
本年度の入れ替え作業は、本日が最後でした。子どもたち全員がお礼のメッセージを書いていましたので、児童を代表して1年生が手渡し、「ありがとうございました。また4月からもお願いします。」と感謝の言葉を伝えました。図書ボランティアの方々も、笑顔で受け取ってくださいました。
   

3月2日(水) 複式学級での学びを広げる取組

本年度、本校で初めて複式学級を設置し、3年生と4年生が同じ教室で学習を行ってきました。その学びの様子を11ヶ月見守ってきましたが、本校の教育目標に掲げる「自ら学び ともに学ぶ」姿を体現してくれています。その学びの素晴らしさについて、職員で授業を参観し、日頃の授業改善に生かす研修も行ってきました。子どもたちも経験するという意味で、2年生と3年生が同じ教室で学ぶ機会を設けました。3年生が自分たちで学習を進める様子に刺激を受け、2年生も学習リーダーの指示をしっかりと聞きながら学習に取り組んでいました。
  

3月1日(火) やさしいお兄さん、お姉さん

今日から3月。6年生の卒業式まで、残り17日となりました。5、6時間目に教室を回ると、どの学年も金曜日の送別遠足に向けて、学年発表の準備や練習をする様子が見られました。6年生の子どもたちは、1、2年生からも大人気です。1日の学校生活の中で、6年生の子どもたちが低学年にやさしく声をかけ、一緒に遊んだり話をしたりする場面を幾度も見かけます。
朝の雨が上がり、昼休みに運動場に出て遊ぶ子がたくさんいました。その様子を眺めていると、ブランコに乗る1年生の背中をやさしく押しながら、一緒に遊んであげている男の子たちがいました。昼休みが終わり、校舎に戻ってくる際も一緒に手をつないで戻ってくる様子があります。朝も、「校長先生、6年の○○ちゃんは来ましたか?」と尋ねてくる1年生もいます。
やさしいお兄さん、お姉さんとして、下学年の子どもたちに慕われる本校の6年生は、素晴らしいと感じます。

2月28日(月) おいしい給食 ありがとうございます

健康的な生活習慣の育成を目指し、本年度も食育に力を入れてきました。本来であれば、栄養教諭の先生に来ていただき、発達段階に応じて食に関するお話をしていただいていますが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、その学習も出来ませんでした。そこで、1・2年生が、日頃おいしい給食を作っていただいている学校給食共同調理場の方々へ感謝のお手紙を送ることにしました。子どもたちなりに感謝の思いを伝えようとする文面ばかりで、読んだ私が笑顔になりました。
    

2月21日~2月25日

2月24日(木) 1年を振り返る児童総会

本年度2回目の児童総会を、リモートで各教室をつないで行いました。各学年で学級目標を立てていましたが、その達成状況について、本校の子どもたちに育てたい3つの力(「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」)に基づいて振り返った内容を発表してくれました。学年に応じて1年間の成長をよく見つめており、内容の濃い発表ばかりでした。
その後、委員会の年間反省の発表がありました。コロナ禍ではありましたが、本年度の委員会活動も、6年生を中心に活動が充実していたように感じます。各委員会でリーダーシップを発揮してくれた6年生に感謝していますし、その姿は、5年生へと確実に引き継がれていくことと信じています。
すべての発表が終わると、それぞれの学年から質問や要望が出されました。「縦割り班遊びが楽しかったから、また計画してください。」「読書ビンゴが面白かったから、もう一回してください。」などの意見から、委員会メンバーの活動に込めた思いが全校児童にしっかりと届いていることを感じました。
  

2月22日(火) 学んだことを伝える「坂っ子フェスティバル」

本日、十分な感染対策を施したうえで、本校の子どもたちだけでの「坂っ子フェスティバル」を開催しました。学年で話し合って決めたテーマについて、1年間調べ、学び、感じてきたことをまとめ、堂々と発表してくれました。当初の計画では、保護者や地域の方々への感謝の気持ちを込めて発表する予定でした。それは叶いませんでしたが、子どもたちの発表の様子については、色々な方法を工夫しながら保護者の方へ届けていきたいと思います。
「坂っ子フェスティバル」の様子については、このホームページ上でも詳しく紹介していく予定です。
  

2月21日(月) お弁当の日へのご協力、ありがとうございました

本日は、お弁当の日となりました。本県に適用されている「まん延防止等重点措置」が延長され、昨日予定していた「坂っ子フェスティバル」を、感染症拡大防止の観点から火曜日に変更しました。本来であれば、子どもたちの学習の成果を発表す姿を保護者の方々にも見ていただきたかったのですが、児童だけで、3密を避けながら実施することにしました。
日曜日に予定していた行事を変更したことで、本日はお弁当を持参する日となりました。保護者の皆さまには、大変ご負担をおかけすることになり、申し訳なく思っております。
しかしながら、子どもたちは、この「お弁当の日」を楽しみにしていたようです。お弁当を美味しそうに、そしてニコニコしながら食べている姿がありました。おにぎりを口いっぱいに頬張る子、お弁当の中身をうれしそうに見せてくれる子、好きなおかずを味わって食べる子などなど、色々な表情が見られました。そして、みんな「あっ」という間に食べてしまっていました。小学校時代に遠足等でお弁当を持って行く日は、私もお昼の時間を心待ちにしていたことを思い出しました。お弁当の日へのご協力、本当にありがとうございました。
  

2月14日~2月18日

2月18日(金) リモートで給食の時間をつなぐ

毎日、給食の時間に教室を回りながら、子どもたちが美味しく給食を食べている様子を見ています。新型コロナウイルス感染症の流行で、それぞれの学年が默食を続けている状態ですが、やはり給食は、子どもたちにとって待ち遠しい時間のようです。
5年生の教室に行くと、大型テレビに1年生の教室が映し出されていました。会食は出来ないのですが、一緒に給食を食べているような感覚になり、面白い取組であると感じました。1年生も、笑顔で給食を食べている様子が分かりました。食べ終わった子は、テレビに向かって手を振っている姿もありました。1年生教室に行くと、今度は5年生の楽しい表情が見られ、ほのぼのとした時間になりました。
現在、教育活動も様々な制限があり、異学年間の交流も行いづらい状態ですが、工夫をしていくことで明るくなっていくことを感じた出来事でした。(本日は、写真が撮れませんでした。)

2月17日(木) 本年度のご指導、ありがとうございました!

苓北町の小中学生の毛筆の指導は、 馬場國昭 先生にお世話になっていますが、本年度指導していただくのは、本日が最後となりました。昨日は4年生と3年生に、本日は3年生と6年生に1年間のまとめとして指導していただきました。馬場先生の的確で、一人一人の意欲を高めるご指導のおかげで、子どもたちの毛筆の力もずいぶん向上しました。「正しい文字を書くと心も正しくなる」という『お習字のおしえ』を意識し、子どもたちも集中して練習に取り組んできました。
本年度の最後として、6年生の代表の児童が感謝の言葉を伝え、感謝の手紙を渡しました。先生も、大変喜ばれていました。本年度のご指導は本日で終わりましたが、また次年度にお世話になります。6年生は、今度は中学校で指導を受けることになりますが、「中学校で会う日が楽しみです。」と話しておられました。
  

    

2月16日(水) どんな危険が隠れているだろう?

「ふるさと『さ・か・せ・が・』小学校」の姿の「わ」・・・「わたし(の命)を大切にする学校」を目指した取組の一つとして、定期的に危険予測訓練を行っています。本日も、集団下校の際に、安全指導担当から一枚の写真を子どもたちに示し、「この中で、どこに危険が隠れているかな?」と問いかけていました。また、「運転をしている人は、どんなことを気をつけて運転しているだろう?」といった問いかけに、様々なつぶやきが聞かれました。提示した写真は、子どもたちが登下校している通学路から選んだものでしたが、多様な視点から身に迫る危機を感じ取り、自分の命を守る行動ができるよう、これからも子どもたちが主体的に考えられる取組を工夫していきたいと思います。
 

2月15日(火) なわとびNO.1決定大会

コロナ禍で、子どもたちの体力の低下が心配されています。本校では、目標に向かって粘り強く頑張りぬく児童の育成を目指し、短なわとびの練習を奨励しています。本日は、体育委員会主催の「なわとびNO.1決定大会」を行いました。低・中・高学年ごとに技と回数を変えた記録カードをもとに、決められた時間の中で、これまで練習してきた技にチャレンジしたり、新しい技にチャレンジしたりしながら、カードに色を塗っていき、記録更新を目指していく取組です。
子どもたちは、これまで体育の時間や昼休みに練習してきた成果を発揮し、何度も何度も技に挑戦する姿が見られました。「校長先生、あやとびが出来るようになりました。」「かけ足とびが30回できました。」「はやぶさが、もうちょっとで出来ます。」など、がんばったことをたくさん伝えに来てくれました。目標に向かって、夢中でがんばっている子どもたちを、これからも応援していきたいと思います。
  

  

2月14日(月) 温かさに誘われて

本日は快晴となり、温かい日差しの一日となりました。昼休みには、運動場に子どもたちの元気な姿が見られました。なわとびを練習する子、ブランコで楽しむ子、ボール当て鬼ごっこに夢中になる子など、気持ちよく遊びを楽しんでいる様子が分かりました。この日中の温かさに誘われて、子どもたちが大事に育てている花も少しずつ咲いてきました。寒い日であっても、自分の一人一鉢や学級園に植えたパンジーやノースポールなどの水かけをがんばっている様子を見てきました。子どもたちが育てた花々が学校を彩る日も、もう間近のようです。
  

2月7日~2月10日

2月10日(木) 3学期 人権集会

本日、リモートで人権集会を行いました。今週は人権週間として、各学級で人権学習が進められていました。学習を通して感じたこと、今後の生活で行動していきたいことを標語や作文に書いていましたが、その発表等が中心でした。また、各学級で作られていた「なかよし宣言」についての振り返りも行われました。私も、子どもたちに話をする時間が設けてありました。誰もが楽しい学校生活を送るためには、自分を大切にするとともに、他者(友達、家族、地域の方々、ふるさとの自然など)を大切に思う気持ちが必要であることを伝えました。また、そのためには、どんなことに対しても「ありがとう」という感謝の心をもち、言葉で伝えるつ子どもたちであってほしいと願っています。
  

2月9日(水) 「ありがとう」を伝える手紙を読んで

先週は、3学期の「性に関する指導週間」でした。3学期は、どの学年も「自他の命の尊さ」や「生命のつながり」を中心とした学習を計画しました。担任と養護教諭が連携しながら授業づくりを行い、学年に応じた内容の学習を行いました。保護者の方々にも子どもたちに手紙を書いてもらうなど、ご協力いただきました。
ある学級の担任から保護者の方に「ありがとう」の手紙を書いたと聞き、子どもたちがどのようなことを感じ、どのような手紙を書いたのかが気になったので、お願いして見せてもらいました。「○○という名前を付けてくれてありがとう。○○という名前が大好きだよ。」「家族と一緒に話しているときが一番楽しいよ。」「いつもご飯を作ってくれてありがとう。とっても美味しいよ。」「私を産んでくれてありがとう。」など、一人一人の家族への感謝の気持ちがたくさん綴られていてあり、読みながら思わず涙が出てしまいました。また、我が子が小さかったときのことも思い出しました。
これからも、子どもたちがもっている豊かな感性を大切にしながら、本校の教育活動も進めていきたいと強く感じた出来事でした。

2月8日(火) 目指せ!なわとび名人

現在、2月15日(火)に体育委員会主催で計画している「なわとびNO.1決定大会」に向けて、子どもたちは短なわとびの練習に励んでいます。体育の時間の導入でなわとびの練習を取り入れたり、業間や昼休みに個人で練習したりしながら、一人一人が目指す記録に挑戦しています。当初、学年ごとに長なわの連続跳びにチャレンジする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、子ども同士の距離が十分保てる短なわに変更しました。
子どもたちの練習の様子を見ていると、「チャレンジカード」に示されている技のチャレンジ回数を目標にしながら頑張っているようです。私も久しぶりになわとびの練習をしたところ、子どもたちには負けない回数を跳べました。(さすがに三重跳びが出来なくなってきましたが・・・)体育主任が、「このままだと校長先生がNO.1になっちゃうぞ。がんばれ-!」と子どもたちに気合いを入れていました。
なわとびは、子どもたちの総合的な体力の向上に大変有効であると考えています。私は体力維持を目標に、子どもたちと共になわとびの練習を頑張りたいと思います。
  

2月7日(月) ○時に寝て、○時に起きて・・・・

現在、保健室前には、「何時に寝て、何時に起きるといいのかな?」という掲示がされています。時間を子どもたちが自由に変えられる仕組みになっています。保健室前の掲示板は、月ごとに変化するので、私も毎月楽しみにしています。休み時間や昼休みになると、何人もの子どもたちが掲示を眺めている姿を見かけます。今回の掲示も時計の針を動かしながら話が出来るため、色々な光景が見られます。
「私はね、○時に寝て、○時に起きる。」「その時間に起きて、間に合うの?」などなど。様々な会話が聞かれます。耳を澄ませて聞いていると、やはり就寝時間が遅い子もいるようです。規則正しい生活の大切さを知り、自分で自分を律する力を身に付けていくことも、これからを生きる子どもたちには必要であると考えています。

1月31日~2月4日

2月4日(金) 苓北中学校 新入生説明会

1月27日(木)に6年生を対象に予定されていた苓北中学校体験入学は、県内の新型コロナウイルス感染症拡大による「まん延防止等重点措置」が適用されていることもあり、残念ながら中止となりました。当日は、中学校の先生の授業を体験したり、部活動を見学したりする予定でした。
中学進学を目の前にした6年生にとって、期待も大きい反面、不安を感じている子も多いことでしょう。少しでもその不安を解消し、スムーズに中学校生活へ移行できるように、中学校の先生が本校に来られ、6年生に中学校生活の概要を説明されました。校長先生と教務主任の先生からの話を聞き、中学校進学が楽しみになったという子もいました。また、生徒が制作した部活動紹介ビデオも紹介され、関心をもって視聴していました。
本校の6年生のために、このような貴重な機会を作っていただいた苓北中学校の先生方に、心から感謝申し上げます。
  

2月3日(木) 「せ」・・・いいっぱい そうじにとりくむ 学校

本校の特色ある取り組みである「朝のボランティア活動」については、これまでも掲載してきました。寒さの厳しい朝ですが、子どもたちは意欲的に活動してくれています。最近は落ち葉も少なく、以前のようにリアカーに落ち葉を集めたり、ひたすら運動場の草を取るような作業はないのですが、自分たちで活動場所を決めて、黙々と取り組んでいます。校舎を一周しての落ち葉掃きを終えて、職員玄関前に戻ると、6年生を中心に昇降口や廊下などの掃除に取り組んでくれていました。本日は、4月に入学する新1年生の保護者説明会を行うことになっていましたが、そのことを考えてか、会場の理科室やその周辺を念入りに掃いたり拭いたりしてくれていました。1・2年生は、学級園に生えた小さな草を一生懸命取ってくれていました。その一人一人の姿を見て、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」の「せ」・・・せいいっぱい そうじにとりくむ 学校となってきていることを実感しました。
  

2月2日(水) ふゆとなかよし

5時間目に、1年生が運動場に出てきました。生活科「ふゆとなかよし」で、冬にできる遊びとして自分たちで作った凧を飛ばしながら楽しむことを目指した学習でした。ビニールに思い思いの絵柄を描いた凧ですが、風に乗ってよく跳んでいました。1年生の子どもたちも、元気に運動場を走り回っていました。
イカの絵を描いている子がいたので、「どうしてイカなのかな?」と尋ねると、「タコよりイカの方が好きだから。」と返ってきました。「凧」が「蛸」になっていたようです。久しぶりに1年生の子どもたちと運動場を走りましたが、寒さも吹き飛び、私も元気が出てきました。
  

2月1日(火) 子どもたちはダンスが上手です

2月に予定している「坂っ子フェスティバル」に向けて、生活科や総合的な学習の時間での振り返りをしながら、発表内容を子どもたちと担任で考えている様子を見かけます。子どもたちの発表をどのような形で発信するかについては、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、全職員で考えている最中です。
3・4年生では、「人にやさしい坂っ子」というテーマで、福祉について調べ、考えてきました。リモートで支援学校の友達と交流した際、その友達が練習していて、一緒に踊った手話ダンス「Oh!AIWO(オーアイオー)」を発表に取り入れるようです。そのダンスの練習をしているところを見たので、私も一緒に踊ってみました。映像を見ながら踊るのですが、流れに付いていくことが出来ません。しかし、子どもたちは、一人一人がノリノリで表現していました。子どもたちは、本当にダンスが上手です。
  

1月31日(月) オンラインでテレビ局見学をしました

5年生の社会科で「情報を伝える人々とわたしたち」の学習として、オンラインによるテレビ局見学を行いました。テレビ東京と5年生教室をオンラインでつなぎ、テレビ局で働かれている方々の様子やテレビ番組が制作されるまでの流れなどについて、大変詳しく教えていただきました。テレビ東京の地下に作られているスタジオや副調整室(サブ)にある機器を紹介された時は、子どもたちから驚きの声が出ていました。また、テレビに出演している人だけでなく、速く、そして正確に情報を伝えるために多くの人たちが努力されていることを学習しました。さらに、メディアの情報をそのまま受け取るのではなく、自分で考え確認する力(メディアリテラシー)が必要であることも、子どもたちに強く伝えられました。5年生の子どもたちも、事前学習で考えた質問を、リアルタイムでテレビ東京の方に尋ね、有意義な時間を過ごしていました。
5年生では、2学期も自動車工場のオンライン見学を行いました。見学を伴う学習を行うことが難しい状況にはありますが、情報通信技術の発達により、これからの学びの可能性が大きく広がってくることを感じた時間でした。本校の子どもたちの学習に対してご協力いただいたテレビ東京の方々に、深く感謝申し上げます。
  

1月24日~1月28日

1月28日(金) トイレがリニューアルしました

本校の児童用トイレは、1階に1カ所、2階に1カ所あります。今回、女子トイレの便座の一つを洋式にしていただきました。(これまで1つが洋式で2つが和式でした)業者の方には、子どもたちの学習の妨げとならないように、曜日や時間に大変気を配って工事していただきました。昨日も、子どもたちが下校した後、遅くまで工事を行ってくださいました。また、子どもたちが使いやすいようにと、これまで内開きだったドアも外開きに変えていただきました。このことで、子どもたちが大変使いやすくなりました。私たちのために考えて工事してくださった方々に感謝し、これから大切に使うよう指導していきたいと思います。

 

1月27日(木) くやしいです!

今週は、保健・給食委員会の計画による「豆つかみ週間」の取組として、昼休みに学年ごとに集まり、30秒で何個の豆を箸で挟んで別のお椀に移せるかの記録に挑戦しています。1年生の子が挑戦していたので、私も一緒にやってみました。教師になった頃、同僚の先生に厳しく指導されたので、箸使いには自信がありました。やってみるとなかなか難しく、思うようにつかむことが出来ません。結果は、8個でした。記録を取ってくれた委員会の子が、「校長先生は8個ですか。○○さんは校長先生より多かったですよ。」と言うではありませんか。子どもたちの記録を見ると、10個以上豆を移動させた子が何人もいました。私の箸の使い方も、まだまだです。そして、悔しさの残る挑戦となりました。
  

1月26日(水) 1年生 国語「どうぶつの赤ちゃん」

2校時に、1年生で国語科の研究授業を行いました。「どうぶつの赤ちゃん」という説明文をつかって、共通や相違、事柄の順序に気付いて、文章を比べて読むことができる児童を目指し、授業が構想されました。1年生にとって、本校の全職員が参観する研究授業は初めてでしたので、授業が始まる前は、少々緊張している様子も見られました。
毎日の授業の様子は見ていますが、日に日に聞く姿勢や書く姿勢に成長が感じられます。「ライオンとしまうまの赤ちゃんでは、どちらがはやく大きくなるのだろう。」という問いに対して、それが分かる文に線を引いたり、シートに書いたりしながら、一人一人が一生懸命学習に取り組んでいました。また、学習の振り返りとして、今日の学習で分かったことや次時に勉強したいことなどを書き込んでいました。これらの学習を生かして、「どうぶつの赤ちゃんくらべる図鑑」を作るそうです。子どもたちが作った図鑑を読ませてもらう日が楽しみです。
  

1月25日(火) 給食記念集会

業間の時間を使い、各教室をリモートでつなぎ、給食記念集会を行いました。田口栄養教諭を本校にお迎えし、子どもたちに好き嫌いなく食べることの大切さと給食の意義についてお話しいただきました。特に、町の小中学校の子どもたちが苦手と感じているアーモンドや海藻等に含まれる栄養と、それらを食べることで私たちの体が得られる効果を、分かりやすく説明していただきました。それぞれの教室を回りながら、子どもたちの表情を見ていたのですが、どの子も真剣に話を聞いていました。お話が終わった後、子どもたちに感想を聞きました。「海藻サラダは好きだけど、アーモンドはちょっと苦手だから、がんばって食べたい。」や「給食には、栄養がバランスよく入っているから、残さず食べていきたい。」といった感想が返ってきました。
私も毎日、給食のありがたさを感じながら、美味しくいただいています。豊かな食生活の裏側にある問題 として、食品ロスに関するニュースをよく見聞きします。今後も子どもたちとともに、食の大切さについ共に考えていきたいと思います。
  

1月24日(月) 感謝の気持ちを言葉に

現在、本校の道徳コーナーには、「あなたの心が感謝を感じるとき」をカードに書き込む取組が行われています。本校の学校教育目標にも「ふるさとに感謝」という言葉を掲げていますし、本年度の児童会のテーマも「感謝」という言葉を選んであり、一斉下校時に企画委員会の呼びかけで「感謝!坂っ子」と声に出して確認してきました。昼休みに子どもたちや本校の職員が掲示された内容を読んだり、カードに書き込みをしたりする様子が見られます。私はカードに、坂瀬川小の子どもたちが「朝から元気に登校している様子を見るときに感謝の気持ちになる」ことと、「一生懸命ボランティア活動をしてくれている姿を見るときに感謝の心でいっぱいになる」ことを書きました。
  

1月17日~1月21日

1月21日(金) 給食の今昔物語

児童集会が行われ、保健・給食委員会からの発表がリモートで行われました。次週からの給食記念週間に向けて、給食が始まった時期や理由、昔の給食と今の給食の違い、給食に込められた思いなどの発表がありました。委員会の子どもたちは、集会の発表に向けて、昼休みなどに集まって練習をしていました。リモートでの発表ということで、各教室で音声が聞き取りにくい部分もありましたが、一生懸命発表してくれました。集会後に、担任の投げかけで意見交換が行われている学級もありました。
1月25日(火)に予定している給食記念集会では、栄養教諭の先生に来ていただき、お話をしていただく予定です。来週は、給食に感謝する1週間にしていきたいと思います。
  

1月19日(水) なつかしい遊び

本日も寒い1日でした。教室での子どもたちの様子を見ていると、休み時間は日の当たるベランダなどで暖まっているようでした。昼休みになると、多くの子どもたちが運動場に飛び出し、色々な遊びを楽しんでいました。そのような中で、6年生が中心となってボールで遊んでいます。その遊びは、私も小学校の時に楽しんでいたものでした。皆さんはご存じでしょうか?運動場に四分割の四角を書き(田のように)、1から4の番号を付けます。ボールをワンバウンドさせながら、他の四角をねらいます。返すことが出来なかったら外に出て、次の人が4番に入ってきます。(言葉で表現するのは難しいのですが・・・・)
「なつかしいなあ。この遊びは、何というのかな?」と6年生に尋ねると、「『だー』です。」と答えてくれました。私の田舎の方では、『どんぶり』と言っていたと思います。ボールに回転をかけて、なかなか取れないように工夫していました。子どもたちが遊んでいる様子を見ながら、小学校時代を思い出していました。
 
1月18日(火) 感謝の気持ちを込めて

毎年1月24日から30日を学校給食週間として定められていますが、苓北町役場のホールに、町内の児童・生徒が作成したポスターや標語、作文、習字などが展示されます。本校の子どもたちが取り組んだ作品も展示されますが、次週の給食金週間を前に、1階廊下に掲示しています。作品の一つ一つに目を通しましたが、毎日給食を食べられる喜びと共に、調理してくださる方々への感謝の気持ちが表れています。
子どもたちの作った作品のいくつかを紹介します。
「ありがとう 命に感しゃ 手を合わせ」
「のこさずに 食べて感謝を 伝えよう」
「給食は 感謝を込めて たべるもの」

1月17日(月) 学校情報化優良校に認定されました!

日本教育工学協会(JAET)から、「情報化の推進体制」を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいる学校として、本校が学校情報化優良校として認定されました。今回の認定に当たっては、学校情報化チェックリストで本校の取組を定期的に自己評価し、学校全体の情報化を進めてきました。まだまだ取組を始めたばかりではありますが、今回の認定を励みにし、さらに学校における情報化を進めていきたいと思います。



1月11日~1月14日

1月14日(金) それぞれが考える朝のボランティア

寒い朝が続いていますが、朝から本校の子どもたちは、ボランティア活動を頑張っています。2学期は、校地の落ち葉集めを頑張ってくれていましたが、3学期は、それぞれの学級で話し合う時間を設け、自分たちで考えた活動に取り組んでいます。1年生は、「1年草ぬきがんばるジャー」と銘打って、運動の上の草取りに取り組んでくれています。その他の学年も、校内のあいさつ運動や中庭の落ち葉はきなど、もっと学校をより良くするために必要な内容を考え、がんばってくれています。
大切なことは、「継続」です。今の一人一人の気持ちを大切にして、これからも続けていってほしいと願っています。
  

1月13日(木) 2年生に読み聞かせをしました

本校では、木曜日の朝の時間を利用して、読み聞かせを行っています。本校職員と併せて、苓北町読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもご協力いただき、子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げるために大切にしている取組です。私も読み聞かせを行っているのですが、本日は2年生教室を訪れました。「校長先生だ!」と喜んでくれている様子が見られ、2年生の子どもたちのために頑張ろうという気持ちが高まりました。
本年度、私が読み聞かせで取り扱っているのは、道徳教育用郷土資料「熊本の心」に掲載されているお話です。2年生には、「わんぱく まつじろう」(松崎慊堂)と「朝よみ 夕よみ」(小畑惟清)のお話を選び、紙芝居風に聞いてもらいました。また、読み聞かせの後に、私の失敗談や夢に向かって努力した経験なども話しました。
子どもたちがキラキラした目をして聞いてくれましたので、朝からとても清々しい気持ちになりました。

 

1月12日(水) 新しい掃除道具をいただきました

朝から正門や校舎周辺の落ち葉はきをすることが、私の学校生活の日課となっています。竹ぼうきと愛用のちり取りを持って回りながら、子どもたちがボランティア活動を頑張っている様子を観ることが楽しみの一つです。愛用しているちり取りは、私が赴任する前から本校にあったものですが、一斗缶を斜めに切って取っ手が付けられた手作りのものです。そのちり取りは大変使いやすく、しかもたくさん集められる優れものです。しかし、毎日使っていることで、ずいぶん痛みが出ていました。
町の給食共同調理場から本校に給食を運んでいただいている方から、本日新しいちり取りの寄贈がありました。実は、これまで使っていたちり取りも、その方が以前作ってくださったものだそうです。掃除道具置き場の横にいつも置いていたちり取りが痛んできたのを見て、わざわざ作ってくださったそうです。
明日の朝からの落ち葉はきが、また楽しみになりました。本当にありがとうございました。
 

1月11日(火) 各教室に電子黒板が入りました!

1月5日(水)に、各教室に電子黒板が入りました。これまで設置していた大型テレビと比べ、活用の用途が大きく広がったように感じます。先週の金曜日に、全職員で使い方についての研修を行いましたが、その研修会の前に活用している先生もいました。
本日、各学年の子どもたちの様子を見て回ると、すでに電子黒板の機能を使った授業がいくつも行われていることに驚きました。新たな教育機器にも、意欲的に挑戦しようとする本校の先生方の前向きな姿勢に、脱帽です。子どもたちも、触りながら使い方を覚えてようとしていました。
  

1月7日

1月7日(金) 3学期がスタートしました!

苓北町の小中学校は、本日から3学期を始業しました。年末年始を含む13日間の冬休みでしたが、それぞれに楽しい思い出が出来たようです。「お年玉をたくさんもらった。全部貯金しました。」「このキーホルダーは、神社に行ったときに買ってもらった。」等々、思い出話をたくさんしてくれました。また、冬休みの日記もいくつか見せてもらいましたが、子どもたちの楽しそうな表情が浮かんできそうなものばかりでした。
昨日まで始業式を体育館で行う準備をしていたのですが、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、リモートによる始業式に変更しました。私から子どもたちに伝えた内容は、以下の3点です。
 ①夢をもち、その実現に向けて目標を立てて充実した学校生活を送ろう。
 ②「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、一人一人が頑張っていこう。
 ③「坂っ子の新しい生活様式」を守り、新型コロナウイルスから自分を守っていこう。
3学期も、この「校長室から」に坂瀬川小の子どもたちの頑張っている姿や学校の様子等をを紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  

12月20日~12月24日

12月24日(金) 第2学期終業式

81日間の2学期が、本日終了しました。8月30日に2学期がスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症への対策を図りながら教育活動を進めてきました。そのような状況ではありましたが、57人の子どもたちが元気に学校生活を送ることが出来たのも、保護者並びに地域の方々のご理解とご協力があったからであり、心から感謝申し上げます。
終業式は、換気とソーシャルディスタンスを十分保った上で、体育館で実施しました。子どもたちの終業式に向かう態度は大変立派で、代表児童の発表をしっかりと聞くことが出来ました。代表の児童は、2学期にがんばったことと、3学期への目標を紹介してくれました。6年生の児童は、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の3点から振り返った自分の姿を発表してくれました。
明日から冬休みです。規則正しい生活に心掛け、家族で思い出に残る年末年始を過ごしてほしいと思います。そして、1月7日(金)の3学期始業式の朝、いつものように元気に挨拶を交わしたいと思います。
  

12月23日(木) 6年生の頑張りできれいになっています

朝から全学年でボランティア活動をがんばってくれていますが、本日校舎周辺をの落ち葉を集めていて気が付いたことがありました。本校の中庭には池が作られているのですが、排水が出来なくなっており、現在は使われていません。雨水がたまり、しかも落ち葉がたまってしまうため、定期的に私が掃除していました。最近、池の中の落ち葉の位置が微妙に変わっていることには気付いていたのですが、本日、池の中がきれいに掃除されていました。
実は、朝のボランティア活動で6年生が池の掃除に取り組んでいてくれたのです。しかも、私よりも何倍もきれいにしてくれました。6年生教室に行き、「6年生の皆さん、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。本校の子どもたち素晴らしさに感動しました。
  
12月22日(水) ふるさとに感謝しながら収穫しました

1・2年生が生活科の学習として、学校園でいろいろな野菜を育ててきました。近頃は寒い日が続いていますが、毎朝水かけをしながら生長を見守ってきました。本日、大根やブロッコリー、白菜を収穫しました。子どもたちは、この日が来ることを楽しみにしていました。
学校園を地域の方に丁寧に耕していただいたこともあり、たくさん収穫することが出来ました。「校長先生、こんな大根が取れました。」「私の取った大根は、重いです。」「変な形の大根がありました。」等々、次々に報告してくれました。また、大きな白菜を数人で抱えながら、「大きい!」と歓声を上げていました。
取れた大根の中から持ち帰るものを選び、大事そうにビニール袋に入れて持って帰る様子が印象的でした。畑を耕してくださった地域の方にも、感謝の手紙を添えて収穫した大根を届けました。
  

12月21日(火) 実現を目指して!

授業の様子を見て回っていると、どの学年も2学期のまとめに取り組んでいるようです。6年生教室をのぞくと、家庭科の授業が行われていました。子どもたちは、色鉛筆などを使いながら、何やら絵を描いていました。見せてもらうと、1食分の給食の献立を考えているではありませんか。しかも、自分の好きな物を並べるのではなく、栄養のバランスや町の特産物を取り入れながら献立を組み立てていました。一人一人が考えた給食の献立を、町の給食共同調理場に提案するというのです。大変面白い取組だと思いました。近頃、様々な物の値段が上がっていますので、1食分の単価が想定よりも高くなりそうな提案もありましたが、どれも実現可能ではないかと思いました。
大変難しいことと思いますが、この子かの提案が一部でも採用され、3学期に実現することを願っています。
  

12月20日(月) 「校長先生は、うちゅう人ですか?」

「校長先生は、うちゅう人ですか?」これは、先週1年生の教室を訪れたときに質問されたことです。突然聞かれたので、どのように返そうかと迷ったのですが、「そうだよ。校長先生は、うちゅう人だよ。」と答えてみました。「えーっ!うちゅう人なら、どこに住んでいるの?」と聞いてきたので、「学校の近くに住んでいるけど、夜になると変身するんだよ。早く寝ない1年生がいたら、夢の中に現れるぞ-。」と、1年生との会話を楽しんでみました。
そうすると・・・・、「校長先生、私の夢の中に出てきてください。」と何人も手を挙げてくれます。中には、「わたし、夢を見ないし・・・・。」という子もいます。今日も1年生教室に行くと、「今日は、誰の夢の中に出てくるの?」と笑顔で尋ねられたので、「誰にしようかな?」と返答しておきました。
1年生の子どもたちは発想が豊かで、話をしていると、何だか不思議な世界に引き込まれてしまいます。次はどんな質問を投げかけてくれるのか、私も楽しみです。

12月13日~12月17日

12月17日(金) 5年生の皆さん、ありがとう!

5年生の家庭科で「物を生かして快適に生活しよう」という学習の一つとして、住まいの整理・整とんや清掃の仕方、環境に配慮した生活における物の使い方などについて学習しています。学んだことを生かし、実際に学校をきれいにする取組が行われていました。窓のレール部分を熱心に掃除する子もいれば、魚の水槽をきれいにする子もいました。
あと2週間で大晦日です。年末の大掃除は大変ですが、この学習を生かし、家族の一員として主体的にがんばってくれることでしょう。そういう姿を期待しつつ、5年生の学習の姿を見ていました。
 

12月16日(木) 保護者や地域の方々と三人四脚で!

朝から駐車場付近の落ち葉はきをしていると、そこを通られる地域の方とよく挨拶を交わします。挨拶だけでなく、学校がいつもきれいであることや坂瀬川小の子どもたちが元気であることをほめていただき、本当に有り難く思っています。
今朝、近くの保育園に歩いて登園されている2人の男の子とそのお母さんに出会いました。お母さんとお兄さんが「おはようございます。」と気持ちのよい挨拶をしてくれましたので、「おはようございます。」と返しました。その後すぐに、お母さんが弟さんに何かを話されていました。そうすると、弟さんの方も「おはようございます。」と元気に挨拶をしてくれました。私も負けずに「おはようございます。」と返し、清々しい気持ちになりました。きっと、挨拶について話されたのでしょう。
本校では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『さ』・・・「さわやかなあいさつが響く学校」を目指し、子どもたちへの意欲付けと様々な取組を行ってきています。先日、地域の老人会に教頭が参加した折に、「近頃、坂小の子どもたちがよく挨拶をしてくれるようになって、うれしい。」というご意見をいただき、子どもたちにも紹介したところです。また、毎月5の付く日は、保護者の方々と共に「ごあいさつ運動」も行ってきています。
これからも、「さわやかなあいさつが響く学校」づくりに向けて、保護者や地域の方々とともに、二人三脚で取り組んでいきたいと思います。

12月15日(水) ありがとうメッセージ

人権旬間の取組の一つとして、友達への感謝の気持ちを表す「ありがとうメッセージ」を行っています。友達から受けたやさしい言動に対して、「ありがとう」の感謝の気持ちをカードに書き、廊下に掲示してあるクリスマスツリーをそのカードで飾っていくものです。校内に3カ所掲示コーナーを設けてありますが、どの木もメッセージカードでいっぱいになっています。給食の時の校内放送でも、メッセージの紹介が行われていますが、みんな静かに、そして笑顔で聞いています。
2年生の教室を訪れたとき、一人の子が「校長先生、ちょっと待ってください。」と言ってきたので待っていると、カードを見せてくれました。そのカードには、「こう長先生へ いつも よしよし してくれてありがとうございます。」と書かれてあり、温かい気持ちが込み上げてきました。カードを見ながら、書いてくれた子も私も笑顔になりました。
  

12月14日(火) 「仲間を愛し、自分を愛する」

12月6日から人権旬間の取組を進めています。この人権旬間の目的は、「自分を見つめ、友だち一人ひとりを見つめることにより、相手を尊重し、協力しようとする態度を養う。(かかわり合う力・考動力)」です。人権旬間の取組の一つとして、本日は人権集会を行いました。交流活動を異学年による縦割り班で行うため、リモートによる集会を計画しました。
集会の最初に、私から話す時間がありましたので、昨日全校児童が視聴した「
熊本県人権子ども集会」のメッセージに用いられた言葉を提示し、「仲間を愛し、自分を愛する」ことが、差別やいじめをなくすために大切であることを話しました。その後、活動を一緒に行うことが多い縦割り班の仲間のよさを伝える「ニコニコふれいあいゲーム」が行われました。仲間を愛するためには、日頃から友達のよさを見つけながら過ごす視点が必要だと思いますし、そうすることで自分のよさを深く知ることにもつながっていくと考えます。友達のすばらしい部分をたくさん見つける人権旬間にしていきたいと思います。
   

12月13日(月) ダメ。ゼッタイ。

本日、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。講師として本校の学校薬剤師の先生をお招きし、病気の際に病院等から処方される薬についてや、アルコールやたばこの健康に及ぼす影響等について、大変分かりやすいお話をしていただきました。カフェインも薬物に当たるという説明があり、子どもたちも驚いていました。
最後に、薬剤師の先生から、大切な自分を守るための5つのポイントを示されました。自分と自分が大切に思う人を守るためにも、今後も正しい知識を身に付けていってほしいと願っています。
  

12月6日~12月10日

12月10日(金) 「ともに学ぶ」姿を学ぶ

2時間目に、2年生が3・4年生の算数の時間を見学しました。3・4年生は、本年度から複式学級として、同じ教室で学んでいます。担任が2学年の学習を指導するため、学習リーダーを中心に自分たちで学習を進めながら、「自ら学び ともに学ぶ」学習スタイルを作り上げてきました。また、この学習スタイルを他学年にも広めることで、子どもたちの主体的・協働的学びを促進させていきたいと考えています。
2年生も6人と少人数の学級ですが、協働的に学ぶ上学年の姿を手本としながら、学びの質を高めていくことを目的に実施されました。2年生が見ているにも関わらず、いつも通りに自分たちで学習を進める3・4年生の様子に、大変興味をもって見学していました。「ともに学ぶ」姿を学ぶ取組は、今後も続けていきたいと思います。
  

12月9日(木) あしたは はれる

朝から各教室を回っていると、1年生が朝の会をしていました。今月の歌の「あしたは はれる」が聞こえてきたので、ちょっと様子をのぞいてみました。マスクをし、友達との距離をとりながら、それでも元気に歌っていました。大きく拡大した歌詞を黒板に貼ってありましたが、改めて歌詞を読みながら、心が温かくなる内容だと感じました。
この「あしたは はれる」は、坂田修さんの作詞・作曲で「おかあさんといっしょ」で流れていた曲です。「すきだから きみがすきだから ともだちさ いつも いつまでも」というフレーズが、何とも心地よく、いつまでも耳に残るすてきな楽曲です。
12月6日から人権旬間に入っており、学年に応じた人権学習や全校児童で作る「ありがとうの木」の取組も行っています。次週は、人権集会も予定しています。子どもたちが一人一人がもっている優しい気持ちが学校中に広がる、そんな旬間にしていきたいと思います。

12月8日(水) ルールを守りながら

熊本県が熊本地震からの創造的復興向け取り組んでいる漫画家 尾田栄一郎氏が描く人気漫画「ONE PIECE」と連携した「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として、熊本県教育委員会から、県内45市町村教育委員会にONE PIECE単行本100巻セットの寄贈があり、期間を設けて町内の小中学校に貸し出されています。最初に本校に貸し出していただき、子どもたちは、決められたルールを守りながら、楽しく読んでいるところです。
家庭に持ち帰ることは出来ませんし、すべての子どもたちが全巻を読み終えることは難しいですが、この機会を大切にし、学校でも創意工夫を重ねながら取り組んで行きたいと思います。
  

12月7日(火) 感謝の気持ちを込めて

毎月2日間、教育関連施設環境整備作業として苓北町シルバー人材センターの方にお世話になっています。大変暑い夏場も、本日のように冷たい風が吹く寒い日も、校内の樹木の剪定や運動場の草刈りなどを行っていただきました。
本日が本年度最後の作業の日でしたので、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて、全校児童から「ありがとうメッセージ」を贈りました。児童代表として、企画委員会の児童が感謝の気持ちを伝えた後に渡しましたが、大変喜んでいただきました。
「校長先生、来年の最初の作業は、旧校門をきれいにしようかね。」と言って帰って行かれました。次年度も、本校の美しい学校づくりに力を貸していただければ有り難いです。
   

12月6日(月) 3年生の社会科で・・・・

校長室で仕事をしていると、「校長室の消防設備を調べに来ました。入ってもいいですか。」と、3年生が声をかけてきました。社会科の学習で、「学校の消防せつびを調べよう」という学習を行っているようです。「どうぞ。さて、見つけられるかな?」と尋ねると、子どもたちはすぐに「熱感知器があった。」と記録していました。「あと2つあるよ。分かるかな。」と問い返すと、必死に探しています。「あった!ここに消化器がある。」「あと1つは、何だろう?」と考えていました。そのうちに、「校長先生、これは何ですか。」と排煙装置に気が付いたようです。「これはね、こうやって使うんだよ。」と実演すると、「煙は上の方にたまるから、ここに窓みたいなものがあるんだ。」とつぶやいていました。
空気が乾燥して、火事が起きやすい季節になりました。この学習を通して、地域や自分自身の安全を守るために自分たちにできることをしっかりと考えてほしいと思います。
  

11月29日~12月3日

12月3日(金) 「校長先生、虹を見ましたか?」

今朝、坂瀬川小からきれいな虹が見えました。思わず写真に撮ったのですが、学校を包み込んでいるようにも思え、大変感動しました。近所の方も虹を見て話をされる様子がありましたし、近隣の保育所の先生も、登園する子どもに教えておられました。
登校してきた子どもから、「校長先生、虹を見ましたか?」と尋ねられました。私も子どもたちに、「虹を見ましたか?」と尋ねましたが、ほとんどの子が「見ました。きれいでした。」や「バッチリ見えました。」と返してくれました。中には、「虹の向こうに、もう一個虹が見えました。」という子もいて、しばらく正門の当たりがとても賑やかでした。

12月2日(木) 図書室がクリスマス仕様に!

毎週木曜日に町の司書の先生が来校され、本の入れ替えや季節に応じた本の紹介、図書室の模様替え等を行っていただいています。本校の子どもたちが様々な図書に興味をもち、すぐに手にとって読めるよう工夫されています。図書室に足を運ぶと、小学生向けにどのような本があるのかが分かり、私が勉強になります。
本日は、図書室がクリスマス飾りで様変わりしていました。折り紙や色画用紙などを使い、ポインセチアや雪の結晶などを作られ、飾られていました。また、季節に応じた本もたくさん紹介してありました。
今週末は、「親子読書の日」です。家族みんなで本を読む時間を作り、本の世界を楽しむ休日にしていただければ幸いです。
  

12月1日(水) 坂瀬川の子どもたちの力はすごい!

朝から風が強く、とても寒い一日でした。朝から子どもたちと落ち葉はきをしていると、集めた落ち葉が風で飛ばされてしまい、思うように集めることが出来ませんでした。1年生の児童が、「校長先生、あそこに葉っぱを集めたよ。」と教えに来てくれました。「分かりました。校長先生が捨てておきますね。」と約束していましたが、午前中は何かと所用が重なり、手を付けることが出来ませんでした。午後からその場所に行くと、落ち葉はきれいに片付けられていました。昼休みも落ち葉集めをして、子どもたちがきれいにしてくれたようです。坂瀬川の子どもたちは、本当にすごいです。
最近、本校の子どもたちは、落ち葉集めに一生懸命です。昨日も1年生の児童が、「遊ぶのよりも、掃除する方が楽しい。」と話していました。昼休みも、松葉かきやほうきを持って、楽しそうに落ち葉集めをしています。このような光景を見ていると、心がとても温かくなってきます。
  

11月30日(火) 体育の授業でもタブレットPCを活用して

4時間目に、体育館で行われていた3・4年生の体育を見に行きました。高跳びの授業が行われており、3つの場から自分に合った高さを選び、3歩の短い助走から強く踏み切って高く跳ぶ練習を行っていました。担任が子どもたちに集合をかけると、タブレットPCで手本を示しながら、リズムよく跳ぶポイントを確認していました。その後、子どもたちは、友達の高跳びを動画で撮影し、すぐに修正点を出し合っています。私が担任をしていた当時は、身振り手振りで教えていたものです。しかし、1人1台のタブレットPCを持つようになり、これからの体育の授業も、よりよいものになっていくことと思います。先日は、6年生の「ベースボール型」ゲームの練習で、友達のバッティングフォームを見合う学習も見せてもらい、子どもたちの動きがみるみる変わっていく様子を感じました。このような体育の授業を見ていると、20年前にこのようなICT機器があればと羨ましく思う、そんなこの頃です。
  

11月29日(月) 準備が整いました

来年の春に向けて、学級園に植える花苗の準備が整いました。種から芽を出させ、ポットに仮植して育ててきました。今年はパンジー、リビングストーンデイジー、キンギョソウの苗が出来ました。チューリップの球根と合わせてレイアウトしていきます。各学級の学級園やプランターなどに植えることになりますが、色とりどりの花が学校を彩ってくれる日が待ち遠しいです。

11月22日~11月26日

11月25日(木) 子どもたちとともに

例年この時期が来ると、毎朝大量の落ち葉との戦いが起こります。本校の校地には、たくさんの樹木があり、夏場は子どもたちの憩いの場となっています。この時期は、それらの木々の葉が一斉に落ち、冬支度をします。毎日リアカーで5~6回集め、草捨て場に運んでいますが、次の日も前日と同じように葉が落ちています。
昨年も、朝から子どもたちと一緒に集めていましたが、今年は特に、1・2年生が意欲的に頑張ってくれています。「校長先生と一緒に葉っぱを集めよう!」と言いながら、何人もの子が集まってくれます。
本日は、持久走大会を行ったのですが、朝のボランティアの時間だけで、大量の落ち葉を集めてくれ、みんなが走りやすい運動場になりました。自分の背丈よりも長い竹ぼうきや松葉かきを抱えてきますが、上手に扱って集めている子もいます。
このように、自分たちから学校の環境にかかわりをもつことで、さらに学校を愛する心が育まれ、スクールプライドが醸成されていくことと思います。かわいいボランティア隊、毎朝ありがとう!!
  

11月24日(水) 音読に力を入れています

本校では、全学年で子どもたちが様々な文章を読み取る際の基礎となる音読に力を入れて取り組んでいます。声を出して、正しく文章を読むことが、より確かな内容の理解につながってくると考えますし、その後の黙読にも生かされてくると思います。国語の時間は、すべての学年で、その日に学習する部分を声に出して読んでいます。家庭学習でも、子どもたちの音読を保護者の方に聞いていただいていますが、学校と家庭が連携して、子どもたちの読む力を高めていきたいと思います。
  

11月22日(月) 実物を見せてあげたい

各教室を回って授業を見ていると、4年生が社会科で通潤橋について調べたことをパンフレット形式にまとめていました。通潤橋は、上益城郡山都町にある国指定重要文化財ですが、苓北町からでは、車で3時間近くかかります。実際に見学することはなかなか難しいので、教材「私たちの熊本」やインターネットなどの情報を頼りにまとめていました。
私のふるさとは山都町(旧清和村)で、子供の頃は、通潤橋を間近に見る機会が多くありました。小学生の時に見た通潤橋からの放水の感動は、今でもはっきりと覚えています。黙々と調べ学習に取り組む子どもたちを見ていると、「実物を見せてあげたいなあ。」と思いますし、機会を見て、写真や動画を撮って見せてあげたいと思いました。

11月15日~11月19日

11月19日(金) 「校長先生、あのね・・・・」

昨日は所用で子どもたちに会うことができなかったのですが、いつものように朝から正門近くを掃除していると、「校長先生、見てください。」「校長先生、昨日ね・・・・。」と、昨日の出来事をたくさん教えに来てくれました。3、4年生は、昨日は認知症サポーター養成講座を受けており、その時にいただいたオレンジリングを見せてくれました。朝から子どもたちに元気をもらいました。
そうしているうちに、1年生が「校長先生、ほうきはどこにあるの?」と尋ねてきましたので、「高学年の靴箱のまえにあるよ。」と教えると、そこから松葉かきを持ってきて、落ち葉はきを手伝ってくれました。そのボランティアの輪が広がり、たくさんの子どもたちが手伝ってくれました。坂瀬川の子どもたちの優しさに、さらに元気をもらった朝でした。
11月17日(水) やっと花が咲きました

理科園の一角に、今年「皇帝ひまわり」を植えてみました。ずいぶん前に植えたものですが、葉や茎がどんどん大きくなるのに、いっこうに花を咲かせる様子が見られませんでした。子どもたちも本校の先生方も、「校長先生、これは花が咲くんですか?」と尋ねられていましたが、何とも答えようがありませんでした。そんな中でも、草取りを頑張ってくれていました。
しかし、季節外れではありますが、やっと大輪を咲かせています。
 

11月16日(火) 「校長先生、見てください!」

本日、地域の方の協力のもと、1・2年生が苗を植え、草取りや水掛をしながら世話をしていたサツマイモの収穫をしました。本当は先週予定していたのですが、雨のため延期していました。1・2年生の子どもたちも大変楽しみにしており、芋掘りをする前から興奮していました。
今年は豊作だったようで、掘り始めると、大きなサツマイモが次々と出てきます。「校長先生、見てください。こんなに大きな芋がありました。」「この大きな芋は、私が掘りました。」「校長先生、芋がつながっています。」等々と、一人一人が満面の笑顔で見せに来てくれます。
子どもたちの収穫を喜び合う姿を見て、見ている私もうれしくなりました。それぞれが掘ったサツマイモは、家庭に持ち帰って美味しい料理となり、子どもたちのお腹を満たしてくれることでしょう。
  

11月15日(月) 地域の皆さま ありがとうございます

本校正門横の道路に面している側に生け垣がありますが、その根元に学校周辺にお住まいの方々が、季節に応じて花を植えてくださっています。春になるときれいな花を咲かせ、正門周辺を彩ってくれます。この週末に、来年の春に向けて、新しい花苗を植えてくださいました。本当に有り難いことだと思っています。これから冬を迎えるのですが、来年の春の訪れが楽しみになりました。
  

11月8日~11月12日

11月11日(木) 平和への願いを込めた千羽鶴

明日から6年生は、町内の都呂々小学校の6年生とともに修学旅行に出かけます。修学旅行に向けて、これまで事前学習を進めてきました。6年生の教室には、一人一人が修学旅行で学びたいことを掲示してあります。「戦争のことをしっかり学んで、自分たちにできることを考えたい。」「平和について考えていきたい。」といった記述が多数見られ、有意義な学習になることと思います。
また、12人で力を合わせて千羽鶴を作りました。平和への願いを込めて、この千羽鶴を送ることになっています。
小学校生活のよき思い出の1ページとなるよう、子どもたちの学びをしっかりサポートしていきたいと思います。

11月10日(水) 保小連携の取組として

保育所と小学校とが連携した取組として、子どもたちが作った作品を交流しています。近隣の坂瀬川保育園から、園児が作った作品や様々な活動写真等にコメントを書かれたものが届き、1・2年生教室前に掲示しています。それらを懐かしそうに眺める本校の子どもたちが見られます。本校からも、子どもたちが作成した絵画などを園内に展示していただく予定です。
幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続に当たっては、お互いの教育・保育を理解し合い、子供の育ちや学びをつないでいくことが大切だと考えます。その意味からも、大変重要な取組ですし、今後もさらに連携を図っていきたいと思います。
  

 11月9日(火) 児童会の呼びかけから考える

本校の保健室前に、児童会の保健給食委員会が目の健康について呼びかけている掲示があります。昼休みに委員会の児童が保健室に集まり、アンケートの集計をしたり、結果を表にしたりしながら作成していました。アンケートの内容は、「テレビを見る時間」「ゲームをする時間」「正しい姿勢で勉強しているか」「正しい鉛筆の持ち方をしているか」で、どれも目の健康と強くつながるものです。特に、テレビやゲームの視聴時間については、学校と家庭が連携して改善策を考えていく必要性を感じます。また、昨日の就学時健康診断の際も話をしましたが、鉛筆の持ち方については、子どもたちに意識化を図ってきているところです。一度癖が付いてしまうと、なかなか改善できません。
児童会の呼びかけから、今後力を入れていかなければならないことを教えられます。
  

11月8日(月) 「親の学び」プログラム

本日、次年度に本校入学予定の子どもたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方を対象に「親の学ぶ」プログラムを本校教頭が行いました。今年の夏休み期間中に、教頭が講習会に参加していました。そこで学んだことを生かし、天草教育事務所の支援をいただきながら、実施しました。
アイスブレイクで自己紹介をしてもらった後、早寝・早起き・朝ご飯の大切さについて、保護者の方と一緒に考えていきました。また、「すごろくトーク」では、さいころの出た目で止まったところに書かれている話題について意見を交わし、大変盛り上がりました。すべてのスケジュールを終えた時は、参加された保護者の方から拍手が起こりました。家庭と学校が手を携えて、子どもたちの成長を見守っていきたいと考えています。
   

11月1日~11月5日

11月5日(金) もっと秋をさがしに行こう!

1年生の生活科「もっと秋をさがしに行こう」で、大師山で校外学習に出かけることになっていましたので、私も同行させてもらいました。子どもたちは、小さなどんぐりや形の変わった落ち葉を見つけては、歓声を上げて喜ぶ姿が見られました。「校長先生、こんなに見つけたよ。」と、次々に自分が見つけた葉っぱやいろいろな実を見せてくれました。中には、虫を捕まえるに一生懸命な子もいました。
一人の子が海の見える方向を指さして、「校長先生、きれいー!」と教えてくれました。豊かな自然に囲まれた坂瀬川校区で育つ子どもたちの、やさしい心を感じた時間でした。
  

11月4日(木) 自ら学校をきれいに!

本日の昼休みに、本校の教頭が見かけた本校児童の様子で報告があったことです。3年生の児童が、学級園の前を一人で竹箒で掃除していたそうです。「どうしたの?」と尋ねると、「土とかが落ちて汚かったから掃除しています。」と答えたそうです。本日は朝の活動で、全学年が学級園の手入れをする「フラワータイム」を設定していました。学級園に肥料を入れ、土を耕す作業をしていましたので、その土が学級園の回りにこぼれ落ちていたようです。そのことが気になった3年児童は、誰から言われたわけでもなく、自主的に一人で掃いていたそうです。教頭が、「ありがとう。だけど、昼休みに遊ぶのも大切だから、もう大丈夫だよ。」と言うと、「でも、まだ汚いから・・・・。」と言って、続けていたそうです。
この報告を受けたとき、このように心の優しい子どもが育っている坂瀬川小やこの地域を、心から誇りに感じました。その後、改めて学級園を見に行きましたが、感動するほどきれいに掃き上げてありました。

11月2日(火) 考動力を身に付け災害から自分の身を守る

本日、シェイクアウト訓練を行いました。苓北町のシェイクアウトも金曜日に計画されていますが、どのような状況においても、自ら考え、行動する考動力を身に付け、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」「わ」・・・・わたし(の命)を大切にする学校を実現させていくことが重要であると考えています。
2校時と3校時の間の業間を使って訓練を行いました。児童の様子を観ていましたが、先日の火災避難訓練の経験を生かし、担任の指示をしっかりと聞きながら、自らの身を守る行動を取っていました。また、校内放送を静かに聞くこともできていました。
昨今の自然災害に目を向けると、いつ、どこで遭遇するのか分からない状態です。つい先日も、関東で大きな地震が起こっていました。今回のシェイクアウト訓練だけでなく、様々な教育活動を通じて、子どもたちに考動力を育んでいきたいと思います。
  

11月1日(月) 体力向上優良校に選ばれました

本校の体力向上に関する取組が認められ、「令和3年度(2021年度)体力向上優良校」に選ばれました。これまでも本校は、子どもたちの体力の向上に向けて、教科体育における運動量の確保や外遊びの奨励などに力を入れており、平成29年度から連続で体力向上優良校に選ばれてきています。
本年度も、5月の体力テストの結果から、柔軟性や敏捷性を養う補助運動を授業の始めに取り入れたり、坂小サーキットトレーニングコースを考案したりしながら、課題に応じた取組を進めてきました。12月には、本校独自で体力テストを実施し、体力の高まりを確かめることにしています。また、11月下旬には、持久走大会も計画しています。
外遊びには、本校児童に育てたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」を高める要素が詰まっていると感じます。今後も外遊びを奨励しつつ、バランスの取れた体力の向上に向けて、地道な取組を一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
  

10月25日~10月29日

10月29日(金) こころプロジェクト「夢の教室」

本日、5・6年生がJFAこころのプロジェクト「夢の教室」に参加しました。JFAこころのプロジェクトとは、様々な競技の現役選手やOB、OGなどが「夢先生」となり、「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを「夢の教室」で伝えている取組です。
オンラインで「夢先生」の話を聞いたり、実際にやりとりをしたりしました。今回の「夢先生」は、日本女子長距離界のトップ選手として国内外で活躍された 千葉真子 さんでした。千葉真子 先生からは、夢をもつことの大切さとともに、その実現に向けて「考えて行動すること」「工夫すること」「プラス思考で考えること」など、子どもたちにとって大切な言葉を送っていただきました。子どもたちは、「夢シート」に「いま好きなことや得意なこと」、「将来の夢」や「そのためにできること、やってみようと思うこと」などを記入し、発表しました。
私も話を聞きながら、やはり夢をもって生活することは大切だと、改めて感じました。
  

10月28日(木) 伝統を守り続ける思いに触れて

4年生の社会「伝統で受け継がれてきたもの」の学習で、坂瀬川地域に残る獅子舞の保存会の宮﨑さんをゲストティチャーとしてお招きし、お話しいただきました。坂瀬川の獅子舞は、昭和10年に地域を盛り上げるために始められ、長年受け継がれてきました。しかし、獅子舞を舞う後継者が少なくなったことで存続が難しくなり、途絶えていました。地域の方からは、長く獅子舞を舞ってきた宮﨑さんに「昔のように賑やかな坂瀬川にするためにも、獅子舞を復活させてほしい。」という話があったそうですが、なかなか人数が集まらず、悔しい思いをされていたとのことです。しかし、「獅子舞を舞いたい。」という地域の若い方が集まったことで、昨年の秋に復活し、そのお披露目もありました。今年も10月17日に地域の各地を回り、獅子舞の披露が行われたばかりです。
その時の様子を映像で見せてもらい、子どもたちも食い入るように見ていました。「昔のように人が集い、賑わいのある坂瀬川にしたい。」というふるさとを思う宮﨑さんの気持ちに触れ、「来年は、自分も獅子舞に参加したい。」「自分も坂瀬川の伝統を守る人になりたい。」というふるさとを愛する気持ちが大きく膨らんでいたようです。
  

10月27日(水) 秋を見つけたよ!

5時間目に1年生の生活科を見せてもらいましたが、子どもたちが写真の入った学習シートに書き込みをしていました。その写真は、先日校庭で見つけた秋の風景を自分のタブレットで撮影したもので、担任が一人一人が撮った写真を貼り付けて学習シートを作成していました。タブレットの撮影の機能を使った写真でしたが、どれもよく撮れていて驚きました。
子どもたちの感じる秋も様々で、感心しながら見せてもらいました。その風景の感想をどう書こうかと悩む子もいて、色や形だけではなく、手触りやにおいについても書いている子もいて、豊かな心を育む上で大切な学習だと感じました。
   

10月26日(火) 考動力を身に付け 自分の命を守る

本日、火災避難訓練を行いました。出火場所の報告を受け、第一避難場所へ避難するよう指示を出しましたが、子どもたちは担任の指示に沿って静かに、そして素早く行動していました。子どもたちの避難の様子を消防署の方にも見ていただきましたが、静かに避難し、静かに次の指示を待つ様子を大変ほめていただきました。今回の避難訓練に際し、子どもたちには、自分の命を守るために自ら考えて行動することの大切さについて話をしました。これは、本校の児童に育てたい資質・能力の「考動力」に当たり、日頃より子どもたちの意識を高めている部分です。

この後、高学年の児童を対象に、水消化器を使い、初期消化の仕方を教えていただきました。本校の先生方も、消火器の使い方を確認していました。
   

10月25日(月) リーフレットの完成が楽しみです

4年生国語「世界にほこる和紙」の勉強を通して、中心となる語や文を見つけて要約し、調べたことを書く力を身に付けるための学習が行われています。この単元のゴールとして、地域の伝統工芸品である「内田皿山焼」のよさを伝えるリーフレットを書くことになっているようです。先日も、実際に内田皿山焼の窯元に見学に出かけ、インタビューなどを行い、取材活動を行っています。教室の前には、内田皿山焼に関する掲示がたくさんあり、読んだ私の方が勉強になっています。
「地域から学び、地域のよさを知る」という意味で、子どもたちにとって大変有意義な学習になると考えています。子どもたちがどんなリーフレットを作ってくれるのか、とても楽しみにしているところです。
    

10月18日~10月22日

10月22日(金) 1年生もタブレットを使って学習しています

本校でも、タブレットパソコンを使った授業を積極的に進めています。高学年の子どもたちは、タイピングもかなり上達し、自分の考えを入力し、意見交換する場面も見られています。各教室を回っていると、1年生もタブレットを使い、算数の練習問題に挑戦していました。「タブレットを使って問題を解くなんて、すごいね。」と話しかけると、「100点でした。」「ぼくは、一つ間違えました。」と結果を教えてくれます。
全学年でタブレットパソコンを使った授業が進んでいますが、机の作業スペースが狭くなってしまいます。そのことから、タブレットを落としてしまうことも考えられるため、机を拡張する器具を取り付けています。筆記用具を落としてしまうことも少なくなり、子どもたちも喜んでいます。
  

10月21日(木) 学年の枠を越えた体力の向上

本校では、小規模校の強みを生かして、異学年で交流しながら取り組む「縦割り班活動」を積極的に取り入れています。清掃活動も縦割り班で場所を割り振り、高学年の児童が低学年の児童に手本を見せて指導しています。
その縦割り班を使って、児童会の体育委員会が中心となり、昼休みに「しっぽとり大会」を企画してくれました。体力テストの結果から、走力や敏捷性に課題があることが見えてきました。全校で体力の向上を図ることを目的に計画したそうです。対抗戦ですので、4日間かけて優勝の班を決めることになります。
本日が初日と言うことで、大会が行われる体育館を見に行きました。学年の枠を越えて、班のために一生懸命走る子どもたちの姿があり、その頑張りに拍手を送りました。楽しみながら体力を高めてくれることを願っています。
  

10月20日(水) 「校長先生、見てください!」

給食の時間に、それぞれの教室に足を運び、子どもたちの様子を見て回っています。新型コロナウイルス感染症対策として、どの学年でも静かに食べています。1年生教室に入ると、食事の途中ではありましたが、「校長先生、ちょっと見てください。」と私を案内してくれました。そして、廊下に飾ってある図工の作品を指して、「これ、私が作ったんです。」と紹介してくれました。「頑張って作ったね。よくできているよ。」と返すと、笑顔で教室に戻っていきました。図工「はこでつくろう」で、空き箱を組合せながら作品を作ってありました。子どもたちの作った作品を見ていると、飛行機や自動車、動物、建物など、夢のある作品ばかりです。子どもたちの想像力の豊かさを感じた時間でした。
  

10月19日(火) 5年理科「流れる水のはたらきと土地の変化」

5年生の理科「流れる水のはたらきと土地の変化」の授業を見せてもらいました。授業を見ながら、以前理科専科として授業をしていた時のことを懐かしく思い出しました。授業者が、事前に学校の横を流れる小路川や松原川の上流と下流の様子を写真に撮り、それを大型テレビに映し出していました。その違いから、水の流れについて疑問に感じたことや調べてみたいことを引き出し、学習課題を創り出していきました。子どもたちにとっては、地域の自然の様子に目を向け、自然の力のすごさを考えるよい機会になったように感じました。
これから、この単元の学習が進んでいきます。子どもたちが、「へー!」「おー!」とつぶやきながら学習していくことでしょう。
  

10月18日(月) 子どもたちに服装も衣替え

今朝、いつものように子どもたちを正門で待っていると、子どもたちの服装が一気に変化していました。10月を迎えても、連日30℃近くの暑い日が続いていました。先週の金曜日までは、子どもたちは半袖で、昼休みは汗をかきながら、元気に外を走り回っていました。しかし、今朝はほとんどの子が長袖のポロシャツや制服のジャケットを着て、寒そうに歩いてきました。そんな子どもたちを迎える私も、スーツの上着を着ていました。
気候の急激な変化で、子どもたちが体調を崩さないかを心配していましたが、いつものように「おはようございます」と元気なあいさつをしてくれ、ホッとした朝でした。

10月11日~10月15日

10月15日(金) 「熊本の心」授業参観&学校保健委員会

本日、「熊本の心」授業参観及び学校保健委員会を行いました。平日の午前中にも関わらず、多くの保護者の皆さまに参観していただき、ありがとうございました。
「熊本の心」とは、郷土のすばらしさを伝え,人間の生き方や考え方を共感をもって学び,郷土に対する愛着を深めることができるよう道徳教育用郷土資料として昭和63年に発行されました。その後、
平成23年度に改編し、本県の小中学校の道徳科の時間に活用されています。
本日は、1年生「光るえんがわ」(北里柴三郎)、2年生「おかあさんのプレゼント」(江上トミ)、3・4年生「かけ足登校」(金栗四三)、5年生「今、君の瞳はかがやいているか」(谷口巳三郎)、6年生「大関 栃光」(栃光正之)の教材を使い、郷土の偉人の生き方に触れ、その生き方から自己の生き方を考える学習を参観していただきました。
  
その後、学校保健委員会を開催し、NPO法人「つなぐ」の代表理事である 倉本 剛史 様をお迎えし、長時間に及ぶスマートフォンやYouTubeの視聴が脳に与える影響についてお話しいただきました。前頭葉の発達に影響が及び、「考えない」「我慢できない」「がんばれない」人間となってしまう可能性があると言う内容に、子どもたちも参加された保護者の方々も危機感が高まったようでした。
本日の授業参観や学校保健委員会の内容について、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。

10月14日(木) 「ぼくも2年生のように上手に読めるようになりたいです」

今朝の朝自習は、「読書タイム」でした。各学年で読書活動を進めていたようですが、1年生教室に2年生が訪れていることに気付きました。昨日、それぞれの学年の授業を見て回っている際に、2年生がお面を着けて何やら練習していました。国語の教材「お手紙」を、役割を決めて演技していました。2年生の担任が、「これが最後のリハーサルだからね。明日は本番だよ。」と、子どもたちを励ましている姿を見ていました。ひょっとしてと思い、中庭を掃除しながらではありましたが、耳を澄ませて聞いていました。
思った通り、2年生が「お手紙」を音読しながら、演技していました。一人一人が練習の成果を発揮し、自分たちで考えら身振りを加えながら、学習の成果を楽しく披露していました。1年生から感想が出されましたが、「ぼくも、2年生のように上手に読めるようになりたいです。」という発表が、大変心に残りました。このように、上学年へのあこがれの気持ちをもって日頃の学習に取り組むことで、さらに「学びに向かう力」も向上してくるものと考えました。
  

10月13日(水) あなたは、どっち?

校舎内を回っていると、子どもたちの考え方を問うような掲示を見ることができます。例えば、5年生教室の前には、国語「今、生きている社会はくらしやすい方向に向かっているか」について、「向かっている」「向かっていない」の二項対立型の表があり、そこに自分の考えを付箋に書いて貼るよう掲示が工夫されています。感心したのは、5年生以外の子がその掲示を見て考え、自分の立場を付箋に書いて示していることです。
また、道徳コーナーには、教材で活用した挿絵が貼られ、「じぶんだったらこっちかな」という問いかけがあり、自分が取るであろう行動を選んでシールを貼るような工夫があります。たくさんの子がそこで足を止め、考えている様子が見られます。
このように、一人一人の価値観を揺さぶるような掲示活動も、子どもたちの成長の一助になっていると感じます。
  

10月12日(火) カニ探しに夢中な1年生

本校の子どもたちは、昼休みになると汗まみれになりながら外遊びを楽しんでいます。楽しそうな声が運動場から聞こえるので、どんな遊びをしているのかと外に出て見ていました。学年の枠を越えて共に遊ぶ姿は、見ていても楽しくなります。「校長先生!」と、うれしそうに手を振ってくれます。
中庭を眺めてみると、「カニ、カニ、カニ!」と声がします。見てみると、1年生の子どもたちが、カニ探しに夢中です。「校長先生、いっぱいつかまえました。」とバケツを見せてくれました。「あれ、2匹しかいないよ。」と言うと、「逃げられたんです。」と、バケツから逃げ出したカニをさらに追いかけています。捕まえたカニは、昼休みが終わると逃がしてあげるそうです。優しい子どもたちです。
それぞれの遊びに夢中な子どもたちを見ていると、暗くなるまで山の中を遊び回っていた自分の小学生時代を思い出します。
  

10月11日(月) 校長室が華やかになりました!

本日、天草教育事務所並びに苓北町教育委員会の学校訪問がありました。日頃から、ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿の『せ』・・・「せいいっぱいそうじやボランティアを頑張る学校」の実現に向けて子どもたちも先生方も頑張っているところですが、美しい学校でに訪問される方を迎えようと、子どもたちも環境整備を頑張ってくれていました。
先週、地域学校協働活動推進員の方が校長室を見られた際、何となく彩りが足らないと感じられたようで、花を飾ってくださいました。「はなおくら」という花ですが、一気に校長室が華やかになりました。自分で観葉植物などを飾っていましたが、やはり花のある室内は落ち着きます。ありがとうございました。
  

10月5日~10月8日

10月8日(金) 地域の方々の力を借りて

5年生が家庭科でナップザックづくりに挑戦しています。初めてミシンを使った学習ですので、慣れない手つきで機械と格闘していますが、今月計画されている「自然体験教室」にもっていくために、必死に頑張っています。
この学習に入ってから、地域学校協働活動推進員の方にもご協力いただいています。本日は、学習ボランティアの方にも協力していただき、子どもたちの作業の支援をしていただきました。私も高学年の担任が多かったため、何度もミシンを使った授業を行ってきましたが、なかなかうまくいかなかったことを覚えています。
このように本校の教育活動に対して、快く協力してくださる地域の方々に心から感謝しています。
   

10月7日(木) 子どもから教えてもらったこと

子どもたちと話をしていると、元気をもらえます。今日は、3年生の子からいろいろなことを教えてもらいました。まず、「最近、嫌いになったものと怖くなったものがあるんです。」と話しかけてくれました。「何が嫌いで、何が怖くなったの?」と尋ねると、以前は飲めていた飲み薬が苦くなり嫌いになったこと、目薬が怖くなったことを教えてくれました。会話をする中で、「ゴーヤが好きなんですよ。」という話題になり、「えー、ゴーヤは苦くないですか。校長先生は大人になって食べられるようになったんだよ。」と返すと・・・「校長先生、小さいときに初めて食べるものは、体が怖がるから苦く感じるそうですよ。テレビで言ってました。」と答えてくれました。「なるほど!だから、その食べ物に慣れてくる大人は、苦さを感じなくなるんだね。」と返すと、「そうですかね。」と、ニッコリ笑ってくれました。
その他にも、栗が美味しい季節になったことや、ススキの穂で箒を作って遊んだことなど、秋の楽しみ方で会話がはずみました。子どもたちから教えてもらうことがたくさんあることを感じた一日でした。

10月6日(水) 楽しい遊び方を説明する力

2年生の生活科で、自分たちで考え、作った遊び道具を紹介し、一緒に楽しむ活動が行われました。私は、先週学年で遊ぶ時間に参加させてもらい、楽しい時間を過ごしました。本日は、その「おもちゃランド」に1年生を招待し、一緒に楽しむ時間が計画されていました。1年生も、大変楽しみにしていたようです。
そこで2年生に必要となるのは、「楽しい遊び方を1年生に分かりやすく説明する力」です。国語の時間でも、「話すこと・聞くこと」の力を付けるための学習を行っています。その学習経験も生かしながら、1年生に分かるように、一生懸命説明する姿が見られました。
  

10月5日(火) 朝のリズムを大切に

「校長先生、おはようございます。もう準備できました。」1年生の子が朝から声をかけてくれました。準備とは、ランドセルから教科書やノートを机に入れ、宿題などを担任の先生の机に出したということでしょう。「おはようございます。もうできたんですか。すごいですね。」と返すと、うれしそうな笑顔を見せて、運動場に遊びに行きました。何と気持ちのよい朝でしょう!
本校では、8時15分に校内放送で校歌を流します。この校歌を耳にすると、運動場で遊んでいた子どもたちは、かけ足で校舎に戻り、手洗いをして教室に戻ります。
朝のリズムを大切にして、メリハリのある一日を過ごすことを大切にしています。

9月27日~10月1日

10月1日(金) 心の教育の充実を目指して

本日は、「Kokoro Day(道徳の日)」と位置付け、県内の学校で道徳の授業づくりを指導されている赤星指導教諭を講師としてお招きし、すべての学級で道徳の授業を参観していただき、指導・助言をいただきました。変化の激しいこれからの社会を生きるために、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の知・徳・体をバランスよく育てることが大切です。本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の原動力となる心の教育を充実させることが、子どもたちの「生きる力」につながっていくものと考えています。
すべての学級の授業を見られた感想として、子どもたちに集中して道徳の授業に臨んでいたこと、友達の意見をしっかり受け止めながら聞いている姿、そしてこれからの自分の在り方を考える様子を褒めていただきました。
道徳の授業づくりについて、事例に基づきながら分かりやすく説明していただきました。このことを生かし、さらに本校の心の教育が充実していくよう、職員で努力していきたいと思います。
  
9月30日(木) 身の回りをきれいにしよう

1年生の学級活動で「みのまわりを きれいにしよう」という授業が行われ、日頃自分たちが使っている教室の机をきれいにしました。養護教諭から身の回りをきれいにする理由など分かりやすく話していました。担任からきれいな拭き方の説明を聞き、実際にウエットティッシュを使って拭く活動を行いました。拭いた後のウエットティッシュを見て、みんな驚いています。「わぁ、こんなに汚れてた。」という声があちこちから聞かれました。その後、自分の机を新しいウエットティッシュで拭き、きれいにしようと頑張る姿が見られました。
家庭でも実践する取組が計画されているようです。一人一人が家族のために頑張ってくれることを期待しています。
   

9月29日(水) 教育実習の先生、ありがとうございました

本校で教育実習を行われていた先生も、本日で実習期間が終わり、大学に戻られることになりました。この4週間ですっかり子どもたちとも打ち解け、いろいろな話をしたり遊んだりしてくれましたので、子どもたちも残念そうでした。実習の先生も「実習が終わるかと思うと、何だか寂しいです。」と話されていました。
児童代表が4週間の思い出を述べた後、「私も夢に向かって頑張るので、先生も夢に向かって頑張ってください。」と発表してくれました。今後は教師という夢に向かって、頑張ってください。子どもたち、そして本校職員も応援しています。

9月28日(火) 目指せ!全問正解

本日は、すべての学年で漢字・計算大会を実施しました。子どもたちの基礎学力を高めるために昨年度から学期に2~3回程度行ってきた取組ですが、どの子もこの大会で満点を取ることを目指し、練習に励んでいます。中には、家族と一緒に全問正解を目指して練習に取り組んでいるご家庭もあり、子どもたちも力を付けてきました。惜しくも満点を逃し、がっかりする子もいますが、目標に向かって努力した過程が何よりも大切ですし、この悔しさが次の学びへの原動力につながっていくと考えています。
今後も、この漢字・計算大会の取組を継続していきたいと思います。
  

9月27日(月) 1年生の楽しい絵日記

本校では、昨年度から「自ら考える」家庭学習に力を入れてきています。特に、3年生以上の自学(本校では自計学と言っています)については、1ページのノートの使い方や内容について一人一人に応じたアドバイスを行っています。さらに、週に1回は校長の私にも見せてもらい、子どもたちへ励ましのコメントを書かせてもらっています。
本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でしたが、机の上に絵日記が置かれていました。1年生の絵日記を読んでいると、家族や友達と楽しい週末を過ごしたことが伝わってきて、何だかうれしい気持ちになりました。「今週も、頑張るぞ!」という気持ちにさせてくれました。
        

9月21日~9月24日

9月24日(金) 子どもたちの歓声響く昼休み

ずいぶん秋の気配を感じるようになりました。今年の夏は、連日のように熱中症アラートが出され、子どもたちも思いっきり外遊びができない状態でした。しかし、気候も落ち着き、子どもたちの歓声が響く昼休みが戻ってきました。虫取りをしている子、ドッチボールをしている子、追いかけっこをしている子など、楽しみ方は様々です。汗まみれになって外遊びを楽しむ子どもたちの姿を見ると、私の方もうれしく感じます。
しかし、チャイムが鳴ると、みんな駆け足で校舎に戻り、次の時間の準備をしています。メリハリのある学校生活を送ることができています。
  

9月22日(水) 生命の息吹を感じる

毎年、春に咲く花を種から育てています。子どもたちが種を蒔き、芽が出たものを割り箸を使ってポットに仮植し、ある程度大きく育ったところで学級園やプランターなどに定植していきます。そろそろ種まきの時期が近付いたので、先週金曜日に職員がお試しで花の種を蒔いてみました。まだ数日しか経っていないにも関わらず、びっしりと芽が出ています。
花の生命の力強さと神秘さを感じた瞬間でした。職員室前に仮置きしてありますが、職員も思わず足を止め、じっくりと観察する姿がありました。子どもたちも、のぞき込んでいました。
  

9月21日(火) 「学びを生活に活かす」とは

2年生の国語「なかまのことばとかん字」の授業を参観しました。本時の目標は、同じ仲間の言葉を集めたりする学習活動を通して、言葉には意味による語句のまとまりがあることに気付くというものでした。提示された言葉をペアで分けながら、その意味を探っていきました。一人の子の振り返りに「かたづけをするときは、なかまわけをするといいと思います。」と書かれてあり、本時の学びと生活場面とを結びつけて振り返っていることが分かりました。学んでいることが、子どもたちの生活と結びつき、学ぶ意義を感じてくれるよう授業づくりを進めていきたいと思います。
  

9月13日~9月17日

9月17日(金) 「自ら学び ともに学ぶ」子どもたちの姿

3・4年生の複式学級の授業を見ていると、本校の学校教育目標に掲げている「自ら学び ともに学ぶ」を具現化した学習風景が見られます。担任がそれぞれの学年を渡りながら問いかける部分と、子どもたちが自分たちの力で進める部分が明確になっています。担任が作成した学習の流れに沿ってリーダーが授業を進め、一人で考えた後に互いの意見を交換しながら課題を解決に向かう姿は、正に「自ら学び ともに学ぶ」授業であると感じます。
今後も職員で知恵を出し合いながら、本校なりの複式学級の学習の在り方を求めて、日々の実践を一つ一つ積み重ねていきたいと思います。
  
9月16日(木) 人生初の授業!! 

9月2日(木)から4週間、本校出身の大学生が、教師になるために教育実習を行っています。2年生の教室で、学級経営や授業の在り方を学んでいます。今日で2週間が経ちますが、昼休みもいろいろな学年の子とコミュニケーションを取って過ごしてくれている様子を見かけ、うれしく感じています。
今日からいよいよ、授業を行うことになりました。いろいろな先生方からアドバイスをもらい、一生懸命授業づくりに取り組んでくれました。人生初の授業であり、緊張感がこちらまで伝わってくるようでしたが、時間内に授業を終えることができ、チャイムが鳴った後は、ホッとした表情も見られました。
私が教育実習を行ったのは、30数年以上も前のことですが、どんな授業だったかよく覚えていません。しかし、担当の先生に撮っていただいた子どもたちとの写真は、今も大切にしています。その写真を見ながら、初心を忘れないよう心掛けてきました。(中学校の実習の写真は、今もメモ帳に挟んでいます。)
この坂瀬川小学校で多くのことを学び、教職に対する夢をもってくれるよう、全職員で応援していきたいと思います。
  

9月15日(水) 「校長先生、カニをつかまえました!」

いつものように朝から正門前の清掃をしていると、1年生の子ども数人が、「校長先生、来てください。大きいカニがいました!」を慌てて声をかけてきました。みんなが大騒ぎする中、一人の男の子が虫取り網にそのカニをつかまえて持ってきて、「先生、大きいカニをつかまえたよ。」と見せてくれました。学校の回りや校舎内にもカニがたくさんいることは、以前このページにも書いたことがあります。しかし、見せてくれたカニは、なかなかの大物で、よく見ると毛も生えているようでした。午前中は、バケツの中に入れて、1年生みんなで観察していたようですが、昼休みには自然に戻してあげたそうです。
今日は、校長室にもカニがたびたび来訪し、ゴソゴソとうろつく、何とも賑やかな一日でした。
  

9月14日(火) 2年生が国語の授業を頑張りました!

本年度から始まった苓北町内教職員学年部別研修会で、2年生の国語の授業を公開しました。たんぽぽ学級、6年生と授業を公開し、本日で3回目でした。本日の授業では、説明文「どうぶつ園のじゅうい」を読み、筆者が一日の仕事の終わりや動物園を出る前にする仕事と、その理由を読み取ることを目標に行われました。
本校の2年生は6名ですが、「ふるさと『さ・か・せ・・わ』小学校」「が」くしゅうに一生懸命取り組む子どもたちの姿を見ていただきました。授業後には、参観された先生方から、子どもたちがしっかり考えながら授業に取り組んでいた様子を褒めていただきました。
  

9月13日(月) 箸を上手に使えるかな?

給食の時間は、各教室で箸の持ち方のイラストを掲示し、正しい箸の持ち方を意識させるとともに、適宜指導を行っています。私も箸の持ち方に癖があったのですが、先輩に厳しく指摘され、必死になって矯正したことを思い出します。
毎年、保健給食委員会の企画で、「豆つかみ大会」を行っています。本日は、1年生が挑戦しました。「校長先生、9個つかめたよ。」「私は6個だった。」など、頑張ったことを教えてくれました。会食のマナーとしても、箸の持ち方は重要だと考えます。粘り強く練習しながら、正しい持ち方を身につけていってほしいと思います。
  

9月6日~9月10日

9月10日(金) 子どもたちの体力向上を目指して

5月に行いました体力手すの結果を分析すると、本校児童の体力にいくつかの課題が見られました。その課題解決に向けて、昼休みなどの外遊びを奨励してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大や連日発表される熱中症アラートの影響から、思うように取組を進められない日々が続きました。
気候もやや落ち着いてきたことから、走力や瞬発力に特化したサーキットトレーニングを考え、体育の時間の導入時に取り入れていくことになりました。子どもたちも一緒に考えたようですが、なかなか面白いネーミングの付いたエリアもあり、また運動量も豊富です。このサーキットトレーニングを使いながら、全校あげて体力づくりに取り組んで行きます。
  
9月9日(木) 「目で学び 耳で学び 姿勢に学ぶ」

長年にわたり、苓北町の小中学生の毛筆の指導は、 馬場國昭 先生にお世話になっています。毎月一回ではありますが、毛筆の指導だけではなく、子どもたちに大切にしてほしい心の在り方も含めてご指導いただいています。
休み時間に馬場先生とお話をさせていただいていますが、苓北町の子どもたちを思う気持ちに溢れていることが伝わってきます。本日お話しいただいたことで印象的だった言葉に、「毛筆を通して、目で学び、 耳で学び、姿勢に学ぶことを教えたい。」というものでした。「何を学ぶか」ではなく、「どう学ぶか」ということであり、物事を学ぶ際に大切にしなければならない基本姿勢であると感じますし、本校の子どもたちにも、折に触れて伝えていきたいと思います。
  

 9月8日(水) 児童会主体による「あいさつ運動」

企画委員会の児童が主体となって計画し、実践する「あいさつ運動」が始まりました。本校が掲げる「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校」・・・わやかなあいさつが響き合う学校」を具現化するための取組です。
朝から企画委員会の児童が、登校してきた子どもたちに「おはようございます」とあいさつをしていました。また、さわやかなあいさつが出ていてた友だちや笑顔がすてきだった友だちを、集団下校する際に紹介してくれました。(いつもは給食の時間に紹介してくれるようです。)
このように、よりよい坂瀬川小学校を築いていくために、自分たちで考え、そのアイディアを実現させていくという取組をより多く進めていくことで、達成感や有用感を味わってほしいと思います。
  

9月7日(火) 生きものは見つかったかな? 

朝から1年生が、虫取り網をもって登校していました。本校の敷地内には木々も多く、たくさんの生きものを見つけることができるので、休み時間になると子どもたちは、生きもの探しに夢中です。生活科「いきものだいすき」で、敷地内の生きものを見つけて回っていたようです。「校長先生、バッタをつかまえたよ。」「ぼくは、大きいバッタを見つけたよ。」「校長先生、トンボがつかまらない。」など、学習の成果を伝えに来てくれました。中には、虫取り網でバッタをつかまえたのはいいのですが、虫かごに移すことができずに困っている子もいました。
汗をかきながら、生き生きと学習に取り組む子どもたちの姿が、とてもまぶしく感じたひとときでした。
  

9月6日(月) 週末読書はいかがだったでしょう?

それぞれの学年の学級通信でもお知らせしておりましたが、2学期から、月初めの週末読書を「家庭読書の日」とし、家族で読書に親しむ時間を作っていただくようお願いしておりました。学校だより第5号にも記載しましたが、本校の児童にしっかりとした読書の習慣を培っていくためにも、ご家庭にもぜひご協力いただきたく、取組を始めたところです。
早速、この土・日曜日が「家庭読書の日」でしたが、いかがだったでしょうか。本を読むことで、情景を思い浮かべることや主人公の気持ちの変化を推し量ることで、本校の子供たちに育てたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」がさら身に付いていくものと考えます。
今後とも「家庭読書の日」にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

8月30日~9月3日

9月3日(金) 身に付けたい資質・能力にそった2学期のめあて

本年度の学校教育目標の実現に向けて、本校の子供たちに身に付けてほしい資質・能力は、「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」であり、このことについては学校だよりや学級通信、ホームページ等で保護者や地域の方々にもお伝えし、共有してきました。校内でも児童と先生方が常に意識しながら、教育活動を進めてきています。
各教室を回ると、子供たちが書いた「2学期のめあて」が掲示されていますが、その内容も3つの資質・能力に沿って考えられるよう、担任が子供たちに分かりやすく説明し、1学期の生活を振り返りながらめあてづくりをしています。身に付けたい3つの力が、子供たちにも浸透してきていることを感じます。
また5年生は、全員がタブレットを使って2学期のめあてを入力し、プリントアウトして掲示してあります。個々のタイピングの力がかなり向上してきていることを、とてもうれしく感じます。
  

9月2日(木) わ・・・わたし(の命)を大切にする取組として

苓北町交番の方を講師としてお招きし、不審者に対する避難訓練を実施しました。雨が降ったり止んだりと、はっきりしない天気のために、計画していた避難場所や避難経路を急遽変更しなければ成らなかったのですが、子供たちも先生方の落ち着いて対応していました。ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校の姿の「わ・・・わたし(の命)を大切にする」ためには、その時々の状況に応じた臨機応変な対応も求められます。そういう意味でも、本日の取組は有効であったのではないかと感じました。
苓北町交番の方からは、子供たちに怖い目に合わないための合い言葉「いかのおすし」を使って、丁寧にご指導いただきました。ありがとうございました。
 

9月1日(水) 2年生道徳科を参観して

5校時の授業の様子を見て回っていると、2年生では道徳科の授業が行われていました。教材「かむかむメニュー」(東京書籍)を活用し、健康や安全に気を付け、規則正しい生活をしようとする心情を育てることをねらった授業でした。授業の終盤で、「健康に生活するために、これからやっていきたいことはありませんか。」という問いに対して、「夜は9時に寝て、朝は6時に起きる。」「早起きをがんばる。」「夜遅くまでテレビを見ないで、早く寝る。」など、自分の生活を振り返り、取り組みたいことを素直に書いていました。中には、歯の治療でつめてあったものがとれた経験のある子もいて、お菓子を食べるときに気をつけるといった、何とも微笑ましい内容を書いている子もいました。
2学期が始まって3日目ですが、一日も早く学校の生活リズムを取り戻していくためにも、子どもたちが考えた意見が、一人一人の生活の中に生かされていくことを願っています。

 

8月31日(火) 夏休みのあしあと

夏休み期間中に、それぞれの学年に応じた課題が出してありました。校内を回っていると、提出されたものが展示してあります。日記や作品が並べられていますが、その一つ一つが子どもたちの「夏休みのあしあと」だと感じます。日記を読んでみると、家族で過ごした楽しい思い出やお手伝いを頑張ったことなどが綴られています。工作等を見ていると、どんなことを想像しながらこの作品を作っていったのだろうと考え、うれしい気持ちにさせてくれます。それぞれの作品に、子どもたち一人一人の思い出が詰まっていることを感じます。
  

8月30日(月) 実り多き2学期へ

本日、令和3年度の2学期がスタートしました。今年の夏休みは、猛暑、大雨、新型コロナウイルス感染拡大と、子どもたちにとっても思い切り外で遊ぶことが難しかったことでしょう。
朝から子どもたちの様子を見ていましたが、みんな元気に2学期をスタートさせることができました。それぞれの教室には、担任から子どもたちへのメッセージが書いてあり、子どもたちもしっかり読んでいました。始業式は、リモートで行いました。私からは、2学期に坂瀬川小の子どもたちに期待することや、新型コロナウイルスとの向き合い方について話をしました。
子どもたちにとって実り多き2学期となるよう、感染対策を十分に図りながら、日々の教育活動を進めていきたいと思います。
  

7月19日~7月20日

7月20日(火) 1学期が終了しました

本日、第1学期が終了しました。今朝もいつものように元気に登校し、ボランティア活動を頑張っていました。新型コロナウイルス感染症防止対策として、終業式はリモートで行いました。学年の代表の子どもたちが1学期に頑張ったことを発表してくれましたが、「漢字大会や計算大会に向けて練習を頑張りました。」や「掃除やボランティア活動を頑張りました。」など、学習で頑張ったことや生活面で頑張ったことなどをしっかりと話してくれました。
給食も1学期最後でしたが、「校長先生、7月20日の給食は、夏野菜のカレーですよ。スイカもありますよ。」と早くから教えてくれていました。みんな美味しそうにスイカを頬張っていました。
明日から長い夏休みに入ります。毎日の生活リズムを大切にし、思い出に残る夏休みを過ごしてくれることを願っています。
 

7月19日(月) 気持ちのよい朝でした!

今朝の出来事です。いつものように正門から職員玄関前の落ち葉をはいていると、1年生の女の子が「校長先生、おはようございます。」と元気よくあいさつをしてくれました。「○○さん、おはようございます。」と返すと、ニッコリ笑ったあと、すぐに自分の育てているアサガオに水をかけ始めました。「○○さん、きれいにアサガオが咲いていますね。」と話しかけると、すぐに「ありがとうございます。」と返してくれました。
「ありがとうございます。」と返せる1年生の言動に、とても大きな成長を感じた瞬間でした。このことについては、すぐに朝から先生方にも紹介し、各学級でも話題にしてほしいと伝えました。

7月12日~7月16日

7月16日(金) 花いっぱいの学校を目指して

暑い日が続いていますが、朝から環境委員会の子どもたちが職員玄関前の花のみずかけを頑張っています。また、本校の職員も、草取りや咲き終った花がらをマメに摘み取ってくれています。その甲斐あって、どの場所の花もきれいに咲いています。1年生はアサガオを育てていますが、朝から色とりどりの花が美しく咲いています。一人一人がペットボトルに水を入れ、何やら話しかけながら水やりをしている様子は、何とも微笑ましいものがあります。花いっぱいの学校を目指して、子どもたちも職員も頑張っていきたいと思います。
  

7月14日(水) なつとあそぼう!

1年生の生活科「なつとあそぼう」で、1年生の子どもたちが自宅からもってきた容器等を水でっぽうにして楽しんでいました。ちょうど校長室から見える場所で行われていたので、子どもたちの楽しそうな表情を写真に撮ってみました。お互いに水をかけ合う子もいれば、自分の頭に水をかける子もいて、本当に楽しそうでした。
  

7月13日(火) リモートで「こんにちは!」

1年生が、町内の富岡小の1年生とリモートで交流しました。このように距離の離れた学校の子どもたちと授業で交流できるようになると、学習の幅がこれまで以上に広がってくることでしょう。私が学級担任をしていた頃には考えられなかった学習も、これからは可能になってくることでしょう。
機器の不具合もありましたが、一人一人自己紹介をしながら、笑顔で交流できました。
   

7月12日(月) 樹木の整備、ありがとうございます

本校の校地には、様々な木々が植えてあり、恵まれた環境にあります。しかし、以前は小さかった木々も年々大きくなり、伸びすぎて容易に届かなくなった枝の手入れにとても苦慮していました。今回、苓北町教育委員会のお取り計らいにより、校内の木々の整備をしていただくことになりました。本当に有り難いことです。早速、校舎南側駐車場付近の桜の枝を落としていただきました。この桜の木は、枝が頻繁に落ちてきて、日々掃除を繰り返してきた場所でした。調べてもらうと、シロアリの被害をずいぶん受けているようでした。午前中はずいぶん雨が降りましたが、その中で作業していただき、ずいぶん明るくなったように感じます。ありがとうございました。
  

7月5日~7月9日

7月9日(金) 坂瀬川の水はどこから?

5時間目に4年生が校外学習で坂瀬川の浄水場に行くことになりました。午前中に大雨が降り、行くことができないと担任も考えていたようですが、午後から急に天気が回復したので、見学に出かけることになりました。大雨の影響も心配されたので、子どもたちの安全確保のために、私も同行しました。急に蒸し暑くなりましたが、子どもたちも元気に学習に臨むことができていました。
学校の近くの浄水場できれいになった水は、避難訓練で上った大師山に運ばれ、そして各家庭に届くと担任が説明すると、驚きの声が上がってきました。浄水場の中をくわしく見学することはできませんでしたが、次の社会科で熊本市の地下水の利用と比べながら、学習を深めていくとのことでした。
  

7月8日(木) 町内学年部等(4年部)研修会

本年度から苓北町内の小中学校の先生方で、それぞれの担当している学年ごとに授業を公開し、学び合う取組が行われることになりました。その最初の授業公開が、本校の4年生で行われました。本校は、3年生と4年生が同じ教室で学び合う複式学級ですので、3・4年生の算数の授業を公開しました。学年部会の先生方だけでなく、苓北町の教育長先生も授業を参観していただきました。
4月から本校で初めて複式学級を設置して3ヶ月になりますが、それぞれの学年の子どもたちが主体的に、そして楽しく授業を進めていく姿を見られ、大変褒めていただきました。授業後の研究会でいただいた貴重なご意見を元にしながら、さらに3・4年生の子どもたちの学びに向かう力を高めるために、職員一丸となって頑張っていきたいと思います。
  

7月7日(水) 道徳科の授業の学び合い

5年生の道徳科の研究授業を行いました。学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の要となる道徳科の授業を充実させていくことは、子どもたちの豊かな心を育むうえで大変重要であると考えています。
本日は、教材を活用しながら「友情・信頼」について考える授業が計画されました。子どもたちの授業中の様子を観察していましたが、一人一人が真剣に考える表情が印象的でした。また、タブレット端末も活用し、一人一人の意見をグループでまとめる活動も取り入れられており、本校職員にとっても学びの多い授業となりました。授業の後半では、グループで友だちのよさを紹介し合う「心のレシーブ」という活動も行われ、子どもたち一人一人が元気になる授業となりました。
  

7月6日(火) 第1回学校運営協議会

本校の学校運営に関して、地域の方や保護者の代表の方からご意見をいただき、地域とともにある学校づくりを実現と知・徳・体の調和のとれた、将来社会に貢献できる児童の育成を目指して協議する機関として学校運営協議会を組織しております。本日第1回会議を行い、本年度の学校運営協議会委員の6名の方々に委嘱状をお渡ししました。また、本年度の学校運営について説明するとともに、授業の様子を見ていただきました。昨年度は、新型コロナウイルス感染防止対策のために実施が難しかった地域と子どもたちとがつながる取組を、本年度は計画してほしいとご意見をいただきました。
本日いただいたご意見をもとに、今後の教育活動を見直していきたいと思います。
  

6月28日~7月2日

7月2日(金) 「命を大切にする」心を育む授業を通して

本日、1学期末の授業参観・学級懇談会を行いました。授業では、子どもたちに「自他の命を大切にする意識」を高めることを目的に、道徳科を中心とした授業を計画し、保護者の方々にも見ていただきました。本日の授業をきっかけに、ご家庭でも命の大切さや、大切な命を守るためにどんなことに気をつけながら生活した方がよいかなど、話し合っていただければ有り難いです。
      

6月30日(水) 美しい苓北町を守るために 

4年生の社会科「健康なくらしとまちづくり」の単元で、「ごみはどこへ」という学習を進めています。本日は、苓北町の水道環境課の方をゲストティーチャーとしてお招きし、家庭ゴミの回収方法や回収されたゴミがどのように処理されているかについて話していただきました。子どもたちがより理解しやすいような資料も用意していただきましたので、とても充実した時間になりました。「こんなにたくさんの袋に分けてゴミ回収されていることを初めて知りました。」や「ゴミを分けて出すと、色々なものにリサイクルできるから、これからゴミをきちんと分けたいです。」といった感想を発表していました。
この美しい苓北町の環境を守るために、これからも学校全体で環境学習を進めていきたいと思います。
  

 6月29日(火) 泳力が向上しています

5・6年生の水泳の授業を見に行きましたが、子どもたち一人一人の泳力が向上してきていることを感じました。昨年度の授業の様子も見ていましたが、ずいぶん成長していることが分かり、大変うれしくなりました。友だちの応援を受けながら、一生懸命練習に取り組んでいます。
7月28日(水)に5・6年生が参加する町内小学校水泳記録会が予定されています。新型コロナウイルス感染対策として、25m自由形か平泳ぎのどちらか一種目のみのエントリーとなります。種目は限られていますが、自分の立てた目標に向かって、1時間1時間の授業を大切にしながら、さらに泳力を伸ばしていってくれることを願っています。
  

 6月28日(月) 全校一斉草取り

運動場にたくさんの草が生えてくる時期になりました。運動場の整備は、体育委員会を中心に続けています。また、朝だけでなく、昼休みもボランティアで草取りをしてくれる子もいます。しかし、それをしのぐスピードで次々と伸びてくる草との戦いが日々続いています。本日の掃除の時間は、全校一斉の草取りが計画されました。子どもたちはおしゃべりもせず、黙々と草取りを頑張ってくれました。わずかな時間ではありましたが、ずいぶんきれいになったようです。

6月21日~6月25日

6月25日(金) 自然豊かな坂瀬川

午後からクラブ活動を行いました。科学クラブと探検クラブが合同で、安全面に十分配慮しながら近隣の磯の自然探検に出かけました。活動の様子を見に行きましたが、そこで坂瀬川校区の自然の豊かさを改めて感じました。「校長先生!ウニがたくさんいますよ。」「校長先生。これはモズクです」「エビみたいな生き物がいました。これは何ですか?」と、次々と発見したものを見せてくれました。山育ちの私も初めての体験で、「すごい!すごい!」と興奮してしまいました。
見つけた生き物は、ほとんど海に返しましたが、このように自然豊かな場所で生活している子どもたちは、本当に幸せだと感じました。
  

 

6月24日(木) 5年国語「みんなが過ごしやすい町へ」

第5学年の国語科「みんなが過ごしやすい町へ」の学習で、自分が住む地域や学校における、みんなが過ごしやすくなるように施されている様々な工夫について調べ、調べたことを報告文にまとめる学習を行っています。その学習の中で、町内在住の外国の方から見た町の姿についても聞き取り、報告文に盛り込むこととなり、英語指導コーディネーターの先生をゲストティーチャーとしてお招きし、インタビューを行いました。先生は、一昨年度まで外国語活動の指導に来ていただいていました。成長した子どもたちの姿をご覧になり、とても喜ばれていました。
苓北町の素晴らしさやいろいろな人たちと交流することの大切さを、子どもたちに熱く語っていただきました。自分たちで調べたことと先生から聞き取った思いをもとに、どのようなまとめを作成するのか楽しみです。
  

 

6月23日(水) 虫が気になる子どもたち

様々な昆虫が見られる季節になりました。朝から様々な虫を探して、校内の木々や運動場周辺の芝生に目を向けている子もいます。いつものように正門付近の落ち葉をはいていると、「先生、先生。カマキリがいた。」と何度も繰り返し、そのカマキリを捕まえて喜んでいる子がいました。どの先生に訴えているのだろうと目を向けると、私に対して伝えていました。「よく見つけたね。木に戻してあげると、カマキリも喜ぶよ。」と話すと、「花に飛びついた。すごい、すごい。」とうれしそうに話してくれました。
好奇心旺盛な子どもたちの、その素直な反応に元気をもらった心地よい瞬間でした。

 

6月22日(火) 言葉にこだわった「○○先生からの挑戦状」

思考力・判断力・表現力を問うような問題に児童が挑戦することで、知的好奇心を高めるとともに,解決したときの達成感を味わわせることを目的に、本年度も「○○先生からの挑戦状」の取組を行っています。それぞれの教室の近くに掲示してあり、子どもたちが足を止めて考えている光景をよく見かけます。
本年度は、子ども一人一人の読む力を高めていくために、言葉の効果や意味に着目した挑戦状が作られています。それぞれの先生方が工夫して、面白い問題を作ってあり、なかなか楽しいです。
  

 

6月21日(月) 待ちに待ったプール開き

今週からプールを使った体育の授業が始まります。本日、5・6年生のプール開きを行いました。子どもたちの表情を見ると、この日を待っていたことが伝わってきました。子どもたちに向けて、自分の命を守る学習であることを話しました。また、目標をもって水泳の授業に取り組む大切さについて伝えました。
今日は初日ということもあり、水慣れを中心とした授業が行われていました。事前に本校職員と話し合った新型コロナウイルス感染症防止対策を取りながら、授業を進めていきたいと思います。