校長室から

2月6日~2月10日

2月10日(金) 友だちのよさを認め合う人権集会

今週は、3学期の人権週間でした。各学級での人権学習をはじめ、学校全体で子どもたちの人権意識を高める人権標語の作成や異学年間の交流活動等の取組を進めてきました。本日は、児童会が進める人権集会を行いました。本日の人権集会も、全校児童が集合して交流を行いました。
最初に近くに座っている子どもたち同士で、互いのよいところをいくつ伝えることができるかという活動を行いました。「7つ伝えられました。」「私は、10個伝えました。」という声が返ってきました。その後、一人一人が作った人権標語を、縦割り班で紹介し合う時間がありました。人権標語を読むだけでなく、なぜこの言葉にしたかという理由も添えて発表してくれました。短い時間ではありましたが、互いのよさを知り合う有意義な集会となりました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤でもあります。学校の教育活動全体で人権教育を進めていきますし、本校職員が常に人権感覚を磨き、愛情をもって一人一人の子どもたちと向き合っていきたいと思います。
  

2月9日(木) 思いを込めて読み聞かせ

本校では、木曜日の授業前の時間を活用して、読み聞かせを行っています。いつも読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもお世話になっていますが、5、6年生の子どもたちに向けて「はだしのゲン」の紙芝居を使って読み聞かせをしていただいている方がいます。このお話は長編ですが、5つの紙芝居に分かれているそうです。高学年の読み聞かせを行う担当となったときに、1話から順に話していただき、卒業する前までに完結するよう工夫されています。前回来校されたときは、5年生に1話を話されました。本日は6年生への読み聞かせを行う日でしたので、いつものように紙芝居をもってこられ、4話を聞かせていただきました。子どもたちも次の展開が気になり、大変楽しみにしています。思いを込めて話されていることが伝わり、子どもたちも聞き入っている様子がありました。
次回は3月上旬に話していただけることになっていますが、いよいよ最終話です。お話を最後まで聞き終わった後、子どもたちがどのような感想をもつのか、今から楽しみです。
 

2月8日(水) 給食ができるまで

苓北町の児童や生徒の栄養指導や管理を担当されている栄養職員の方を本校にお迎えし、学校給食共同調理場で働かれている方々の仕事や毎日の給食ができるまでの様子について話していただきました。5校時に1・2年生、6校時に3・4年生に向けて写真等を見せながら詳しく説明していただきました。共同調理場で実際につかられているたくさんの機械を紹介されましたが、子どもたちは、大変興味をもったようでした。また、働かれている方々が暑い日も寒い日も自分たちのために給食を作ってくれていることを知り、改めて感謝の気持ちを高めていたようでした。
授業の後半で、栄養職員の方に質問をする時間を設けてありましたが、子どもたちならではの難しい質問にも笑顔で答えていただきました。子どもたちの感想では、「感謝の気持ちを大切にして食べたい。」や「私たちのために作ってくれているので、残さず食べたい。」など発表していました。
給食は、子どもたちが楽しみにしている時間です。「校長先生、明日はカレーですよ。」と、次の日の献立を教えてくれる子もいます。子どもたちが安全で、安心して食べられる美味しい給食を日々提供していただき、本当にありがとうございます。
  

2月7日(火) 子どもたちの感性の豊かさ

学校の廊下の色々な場所に、学習の足跡となる作品が掲示してあります。低学年の学習の様子を見た後にふと掲示板を見ると、2年生が初めて詩を作ることに挑戦した作品が掲示してありました。見たことや感じたことを詩に読んでいるのですが、その内容を読んで、子どもたちの感性の豊かさに驚かされました。
お風呂で暖まったのにドアを開けると寒かった経験、跳び箱を跳んだときの気持ちなど、その時々の感情がよく表現されていました。きれいな夕焼けをずっと見続けていたいという気持ちがこもった詩もありました。中でも、題名に「人生」と付けられたものもあり、2年生とは思えない発想にびっくりしました。
このような子どもならではの感性を、大切にしたいものだと思いました。
  

2月6日(月) ボールの音に誘われて

6時間目に、6年生の体育「ボール型ゲーム」でバスケットボールを行っている様子を見せてもらいました。授業が始まる前に、体育館に移動していた一人の男の子が、校長室で仕事をしている私に気付いたようでした。窓越しに見ていると、ドリブルをするジェスチャーをして、バスケットをすることを教えてくれました。その後、校内を回っていたのですが、体育館から聞こえてくるボールの音に誘われて、足を運んでしまいました。部活動で長くバスケットボールを指導していたこともあり、体育館でボールの跳ね返る音を聞くと、心も弾んでしまいます。
担任の先生も入って、熱戦が行われていました。思わず「走れ-。」「シュートを打て!」と声を上げて両チームを応援していました。授業で使うホワイトボードを見ると、単元の計画の終わりの方に「先生方チームと試合をする」という学習活動が書いてあり、楽しみになりました。