校長室から

2月13日~2月17日

2月17日(木) 昼休みに現れた「ホーキーズ」

昼休みに窓の外を眺めると、いつも朝の時間に学校をきれいにするために活動している「ホーキーズ」の子どもたちが校訓碑の近くを掃除しています。不思議に思い、担任の先生に理由を尋ねてみて合点がいきました。今朝、一人の2年生が、中庭周辺をきれいにしてくれていましたが、何となく元気がなかったので声をかけました。その子が言うには、「最近、落ち葉があんまり落ちていないから、ホーキーズに行こうと誘っても、みんな集まらないんです。」と言っていました。「それじゃ、校長先生を手伝ってくれるかな?」と話すと、喜んで落ち葉を集めてくれました。そのやりとりを見ていた担任の先生が、学級全体に「何のために活動するのか」という目的を問いかけられたそうです。とても大切な投げかけだと思います。その結果、誰から言われたわけでもなく、昼休みに自分たちで考えてホーキーズの活動をしたらしいのです。担任の先生の投げかけは、子どもたちの「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」のすべてを高めることにつながっていると感じ、有り難く思いました。
  

2月16日(木) 教頭先生の読み聞かせに歓声が・・・・

本日は、朝の時間を使って読み聞かせを行う日でした。本校の読み聞かせは、その学級の担任以外の職員が訪れる教室の子どもたちのことを考えて本を選び、お話をするようにしています。子どもたちの様子を見るために各教室を回っていると、2年生教室から歓声が聞こえます。だれが、どんなお話をしているのだろうと教室に入ってみると、本校の教頭先生が何種類ものきょうりゅうが登場する絵本を使って、子どもたちの視線を釘付けにしていました。教頭先生がユーモアたっぷりにお話を進め、その展開に子どもたちの笑い声が教室中に溢れていました。
本校は、全職員で52人の子どもたちを見守り、育てる学校です。日頃から先生方が様々な工夫を凝らして教育活動を進めている様子を見ながら、私もたくさんのエネルギーをもらっています。
  

2月15日(水) ごあいさつ運動

本校では、毎月5のつく日を「ごあいさつ運動」を行う日と位置付け、子どもたちの「あいさつ」を交わす力の向上と交通安全への意識を高める取組を続けています。保護者の方々にご協力いただき、通学路の要所で、登校する子どもたちや地域の方々へ「おはようございます」と、あいさつの声をかけてくださっています。以前は、地域の方々や本校の卒業生の保護者の方も一緒に取り組まれていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、地域学校協働活動「すくすく芽生えの会」で話し合い、現在の形で継続しています。すくすく芽生えの会の「チームたくましく」で支援していただいている方々は、本年度作った本校オリジナルの帽子をかぶり、子どもたちの登校や下校の様子を見守っていただいています。
寒い朝でしたが、本日が担当の保護者の方に集まってもらい、「ごあいさつ運動」を行いました。声の大きさは子どもたちによって違いはありますが、「おはようございます」とあいさつを交わしていました。「ふるさと『・か・せ・が・わ』小学校の姿」・・・わやかなあいさつが響き合う学校」を目指し、取組を継続していきます。日頃よりご協力いただいている保護者並びに地域の方々に、心より感謝申し上げます。

2月13日(月) 花咲く春が待ち遠しい

「わあ、また大きくなってる。」「○○ちゃんのは、大きいよ。」最近の1年生の関心事は、一人一鉢で植えたチューリップの生長のようです。正門で「おはようございます」の一礼をすると、すぐに鉢の近くに行って確かめています。土日は温かくなりましたので、先週よりも土の上に伸びた葉の部分が大きくなっていたようでした。昨晩雨が降ったにもかかわらず、やはり水やりをしていました。その中の一人が、「あんまり水をあげると、お腹いっぱいになっちゃうよ。」と話していました。そんな子どもたちの会話を聞いていると、私も春が待ち遠しくなりました。