美里町立励徳小学校
2025年6月の記事一覧
1・2年生は、芋苗植えに挑戦
5月13日(金)
前日の高学年バケツ稲に続き、この日は、1・2年生の芋の苗植えがありました。
ずっと雨でなかなか実施できませんでしたが、奇跡的に雨が上がり、歩いて20分ほどのところにある畑で行いました。
前日、私が、畑を見に行くとすでに地域の方がいつでも植えられるように耕しマルチシートも張っていただいていました。ありがたいことです。
実は、昨年は、サツマイモを収穫する前にシカがすべて食べつくし収穫することができなかったという残念な出来事があったということで、今年は、柵の設置の仕方を変えてみましたとのこと。これまたありがたいことです。
この日は、4人の地域の方が子どもたちに苗の植え方を教えに来ていただきました。
この広い畑。子どもたちは一人数十本の苗をご指導いただきながら植えました。2年生は昨年も経験していたということで手際が良かったと地域の方からお褒めの言葉をいただきました。
予定の時間よりかなり早く終わったようで、私が、用事を済ませて畑に見に行ってみると、子どもたちは誰もいなくて地域の方が最後の仕上げをしてくださっているところでした。
昔は、雪も今より降っていてご自分のお子さんは、田んぼの畔をそり滑りしていて下の川にそのまま落ちてしまわないか心配しながら見守ったことやお子さんがお風呂に入ったとき服で隠れたところも真っ赤になっていた、よく聞いてみると一緒に遊んだ友達も同じでそれぞれ病院に連れていかれたところ「はぜまけ」だった。はぜの木と知らずみんなで木登りをしたということが後になって分かったことなど昔話にも花が咲きました。
今の子は、そんな危ないことはしませんよね。
という話で私は、畑を後にしました。
学校に戻ると子どもたちは到着していて
「どうだった?」
と聞くと、
「ヤモリ捕まえてきた。」
「校長先生、見て!」
「で、何をしてきたの?」
ともう一度聞きましたが、なかなか芋の苗植えという単語は聞かれませんでした。
それもそのはず。
蛇の抜け殻を見つけて記念撮影。帰り道の脇にある用水路に入って生き物探しに勤しんでいる様子の写真を発見しました。
まあ、何はともあれ豊かな自然と地域の方の温かさを感じた子どもたちだったようです。
今回もまたまた地域の皆さんにお世話になりました。
本当にありがとうございます。