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カテゴリ:校長のつぶやき

「花」から「学び」?

出勤すると、泰山木の植え込みに

が咲いていました。

体育館横には、

が咲いています。

名前が分からなかったので、Googleレンズで撮影すると、瞬時に

「テッポウユリ」

「サルスベリ」

と教えてくれました。

携帯(パソコン)は、とても便利です。

 

子供たちには、一人1台のタブレット(パソコン)が配付されています。

分からないことは、今朝の私と同様、瞬時に調べることができます。

子供たちにとって、「タブレット(パソコン)」は、国語辞典や英和辞典、百科事典と同じように、学習や生活の重要なアイテムとなっています。

図書館に行って図鑑で調べてきた私たちの子供時代とは雲泥の差があります。

それに伴って、学びは、

「知識を習得していることは前提(分からないものは調べればいい)」

となり、

「知識をどうやって活用・表現するか」

に重点が移ってきています。

しかし、私たちの「脳」は、新しい時代には瞬時に対応できないようです。

残念ながら、なかなか、それを言い表す「言葉」と「使い方」が浮かんできません。

また、面白いことに、タブレット(パソコン)使ってかなりの記事を読んでいるんですが、数時間経つと詳しい内容を思い出すことさえできません・・・なので、これまでと同様、

子供たちは、ノートを使って「読み」「書き」「計算」

大人は、「新聞」「雑誌」「本」の長文を読む

などで、学びの基礎を固めるしかないのかもしれません。 

ROASSO TOWN(熊日読者にお届けするロアッソ熊本情報紙)に掲載されました!

7月19日(水)に、ロアッソ熊本と熊日新聞社の方が来校し、ロアッソ熊本の観戦チケットをいただいたことが、 ↓ 

https://es.higo.ed.jp/oozus/blogs/blog_entries/view/34/ab5281c68391492b22dd704f97c50fe0?frame_id=118

標記の情報紙に掲載されました。

【ROASSO TOWN 2023.08.04発行(スタジアム周辺エリア「ロアッソタウン」にお住まいの熊日読者にお届けするロアッソ熊本情報紙)より掲載】

 

情報紙も児童数分いただきましたので、28日(月)に配付する予定です。

楽しみに待っていてください。

ロアッソ熊本と熊本日日新聞社、そしてご協力いただいた大津南販売センターさん、ありがとうございました。

お盆明け

お盆が過ぎ、久しぶりに出勤しました。

2日間の閉庁を含めわずか5日間のお休みでしたが、泰山木の周りにはかなりの落ち葉が散っていました・・・

相変わらずけたたましい蝉の声が、泰山木と楠木から聞こえています。

 

運動場や校舎周りを歩くと、

雑草たちが、人がいないお盆を謳歌し、さらに元気になっていました。

 

お盆中も、

「卒業生です。校庭を見て回ってもいいですか?」

と、懐かしそうに南小の校舎周りを散策された方がいらっしゃったそうです。

  

級友と学び、苦楽をともにした校舎・敷地は、時が経っても愛おしい存在なんだなと感じさせられます。

南小校区の保護者、地域の方々と接していると、

古く、傷みが激しい校舎、

除草作業に苦労させられる広い敷地、

整地が難しい粘土質の運動場

ですが、

「後世の子供たちのめに、現世代である私たちが大事に使っていかなければならない」

と思わされます。

暑い中ですが、26日(土)のPTA美化作業大変お世話になります。

2023年度熊本県人教課題別研究会

台風6号の雨が残る中、標記の研究会に参加しました。

講師の来熊が遅延したため、前半と後半を入れ替えての実施となりました。

 

前半の実践報告では、

「保・幼・園・小・中・高・行政が連携し、児童、保護者を支え、学びを保障していくこと」

の大切さをあらためて感じました。

人権教育の最終目的は、

「自分、家族、地域を好きになること」

であるとの言葉がとても心に響きました。

 

後半は、「『全国高等学校統一用紙』の目指すもの」という講演がありました。

企業が採用のために行う「身上調査表」や「面接の違反質問」の不合理性について学びました。

子供たちの将来を左右する採用試験。

企業側に取っては、将来を担う人材確保の場。

本来は、個人の適性と能力を測るべき採用試験に、家族や地域といった企業側の損得勘定が見え隠れするという現実。

「言わない・書かない・提出しない」

という学びと取組が、進路を保障していくと訴えられました。

最後に、参加者の今後の行動を促す

「意思と行動で社会は変わる」

という言葉で締めくくられました。

 

帰宅していると、順天堂大学医学部の不正入試問題がニュースで流れていました。

「浪人年数が一定の年数以上のものを一律に不合格とする合否判定基準を適用して不合格判定を行ったことは違法である」

などとして、大学側に慰謝料など約180万円を支払うよう命じたとのことでした。

 

今日の学びと相まって、

「私たち大人は、子供たちの将来のために、正しいことを主張していかなければならない」

とあらためて実感しました。

台風の被害はなかったでしょうか?

昨夜、雨と風が強くなり、目が覚めてしまいました。

学校に向かうと、教頭先生がすでに到着されていました。

校舎内の被害がなかったか、確認されるそうです。

しっかりした教頭先生です。

敷地を見て回りましたが、大きな被害は無かったようです。

駐車場

中庭

手振れしてしまいました・・・

 

しばらくは、強風と雨が続くようです。

油断禁物です。

しばらくはご自愛ください。

もし何かありましたら、学校までご連絡ください。

「カナヘビ」から「ニホントカゲ」へ

学童の女の子4人が、むしカゴを囲んで遊んでいました。

声をかけると、トカゲらしき生き物を見せてくれます。

「しっぽが切れているのがニホントカゲ!トカゲの仲間」

「しっぽが切れないのがカナヘビ!ヘビの仲間」

なんだそうです。

この見慣れたトカゲが「ニホントカゲ」だということを初めて知りました。

興味関心があることには、感心するくらい知識が豊富です!

まるで博士ちゃんです!

 

しかし、大津南小のカナヘビは、いよいよ絶滅危惧種になりかけています。

 6月16日(金) ↓

https://es.higo.ed.jp/oozus/blogs/blog_entries/view/155/b25f311e527c375758d7c473cb8d41ab?frame_id=177

保護の対象になるのは、時間の問題かもしれません。

「勉強する」意味が分からない・・・

昨日の午後、会議がありました。

 

子供から

「学校に行きたくない・・・」

「働きたくない・・・」

「勉強したくない・・・」

という愚痴(ぐち)が出たとき、

「大人(親・先生)として、『何のために勉強するのか?』をどう説明するのか」

という話題になりました。

 

ある方は、

「義務教育だけん!国が決めたことだけん!」

別の人は

「生きていくために!」

A先生は、

「だまされないように(自分らしく生きていくために)」

 という回答をされていました。

 

 

先日行われた大津町の教職員の研修会 ↓

https://es.higo.ed.jp/oozus/blogs/blog_entries/view/155/c541fcf8e16ff0243d60df383b6227a9?frame_id=177

講師の尾崎春樹さんは、

「自分の将来の可能性を潰(つぶ)さないため」

と答えるようにしているそうです。

 

他の先生に聞いてみると、

「生きる糧を得るために」

「生活するために」

とおっしゃっていました。

 

私は、

「稼(かせ)ぐために!(より良い生活をするために)」

と考えています。

「お金は他者に提供した価値(労働)の対価」

です。

仕事を理解したり工夫したりしないと稼げません。

なので、我が家のお小遣いは業務請負制(ぎょうむうけおいせい)です。

 子供との業務契約(例:洗濯物干し1回いくら)に基づいて支払っています。

 

大人(親・先生)として、自分なりの回答を準備しておいた方が賢明かと思います。

子供は必ず質問してきます。

我が子は、受験期や勉強で躓(つまず)いたとき、勉強が面白くなくなったとき、

「何のために勉強するのか分からん」

とつぶやいていました。

台風接近の雨?

南小に到着すると、雨が降り出していました。

昨日、環境整備委員さんに刈っていただいた花壇は、すっきりとしています。

 

台風6号は、雨台風のようです・・・

かなりの雨量が予想されています。

スポーツも、勉強も、災害も備えあれば憂い無しです。

南小は、台風対策OKです!

ありがとうございます!

日直の先生から

「金曜日、6年生と水曜日のソフトボールの保護者の方から、『運動場の状況が厳しいので草刈りしていいですか?』との申し出がありました」

とお聞ききしたので、運動場に出てみました。

すると、運動場真ん中付近と

運動場南門付近

がきれいに刈ってありました。

暑い中の作業、大変だったのではないかとお思います。

ありがとうございました!

通信障害・・・台風対策!

朝から通信障害です・・・

職員室のパソコンが使えません・・・

台風は接近中・・・

出張等で人はいません・・・

5人で何とか台風対策をしました。

流石(さすが)、慣れた先生方です!

校舎周りを見見て回り、テキパキと台風対策をしていただきました。

台風が来ないことを祈ります。

 

運動場では、

学童の子供たちが楽しそうに野球をしていました。

大きな声が聞こえてきます。

学校にはやっぱり子供の声です!

ほっこりしました。

久しぶりの出勤・・・

久しぶりに出勤しました。

体調が優(すぐ)れず、6年生のキャンプに顔出しもできませんでした・・・

申し訳ありません。

今日は、台風接近のため、風があり比較的涼しく感じました。

 

今日も、環境整備員さんに草を刈っていただく日です。

最近、ずいぶんがんばってもらっています。

今日もよろしくお願いします。

第21回九州地区健康教育研究大会(熊本大会)

第21回九州地区健康教育研究大会(熊本大会)が、市民会館シアーズホーム夢ホールで行われました。

熊本大会ということで、蒲島知事とくまモンも登場したそうです!

 

午後は、熊本市国際交流会館に別れての分科会でした。

大津南小で一昨年度・昨年度と研究に取り組んだ「歯・口の健康づくり」について、熊本県代表として昨年度の研究主任が発表を行いました。

大分、佐賀の代表者も発表されましたが、大津南小の研究に質問が集中したそうです。

その質問に対しても的確に回答し、

素晴らしい実践を披露することができたようです。

参加された先生方から、感謝の言葉かけがあっていたということでした。

 

一昨年度、昨年度、そして本年度の発表と、取り組み・まとめ・発表していただいた昨年度の研究主任の先生、大変お疲れ様でした。

子供たちの「歯・口の健康づくり」に、中心となって取り組んでいただき、大変感謝しています。

ありがとうございました。

やっと、夏休みに入れそうですね。

ゆっくり休まれてください。

学童の子供たち

外から子供たちの声が聞こえてきました。

出ると、

 

学童の子供たちが遊んでいました。

じゃんけん対決を挑んできたので、勝負しました。

8連勝!

快勝してしまいました。

お家できちんと練習してくるように、アドバイスしました。

 

学童の先生とお話しすると、

「今日の学童の数は36人。少し減りました」

とのことでした。

お世話になります!

 

校長室にもどると、室温30度超えです・・・

先日の落雷から、1年生教室と校長室のエアコンは壊れたままです。

ん~暑いです・・・

8月1日朝

流石(さすが)夏休みです・・・

セミがけたましく鳴いています。

学童、陣内幼稚園の車が行き来するばかりです。

 

めずらしく過ごしやすい朝でした。

 

災害級の暑さが予報されています。

今日も体調管理が必要です!

南小のたそがれ

夕方、大津高校のサッカー部員2人が

「運動場を使わせてください」

と職員室に申し出に来ました。

 

「令和5年度全国高校総体(インターハイ)が終わりました・・・」

「市立船橋に負けました・・・」 ↓

https://koko-soccer.com/report/3152/4504-2023inhi0730111

「2対2でした・・・」

「PK7対8でした・・・」

と、とても悔しそうでした。

 

帰宅前、運動場を見ると、

熱心に練習をしていました。

目標を持つと人は夢中になるようです!

大津町学校人権教育研究会

午前中、大津町学校人権教育研究会に参加しました。

 

   【 広報おおづ 2011.6より掲載 】

「明日は いい日になる」という演題で、杉本さん(劇団 光座)の講話を聞きました。

冒頭、自分の母親や父親、兄、親戚のお話を笑顔で語られました。

決して笑えるような内容では無い部分もありましたが、屈託のない笑顔とステキな話術で聞きやすい状態で伝えていただきました。

とても魅力的な方で、お話に引き込まれてしまいました。

その経験から、

「親をうらむ子供は、人をうらむようにようになってしまう」

「色々なことは忘れてしまうが、さびしさだけはわすれない」

「『貧しさ』や『戦争』が人を変えてしまう」

などの教訓を得たお話をされました。しかし、

「学ぶことで 差別はなくせる」

「学ぶことで 人はつながる」

と、おっしゃっていました。

 

さらに、部落差別をはじめあらゆる差別と向き合ってこられた経験について、分かりやすくお話していただきました。

  

人権学習は、全国津々浦々で、長い間行われてきたはずです。

しかし、今だに、

「学校時代にはじめて部落問題を知りました。いまだにそんなことがあっているなんて・・・知りませんでした。これからたくさん学習したいです」

という子どもの人権学習の感想を見る機会が多いそうです。

ここには、

「人権学習を学んだ教職員を含め大人が、自分事としてとらえきれていない」

現実があるんじゃないかとおっしゃっていました。

さらに、

「差別問題にどれくらい無関心で生きてこれたかをきちんと自覚する」

ことが大事であるともおっしゃいました。

 

「人権教育が未来をひらく」

「子どもを通して社会を良くしたい」

という熱いメッセージが心に響いてきました。

7月最終日となりました

夏はあっという間に過ぎていきます。

とうとう7月も最終日となりました。

校門をくぐると生け垣がさっぱりしていました。

本校にかつてお勤めだった先生に刈っていただいたようです。

かつての南小の美しさを取り戻すべく、活動されています。

 

しかし、熱帯のスコールのような夕立?で、草の生長は勢いを増しています。

なかなか除草が追いつきません。

 

先週の金曜日の環境整備員さんの草刈りで、撤去予定の滑り台付近はすっかり除草されています。

今日も、環境整備員さんに除草をしていただく日です。

どうぞ、よろしくお願いします。

学人研 第2回基礎講座に参加しました

午前中、「学人研 第2回基礎講座」に参加しました。

「差別」を自分事として実感された時のお話、大津町の部落差別の歴史、児童生徒集会の起こり、そして今、差別について今考えていることなど、支部長の講話を伺いました。

講話をお伺いする中で、その都度、心が揺さぶられました。

「愛情だったはずの感情が、憎悪に変わっていく・・・」

「部落からは逃げられたけど、逃げ切れたかい・・・」

「足を止めて振り向くことも大事。無理はせんでいい」

「この村の、この町の実情、歴史を知ってもらいたい」

「大津町に異動して来たら、出会い直しをして、子供たちのためにできることは何でもやってほしい」

「啓発は、相手を信頼しなければ成り立たない」

「自らが自分の差別意識をどう捉えているかが大事」

「差別落書きをした人にも、差別落書きをせざるを得なかった理由があるはず・・・」

どの言葉にも含蓄があり、その当時の状況が目に浮かび心が揺れました。

 

一番印象に残っているのは、

「恐れず、差別落書き事件をはじめ差別の現実に目を向けないと、差別は解消されない。子供たちにも『差別落書き』を見せた。何かあっても先生方の責任ではない。いろいろな事があるかもしれないが私が対応する」

という支部長の決意と、

「子供たちのために」

「この村のために」

「大津町のために」

と繰り返し話される言葉を聴くうちに、自分の目に涙がにじんでいることに気付きました。

 

「差別を解消する側に立つ」

よく使われる聞き心地の良い言葉ですが、この講座を伺い、自分の立ち位置を改めて考えさせていただきました。

 

自分の中に巣くっている常識、当たり前、都合の良い概念と対峙し、差別を解消する側に立てるように自己研鑽に励み、差別解消に向けて取り組みたいと思います。

草刈り作業、お世話になります。

セミの鳴き声が、一段とけたたましくなっています。

朝から気温は28度超えでした・・・

 校舎の周りも運動場もフェンス沿いも草だらけです・・・

 

今日は、待ちに待った環境整備員さんに除草をしていただく日です。

刈払い機が一台故障していたため、持参して作業していただきました。

環境整備員さんの草刈りが早いか、草の伸びが早いか・・・

競争のような状況です。

暑い中、大変お世話になります。

夏休み学習会前半終了!

夏休み学習会前半が終了しました。

初日は無言気味だった子供たちも、学習サポーターの皆さんにすっかり慣れたようです。

各教室から楽しい会話が聞こえてきていました。

また、課題もかなり進み、自由研究の題材探しに応じていただいている学習サポーターさんもいらっしゃいました。

1・2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

学習意欲に燃え、

「校長先生、もっと難しいプリントをください」

と、学習サポーターさんに後押しされ、職員室に問題を取りに来た子もいました。

子供たちは、本当によく頑張っていました。

夏休み学習会前半、お疲れ様でした。

  

夏休み学習会前半の振り返りでは、

「学習は、繰り返しが大事だ」

「大人でさえ、しばらくすると忘れてしまう」

「課題が終わった子は、家から自分で学習するものを持ってきたらいいのに・・・」

「子供たちは、時間まで一生懸命がんばっていた」

などのお話をいただきました。

 

夏の学習会の目的は、

「子供たちの達成感や満足感を味わわせる」

ことでした。

十二分に達成できたのではないかと思います

学習サポーターの皆さん、支援員の先生方、そして先生方、子供たちのためにていねいにかかわっていただき、ありがとうございました。