セイナンパワー

ブログ

修学旅行 6

道中の眠気に耐えつつ(私が)、1組のバスは無窮洞へと向かいました。

無窮洞は戦時中に国民学校高等部の生徒(今の中学生)が教師の指導のもとで掘った防空壕です。中はかなり広く、岩(凝灰岩)をよくこれだけの規模で、しかも中学生が掘ったものだと感心して見ていました。が、滲み出る地下水に棲むサワガニへの反応が一番大きかったかもしれません。それでも、ある児童が「どうして掘ったところの土がこんなに固まっているのですか?」と聞いてきたので、「いや元々ここは全部岩なんだよ。ここにある道具(当時のクワやツルハシが置いてあります)で、中学生が掘ったらしいよ」と、数分前に洞へ入る前みんなで聞いた説明をもう一度しました。「えええええ!」と、初めて聞いたような良い反応。現場を見ることは、とても大切です。

さて、今は和泉屋でショッピングタイム。みんな黄色い買い物かごを下げて、ワイワイと家族へのお土産を選んでいます。すっごく難しい顔して、暗算で計算していました。誰に、いくらの、何を、何個買うか、悩むでしょうね。これからハウステンボスでも買い物したいだろうし。

修学旅行 5

よく寝ていました。11時過ぎに部屋の前を通っても物音一つしませんでした。私の部屋は子ども部屋の隣でしたが、ずっと静かなものでした。

昨夜、班長会議で、「しっかり寝なさい。すぐ寝なさい。なんさま寝なさい」と念を押しました。夜中まで起きてやろうと目論んでいる子がいたようですが、疲れ、満腹感、布団の3セットに抗えなかったようでした。そのかわり、早朝4時ごろに空腹で目を覚ました子もいたとか。それも、昨晩食い込んだ子ほど、胃が広がって腹を空かせていたらしいです。

そして、何よりも体調不良が一切なかったことが何よりも良いことで、養護教諭は経験上初めてのことだと、とても喜んでおりました。健康が何よりですね。

午前6時起床。6時半朝食。メニューはシャケ、ハム、卵焼き、昆布佃煮、サラダ、煮しめ、味噌汁、フルーツポンチでした。

猛烈な腹ペコ児童もいますが、朝はあまり食べられない児童もいます。メニューの全てを一切残さず食べ切ったのは、わずか2班でした。

今から佐世保に向かいます。

修学旅行 4

ホテル矢太楼南館に到着しました。

矢太楼南館は長崎湾を南側から一望する高台にあり、長崎湾はもとより、対岸の造船所や遠くは長崎湾を長崎市南部で結ぶ女神大橋もよく見えます。時間的に夕暮れ刻で、素晴らしい眺望でした。夜景も美しいでしょう。

ちょいと休憩後に入浴です。児童の何人かはシャンプーを忘れたと昼から心配していましたが、全部大浴場にありました。良かったねえ。

そして、お楽しみの夕食です。メニューはチャンポン、ハンバーグ、唐揚げ、オムレツ、シュウマイ、サラダ、カレーです。

食後は班長会議で、今終わったところです。

これからはクラスごとに夜景を見て、午後10時には就寝です。

1日を振り返ってみて、何事もなく全てが順調というわけではありません。個別に見れば、みんなで決めたルールや公共のマナーに照らして、考えてほしいと思い指導することは少なからずありました。だが、それも修学旅行の貴重な学びの機会です。子どもたちがその学びをこれからに生かしてほしいと願います。

さ、夜景見て寝かします。

※スマホだからか、写真の掲載がどうしても出来ません。明日もテキストのみで掲載します。

修学旅行 3

昼食後はなかなかのボリュームでした。

平和公園にて、クラス写真撮影後に祈念像前での平和祈念集会を行いました。公園はちょうど空いている時間だったので、爽やかな風と穏やかな陽射しの中で厳かに営むことが出来ました。

その後は活動班に分かれて、爆心地の要所をめぐる2時間のフィールドワークでした。各班はガイドさんの案内で、平和公園、山里小学校、如己堂と永井隆記念館、浦上天主堂、原爆落下中心地公園を回りました。そして、最後に原爆資料館を約1時間見学しました。

今日の学びは、明日の帰宅後に聞いてみてください。

今からホテルに向かいます。たくさん歩きましたので、夜はすんなり寝るだろうと思います。いや寝てほしい。

修学旅行 2

今、お昼ご飯です。

先程まで、被爆体験講話でした。八木道子さんの熱い語りをしっかりと受け止めて、話の後は良い質問も出していました。だから、お腹がペコペコのはずです。朝食も早かったでしょうし。

メニューは、春巻き、コロッケ、大学芋、肉団子の甘酢餡かけ、長崎皿うどん、卵スープにご飯です。大皿料理なので5〜6人で取り分けます。おかずをよそう子、ご飯をよそう子、お茶を注ぐ子、自然と役割分担が生まれました。これも大事な勉強ですね。中には、自分の分のご飯を大盛りによそい直す、ご飯がススムくんも何名かいました。また、残すのをためらう子、ご飯を追加したにも関わらず他班の分まで食べる班(3組男子)、いつまでも食べ続ける子など、様々な様子があり見ていて飽きません。皆元気に食べています。

次は、フィールドワークです。班行動で子どもらは試されます。ここも、子どもたちの様子は楽しそうです。