学校生活

学校生活

親指

登校中に

 

927日 
朝ミーティング 

お題は『今日たのしみなこと』でした。

 

5.6年生は合同学習で陸上記録会のことを言っていました。

はじめから全員、陸上が得意とか好きな子ばかりではなかったと思います。

でも、こうして『たのしみ』のくくりに入るってとってもうれしいことでした。

この日の日記(きよらっこノート)にも、全員が陸上記録会のことを書いていました。

1位がとれて嬉しかった子、リレーをとおしてきずなを感じた子・・・。

中距離を走った子は「・・・きつくなったときに、先生から教えてもらったことを思い出してやってみたら、少し楽になりました。・・・」と書いてありました。

ついつい順位やタイムにばかり目が行きますが、陸上ってこんなすてきなことがあるんだな・・・と。

『結果』だけでは伝わらないことってたくさんあります。

 

1年生は「音楽の発表です」と。

業間に音楽集会があり、1年生が発表してくれました。

保育園の時に習った手話をつけての『♪虹』の歌と、習い始めた鍵盤ハーモニカで親指をつかっての演奏曲でした。

感想発表で大好きなお兄さんたちからたくさんほめられて、1年生はにっこにこでした。

「手話が上手でした。保育園のことを思い出しました。」と発表した子もいました。


夕方、用事で保育園に行き、保育園の先生に虹の発表のことを伝えると、とっても喜んでくれました。

帰り道に子どもたちから「べえべえのおばちゃん」とよばれている方から、ほりたてのおいもをもらいました。

背中

9月25日(火)の夜、きよらホールで南P連の講演会がありました。

講師は一人芝居でも有名な方で、「今 子どもたちのために 大人が始めること」と題してお話くださいました。

教師時代から『一番きびしい子ども』を輝かせることが大事だと思っていること、

教育は新しく変わろうとしていること、

暗記型はもう終わり、教え合い、対話し合いながら、まとめる おりあいをつける・・・ これからの教育のことを先生たちに向けて話しながら、保護者の方にも「こなふうにに変わっていくんですよ。」と。

 

保護者の方へは、「あなたでOK おれOK」「自分をほこりに思う」→自尊感情を育てましょう!と。

子どもの、「見て見て!」と注目を要求する行動には、いろいろ(不適切な行動も)あります。

親や先生は責任がある立場だから、(本当は生きているだけで満点だとわかっているのに)叱ってしまうことが続いたり。

無償の愛のはずなのに、条件が付いた愛になっていたり。

昔に比べて 出会っている大人は家族、先生、と限られてきている。
狭くなって決まった人だけになってきている。

今日帰ったら子どもに伝えてください。
「お母さんはあなたをうんで幸せだよ。」
と。
保護者の方にそう話しながら、「先生は、あなたと出会えて幸せだよ」と言っていますか?と問われているようでした。

 

「子どもは、できるだけいっぱいのおとなに囲まれて育った方がいい。」ともお話しくださったとき、中原の風景が浮かびました。

毎朝、交通指導しながら荷物が重い時は持ってくれる方。

「いってらっしゃい」「おかえり」と声をかけてくれる、住宅のみんなのおばちゃん。

毎日集合場所に来て、見えなくなるまでみんなの背中をみおくってくれるおばあちゃん。

いつもいつも、ありがとうございます。

 

講演会の帰り、満月でした。

これから夜が長くなります。

冷える日もありますので、気をつけて。

無意識

「おはよう。朝ごはん食べてきた?」

「はい、なんか知らんけどおはぎも食べなさいって、だしてありました。」

おうちの方が、暑さ寒さも・・・のおはぎをつくられたのでしょうね。

なんか知らんで(無意識に)食べても、心に残っているはずです。

大人になって、あのころ・・・となると思います。

 

9月21日は、English  Friday

中原小の子どもたちは全員、毎朝登校して職員室を通るときに、ドアのところであいさつをしてくれます。

金曜日は「Good morning!

普段から、立ち止まり頭を下げて「おはようございます」を言ってくれる子は、そのまんま「Good morning!」も言ってくれるのです。

(長友選手のお辞儀のシーンみたいで、一瞬止まってしまう・・・これが毎週で新鮮です。いつも気持ちよく、ありがとうね!)

 

ふりかえると・・・(20年前くらい?)小学校の総合的な学習で、いろんな国のことを知ろう!というような国際理解学習の中で英語活動が始まりました。

そして10年くらい前から、外国語活動の授業になりました。

これまでは、どちらも5.6年生でした。

これからは、外国語活動が3.4年生にも入ってくるし、5.6年生では、(自分たちの頃は)中学校ではじめてだった「書くこと」「読むこと」も入るようになります。

 

 18日(火)は、こうして新しくなる小学校の英語教育に向け、菊池・阿蘇小学校英語教育アドバイザーが来校し、4年生の授業参観と事後指導をしてくださいました。

とってもわかりやすい英語教育資料も、学校にプレゼントしてくださいました。アドバイザーの先生作です。

たくさんの中からまず・・・と開いた『外国語活動指導上のポイントという資料の中に、

『小学生の児童には英語と戯れながら、英語の音の流れにたじろがない対応能力を身につけさせたいもの。

子どもたちは間違いもするでしょう。

試行錯誤しながら自分が聞いたり使ったりした言葉を蓄積していくたくましさを身につけてほしい。

 

意味のある場面の中で、子どもが知らないうちに繰り返し練習できるような指導技術を身につけて、子どもが英語のしくみや語順に気付き言葉を蓄積していくことでしょう』

とありました。

 

アドバイザーさんと学生時代からのお知り合いの先生のクラスは、朝のごあいさつだけでなく、健康観察から金曜日はすべて英語です。

子どもたちの「I’m~~.」に終わらす、先生から詳しくたずねる質問が続いたり、先生がつぶやかれたり…すべてが自然に耳に届いています。

蓄積ってこういうこともひとつですよね。

 

資料には『日本語とは異なる英語特有のリズムやイントネーションを無意識に経験できるのが歌やチャンツやライムです』

というスライドもありました。

英語らしい話し方やイントネーション 独特のリズム 音のかたまり フレーズ などを学ぶには・・・

 

21日の金曜日には前任のALTが3.4年生においでくださいました。

お帰りの時にはまた、サインをせがまれていました。

「ふぅっ」

かがやき学級 研究授業のめあては「ハ行の発音の練習」と「ルールを守る」の二本立てでした。

 

2ステージに入って今シーズン最後の水泳は、かがやき学級さんの貸切でした。


昨年の夏は、水をこわがって、かわいい担任の先生に抱き付いていたのに・・・・(!)8月末のプール納めでは、水中の石をもぐって拾っていました。

夏休みに、全保護者の方が当番でプール監視をしてくださったおかげでたくさん泳ぐ機会もあり、水中でブクブクしたり、にっこりプカプカしたりもできていました。

 

中央の方で障害者の雇用率水増しがあっている というニュースで流れていました。

でも海外には例えば全盲の大臣さんがいるとか、IT企業には障がいのあるエンジニアは高額で引き抜かれる!なんて記事が続いていました。

日本はいろいろなところで実質的な分離が増えてきている中で、中原小学校は、一緒に勉強することができ、ありがたく思っています。

 

ひとりひとりちがう子どもたちと、毎日一緒にいることで、自分の内側に新たな視点をいただき見直すこと、もうかること、考えがひろがること、なやむこと、キュンとすることがあります。

 

三連休の1日目小国支援カップでのボッチャ大会に参加したファミリーが、パート2位になり表彰状をいただきましたので、一斉下校の時にみんなの前で校長先生から表彰がありました。