学校生活
学校便りをアップしました。
学校便りNo.27をアップしました。
ご覧ください。
春。その② かけっこ教室
春休みに入りました。
3月26日 お休みに入ったら恒例の『かけっこ教室』です。
先週お別れをした卒業生を含む小学生19人と、朝から運動場で待っていたゆかいな3人のなかまと一緒に、ジョギングから始まりました。
トントン走りやチョコチョコ走り、いろいろなステップ、もも上げなどなど・・・・コーチのまねをしてすすめます。
大幅でできるだけ歩数を少なく、むこうのマーカーまで行くのは、スーイスーイと飛んで、見ていて気持ちがよかったです。
ぽかぽか春日和・・・。すぐに、あったかくなっていました。
休み時間は水分補給をしてから、遊びに行く約束や、高校野球の話や鉄棒!
お次のメニューはトラック内で、鬼がどんどんふえていく鬼ごっこ。
それから次は新しい道具を使ってです。
『投げる』を練習するために『中原後援会』様から購入いただきました。
他にも、子どもたちに『教科書ワーク』や、職員用図書なども『中原後援会』から毎年購入いただいています。職員の送別会を開いてくださるのです
本当にいつもありがとうございます。
この道具、正確な名前があるのだと思いますが、中原では『エビフライ』となりました。
春。その① 卒業
修了式の朝も、いつものように書いて持ってきていた2年生の 俳句タイトル付き日記で、卒業式の報告をします。
「かなしいな そつぎょうしき 本番だ」
今日そつぎょうしきがありました。六年生は、わたしにとって大切なそんざいです。でもいなくなってしまいました。とてもかなしいです。かなしすぎてなみだがでました。
かなしさで六年生たいじょうのときに えがおがつくれませんでした。
でも、少しは会えると思います。なぜなら○○さんが自てん車で中学校へ行くので、わたしが歩いてくるときに会えると思います。だからです。
かなしくて なみだにたえていられませんでした。
「クスン ハァ あぁ いやだ。そつぎょうしき ないといいのに。」と小さな声でいいました。
一番さいごは「じゃあね。」といいました。
「そつぎょうしき おわかれでたくさん ないたよ」
そつぎょうしきの時 きんちょうしました。
さいしょはれんしゅうしました。つぎに先生がマイクで「つぎは本番だよ。」
といいました。みんなは
「いやぁ、まじか。」といっていました。
本番が来たときに、たくさんおきゃくさんが来ていました。
らいひんの方があいさつをしてくれました。先生が
「たびだちへのメッセージ」と言ったので、六年生はいすをわたしたちの方へむけました。
わたしは大きな声で六年生に向かって言えたと思います。
かえるとき、六年生の「えがおがいっぱい」と思いました。
組織のつながりのことを『チーム』と言いますが、1年間を見通してのいろいろな企画と日常のやさしさや楽しさ、ここぞ!でみせてくれる力で、中原小の人と人、中原小と他の学校、中原小と地域、中原小と歴史をつなぎ、中原小を『チームとしての学校』にしてくれた6人の卒業生でした。
卒業制作ができあがりました。
さよなら ありがとう その2
卒業前に、6年生に担任以外の先生が授業 の続きです。
『30分クッキング!』
昨年一緒にバケツでお米を育てた先生が授業をしました。
昨年の保存していたお米を6年生がコツコツ精米し、炊飯をする授業でした。
この日の朝ミーティングのお題「今日楽しみなこと」で6年生は「先生とごはんを炊くことです。」と発表していました。
校長先生の授業は『算数』でした。
3つの四角形がくっついています。その合計の面積を求める問題でした。
毎朝登校して職員室へあいさつをするたびに、こまめに声をかけて世間話をしたり、毎日全教室を回って授業中の子どもの様子を見たりしている校長先生です。
子どもたちは自分の考え方を口に出していくたびに、校長先生はクスクス・・・
そしてケラケラ
それからガハハハ・・・・
(だって計算をして一辺の長さを出すところを、指の関節の長さではかるんですもん・・・!!そしてそれを関節技!と。
え?ほんと?と隣の子もやってみるんですぅ。)
本当はこの問題を解いてからの次のプリントも準備されていましたが、時間が来たので この問題の解説をしました。
子「へ~。中学校はこんなむずかしいことをするんですか?」
校長先生「これは小学校の勉強ばい!」
6年生が授業者をニッコニコにして終わりました。
(校長先生は予行練習の時「卒業式のとき泣きそうだ・・・」と、涙をがまんする練習をされていました。)
『国語』の授業をしたのは、3年生の時の担任の先生でした。
まずは漢字の読み方クイズ
続いての問題は
Q「笑う」「粧う」「眠る」「滴る」これに漢字一文字をつけると季語になるよ。なんだと思う?
元担任と子どもたちの波長はピッタリ!
発問にひとりひとりがつぶやくところ、相談するところ、自然に意見をまとめます。
『言葉』を知るのが大好きな先生の解答は解説がいっぱいくっついています。
(まるでプレ〇トを観ているような時間です。出張講座とかされると引く手あまたでは?)
次にたくさんの季語が黒板に貼られ、それを春夏秋冬に分けるのです。
また相談がはじまりました。
子「ラグビーは?」
子「ワールドカップが秋に開催だけん秋ばい。」
さすがの発想に感心したり 笑いをこらえたり・・・
それから次はオノマトペを使って・・・
普段の授業や一日の過ごし方も「この時間を無駄にしたらもったいない!」と時間を大事に使われる先生と、『季節のうつろい』や『美しい言葉』にココロを澄ましていました。
さよなら ありがとう その1
あれあれ?6年担任が3.4年生教室に?
卒業前に、6年生に担任以外の先生が授業をしています。
3月初めの週に3.4年担任が6年教室で『お弁当&愛情』の授業をしました。
『マジック&かがやき』
『宝物はなあに?』
『阿蘇&ヨーデル』
『足し算漢字 2画増やして』
子どもたちの思いと願いがつまった学級目標の実現に向けて!が一日一日感じられる、あっという間の1年間でした。
6年生は自分の学級のことだけでなく、中原小学校全体のことを考えて、やるべきことを徹底したり、学校を彩る企画をしてくれたりしました。
準備や慮りで不十分なところがあれば、担任から考えるチャンスを作ってもらい、やり直したり時にはツン!と背中を押してもらったり、うまくいったらたくさんほめてもらったりして大きく成長してきました。
1年生から5年生、先生たちからも信頼され、たくさんのことを任され、やり遂げてくれた6年生でした。
1年生が描いた、大!大!だ~い好きな6年生のお兄さんお姉さんの似顔絵。似すぎです!
(担任の先生の似顔絵は、ちょっと前に同勤した炭焼きが上手な元教頭先生にも少し似ています・・・。)