学校生活
秋空の下・・・
その①
1年生合同学習
10月28日に里山の宝物(文化財)見学に行きました。
幹周り18メートルの『竹の熊の大ケヤキ』の周りをみんなで手をつないで。
そのあと上中原の押戸石々群にのぼり、方位磁石を近づけてみたり、約4000年前のシュメール文字が刻まれているところを見たりしました。
その②
3年生の理科
10月29日 理科で太陽の動きと地面の動きを調べる学習
まずはかげふみでした。
短い休み時間、あまり外へは出て遊ぶ時間はありません。
昼休みは全学年や異学年もふくめて遊ぶことが多いからでしょうか。
同学年での遊び経験があまりないので、かげの勉強プラス同学年で遊ぶかげふみの『ルール』のいい勉強の機会にもなりました。(ふふふっ)
その③
4年生理科 秋の虫や植物を観察・・・・だったと思うのですがちょっと寄り道。
保育園のみなさんと一緒に植えたさつまいもは、夏休みにイノシシさんが食べていました。
もうないと思っていたら、小さいおいもが10個ありました!
その④
朝ラン中の空!
(朝の光が、脳のスイッチON!&成長のもとに!)
その⑤
体育がハードルになりました。
備えあれば・・・・
南小国町各所で防災訓練が行われた10月26日の前日、25日の5.6時間目に、5.6年生が食生活改善推進委員さんから『防災クッキング』を教えていただきました。
今年のパッククッキング(熱するおなべの水がよごれていても、清潔な器がなくても、栄養がとれる、簡単にできる)は『ピザ風蒸しパン』
それから簡単おやつ2種
『ふラスク』
『ミルクもち』
クッキングのまえにまず、災害のときにこまらないように、準備しておいた方がいいものや、知っておいた方がいいことを、クイズで教えてくださいました。
スーパーの店頭に食品がなくなっているお店の写真や断水の話は、最近の台風や水害のニュースでも目にしているので、遠くのだれかのことには思えず、みんな真剣に聴いていました。
材料の準備、班ごとの計量などは前もって食改の方がしてくださっていましたが、調理になったら主役は5.6年生です。
食改の方々は、子どもたちに次の手順を教えたら、見守ってくれていました。
試食の時にもう1品登場!
お湯を注ぐだけでお吸い物の『野菜もなか』でした
中原の湯田の方々が作られて、きよら祭のときにバザーで紹介していました。
もなかの中に、手作りのフリーズドライ野菜が入っていて、お湯を注ぐだけで上品なお吸い物、そして非常食にもなります。
会食の時に感想発表をしました。
○作るのがかんたんだし、楽しかったです。
○おいしいです。自分でも作ることができると思ったので、やってみたいです。
○ラスクが、こんなにかんたんにできるとおもわなかったです。
○ラスクを買うと意外と高いので、買うより作ろうと思いました。
○食べるとき、お皿を使わなかったから洗わなくてよかった。
食改のみなさま、毎年本当にありがとうございます。
家庭科の授業や、こうしたクッキングや、おうちの方の手作りお弁当や毎日の食事がきっかけになっているのだと思います。
先日の中・北部音楽会のときに、早起きをして、自分でお弁当を作ってきている子がいました。
Nice talking with you.
10月25日(金)高森町の小学校などでICTを活用した教育に関する研究発表会がありました。
13の授業を公開したそうですが、その中の1つは中原小学校 5.6年生との遠隔授業でした。
昨年度は遠隔授業で、お互いの地域のすてきなところを紹介し合って(中原からは中原精肉店 押戸石 Karin 河津製材所等)集めた情報をまとめたリーフレットができあがりました。
今年は「自己紹介」から「好きなこと」や「得意なこと」などをインタビューしたり「シルエットクイズ」をだしたり。
学習過程「なかばる学習」(たかもり学習)の「か」のところあたりで遠隔がつながり「スモールトーク」をします。
そして高森東と中原のふたりのデジタルコンビ先生が画面越しにデモンストレーションをして、子どもたちはその日の授業のゴールイメージをつかみます。
この日は前時に『おすすめの国』のことを調べてつくっていたプレゼンを、旅行会社の人になりきって、高森東のお友だちに紹介したり、発表を聞いて、コメントしたり質問をしたりしました。
南小国町と高森町は協定を結んでいます。
16日 南小国町きよら祭の時には、「高森」の方がエコバックをプレゼントしてくれました。
観光などの分野で、より密接に協力することを目的とした協定は、ICT教育など情報通信分野でも連携をすすめていくことも盛り込んでいます。
遠隔授業をすることで、それぞれの学校だけでは学習できない内容や、反応、リアクションに刺激をやりとりしているように見えました。
町長さんが「少子高齢化などの課題はあるが、両町の強みを生かし弱みを補強し合いたい。
一緒に阿蘇地域をもりあげていければ。」とおっしゃっていますが、この授業はその思いを前進させたと思います。
でも・・・・そうやって毎回いい授業ができるのは、遠隔授業をするにあたりの学習の『準備』があっています。
内容について、高森東の先生と打ち合わせ。
時には電話で長くお話をしたり、メールやFAXでの指導案や資料のやりとり。
・・・・ちょいと資料をのぞくと、『表現がわからないときのために補助をする・・・』や、『遠隔交流で困ったときへ対処するための表現を確認する』などのきめ細やかな資料準備や、指導案の流れプラスの、通信のオン・オフの打ち合わせ、そしてなによりも通信が途切れないように!!のネット環境の確認など、毎回丁寧に。
だから、発表当日は、高森の研究発表の公開授業時間に合わせるので、日程はこちらの2時間目の途中くらいに始まったけど、(いつもと違う感じがするのは先生の服くらいで)流れや雰囲気はいつも通りの授業でした。
デジタルコンビの先生方、お疲れ様でした。
これからもよろしくお願いします。
ゲストティーチャー
① 黒川温泉の先生
10月21日 2年生の合同学習がありました。
朝からりんどうヶ丘小学校へ行きました。
市原とりんどうヶ丘と三校一緒に、りんどうヶ丘小学校の保護者の方から、温泉の由来や一番古い温泉のことなどについてお話をきかせていただき、実際に歩いて回りました。
4年後、一緒に中学生になる『同級生』です。
お風呂にも入らせてもらい、給食の時戻ってきた子どもたちの顔は、ほっぺが赤くなっていました。
② 陸上教室の先生
10月23日 5時間目 2年生体育の先生は2年生の子のお父さんです。
この日の朝、教室で担任の先生が息子さんのアルバムを見せてくれました。
陸上クラブでコーチとしてうつっている方が、この日の体育の先生です。
マイラダーやマイハードルや、マイコーンをご持参され、運動場に準備をしてくれていました。
子どもたちからの質問タイムで、うれしいことや大切にしていることについても教えていただきました。
「ベストタイムが向上したときとかはもちろんうれしいけれど、それよりも一番は、走ることをたのしいと思ってもらいたいから、たのしいといってくれるとうれしいです。
だから、楽しく教えるにはどうしたらいいか、いつも考えながらしています。」
コーチは中原小出身、子どもの頃も毎日長距離を歩いて登下校していました。
同じくらい足がはやい子が3人いて、もっとはやくなりたい!と思って努力していたそうでした。
子どもの感想より
「ラダーとハードルがたのしかったです。
わたしが春休みの時にかけっこ教室でしたのとにていたから、たのしかったです
わたしは話をきいて、足が早くなるには、早い人にきけばいいとわかったので、そうしようと思いました。」
「わたしはマーカーをとるのかすごくたのしかったです。
家でもみんなでしたいです。
きょねんの じきゅうそう大会で 15いだったので 1年生のときより 早くはしれるようになりたいです。」
12月6日の持久走大会に向けての、毎日の朝ランへのアドバイスなども教えてもらいました。
③ 中原の歴史の先生
10月23日 5・6時間目 総合の先生は、南小国町の史学に詳しい方です。
3.4年生教室でお話をしてくださいました。
このまえのきよら祭 そしてその前は、熊の座神社祭でも中原楽をした子どもたち。
その楽やお祭りのことなどを、もっと詳しく調べているところです。
先生のバッグの中には詳しく書き込まれた資料がたくさん入っていました。
飛びました その②
10月24日 木曜日(霜降)
阿蘇市一の宮小学校で中・北部音楽会がありました。
体育館に着いたとき、一昨年のこの会で、阿蘇市教育長さんが「この体育館は避難所でした。・・・」と、お話をされたのを思い出しました。
一の宮小に到着して、歌のリハーサルをしてから、音楽会が始まりました。
プログラム1番はりんどう太鼓でした。
目からは太鼓をたたく勇壮な姿と、座っている床からも、力強いりんどう太鼓が伝わってきました。
中原の発表の前後に、震災を経験した小学校が、♪大切なもの を歌うときに「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことを知った」と言っていました。
手話をつかって歌っている学校もありました。
中原の発表は6番目。
中・北部10校参加で、全校児童での合奏は中原小だけでした。
はじめからいい声がでていたのは、行きのバスの中で全員で声出しをしてきたからでしょう。
音楽部会の先生から、全学校の参加者に対して、発表を聴く姿勢や態度がよかったとほめられました。
それから中原小には
「全校で取り組む姿勢が素晴らしいと思います。
一生懸命歌う姿が印象的でした。
音の重なりを工夫すると、もっときれいなハーモニーが作れるでしょう
合奏はみんなの気持ちがそろっていました。
学年に応じた楽器の選択 バランスよくまとまっていました。」
と、講評をいただきました。
5月に地球を出発した宇宙戦艦ヤマト 中原号は、無事にイスカンダルへたどり着きました!
音楽会が終わり、お昼ごはんを食べました。
(おうちの方、朝早くお弁当をありがとうございました!自分でつくってきていた子もいましたねよ!)
食べているとき、艦長が駆け寄り、全隊員をほめてくれていました。
イスカンダルでの任務を終えた中原号は、一路地球へ(じゃなかった・・・)学校へ戻り、5時間目の勉強をしました。
そのときに、5年前のへき地研究発表会から続けている中原ホットニュース(行事ごとの壁新聞)のコメントを全員が書きました。
「私は、音楽会では遠くに歌うようなイメージで歌いました。
遠くを見て歌うと自分の声が届いているように思えたからです。
私は本番では練習よりもきれいな声で歌うことができたのがうれしかったです。」
「私がこころに残ったことは、りん小のりんどうだいこです。
みんなの息が合っていたのでこころに残りました。
中原もみんな息が合っていたし、練習の時より大きな声で歌えていたのでよかったです。」
「ぼくはとくにピアノをがんばりました。
少しきんちょうしていました。
でもステージに上がると落ち着いてひけました。
終わってから「あれは きみだったとね、上手だったよ」とたくさんうれしい言葉をいただきました。
これからも練習して上手にひきたいです。」
「わたしががんばったところは、ぼくのひこうきでつられないようにしたところです。
こころにのこったところは たいこの場面でいきが合うところでした。」
合唱曲 最後のフレーズ「♪とんでゆけ~ぼくの~ひこ~おき~」は、練習では低空飛行でしたが、本番に強い子どもたち、これまでの練習の成果で、楽譜通りに飛行機がたか~く飛びました!