4月のメニューは山鹿の名産を使った「つなひきよいしょ、豆腐汁、きびなごごまフライ、たけのこのひこずり」でした。実は昨年度も提供されたこのメニュー。「つなひきよいしょ」にまつわるエピソードがとても印象的だったのでよく覚えています。(子供たちは覚えているでしょうか)「つなひきよいしょ」は、不動岩と権現山の綱引きの勝負の民話から生まれたメニュー。おいしくやわらかい小豆を食べて育った不動岩と固い大豆を食べて育った権現山が綱引きをしたところ、権現山が勝ったというお話です。メニューの混ぜ御飯には、小豆も大豆も入ってとてもおいしいですよ。豆腐汁の豆腐は三角形に切ってあるのが特徴。野菜やちくわも汁の具として入っています。給食でこれだけ季節感や郷土の香りに溢れたごちそうがいただけるのは本当にありがたいことです。今日もおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
毎月1回、菊陽町で取れた野菜や果物を使った給食の日があり、「キャロッピーデー」と呼んでいます。今月は23日(土)で、メニューは、「マカロニのクリーム煮、はるキャベツとコーンのサラダ」でした。一年中見かけるキャベツですが、「春キャベツ」と「冬キャベツ」はどう違うのでしょう。「春キャベツ」は、3月から5月頃にかけて、スーパーでよく見かけます。球形で、内部は黄緑色、葉の巻きがゆるく、葉はやわらかめでみずみずしいのが特徴。サラダなど生食に適しているとのことです。冬キャベツは通年で出回りますが、旬は1月~3月。形は扁平で、内部は白く、葉は固く巻かれています。加熱しても煮崩れしにくく、肉厚のしっかりした葉で、加熱すると甘みが増すため、ポトフなどの煮込み料理に適しているそうです。そんな予備知識を入れて味わったサラダはいつもより一層美味しく感じます。生産者の方々のご苦労あっての給食。感謝しながらいただきました。
※ 昨年度に引きつづき、「キャロッピーデー」と「ふるさとくまさんデー」のご紹介も随時紹介していきます。ご家庭で、ぜひ「どうだった?おいしかった?」など、会話の話題として取り上げてくださいね。
14日(木)は、小学生になって初めての給食タイムでした。コロナ禍のため、現在、配膳は職員が行っていますが、小学校では食べる量も少し増えますし、自分たちで運搬もします。子供たちは静かに待ち(待ち方がとても上手でびっくり!)、当日のメニューである「チキンカレーライス、ひじきのマリネサラダ、いちご」を自分で食べられる量に調節し、おいしそうに頬張っていました。正直なところ、少し心配していたのですが、杞憂に終わりました。とても落ち着いて食べていたのには感心!の一言です。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理・運用責任者
校長 森田 富士夫