せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

授業参観・PTA総会

 17日(土)に、授業参観・学級懇談会・PTA総会が開催されました。

 ある子が、掃除の時間にぽつりと一言。

「あ~緊張してきた~。」

どの子にとっても年度始めの授業参観は、緊張するようです。

 参観には、コロナ禍にも関わらず、多くの保護者の皆様に参観いただき大変ありがとうございました。

 その後のPTA総会も短時間の開催となりましたが、ご審議ありがとうございました。旧役員の皆様、1年間ご尽力いただき、お世話になりました。

 

 

 

避難訓練

 16日(金)地震を想定した避難訓練を実施しました。

 まず、地震が発生した場合の対処の仕方について担任から指導があり、その後、訓練にうつりました。地震の鳴動音が流れると子どもたちは、机の下に身を移し、じっと待ちました。避難の放送が流れると、担任の指示に従い学年ごとの避難経路を通って避難しました。当日は、教科書で頭を保護する予定でしたが、ときおり小雨が混じる天候だったため、何も持たずに避難しました。避難後は、人員点呼とその報告が行われ、全員無事に避難することができました。

 熊本地震から早くも5年。ほとんど被害のなかった鹿北地域に住む者にとっては、遠い記憶となりつつあります。しかし、復旧がすべて終わったわけでもなく、いまだに仮設住宅住まいの方もいらっしゃります。ましてや亡くなった方々の命が戻ってくるわけではありません。

 近い将来、鹿北を離れる子どもたちもいるかと思います。どんな所に住んだとしても毎年繰り返し行われていた避難訓練で、的確に行動した記憶は忘れないでいてほしいと願います。

頑張った上級生

 児童数が減少する中、様々な行事の準備や後片付けもだんだんと大変になってきました。

 今回の入学式の準備や片付けも時間が足りるかどうか、教務主任がずいぶんと心配していたのですが、それを吹き飛ばしたのが、5・6年生の活躍でした。担任や周りの職員から指示を受けて働くだけでなく、仕事を終えると「他に何かすることはありませんか?」と自分から進んで働こうとしました。そのおかげで、予定していた時刻よりも早く終了し、職員を大変驚かせていました。

 素晴らしい頑張りに鶴田校長もご満悦。片づけ終了後にその労をねぎらっていました。

 どうやら今年の鹿北小も安泰のようです。

 

入学式

 9日(金)、入学式を行いました。今回で9回目、男子14名、女子8名、計22名の子どもたちを迎え入れました。

 今回もコロナ禍により、来賓の皆様のご案内を控えたり、在校生も5・6年生のみの参加としたりと少し寂しい開催となりましたが、氏名点呼の際の子どもたちの元気な返事が際立った素晴らしい入学式となりました。

 これから6年間、保護者の皆様と連携しながら、地域の皆様のお力もお借りして、全職員一丸となって大切な子どもたちを育てていきます。

就任式

 3月末に6名の先生方を送り出し、寂しい思いをしていましたが、4月に新たに6名の先生方をお迎えしました。

 8日(木)、新学期の始業式に先立ち、新しい先生方をお迎えする就任式を行いました。

 まず、転入生を紹介し、お迎えをした後、新しい先生方からあいさつの言葉をいただきました。

 そして、児童を代表して吉田さんが歓迎の言葉を述べました。

 その後の始業式では、今年度の担任発表があり、子どもたちはみんな大興奮となりました。

転入生

 8日(木)、新学期のスタートとともに「小規模特認校制度」を利用した転入生を迎えました。

 小規模特認校制度とは、山鹿市内に在住していれば、違う校区からでも本校に通うことができる制度です。現在のところ山鹿市では、鹿北小・中学校のみに認められています。

 お母さんによれば、児童数の少ない自然環境に恵まれた学校で学ばせたかったとのことでした。

 今後、山鹿市内のいろんな所から、いろんな思いをもった子どもたちが本校に集い、様々な交流ができればと思います。

 ようこそ、鹿北小へ。

 

コサージュのプレゼント

 昨年もご紹介しましたが、定期的に職員室前に花を生けてくださる古田さんが、新入生の入学をお祝いするためにコサージュを届けてくださいました。

 本校開校9年目。毎年続くこのご厚意に、新入生、新入生保護者とともに感謝の意を表します。

退任式

 30日(火)、今年度末をもって転出・退職する職員の退任式を行いました。

 今回は、6名の職員を送り出すことになりました。それぞれのあいさつの後、代表の子どもたちから感謝状と花束が贈られました。

 卒業式、退任式と続き、散りゆく桜を眺めるように心寂しい気持ちになりますが、それぞれの新天地での活躍を祈念します。

お知らせ 未来プロジェクト

 今年度も「命」と「防災」を柱に地域等を元気にする「未来プロジェクト」へ取り組みました。 

 今年度は、コロナ禍の活動ではありましたが、春から育て採取した「はるかのひまわりの種」を本県豪雨災害により被災された方々へお届けすることができました。

 また、採取した種の一部をフラワーハンガー(タオルハンガー)と一緒に「はるかのひまわり絆プロジェクト」様へお送りしました。本校の取組が同プロジェクトのフェイスブックで紹介されました。

 

 

お祝い 旅立ちの日

 桜の花が咲き誇り、風が運ぶ香りにも春の訪れが感じられます。

 今日は、第8回卒業証書授与式です。6年間の成長の証である卒業証書を手に、18名の子どもたちが母校、鹿北小学校を巣立っていきました。

 式辞では、卒業生に対し、「ふるさとに誇りを持つ」「夢の実現に向けて努力する」「人とつながる」の3つの言葉が贈られました。

 卒業生は、6年間の思い出を振り返りながら、在校生に、「さらに素晴らしい鹿北小学校を築いてください。」と希望のバトンを渡しました。

 さらに、職員や保護者への感謝の言葉を伝え、これからも元気に頑張ることを力強く宣言しました。

 卒業生のみなさん、おめでとう。そしてありがとう。

修了式

 23日(火)、修了式を行いました。

 まず、会に先立ち表彰式。作文、図画のコンクールに入賞した子やあいさつを頑張った子への感謝状などが授与されました。

 修了式では、この1年を振り返りと次の学年に向けての決意を、各学年の代表が発表しました。次に、各学年の代表に修了証が授与されました。

 校長による講話の後は、春休みの注意事項が各担当から説明があり、校歌を歌い式は終了しました。

 式終了後、3月末で転校する子どもたちの紹介とあいさつがあり、6年生の応援リーダーによる指揮のもと全校児童でエールをおくりました。新しい学校でも頑張ってほしいと思います。

6年生を送る会

 12日(金)、「6年生を送る会」を開催しました。本来ならば、送別遠足と併せて行う予定でしたが、あいにくの雨天のため、送る会のみの実施となりました。

 とはいえ、これまでお世話になった6年生のため、5年生児童会を中心に、各学年素晴らしい感謝の出し物が行われました。

 出し物が済むと、「じゃんけんピラミッド大会」。校長先生との最終決戦まで5回連続で勝ち続けなければならず、時間内で、全区間をクリアできたのは、3人でした。

 その後、感謝状やメダルのプレゼントが行われ、6年生からお礼の言葉が述べられました。

 会の終了後は、1年間いろんな活動を行ってきた縦割り班でそれぞれの教室に分かれ、お弁当を食べました。

 今日の感動と喜びをともに分かち合い、卒業式までのわずかの時間を大切に過ごしてほしいと思います。

期集会

 本校は、中学校と小中連携をすすめており、義務教育9か年を児童生徒の発達段階に応じて、1年から4年(Ⅰ期)、5年~中1(Ⅱ期)、中2から中3(Ⅲ期)の3期に区分し、様々な活動に取り組んでいます。

 その総括として、11日(木)に、期集会を行いました。内容は、年度当初に立てた学級目標の達成度を評価・反省し、次年度に向けて新たな志を持つというものです。

 Ⅰ期の子どもたちは、4年生の進行で学年ごとに発表しました。Ⅱ期の子どもたちは、班別協議を行ったあと、全員集合し、各学年の代表が、総括の発表を行いました。

 学年の発達段階による差こそあれ、一人一人の子どもたちが、この1年を振り返り、新たな展望を持つということは、自治力を育成するうえで、大変大切なことです。このように、小中連携を基盤とし、他校にない取組を行っていることは、鹿北小中学校の大きな特色と言えるでしょう。

晴れ 春の訪れとともに

 

 3月に入り、暖かさが増してきました。花壇やプランターの草花が次々とつぼみをほころばせています。「水仙(スイセン)」もそうです。春の訪れを知らせてくれる花ですね。

 あいさつ運動後、校長室前に紙袋が置かれているのに気づきました。中を確認してみると3輪のかわいらしい水仙の花が入れてあります。早速、1輪挿し風の花びんを使い飾りました。

 届けてくれたのは、2年生児童でした。「先生が花が好きだと思ったので、家から持ってきました。」とのこと。通学途中も大事に持ってきたようです。
 春の訪れとやさしい心を感じるとともに、温かな気持ちになりました。ありがとうございました。

 

児童集会

 3月5日(金)、朝の活動の時間に児童集会を開催しました。

 まず、新児童会による来年度の児童会テーマの発表と新委員長のあいさつでした。来年度の児童会合言葉は、鹿北中生徒会と共に考えた「挑戦と素敵な失敗(Try and Error)」です。また、その合言葉を受けた児童会テーマは、「協力 全力 挑戦!一人一人が輝く鹿北小」です。「失敗を恐れず、みんなで協力しながら、全力で、挑戦し、みんなが輝く鹿北小にしよう」という意味が込められていいるようです。また、新委員長になった子どもたちは、自分たちの委員会で活発な活動をするために、熱くその思いを語っていました。

 つぎは、緑の少年団(3年生)による植樹の報告でした。先日、本校保護者でもある北原様の協力を得て、第2グラウンドにケヤキを植樹しました。名付けて「せせらぎの木」。鹿北小の子どもたちを「せせらぎの人」、鹿北中の生徒を「清流の人」とたとえ、いつの日か大人になり、広い海へとたどり着いたとき、大きく成長したケヤキを眺め、せせらぎだったころの幼い日々を思い返してほしいとの願いが込められているそうです。

 2つの発表をみな真剣に聞いていました。「新しい児童会テーマのもと新委員長に頑張ってほしい。」「野菜の水かけに行ったとき、せせらぎの木をながめたい。」など、たくさんの感想が寄せられました。

 自分たちの学校は、自分たちの手でよくしていきたいという自治意識の高まりやふるさと鹿北を思う心が、しっかり育っていることを大変うれしく思いました。

栄誉をたたえて

 3月2日(火)、朝の時間を使って表彰式を行いました。内容は、「小さな親切作文コンクール」「家庭の日の作文コンクール」「絵葉書コンクール」「青少年読書感想文全国コンクール」「剣道1級昇級」です。

 各代表者が賞状を受け取ると、緊張の中にも嬉しさがこみあげてきているようでした。特に「青少年読書感想文全国コンクール」では、5年生の渡辺君の作品が、全国200万点の中から入賞するという快挙を成し遂げました。

 今後も様々なコンクールに出品する機会があることでしょう。その中で、多くの子どもたちが、自分の良さや可能性を発揮してくれることを期待しています。

感謝状づくり

 3月1日(月)、5校時に6年生を除く、全児童と職員で、6年生への感謝状づくりを行いました。5年生を中心とした新児童会主催による「卒業生を送る会」が、来週12日に開催されます。その準備として、今日の催しが企画されました。

 縦割り班ごとに教室に集まり、お世話になった6年生の素敵なところを出し合い、それを参考に、カードに書き込んでいきました。どのカードにも子どもたちの感謝の気持ちが温かくつづられていました。それだけ、6年生が感謝され、尊敬されていたのでしょう。

 学習発表会が終わり、学力テストも終わり、気が付けば3月。学年の終わりとともに6年生とのお別れも近づいてきました。例年のことではありますが、少し感傷的な気分に浸る、これも学校独特の文化なのでしょう。

緑の少年団活動「植樹」

 緑の少年団活動の一環として「植樹」を行いました。今回植えた木は、「ケヤキ」です。「ケヤキ」は、春は若葉の新緑が茂り、夏は高い木の下で涼しい木陰ができ、秋はきれいな紅葉が見られ、冬は落葉と、季節を感じることのできる木だそうです。

 全員で代わる代わる力いっぱい掘り続け、なんとか「ケヤキ」を植えることができました。

 次に、「ケヤキ」の周りに「ミツバツツジ」を一人1本ずつ植えました。

 そして、最後は…看板の設置です!

 この木の名前は、「せせらぎの木」と名付けました。せせらぎの子である鹿北小の子どもたちが、清流の人となり、大人になり、成長していった時、いつでも思い出して帰ってくる場所となるようにと願いを込めています。

 

 そしてその看板を、とてもすてきなものに北原さんが仕上げてくださいました。また、「せせらぎの木」の文字は、星子なおこ先生に書いていただきました。

 

 最後にみんなで記念撮影!

 大きくなって、この場所にみんなで集合できますように!

 最後になりましたが、北原さん、本当にありがとうございました!

タブレット講習会

 17日(水)、全児童分のタブレットが届きました。今後は、一人一台を割り当て、様々な学習で活用していきます。

 それにさきがけ、ICT支援員の渕野さんを講師に、タブレットの利用に関する講習会を低・中・高学年に分かれて開催しました。

 初期設定他、利用にあたっての心構えをみんなで確認した後は、友だちや自分の姿を写真に収め、見せ合いながら楽しんでいました。

 ゲーム同様、タブレット他、様々なICT機器の使い方を子どもたちに教えてもらう日がしばらくするとやってきそうです。

授業参観(学習発表会)

 14日(日)、授業参観(学習発表会)を開催しました。コロナ禍での開催となりましたので、様々な制約がありました。

 そのような中、合唱、合奏(リコーダー、鍵盤ハーモニカ)、ダンスなどを事前に映像に撮り、視聴する方法をとるなど担任なりに工夫したようです。

 どの学級も、保護者の皆さまの温かいまなざしの中、子どもたちが1年間の学習の成果を一生懸命発表していました。

 子どもたちは、多くの保護者の皆さまに参観していただき、ホッとしたのか、昼食の時間は、みんな満足そうにお弁当を食べていました。