かがやく子どもたち

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くまもと教育の日inくまむら

本年度のくまもと教育の日inくまむらは、Smart Supply Vision理事兼特別講師の佐藤敏郎先生を講師にお招きし、「3.11を学びに変える」と題して講話をいただきました。その後、「少年の主張」熊本県大会優秀賞を受賞した球磨中学校3年 日當茉耶さんの発表を聞きました。

佐藤先生は、東日本大震災当時、宮城県女川第一中学校(現女川中学校)に勤務しておられ、震災で当時大川小学校6年の娘さんを亡くされています。勤務された女川第一中学校の様子や大川小学校の様子とともに、当時の子供たちの様子、10年後の現在の様子を話していただきました。

佐藤先生の「絶望があっても、未来は必ず来る。未来は裏切らない。過去は無くならない。積み重なるだけだ。」という言葉が印象に残っています。

日當さんは、昨年の7月豪雨の際の体験を基に「私にとってのあたり前」について発表してくれました。

球磨村防災学習

今年度は、球磨村に震度6弱の地震が発生し、至る所で土砂崩れが発生したことを想定し、訓練が行われました。

陸上自衛隊のヘリコプターと熊本県防災消防航空隊の防災ヘリコプターが住民を避難させる様子を見学した後、陸上自衛隊のヘリコプターの見学、災害派遣医療チーム(DMAT)の活動、消防署の災害救助時の装備品の説明、市房ダムの役割等について学習しました。

子供たちには、今回の学習を通して、みんなの命を守るために多くの人が頑張っていることを学んでほしいと伝えました。

また、午後からの引き渡し訓練では、保護者の皆様のご協力により、スムーズに訓練を終えることができました。ありがとうございました。