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2018年2月の記事一覧

笑う 夢の教室!


今日は、元全日本バレーボール選手で、ワールドカップやアテネオリンピックで活躍、一世を風靡した大山加奈さんが学校に来てくださいました!
これは、子どもたちに夢の大切さや素晴らしさを伝えていこうという、
日本サッカー協会が全国で行っているプロジェクトで「夢の教室」といいます。
大山さんは、その「夢先生」、加奈先生なのです。
午後の2時間、4,5,6年生の「夢の教室」が始まりました。

まずは、体育館で子どもたちと出会います。
自己紹介の中で、子どもたちに軽くレシーブをさせてくださるなど、サービス精神旺盛の加奈先生。
子どもたちの目がいきなり輝き出しました。

その後、みんなでゲームの時間です。最初は個人個人がばらばらにやっているゲームなのですが、少しずつ内容に制限がかかってきます。その度に、子どもたちはどうすれば上手くいくのかを考えなければなりません。加奈先生を中心にいろいろな意見を出す子どもたちの姿がありました。
みんなで一つの目標に向かって考え行動し、そして、その目標をクリアしたとき、子どもたちの喜びは大きくなっていきました。
加奈先生は、この子どもたちの姿に感動し、涙が出そうになったと言ってくださいました(^^)


体育館での活動が終わると、教室で「夢先生の夢トーク」。
まず、加奈先生が小学生の頃から全日本エースのバリバリの頃までの映像を観ました。
加奈先生の現役時代を知らない子どもたちからは、会場一体となって応援される中でアタックを決める加奈先生に感嘆の声が漏れていました。
その加奈先生、実は小さい頃は体が弱く、運動も苦手な子だったそうです。小学2年生でバレーを始めても、妹さんの方が上手で、初めて立てた目標が「妹に負けない」だったとのこと。その小さな目標が、どんどん大きくなっていくんですね。まさに、千里の道も一歩から、です。

その後、いろいろありましたがオリンピックにも出場することができました。しかし、それから間もなく腰を痛めて手術をします。バレーができなくなるかもしれないとも言われたのですが、きついリハビリを乗り越えて484日かけて復帰を果たします。そのリハビリを頑張れたのは「自分が頑張って復帰をすれば、同じように苦しんでいる人に元気を与えられるかもしれない。誰かのためになろう」という気持ちだったそうです。そう考えることで、勇気や力が湧いてきたのだそう。何よりチームのみんなが応援してくれたことが支えになった、と。
そして、子どもたちに「困っている人、きつい環境にある人に声をかけて欲しい。みんなと私との約束」と。

最後に、「夢は叶わないこともある。でも夢に向かって頑張ったことは絶対に力になる」と、伝えてくださいました。また、「夢を叶えるには応援してもらうこと、みんなに自分の夢を知ってもらうこと。おうちの人にも伝えてね」だそうです。
加奈先生の言葉を受けて、教室では多くの子どもたちが夢を発表してくれました。

素晴らしい「夢の教室」でした(^o^)
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