学校生活
福連木子守歌祭りに向けて
10月に入り、子供たちは様々な行事等に向けて一生懸命取り組んでいます。そして、11月3日には、「福連木の子守歌祭り」が開催されます。天草小は、毎年、ステージ発表において「福連木の子守歌」を全校児童で合唱したり、平成音楽大学と一緒に合唱をしたりします。それに向けて、本校の前校長で、平成音楽大学の専任講師でいらっしゃる中村理恵先生を講師にお招きし、「福連木の子守歌」を指導していただきました。家族のために子守奉公に行った子供たちの思いを想像しながら、心を込めて歌うよう指導していただき、素晴らしい「福連木の子守歌」になってきました。本番が楽しみです。是非、多くの方に聴いていただきたいと考えています。
陸上記録会
天候が大変心配されましたが、本日天草西ブロック陸上記録会が行われました。
牛深小、牛深東小、河浦小、天草小、新和小、五和小の6校の5,6年生児童があましんスタジアムに集まり、それぞれの種目で競い合ったり、親睦を深めたりしました。
できるだけ雨が降らないうちに競技を始めるということで、開会式を省略し、午前9時30分に競技をスタートしました。子供たちは、これまで、熱中症対策をとりながらの短い練習時間だったにもかかわらず、本番ではみんな自分の出場種目に、真剣にそして精一杯力を発揮して取り組む姿が見られました。「いい記録が出せました。」「疲れたけど、最後まで頑張りました。」「すごく速い人がいたんですよ。すごいなあ。」「他の学校の人と友達になりました。」など、それぞれに感想を話していて、雨も吹き飛ばすぐらいの充実感や達成感を味わうことができたようです。
新和小 木場校長先生の講評にもあったように、これまで一緒に頑張ってきた友達、指導してくださった先生方、今日も朝早くからお弁当を作ってくださったり、応援してくださったりした保護者の方々など、周りのたくさんの支えがあったからこそ今の自分があるのです。このことに、感謝の気持ちを持ってほしいし、それをぜひ言葉に出して伝えてほしいと思います。「本当にありがとうございました。」
5,6年生のみなさん。最後までよくがんばりましたね。あなたたちのがんばりは、見ている周りの人たちに元気を与えてくれます。ありがとう!そして、おつかれさまでした。
まるでブランコ
「夏休みの思い出~番外編~」でも紹介したコシアカツバメですが、今朝はその姿を見せてくれました。ツバメを避けるために張ったひもの上に乗って、まるでブランコのように楽しそうに揺れているコシアカツバメの姿を、読み聞かせに来ていただいた仁田様としばらく眺めていました。「気持ちよさそうだなあ…。」「何を考えてるんだろう…。」ほのぼのとして、穏やかな気持ちになりました。(確かに珍しい種類のツバメのようです。おなかに、茶色の筋のような模様がありました)
読み聞かせ~世界に一つだけのお話~
今朝の1,2年生の読み聞かせには、仁田なおみ様が来てくださいました。その中で、仁田様のお母様がつくられた童話を絵本にした「パーテルさんとひがん花」というお話を読んでくださいました。パーテルさんとは、大江の人々と貧苦を共にしながら布教活動を進められたガルニエ神父のことで、地元の人が親しみを込めてそう呼ばれていたそうです。パーテルさんと地元の人々との彼岸花を通した暖かい交流が描かれたお話でした。世界に一つしかない絵本に子供たちもうっとりしていたようです。
ちょっとした心遣い
子供たちは3日の陸上記録会に向けて、放課後の練習を頑張っています。
児童用玄関をふと見ると、このような光景を目にしました。
自分たちのランドセルをきれいに並べて、それから練習にいくのです。
玄関にランドセルやバッグが乱雑に置いてあったらどうでしょう。通りにくかったり、邪魔になったりします。見た目にもよくないです。靴箱を使う人の身になって考えているからこその行動です。このちょっとした心遣いに感動しました。先生方のご指導の成果もあるし、子供たちが並べる意味を理解し、言われなくてもしていることが素晴らしいです。
また、1時間目が始まった頃、校長室にいた私に学校主事の中本先生が、「おはようございます」と挨拶をしてくれました。「今日は朝からご挨拶していなかったから…。」と。このちょっとした心遣いが、すごくうれしく思いました。中本先生は、子供や職員の立場に立って、いろいろなことに気を配って動いてくださいます。ありがたいことだなと思います。
相手のことをお互いに思いやる、ちょっとした心遣いが広がるといいなと思います。
3年生 研究授業
〇場面をくらべながら読み、感想を書こう「ちいちゃんのかげおくり」
お母さんやお兄ちゃんが帰ってくることを強く信じて待っているちいちゃんの気持ちを読み取る授業でした。学習リーダーがスムーズに学習を進め、一人一人がしっかり考え発表し、学び合った授業となりました。授業が終わった後の子供たちは、やりとげた達成感と満足感で、とびきりの笑顔を見せてくれました。
平和への思い
6年生は、総合的な学習の時間で平和について考える学習を進めています。26日は、天草地区公民館館長の薮本房雄様をお招きし、「私が記憶する戦争体験のお話」と題して、ご自分の体験をお話いただきました。
4歳のときのB29による空襲で家や町が焼き尽くされた様子は、3年国語で学習する「ちいちゃんのかげおくり」のお話さながらでした。お母様と2人、各地を転々としながらたくましく生きてこられた中でたどり着いた願いは、「戦争は人間が起こす、最悪のこと。人の命の大切さと尊さをしっかり学んでほしい。そして、この平和で平穏な暮らしをいつまでも続けてほしい。」ということでした。実際に体験された方の言葉には、1つ1つ重みがあります。だからこそ聞いている人の心に強く響くのだと思います。このような貴重なお話をありがとうございました。
3年生 レンコン掘り体験学習
社会と総合的な学習の時間の一環として、3年生がレンコン栽培について学習を進めてきました。13日はそのレンコンの収穫を体験しました。学校の近くで、レンコンを栽培されている岩下さんご夫婦のご協力により、貴重な体験をさせていただきました。
事前学習で、レンコンの栽培について話を聞く3年生。
さあ、今日は収穫の日です。
はじめに,岩下さんたちからレンコンのほり方を教えていただきました。
沼にはまってしまうと、身動きがとれません。子どもは意外とスムーズでした。
手探りでレンコンのあしと頭を探し、あしをポキッと折ると,大きなレンコンが姿を現します。
最後は,水槽の中で泥をきれいに落とし、節に着いているひげをとります。
おいしいレンコン、いただきま~す!
暑い中、ご協力いただき、ありがとうございました。
ありがとうございました。
9月9日~9月13日の5日間、大学の職場体験学習のために、堀口なのは先生がいらっしゃいました。本校の卒業生でもある先生は,教師になることが夢だそうです。毎日笑顔で子供たちに接してくださり、2年生と給食を食べたり,授業を参観したり、3年生とは一緒にレンコン掘りにも行きました。13日のお別れ式には、子供たちが素敵な歌のプレゼントとお礼の言葉を贈りました。
先生からのお言葉です。
「初めは、どきどきして緊張していたけど、みなさんがたくさん声をかけてくれたので,毎日楽しく過ごす事ができました。そして、やっぱり先生になりたいと思いました。ありがとうございました。」
ぜひ、立派な先生になって、天草小に帰ってきてください。
2年生 研究授業
〇読んで考えたことを話そう「どうぶつ園のじゅうい」
じゅういさんの仕事の中で「毎日する仕事」を選び出し、毎日する意義とじゅういさんの動物たちへの思いに気づかせる学習でした。揺さぶりの発問として、「毎日しなくてもいいんじゃないの?」と投げかけると、子供たちが、「毎日しないとだめです!だって、~だから…。」と、口々に説明をはじめました。きちんとした学習規律のもと、子供たちが安心して自分の考えを発言している学級の雰囲気がすばらしかったです。子供たち一人一人がしっかり考え、話し合い、生き生きと発表した授業でした。