学校生活 

令和6年度 学校生活

令和6年度入学式

4月9日(火)午前10時から令和6年度玉名市立横島小学校入学式を行うことができました。

 今年度は、29名の宝子たちが入学してきました。真新しい標準服と黄色い帽子、色とりどりのランドセルを小さな背中に背負って、横島小学校の校門を保護者と手をつないで入ってきました。お日様に照らされて、色鮮やかに咲く校門の花と校庭の桜の花が、入学をお祝いしているように見えました。なんともうれしく優しい光景でした。

 まず、1年生の教室で担任の松枝先生、西川先生から入学式のときに名前を呼ばれたら「はい」と返事をすること等を教えてもらい、式の始まるのを待ちました。

 「1年生入場」の声とともに式場の体育館に入ってきた子どもたちは、緊張しながらも、はにかんだ笑みを浮かべていました。着席して、氏名点呼で一人ひとりの名前を呼ばれるとそれぞれの個性を表すような「はい」の返事をみんな言って、すてきな顔を見せてくれました。

 

 児童代表の歓迎の言葉を6年生が言ってくれました。

  私(校長)は、「毎朝、笑顔で学校に来ること『笑顔の登校』です。そして、いろんなことを勉強して、たくさん遊んで、『ありがとう』の感謝の気持ちを持って、お家に帰ること『感謝の下校』です。そのためには、まず、朝、決めた時間に起きて、朝ご飯を毎日食べて来てください。毎日、決まった時間に起きて、朝ご飯食を食べると、身体が元気になります。頭もすっきりして、勉強することができます。そして、自分の気持ちを伝える言葉をたくさん、お友だちや先生方に言ってください。まずは、あいさつを元気よくしてください。『おはようございます』、『こんにちは』、『こんばんは』、『さようなら』がありますね。あいさつを元気よくすると、された人は、うれしくなります。そのうれしさから、優しい気持ちになります。そして、あいさつをしたあなたも優しくなります。

 それから、あなたが助けてもらったり、親切にしてもらったりしたときには、『ありがとうございます』、あなたが、まちがったり、だれかを困らせたりしたときには、『ごめんなさい』と言ってください。大切なことばです。お家でも、学校でも、ちゃんと言ってください。

 もう一つあります。それは、安全に登校すること、下校することです。交通ルールを守ってください。道路の歩き方、横断歩道のわたり方、特に、歩道のない道や国道、曲がり角や交差点では、十分に注意して歩いてください。『自分の命は、自分で守る。』、『人の命は、みんなで守る。』です。しっかり覚えてください。 

 それでは、一年生のみなさん、明日からも元気に登校してください。『笑顔の登校、感謝の下校です。』みんなでがんばっていきましょう。」

 と話しました。

 入学式が終わり、式場を出て行く1年生のほっとした笑顔に私も微笑んでいました。これから6年間たいせつな子どもたちを心しておあずかりして育んでまいります。

 29名の宝子たちが、それぞれの花を咲かせ実を結び、なりたい自分になっていけるように横島小学校の全職員で尽力していきます。

令和6年度 始業式

 いよいよ令和6年度が、始まりました。

 201名の宝子たちが、6学年、10学級で学び合い、育ち合います。その子どもたちを学校で育んでいくのが総勢30名のチーム横島小の先生方です。

 各学級の担任等は、次の通りです。

1年1組担任 松枝 美穂 先生     2年1組担任 仲野 拓也 先生

3年1組担任 清田 まどか 先生    3年2組担任 吉野 由紀子 先生

4年1組担任 長友 理加 先生     5年1組担任 有村 将 先生

6年1組担任 西澤 剛 先生      のいちご1組担任 西川 孝雄 先生

のいちご2組担任 濱田 文 先生    たんぽぽ担任 髙木 靖子 先生

算数少人数  多田隈 智子 先生    教務主任・理科 田中 浩 先生  

養護教諭 宮本 満理子 先生      事務職員 田中 ひかり 先生   

教育支援員 中川 令子 先生      教育支援員 薮田 静代 先生

わくわく学習支援員 亀井 祐子 先生  図書室 江田 徳子 先生   

学校栄養士 橋本 さとみ 先生     給食調理員 杉本 節子 先生   

給食調理員 三滝 華恵 先生      給食調理員 荒木 るい子 先生

給食調理員 古賀 まどか 先生     給食調理員 草野 美紀 先生   

給食調理員 西村 清美 先生      教員業務支援員 吉村 由美子 先生 

初任者研修後補充 吉岡 勝 先生    地域学校協働活動推進員 島村 千種 先生

 吉岡先生は、教員初任者研修等の出張で清田先生が、学校に不在の時に3年1組の授業や生徒指導をしていただく先生です。また、島村先生は、横島町を中心に地域の教育資源や人材、各団体と横島小学校をつないで、子どもたちの学習や安全のために担任の先生方と協働して活動をしていただく先生です。常時、学校におられるのではなく、週に1回程度来校されますが、学校とは常に連絡を取り合って、地域の方や団体等へ子どもたちの学習活動の依頼をされたり、安全のためのお願いをされたりしていただきます。

 本年度縁あって横島小学校で201名の宝子たちを育むたいせつな仕事をさせていただきます。保護者の皆様、地域の皆様、横島小学校を応援していただく皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 始業式では、子どもたちに今年も「笑顔の登校 感謝の下校」ができる横島小学校をみんなでつくっていきましょうと話しました。そして、中国の儒家の始祖として知られている孔子の論語にある「恕」について、私なりの解釈で子どもたちにわかるようにはなしました。

 「恕」は、「子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すことなかれ」と論語に記されていますが、一般的には、「自分がされて嫌なことは、他人にしてはならない。」という解釈がされていると思います。私は、その対の意味として、「自分がされてうれしいことを他人にする。」と考えます。そして、以前、南関町でお世話になった鈴木一郎さんから教えてもらった「人が喜ぶと、うれしかでしょうが。」という熊本弁で子どもたちに伝えました。

 鈴木さんは、毎年、ボランティアでいろんなことをされていらっしゃる方で、私が初めて出会った時は、学校のプールにEM菌をたくさん入れて、プール掃除のときに作業がとてもしやすくなり、プールがきれいになるようにしてくださいました。そのお礼を言うと、「な~ん、好きでしよっとだけん。お礼は、いらんばいた。」と話され、「人が喜ぶと、うれしかでしょうが。」とにっこと笑って私に返されました。

 私は、鈴木さんの言動から、優しく温かい気持ちが湧いてきたのを今でも覚えています。なんてすてきな人だろうと思いました。そして、確かに、人が喜ぶ顔を見たり、声を聞いたりすると自分自身が、うれしくなることを実感しました。それ以来、私も人が喜ぶことをしようと思い、できるだけ実行しています。

 その思いを今年度の始業式で子どもたちに伝え、大好きな横島小学校が、子どもたちにとって、朝、「さあ、今日も学校へ行こう」と笑顔で登校できる学校、そして、一日の学び合いや遊び、語り合いを終えて、「今日もありがとう横島小学校」と感謝の気持ちで下校できる学校になるように、「恕」の心、人がよろこぶ言動を行い、人がよろこぶと自分もうれしい、「人がよろこぶと、うれしかでしょうが。」を合言葉しようと語って、本年度をスタートしました。

令和6年度 就任式

 令和6年度が始まりました。本年度は、9名の先生方を新たにお迎えして、総勢30名のチーム横島小の職員で、201名の宝子たちを育んでいきます。どうぞよろしくお願いします。

新しく着任された先生方を紹介します。

田中 潔 教頭先生(玉名町小学校から)、多田隈 智子 先生(山鹿市立八幡小学校から)、

有村 将 先生(益城町立益城中央小学校から)、清田 まどか 先生(新規採用)

吉岡 勝 先生(初任者研修後補充教員)、亀井 祐子 先生(わくわく学習支援員)

草野 美紀 先生(給食調理員)、古賀 まどか 先生(給食調理員)

西村 清美 先生(給食調理員)

先生方は、みなさんが、横島小学校の子どもたちのために精一杯働きたいと意欲満々です。保護者の皆様、地域の皆様どうぞよろしくお願いします。

児童を代表して、6年生の 吉村 夏妃 さんが歓迎の言葉を述べてくれました。