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GIGAスクール

1㎢の面積ってどれくらい?

 面積の勉強では「町や県の大きな面積」で1㎢を学習しますが、こればかりは実際にどれくらいの広さかを自分たちで試すことはできません。そこでICTの登場です。タブレットに小学校の周りの地図(写真)を表示させて、1㎢の正方形で自分たちが住んでいるところを囲むと「どこからどこまで囲める広さなのか」という活動を行いました。

それぞれの思う1㎢をならべて比べてみました。

ささっと正方形も簡単に描けるのはICTならでは!

 子供たちも実際の場所を想像しながら「コンビニがあるところからあの橋のところまでかな~」なんて具体的に想像しながら考えていました。大人でもいきなり「1㎢ってどれくらい?」といわれたら迷いそうですが、こんな経験で、子供たちに少しでも大きな面積の感覚が身につけばいいな~と思います。

考えを確認し合う

6年生は「拡大図と縮図」の勉強を行いました。その学習のまとめとして「どんな図形は拡大図や縮図の関係があるか」を考えました。まずは各自でタブレット上で図形を分類し、それをもとに自由に意見交換を行いました。互いの考えを見ながら、それぞれ修正をしていきます。友だちとのとの意見の同じところ違うところを話し合いながら、図形を分類した理由をしっかり話し合うことができました。

早めに話合いを合いを行う子、ちょっと時間をかけて自分の考えをまとめている子、ある程度余裕のある時間の中で一人一人にあった考えの進め方をできるといいなあと思います。日頃バタバタしていると、なかなかそうもいかない時もあって「いかんいかん」と思うのですけど・・・・・こういう時間を大事にしたいです。

 

日常にオンラインを取り入れる

 2学期から本校でも家庭とネットを介して接続する取組が開始されました。授業を想定した一斉の接続テストも3回ほど行いました。そちらについては課題を検討しつつ今後に生かしていく予定です。

 テストを通じて教師も児童もオンラインでつながる手立てが分かってきたので、そこは早速学校の日常の活動に生かしています。コロナ感染の予防のため、元気ではあるけども出席停止で学校に来られない子供たちとは、実際にオンラインで授業に参加してもらう取組は日常化しています。

上の写真は、6年生で欠席児童を含めて、国語のグループワークをしている様子です。それぞれの発表の様子を子どもたち同士で撮影し、休んでいる友だちもしっかり見て・聞けるようにしています。休んだ子どもたちもしっかり参加でき、数日後に登校した時に学習の遅れを感じることもなくなるので、これはオンラインを活用するよさでもあるなと感じています。

 また高学年を中心にオンライン・クラウド活用での家庭学習の取組も始まっています。試行錯誤はありますが、これもよりよい方法を子どもたちと一緒に見つけていきたいです。いつでも簡単にオンラインでの授業参加や家庭学習の取組ができる環境の整備もしっかり考えていきたいと思っています。

上手に回れるか動画で確認!

【写真は6年生】体育のマット運動では、技がどれだけできているかをお互いにタブレットで動画を撮り合って確認。どこを気をつけるとよいか、自分で考えたり、互いにアドバイスし合って、上手に回れるよう頑張って練習しています。

低学年もこんな感じで

まだキーボード入力ができない2年生ですが、手書き入力を積極的に使っています。

2年生の国語「かん字のひろば」の学習では、これまでに習った漢字を使って1週間の日記づくりに挑戦しました。手書き入力やフリック入力を使うことによって、みんなに見やすい文字で発表できることが新鮮だったようで、みんなとても意欲的にタブレットを使っての文章づくりに取り組んでいました。