校長ブログ
2学期スタート、VとWは挑戦に直結する
9月2日、2学期がスタートしました。学校には、定期的に「区切り」があります。区切りは、「今までをリセットし、これからのがんばりを増やす力」があります。始業式で2名が2学期からの目標を発表しました。その一部を紹介します。
2年生「1つ目は、勉強です。なぜなら楽しいからです。2つ目は、廊下を走らないことです。廊下は走ると危ないし、けがをさせてしまうかもしれないからです。」 |
4年生「3つ目は、国語です。4年生になって、物語の文が多く出るようになりました。登場人物の気持ちを考えてまとめると、ふだんの生活の中でも、相手の気持ちを考える力がついて、思いやりのある行動ができるからです。」 |
V(ビジョン=目標)を立てて、W(ワーク=積極的な考動)することは「挑戦」に直結します。2学期もいろいろと挑戦し、成長していってほしと願っています。
「4つの力」について学校評価アンケート
7月19日、子供たちと先生方に、学校評価アンケートを行いました。成長させてほしい「4つの力」は「①元気力、②挑戦力、③発表力、④思いやる力」です。それぞれに4問で、計16問の質問に答えてもらいました。夏休み中に集計分析して、2学期の始業式に、子供たちに返そうと思っています。
1学期終業式、71日の学校生活で成長
7月19日、終業式を行いました。「1学期がんばったこと」について2名の子供が発表しました。その一部を紹介します。
2年生「1つ目は、算数のテストです。理由は計算が苦手だったので、計算の練習をたくさんしたからです。」 |
6年生「1つ目は、自主学習です。6年生では授業で習ったところを中心にいろいろな教科を分かりやすくまとめたり、大切なところを覚えやすく色を変えて書くなどしてまとめました。だから、復習や覚えたことを見直しやすかったりするので、テストで間違えにくくなり、大切なところが明確に分かりやすくなりました。」 |
266名の子供たちは、71日の1学期の学校生活を通して、「元気と挑戦で成長を」してきました。子供にとって、学校がすべてだとは全く思っていまっせんが、子供にとって、学校の存在はとっても大きいものだと考えています。そのような学校であり続けたいと強く願っています。
クイズで発信「ツクシイバラ」、まさに総合的な学び
7月16日の給食時、3年生が、総合的な学習の時間に学習してきた錦町の町花「ツクシイバラ」について、全校児童にクイズを出題しました。例えば、「ツクシイバラの花びらの先は、どんな形になっているでしょうか?」と質問し、「①ハートの形、②貝がらの形、③風船の形」の3つの選択肢を与えるクイズです。「学んだことをクイズにして発信する」まさに、関心→調べ→まとめ→発信という総合的な学びです。写真は、放送を終えた、この日のクイズ出題者5名と担任の先生の満足のピースサインです。
英語のパフォーマンステスト、ALTと英語のみの会話
7月10日、5年生が英語のテストを行っていました。教室では半分がペーパーテストを行い、別の部屋で、残りの半分がパフォーマンステストを行っていました。パフォーマンステストとは、ALTと英語のみで会話(コミュニケーション)をするテストです。子供たちは、習ったことを生かして、自分のことをALTに伝えたり、逆にALTに質問したりしていました。西小の子供たちの英語力は確実に向上しています。
現場に行き感じた「戦争と平和への思い」5名紹介
7月10日、私の机に感想文が置いてありました。昨日、6年生が行ったひみつ基地ミュージアムの方へのお礼の感想です。現場に行き感じた「戦争と平和への思い」です。5人の感想の一部を紹介します
魚雷調整場や兵舎壕を見学して、昔の人の力や昔の人の発想がすごいなと思いました。 |
特に魚雷調整場が心に残っていて、実際に来てみないと分からない迫力を感じました。ここに避難していた人のことを思うと胸が痛くなりました。 |
今回で2回目です。1回目は兄弟で行き、ガイドさんがいなかったから見るだけだったけど、今回は、1回目よりも詳しく知れて良かったです。 |
自主学習でも、ひみつ基地ミュージアムで習ったことを生かしたいと思います。夏休みの「こうもりのヒミツ展」に行こうと思います。 |
見学に行って、いろいろな人が亡くなって、悲しんだ人々がたくさんいることがわかりました。私も戦争のない世界にしたいです。 |
6年 校外学習 ひみつ基地ミュージアムへ
7月9日、6年生は、総合的な学習の時間の学習で、ひみつ基地ミュージアム(錦町立人吉海軍航空基地資料館)へ行きました。6年生は、ひみつ基地ミュージアムの方から話を聞き、資料館、滑走路跡、地下魚雷調整場、地下兵舎壕等を見学しました。子供たちは、資料館で資料や収蔵品を見たり、実際に地下兵舎壕等に入ったりしたことで、海軍航空基地の歴史を知り、平和について考えることができました。
徒歩登校でセロトニンの活性化、家庭で活力UP
7月9日、朝の挨拶運動に7時30分に立ちました。すでに1つの班が登校していました。すべての班が登校し終えたのが7時48分でした。約20分の間に、約150名がこの交差点を通りました。
PTA総会でお願いした1つが、「セロトニンの活性化を朝家庭で!」でした。セロトニンの活性化には①朝日 ②運動 ③食事の3つが大事です。つまり、「朝ごはんを食べて、徒歩登校をする」とセロトニンという幸福物質が脳内から分泌されるのです。毎日の当たり前の積み重ねが、実はその子の大きな「活力」になっているのです。多くの子供たちが、活力が上がり、元気な挨拶をしていました。朝の忙しい中、朝食と徒歩登校の送り出し、ありがとうございます。
授業参観、「同じ方向を向いた教育」の共創
7月5日、1学期末授業参観・懇談会を行いました。本当にたくさんの保護者の皆様に来校いただき、子供さんの様子やクラスや学校の雰囲気等を感じていただきました。まさに、ドラマ「踊る大捜査線」の有名なセリフ「事件は会議室で起きているのではない、現場で起きているんだ。」です。実際に見に来ていただき、実際に様子や雰囲気を感じていただき、そして、写真のように、実際に担任の先生と懇談したりしていただくことが、「同じ方向を向いた教育」を共に創っていくことにつながっていくのだと思います。お忙しい中、来校いただきありがとうございました。
「挨拶がよくなっていますね。」関係者の声は評価の基準
日々、多くの関係者の皆様が、子供たちに関わっていただき、よく来校されます。教育委員会、地域ボランティア、学校運営委員会、SSW、SC、町の福祉課、放課後デイ、放課後子ども教室、授業への外部講師等々の皆様が、266人の子供の成長を願って、関わっていただいています。本当に感謝です。
さて、7月3日、その関係者のお一人からうれしい一言をいただきました。「昨年度よりも、子供たちの挨拶がよくなっていますね。」関係者の皆様からの声は、評価の基準です。私も「4月よりも挨拶が上手な子供が確実に増えているなあ。」と感じていました。まさに「挨拶は人となりです。」 私も短い関りの言葉「あいさつ」を大切にしていきます。