校長ブログ
お別れ集会で見えた西小の「伝統」とは?
3月7日、1・2時間目に、体育館でお別れ集会を行いました。5年生の企画委員会が計画・運営してくれました。「各学年の出し物」や「6年生との最後の交流タイム」と実に盛りだくさんでした。また「引継ぎ式」で校旗を6年生から5年生に渡すときに「西小の伝統を引き継いでください。」との言葉がありました。この集会の中で、見えた西小の伝統を2つ紹介します。1つは「ひねり出す力」で、もう1つは「盛り上がる力」です。たくさんのアイディアをひねり出し、たくさんの笑いがあり、とっても盛り上がっていました。笑うから元気になり、笑うから幸せになります。この伝統をず~と引き継いでほしいです。
下の写真は、1年生の出し物「パプリカ」の踊りをみんなで踊っている場面です。
西小の玄関に「桜の花」と「おひな様」
2月28日、玄関に桜の花が咲きました。三寒四温の「温」によって、花瓶にさしてある桜のつぼみが次々と咲きました。ひな祭りの壁飾りとともに、職員や来校者の目と心を和ませています。「西小の玄関は、いつも花がたくさんで、楽しみです。」と、先日来校者が帰り際に話されました。事務室の先生が、玄関を色鮮やかに飾ってくれています。本当に感謝です。来校の際は、是非玄関にも足をお運びください。
「ワレモコウの会」、月1回の不登校等の支援会議
2月26日、「ワレモコウの会」を行いました。「ワレモコウ」とは花の名前で、細い茎の先に赤や紫の小さな花がいくつも集まって丸みのある細長い形になっている少し珍しい花です。花言葉はその小さな花が上から順番に咲き、時間と共に全体の色が変わっていくことから「変化」や「感謝」という前向きな意味があります。
さて、ワレモコウの会とは、不登校・不登校傾向・登校渋り等の児童(始めは11人で、現在14名)の支援会議です。職員23人を4つのグループに分け、月1回、放課後の約20分間、支援の協議をしています。協議内容は、「①不登校児童等の今月短期目標の振り返り」と「②来月の短期目標の設定」の2つです。
全国の小中学生の不登校児童は11年連続で増加しており、小学校では10年前の5倍に増加しています。本校でも、学校の課題の1つとしてとらえ、解消に向けて取り組んでいるところです。その1つがこの「ワレモコウの会」です。「本人の自走」が一番の目標ですが、それができないから悩んでいると思うのです。「本人の自走」をプラス的に後押しすることが必要だと考えています。それが、この「短期目標の設定」です。担任一人ではなく、教育のプロである私たちがチームで対応を協議するのです。その際には、保護者との連携や関係機関と連携が大切になることも多くあります。
今月の短期目標に向かって一歩ずつ進めている子供、新しい対応を試してチェンジしようとしている子供、対応がうまく合わなくて前に進めていない子供等様々です。私たちは、265名一人ひとりの子供にとって、西小学校が「学びがいがあり、生活しやすい学校」であるとともに、「元気と挑戦で成長する学校」であることを、最上級の目標に掲げています。学校での友達との触れ合いや学び合いを通して、すべての子供が、今日の学校での一日を、成長する機会にしていってほしいと強く願っています。
R6年度最後の授業参観、多くの参観ありがとうございました。
2月28日、令和6年度最後の授業参観を行いました。時間の都合をつけていただき、9割を超える保護者の皆様に来校いただきました。「元気と挑戦で成長を」という「同じ方向を向いた教育」のためには、授業している様子を見ていただくこと、つまり学校に足を運んで見てもらうことが一番だと考えています。我が子の学校での姿、クラスの雰囲気、学校全体の雰囲気、担任の先生との連携、他の保護者の方との連携等、多くの得ることがあると思います。これまで「学校の一番の応援団」として、ご支援とご協力、そして大きな応援を、本当にありがとうございました。残りの1カ月も、子供たちの心身の健やかな成長のために、学校と家庭の連携を図っていきましょう。よろしくお願いいたします。
過去一番素敵な人権集会、子供たちがしっかり考え話し合う学びの場
2月27日、3学期の人権集会を行いました。今まで私が経験した人権集会の中でも一番素敵な人権集会でした。それは、一方方向の集会ではなく、双方向の集会だったからです。特に、「言葉について考えよう」では、人権生活委員が、学校生活の場面を切り取り寸劇をして、二択のクイズにして考えさせました。全校児童約260名が、答えとその理由を考えました。そして、写真のようにマイクを2本使い、テンポよく発表していきました。子供たちが、自分ごととして、しっかり考え、話し合う学びの場となっていました。まさに約260名による人権学習でした。
5年「桜もち作り」、強力な助っ人JA女性部の皆さんに感謝
2月21日、5年生が、育てたもち米を使って「桜もちづくり」を行いました。強力な助っ人としてJA女性部の皆さんに来校いただき、教えていただきました。2名の感想の一部を紹介します。
| 桜もちを食べてみて、米は甘くてもちもちして、あんこが嫌いな私でも、とても食べやすかったです。家でも作ってみたいです。 |
| 桜もちの作り方を教えてくださったり、あんこの丸め方を教えてくださったりと、本当にありがとうございました。自分たちで作ったお米が、桜もちになるなんて、想像するとすごくびっくりしました。 |
6年生による公民館掃除、卒業前に感謝の気持ちを込めて!
2月14日から始まり、最終日の2月21日までの合計4日間、6年生は、8つのグループに分かれて、自分たちの公民館を、感謝を込めて掃除をするという活動を行いました。これは、家庭科「共に生きる地域の生活」の学習の一環です。3人の感想の一部を紹介します。
| いつも分館の集まりで使ったり、遊んだりしたことがあったので、これまでの感謝を込めて掃除をしました。かれ葉があったので、それを時間いっぱいみんなで集めたり、草が生えていたのでそれをぬいたりしました。 |
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1・2年生の時に公民館で宿題をする行事や、分館対抗バレーの後に集まって反省会などをしたことがあったので、しっかり恩返しができたので良かったです。大王神社では、たまに遊ぶので、落ち葉を拾って気持ちよくなりました。 |
| ラジオ体操で公民館に来ていたので、気持ちを込めて隅々まで窓をふくことができました。人の手の届かないところなので、結構役に立ったと思います。これからも公民館を使うときは大切にしていきたいです。 |
新入生体験入学、43名の1年生待っていま~す。
2月20日、新入生体験入学を行いました。来年度入学は43名の予定です。子供たちと保護者の皆様に参加していただき、写真のように登校班の確認をしたり、現1年生との交流学習「昔遊び」を行ったりしました。新入生の「どきどき」が減って、「わくわく」が増える時間になったのではないかと思っています。43名の新1年生待っていま~す。
校長による道徳の授業終了、最後は6年道徳「夢」、VとWを大切に!
2月19日、6年1組で道徳の授業を行いました。テーマは「夢」です。前半は、「中学校での夢」と「将来の夢」の2つの詩から感想交流をしました。約30人の子供たちが共感・納得・疑問・自分ならば、という視点で思いを発表しました。発表力が身についてきたなあと実感しました。後半は、自分について考える時間です。事前に考えてもらっていた、自分の「中学校での夢」と「将来の夢」のどちらかについて、「マンダラシート」の一部を書く学習です。私も、この授業に向けて、2つのマンダラシートを書きました。中心にはV( =目標)を書きますが、私は「元気と挑戦で成長を」と「120歳まで生きる」と書いて、8つの要素と、要素ごとに8つのW(=積極的な考動)を書きました。子供たちが、自分の夢の実現を目指して、VとWを大切にしてほしいと願っています。
これで、10月3日から始めた「校長による道徳の授業」はすべて終了しました。子供たちから、4つの力(元気力と挑戦力、発表力、思いやる力)をたくさんいただきました。
「家族で考える人権標語」、14人の標語が錦町に!
2月18日、「家族で考える人権標語」の応募作品の表彰式についての案内文を、関係児童14名に配付しました。錦町主催で、冬休みの課題の1つとして全校児童で取り組みました。その中から各クラス代表1名の計14名が、表彰されることになりました。これらの標語は、錦町の公共施設等に掲示され、人権意識の啓発に活用されるそうです。3つ紹介します。
●気づいていこう みんなの気もち 人のやさしさ(2年生)
●いじめナシ さべつナシ いろんなナシを育てよう(3年生)
●比べない 一人一人が 主役だよ(6年生)
大雪の昼休みの運動場、本年度最多人数の子供たち
2月5日、昼休み、運動場に積もった雪はピークになっていました。大雪の昼休みの運動場には、本年度最多の人数の子供たちが雪遊びをしていました。雪合戦をしている子供たち、きれいな雪だるまを作っている子供たち、大きな雪だるまを作っている子供たち、先生方も過去最高人数が運動場に出て子供と一緒に遊んでいました。私も100人ぐらいに雪玉を当てて、100人ぐらいから当てられました。また、帰宅時間は予定どおりでしたが、教師も一緒についての集団的な下校に変更しました。安全に配慮しながらも、この大雪をしっかりと楽しんた西小学校でした。
真っ白の雪中に、白い凧が元気に舞い上がっています。
2月5日、2時間目から雪が降り始め、あっという間に運動場は真っ白になりました。2時間目の休み時間は、久しぶりの雪に、子供たちも楽しみながら雪とたわむれていました。そして、3時間目になり、運動場から、さらに元気な声が聞こえてきました。雪遊びをしているのだろうと思い見ると、真っ白の雪中に、白い凧が元気に舞い上がっていました。私も外に出て、凧あげの手伝いをしました。まさに、「風の子、雪の子、元気な子」です。
「学校楽しいです。」ポジティブな言葉は、元気を生み、届けます。
2月5日、朝の会後に廊下を歩いていると、「校長先生、学校楽しいです。」とニコニコしながら話しかけてきた子供がいました。「どうして?」と尋ねると、「算数が難しいけど、分かるようになってきたから。がんばります。」との答え。心がほっこりするとともに、大きな元気をもらいました。ポジティブな言葉は、元気を生み、本人と周りの人に元気を届けます。私も、「元気と挑戦で成長を」の学校創り、さらにがんばります。ありがとう。
読み聞かせ、「素敵な空間と時間」の創造
2月4日、「こだまの会」による読み聞かせを行いました。こだまの会は、西小学校を主活動とされている地域の読み聞かせグループです。年間9回来校いただき、各クラスでの読み聞かせをしていただいています。この日も、8名が来校され、各教室で読み聞かせをしていただきました。下の写真は、4年生に「くまさぶろう」という本の読み聞かせをされている様子です。食い入るように聞いていました。読み聞かせは、読解力や想像力、感情の発達、社会性、共感力等を養うことができます。そして、読み聞かせは、「素敵な空間と時間」を創ってくれます。You tubeやテレビに頼りがちな現代だからこそ、学校では読み聞かせや読書を意識的に取り組んでいます。是非、ご家庭でも、読み聞かせや読書の習慣作りにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
インフルエンザ予防、4つの対策できていますか?
2月3日の給食時、養護教諭の先生がインフルエンザ予防について啓発の放送を流しました。近隣の学校でインフルエンザが流行っていること、次の4つの対策について各自ができているかを確認することについて話されました。対策をしっかりして、日常の生活を継続していきたいですね。
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①早寝・早起き・朝ごはんで、病気とたたかう力をつけましょう。 ②咳や鼻水などの症状がある人は、マスクをつけましょう。 ③換気をしましょう。(廊下側と運動場側の2か所を10cm) ④手洗い・うがいをこまめにしましょう。 |
Webマイアセス開始!朝15分の自学自習の「復習の場」
2月3日、3年生から6年生で「Webマイアセス」を始めました。Webマイアセスとは、熊本県学力調査結果を受けて、熊本県教育委員会からが提供された国語と算数の「個別復習用教材」等です。本校でも、先週、タブレットの確認を行い、今週からスタートしました。いつするかですが、朝のサプリタイムの月・水・金曜日を活用することにしました。一番いいところは、「個別の進度で、答え合わせが『すぐに』&『自分で』できるところ」です。一人ひとりが、この15分の自学自習の「復習の場」を、有効に活用してほしいと思っています。
給食週間、「食育」の授業って何するの?
1月28日は、給食センターで毎日の給食の献立を考えている栄養教諭の先生に、全学年で、担任の先生と一緒に「食育」の授業をしていただきました。各学年のめあてを紹介します。
| 「1年:野菜のパワーをさぐろう」「2年:好き嫌いなしで食べよう」「3年:給食でお世話になっている人たちの気持ちを考えよう」「4年:みんなで考えよう!食べ物の働きと量」「5年:食事の適量を知り、食べる工夫を考えよう」「6年:昔と今の給食を比べて、その違いを見つけよう」 |
まさに「食に関する教育=食育」です。今、私は「発酵食品」にはまっています。「食は体を作る」です。子供も大人も食育も大事にしたいですね。
西小フェスタ6年生「広げよう、平和の翼」
教頭先生の講評より
6年生は「広げよう、平和の翼」で、テーマは「『平和』をつなぐために、私たちにできることを考えよう」でした。これまで学習してきた戦争や平和についての発表でしたが、戦争とは国と国とのもめごと、つまり、多くの人と多くの人とのけんかとも言えます。先生は、6年生の発表を見ていて考えました。私たちは誰でも、けんかや対立などのもめごとを起こします。それは子供も大人も同じです。では、けんかや対立が起きた時、皆さんはどうしますか?「暴力を振るいますか?」「相手に文句や悪口を言いますか?」「相手を打ち負かしますか?」「人のせいにしますか?」「犯人を見つけて責めますか?」6年生は言っていました。「『平和』をつないでいくために、自分にできることを考えて、行動していきましょう。」と。きっと、日頃の生活でのもめごとを、お互いに話し合い、自分たちで解決して、みんなと仲良くしていくことが、私たちにできることではないかと思いました。6年生の皆さんは、これからの未来に向けて、自分たちにできることをしっかりと考えていました。
西小フェスタ5年生「ふるさとを守ろう、地球を守ろう」
教頭先生の講評より
5年生は「ふるさとを守ろう、地球を守ろう」でした。水俣での環境学習や、田植え・稲刈りなどの米作りでの学びを発表してくれました。水俣は、ずっと前には、環境や健康が壊されて、差別や偏見を受けてきました。しかし、今では、環境にやさしい町として地球を大切にした取組をしています。教頭先生も水俣の小学校に勤めていたことがありますが。とても明るくきれいで良い所でした。その時は、アルミ缶やスチール缶などの資源ごみを20種類以上に分けてリサイクルしていました。現在は23種類だそうです。皆さんも、ふるさとであるこの錦町や地球の環境を守るために、一人一人ができることを見つけることができましたね。5年生の皆さんと、「米」という人、ありがとうございました。
西小フェスタ4年生「15分で分かる!最強4年生学習チャンネル」
教頭先生の講評より
4年生は「15分で分かる!最強4年生学習チャンネル」でした。役場の方と勉強して認知症サポーターになったり、視覚障がい者の福山さんと交流をしたり、社会科では見学にも行って、生活を豊かにする工夫を学んだりしてきました。どの学習も共通していることは「体験を通して考えた」ということです。だからこそ、4年生の全員が、「支え合うこと」や「思いやり」の大切さについて、しっかり考えることができたのだと、うれしく思いました。これからも「思いやり」にあふれる皆さんであってください。とても温かい内容で、よい発表でした。