学校生活

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宝の落ち葉

ぎんなんの葉っぱが一気に落ちて、朝ボラで子どもたちが落ち葉掃きをしますが、追い付かないときは、学校の向かいの方が道の葉っぱを掃いてくれます。

(毎年すみません。ありがとうございます。)

今年中原小に赴任した先生は「中原は宝物がいっぱいですね!」と言います。

1年生図工では王冠づくりをし、加えて洋服も作りました。



 

他にも、登校中に『ネタ』をひろったようで、・・・。

花が咲く

『子どもたちによるいじめ防止推進事業 南小国町地域指定研究発表会』 が、1116()に南小国中学校でありまして、昨年度からリーダー会議に参加して、中原小のきずなづくりに取り組んできた6年生がポスターセッションというかたちで発表をしました。

 

ポスターにはくっきりとした花が咲いています。

 

花びらは『朝ミーティング』『支援学校との交流』『全員遊び』『なかよし給食』『ステップアップタイム』『ハッピーバースデー大作戦』など。

これは、中原小が普段から、もう何年も大事に続けてきていることや、5.6年生が、安心できる居心地の良い学校づくり・み~んなが楽しくい学ぶために企画してくれていることなのです。

先週のぎんなん祭 閉会式でも6年生が、「今日またひとつ きずなを深めることができました。」と言って会を閉じたように、常に意識してひとつひとつに取り組んでいるのです。

その花にエネルギーを与えてくれている太陽の光、雨、空気は見守ってくれている地域の方々、ほくほくの栄養たっぷりの畑の土は、話を聴いてくれる 理解してくれる家族 それらが一枚にまとめられていました。

 

この目を惹くポスターが、会場内に参加されていた方を集めました。

それに加えて、「朝ミーティングって?」と思われる方にも一目瞭然の動画もあり。

 

実は当日朝、公開リハーサルを1年生から5年生も見せてもらいました。

さすがだな~と思ったのは、6年生の発表に吸い込まれる子どもの『姿勢』です。

いつもは「姿勢をただしてください!」なんて注意をして、意識して背中をピンとしている子もいるのですが、このときは明らかに違いました。

 発表を聞いて、「感想はありませんか?」に対し発表してくれたのは4年生。

朝ミーティング後に、「来年は高学年だよ!」と声をかけられてすぐのこの行動にも、発表をする人にくるりと体を向けるみんなにも。

朝からうれしい一日のスタートでした。

 

ポスターセッションは参加者からの質問タイムがあります。

予想される質問に対して、

先生「キーワードは?」

子 「安全な・・・」

先生「そうね。そこにたどりつくことを原則にして、あとは自分たちで・・・」

みたいに、あとは6年生で話をして準備をしていました。

 

 緊張しているのかな?と思ったら、中学校への移動までバスを待つ時間は、明日、サッカー試合だから・・・と思ったら珍しく・・・。

 

南小国中学校体育館に、各学校をまわったキラッキランの掲示がありました。

お友だちのキラキラさんの行動を書きとめたい気持ちは続いています。

かわいい1.2年生の行動に、その募集期間が終わり、広用紙は南中に移動したのですが・・・。

松原ダム見学

11月12日(月)
3,4年生が松原ダムの見学に行ってきました。
ダムの事務所でダムの働きなどの説明を受けた後、ダムの中におりていきました。
ダムの中は長いトンネルで急な階段もありました。

下から見るダムは大きく見えました。


最後は遊覧船でダム湖を回りました。
生憎の天気でしたが、紅葉がきれいでした。

ぎんなん祭 『地域の教育力』

『地域の教育力』

その① 

 南小国中学校 吹奏楽部さんが4曲披露してくれました。

1曲は中原の先輩3人で。

楽しい演出とすばらしい演奏に、終了後弁当を食べながら、中学校になったら吹奏楽部でフルートをしたいとか、サックスをしたいとか、ドラムはむずかしそう など話をしていました。

 

その②

 展示の部

通学路や校庭、遠足、十五夜もらいなどの時の中原の子らのことが俳句に。

 

 少し前の中原小の行事 うさぎ追いや、学校以外の子どもの写真、習字教室の作品を展示。



 

その③

 中原大好きな方によるレクダンス

 

その④

 読み聞かせのお兄さんと中学校のお姉さんのコラボ演奏。

たった2回しか合わせ練習はしていないそうですが、とてもやさしい声、上手なピアノとギターは心地よい時間でした。

 

その⑤

 前日の準備、当日の片付けでは、掲示用パネル運搬をしてくださった保護者の方々、どうもありがとうございました。

 

 がんばる子どもたちに、大人も動かされまして・・・と、今年は『たっちゃんとゆかいななかまたち』のみなさまにより・・・

カーモン ベイビー♪

そして、365日の紙飛行機♪ の合唱です。

手話はユーチューブを何回も何回も見て、それぞれが個人練習をしたのだそうです。
 

最後は、紙飛行機がフロアの子どもたちのところに飛んできました。
 

キラッキランには、たっちゃんんとゆかいななかまたちのこともありました。

「おかあさんたちが しゅわでかみひこうきをしていたので びっくりしました。」


 ありがとうございました。

ぎんなん祭 発表 5.6

5.6

帰り道の会話。

担任の先生から「平和って何?」と問いかけられ「戦争しないこと」って答えたら「戦争中は平和じゃなかったの?世の中を平和にするってどんなこと?」と返された とお友だちにつぶやいていたとき「ツナグさん」が登場。

ツナグさんが紹介してくれたのは学童疎開で中原にお世話になったという「玉那覇さん」(実話)。※2 でした。

 

 1幕は1940年ごろの沖縄。


玉那覇さんが、沖縄での地上戦のため学童疎開をすることになりました。

本土に渡ることを、遠足にでも行くかのように無邪気に喜ぶこどもたち、複雑な思いで別れ、見送る家族。

 

2幕は航海


「今日は疲れたね」と船に乗って眠っていたとき、真っ暗な中に爆音がしてサイレンが鳴り、避難命令がでます。船が揺れ、怖がる子どもたち。

(対馬丸に悲しい出来事が起こったその時、背景の絵が左右に揺れていました。

すごい演出でしたね とスライド・音響担当の担任に話すと「そうでしたね。」と。

演出はすべてステージ幕の向こうの56年生が創っていたのですね。)

 

 3幕は中原

戦地の親元を離れ、おだやかに流れる日々と終戦。

 その後、玉那覇さんは沖縄ではなく、姉のいる大阪に戻りました。

 

今年になって、修学旅行で早崎猪之助さん、水俣で永本健二さん、菊池恵楓園で志村康さん、かがやきのお母さんからの想いを受け取った5.6年生。

 

「過去と現在」「人と人」をつないでくれたツナグさんが、「あなたもツナグさんです。」

と教えてくれました。

 

 午後、中学1年生が職員室に来ました。
中一さん「グランドを使わせてください。」

担任  「お!」

中一さん「昨日、永本さんが南中にお話に来てくれました。」

担任  「じゃ、あれした?」(グーパンチのジェスチャー)

中一さん「はい。しましたよ。」

 

※2 玉那覇さんは、自分たちをやさしく受け入れてくれた『優しい静かな村 中原』に連絡をしてくださり、5.6年生とつながりました。

それが今回のシナリオになったのです。

ぎんなん祭 発表 3・4

34年生

中原のひ・み・つ2018

先生から「中原のひみつをみつけること」という宿題がだされました。

困っているところにあらわれた仙人。

 仙人から修行を命じられたマゼーノとナーカバールとギンナンが旅に出て、ひみつを探します。

 

中原のコンビニ 下城商店では、下城さんが品物を売るだけでなく、お客さんとたくさんお話をすること 仕入れや店番、花植えや犬の世話など、何から何までしていること、200年続いていることを。 

中原の台所 中原精肉店では、30種類もあるお肉を注文に合わせて切って準備していること、おいしいからあげのCMソングを作って販売のお手伝いと、52年も続いていることを。

 

小国杉の良さを届けている河津製材所では、2年かけて開発したペレット。他にもコースター かちゅうしゃ 人気が高まっている木のブラインド すしのげた 家具やマットなども作って、中国やそのほかにも、世界に向けて販売されていることを。

 

地元の木のぬくもりを大事にして家を作っている鞭馬工務店では、日本ログハウスオブ・ザ・イヤー優秀賞もいただくような、お客さんの気持ちに寄りそい、ていねいにお家をつくっていることを。

 

修行を通して、中原のひみつを見つけた三人は、現実に戻してもらい、この中原を大切に未来に残していかなくてはならないと気づきました。

ぎんなん祭 発表 2


2
年生

チコちゃんにしかられる?

国語で学習した「スイミー」と「お手紙」

「スイミー」からは自分らしさを大切にすること、ゆうき いのちについて考えること、「お手紙」からは助け合うことを学ぶことができました。

 

国語の時間の物語の中のことだけでなく、

   ろうかを走って先生から注意をされた時、勇気を出して、正直に「自分もです。」と話をして、すてきな自分を手に入れたときのこと(実話)

   おたまじゃくしやかまきりを育てた時のこと、首をはさまれ、苦しんでいるとかげを見つけた時のこと(実話)※1

   けん盤ハーモニカやかけざんやさかあがりも、励まし合ってできるようになったこと(実話)

   けんかはするけど、ころんだ時に助け起こしてくれたり、帽子ににがてな虫がついたのを、とんできてとってくれたりしてくれたこと(実話)

などを紹介し、友だちについて考えたことを発表しました。

 

ち(ぇ)こちゃんは「ぼ~っと生きて・・・ないわね。」と、ほめてくれたあと、「だいすきだよ。もうだいじょうぶだね!」と言って「じゃあね!」と消えました。

※1 プランターの下の水が抜ける穴にトカゲの頭がつっこんで抜けなくなっているのを見つけた2年生。自分たちではどうにもできなくて、校長先生と教頭先生がプランターを切って、無事にとかげを救出した事件。

ぎんなん祭 発表 1

1年生

 わいたの山の下に住んでいる担任の先生が、さらわれました。

いのししにおそわれたか?たぬきにばかされたか?

実は魔女につかまっていたのです。

魔女は、むかごどろぼうをした先生を、これから山芋汁にしようとしているところでした。

「先生を助けてほしかったら、3つの実を集めてもってきなさい!」と魔女。

1年生はそれを求めて旅に出ました。

 ひとつめは、「おむすびころりんの穴に、いまがんばっていることをいってやってみせること」
 
コツコツ練習してきたけん玉 フラフープをして見せて、

教頭先生そっくりのおじいさんからコツコツの実をもらいました。

 

ふたつめは「ともだちのいいところをつたえて、みんなでかぶをぬくこと」

毎日、帰りの会でしているきらきらさんさがしなんだと気づき、発表しました。

 真っ白のかぶの妖精(むか~し買っていたけど、一度も袖をとおすことがなかった白いチュニック。まさか初お披露目が舞台衣装になるとは!?)から、はきはきの実をもらいました。

 

みっつめは、「おうちのひとに、ありがとうをつたえること」

くじらぐもの上から大きな声で、ありがとうのきもちを発表して、ほんわかの実をもらいました。

 

 3つの実で担任の先生を助けた1年生は、担任の先生の一番好きなことば「ありがとう」の歌を手話で歌い「これからもよろしくお願いします」と会場に手を振って終わりました。

 

朝からドッキドキしていた1年生。

教室の黒板にはセリフとおなじことが書いてありました。

 

廊下にあるキラッキラン(1116日に南小国中学校でいじめ防止研究発表があるのに、町内小学校も一緒に取り組んでいる活動)

終わってからキラッキランに「今日のきらきらさんは6にんみんなです。どうしてかというと、ぎんなんさいでがんばったから。」とありました。

ぎんなん祭 オープニング

ぎんなんの11月11日(土) 第25回ぎんなん祭。

オープニングで中原区長さんから


「校訓を知っていますか?

今日のぎんなん祭の目的は『ゆたかに かしこく たくましく』の『ゆたかに』ですね。

体育館のうしろに、こころゆたかに育っているみなさんの作品がいっぱいあるのを、全部見せていただきました。

 中原小のことを、中原の地域の人 みんなで応援しています。」とごあいさついただきました。

 

教育長さんも


「楽しみにしていたぎんなんの実が、今年はならなかったようで残念です。

中原は、地域と共にある学校です。子どもたちの成長は、『地域の教育力』のおかげです。」

と、ぎんなん祭にたくさんおいでくださっている保護者の方や地域のみなさんから、子どもも職員もとっても良くしてもらっていることに、かわってお礼を言ってくださるようなごあいさつでした。

 

児童数33名なので、出番がいっぱい。

ひとりひとりがやらなくちゃいけないこと、覚えなくちゃいけないことがとにかく多いのです。

開会行事のあとステージの1番は、毎日朝夕の会でもくりかえし練習してきた全校による群読からスタートしました。

走る

実は中原小は体力優良校が3年前までずっと続いていましたが、一度はずれ、翌年また優良校となり、今年また逃しています。

対外的な水泳記録会や陸上記録会、サッカー大会などでは好成績を残しているのに、なぜかな?と思うところもありますが、年度当初の体力テストの結果が大きいようです。

 

日常を見つめなおし、ダラっとなってきていたところを、引き締めて再スタートです。


11月の生活目標は体力をつけるです。

「朝ランで2周以上走ろう」

「朝ランで最低5周走ろう」

「朝ランで目標をたてて走ろう」

「休み時間は、外でてつぼうとうんていをする」

など各学年で、具体的な目標設定をしています。

 

 切り替えモードになってからは、運動場に出る時間が早くなり、だらだら走りが減りました。


1番早く外に出た子にあわせて外に出て走ったら、こんなに歩数が!)

 

部活動での5分間走は、全員が自分にあっためあてを持って走るようにしました。

どちらかというと走るはあんまり好きではない子が、このまえの金曜日にはじめて、めあての周を達成しました。

「いい走りだったばい!」と先生にほめられて、ばあちゃんが届けてくれたサッカー用のソックスをきゅきゅっと整えて、次の二人組パスの練習をはりきってしていました。

たくましく!!

 部活動練習を、校訓のすきまのところから、かえるさんが見守ってくれていました。

 

 中原の体力優良に大きく貢献しているのは、子どもの素直ながんばるところと、毎朝夕の歩きでの登下校と、休み時間の外遊びと、他にもこういういいところからかと思われ、変わらず残ってほしいと思います。それは・・・

 

夕方、部活のお迎え待ちの弟や妹たちが・・・。
それから、お休みの日にも、学校の運動場や遊具でいっぱい遊びます。

同じ学年だけではなく、いろんな年齢の子がまじって。大切なつながりです。

ちゃんとグランド整備もするんですよ。

すごいね。