学校生活
飛びました その②
10月24日 木曜日(霜降)
阿蘇市一の宮小学校で中・北部音楽会がありました。
体育館に着いたとき、一昨年のこの会で、阿蘇市教育長さんが「この体育館は避難所でした。・・・」と、お話をされたのを思い出しました。
一の宮小に到着して、歌のリハーサルをしてから、音楽会が始まりました。
プログラム1番はりんどう太鼓でした。
目からは太鼓をたたく勇壮な姿と、座っている床からも、力強いりんどう太鼓が伝わってきました。
中原の発表の前後に、震災を経験した小学校が、♪大切なもの を歌うときに「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことを知った」と言っていました。
手話をつかって歌っている学校もありました。
中原の発表は6番目。
中・北部10校参加で、全校児童での合奏は中原小だけでした。
はじめからいい声がでていたのは、行きのバスの中で全員で声出しをしてきたからでしょう。
音楽部会の先生から、全学校の参加者に対して、発表を聴く姿勢や態度がよかったとほめられました。
それから中原小には
「全校で取り組む姿勢が素晴らしいと思います。
一生懸命歌う姿が印象的でした。
音の重なりを工夫すると、もっときれいなハーモニーが作れるでしょう
合奏はみんなの気持ちがそろっていました。
学年に応じた楽器の選択 バランスよくまとまっていました。」
と、講評をいただきました。
5月に地球を出発した宇宙戦艦ヤマト 中原号は、無事にイスカンダルへたどり着きました!
音楽会が終わり、お昼ごはんを食べました。
(おうちの方、朝早くお弁当をありがとうございました!自分でつくってきていた子もいましたねよ!)
食べているとき、艦長が駆け寄り、全隊員をほめてくれていました。
イスカンダルでの任務を終えた中原号は、一路地球へ(じゃなかった・・・)学校へ戻り、5時間目の勉強をしました。
そのときに、5年前のへき地研究発表会から続けている中原ホットニュース(行事ごとの壁新聞)のコメントを全員が書きました。
「私は、音楽会では遠くに歌うようなイメージで歌いました。
遠くを見て歌うと自分の声が届いているように思えたからです。
私は本番では練習よりもきれいな声で歌うことができたのがうれしかったです。」
「私がこころに残ったことは、りん小のりんどうだいこです。
みんなの息が合っていたのでこころに残りました。
中原もみんな息が合っていたし、練習の時より大きな声で歌えていたのでよかったです。」
「ぼくはとくにピアノをがんばりました。
少しきんちょうしていました。
でもステージに上がると落ち着いてひけました。
終わってから「あれは きみだったとね、上手だったよ」とたくさんうれしい言葉をいただきました。
これからも練習して上手にひきたいです。」
「わたしががんばったところは、ぼくのひこうきでつられないようにしたところです。
こころにのこったところは たいこの場面でいきが合うところでした。」
合唱曲 最後のフレーズ「♪とんでゆけ~ぼくの~ひこ~おき~」は、練習では低空飛行でしたが、本番に強い子どもたち、これまでの練習の成果で、楽譜通りに飛行機がたか~く飛びました!
飛びました その①
10月21日 月曜日
今年で三年目のドローン体験をさせていただきました。
まずは運動場で、全員を空から撮影。
そのあと、低・中・高学年に分かれて、体育館でひとりずつコントローラーの操縦する2つのコースと、もうひとつは、チーム対戦のタイプも体験させてもらいました。(毎年 新しくなります!)
使い方の説明はあまりくわしく聴かなくても感覚的にわかるのかしら!
(さすが!の子どもたち。)
ドキドキや「やったぁ!」がいっぱいの時間になりました。
コースをまわるときに、おいてあるものにぶつかりドローンの部品がはずれると、一回一回とりにいったりはめかえたり、バッテリーを交換したり、上手に落ち着いてできるように手をそえてくれたり、わかりやすく声をかけてくれたり。
3人のスタッフの方は、会場作り→3時間連続授業→片付け→移動 とたいへんお疲れにだったと思います。
どうもありがとうございました。
最近は、ドローン撮影での町や村の紹介や、農薬散布、畜産への活用などもあるそうですね。
この日、「大きくなったらドローンの会社につとめる!」と言いながら、放課後 宿題をしている子がいました。
1年生は国語の勉強で、ドローンで撮影してくださった映像を見て、くじらぐもにのっていました。
なかよし給食
食育の日は19日ですが、お休みになるので18日に。
この日は多目的ホールで「なかよし給食」(全体会食)です。
たて割り班で食べました。
栄養教諭とできるだけ多くの時間一緒に居られるようにと思っていたら、早めに集まってくれた5.6年生が全学年の配膳を手伝ってくれました。
献立はふるさとくまさんデーメニュー
「牛乳 文楽飯 いちょう葉汁 さばのしょうが煮 もやしとピーマンのおかか煮」
どうして『くまさんデー』というか や、献立『上益城の味』の解説を聞かせてもらってから、みんなで「いただきます」をしました。
多目的ホールに来る途中「久しぶりい!」と、みんなでたべるのをたのしみにしながら階段をのぼっていました。
1年生で、日記になかよし給食のことを書いてくれていました。
食器の片付け、会場の片付けも高学年さん、最後までありがとう。
栄養教諭との給食連絡ノートに、
「なかよし給食で、最後までみんなが残さずたべてくれていたのがうれしかったです。」と書いてありました。
毎回、全員が食べ終わるまで横にいてくださる先生です。
17日の南小国町5年生の合同学習では、三小学校合同で給食を食べたそうですが、中原小の5年生が、残らないようにおかわりをしてくれたことも、うれしそうにお話してくださいました。
お世話になりました。
「芸術はからい!」
バブルアート
かがやき合同図工の時間です。
事前指導に身を乗り出してお話しを聴くふたり。
まずはシャボン玉で練習をしてから、こんどは画用紙に向かいました。
「芸術は?」とたずねると、「(芸術は)からい!」と答えてくれました・・・・(んっ?)
作品は、「すぎのこまつり」に展示してありました。
くれぱすさんから、「すぎのこまつり」に参加した子は、ステージ(『バスマップ』や『ヤバイTシャツ屋さん演奏』など)をみて、のりのりで手をたたいていました。
ひかるえんがわ
10月18日 1年生道徳の研究授業がありました。
1年生がひとりずつ前に立って、発表するところでは、入学してこれまでの、頑張ってできるようになったことや、積み重ねていること 真っ最中のこともうかびました。
授業者は、南小国とおつながりのある北里柴三郎さんが、次のお札になる時の人であることもありますが、もともと北里の記念館などもお気に入りで、よく足を運んでいるそうです。
研究会では、授業と指導案との違いからその変更の意図、板書の色分けなどの意味、中心発問、すごい説得力だった授業者の習字のこと などについて質問が出されていました。
最後のまとめの板書のことを、前年度の学校訪問で指導主事の先生からアドバイスいただいた話(先生が引っ張っていくのではなく・・・)や、内容の受け取りについて、北里小学校出身の先生が子どもの時に、柴三郎さんの墓そうじ前に授業を受けた経験など、たくさん話し合われました。
研究会には授業のときから参観してくださっていた教育委員会の先生も参加して、「研究会があついなと思った。」と感想をはじめに言われてから、道徳科の特質を生かした学習指導の展開についていろいろ教えてくださいました。
自己をみつめる教材、道徳科の指導案、板書で多面的多角的に・・・見えないもの(自分の考えが全体の中のどこにあるのか、自分と他の人との違いは?)などを、見えるように可視化する工夫の技。
それから、少人数なのでこんな方法も!と動作化、役割演技などを紹介くださいました。
・・・・そういえば・・・前に、ばあちゃん役で道徳の授業に参加したことがあるな・・・
最後は評価について、他の教科や特活とのちがい、ねらいに向けさせるのではない『特別な教科』だからこそ!のことなど、クイズでお話ししてもらって終わりました。
(ありがとうございました。)