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校長室から

全校集会(なかまをだいじに)

全校集会で話をする機会をいただきました。

次のような私の実体験を話しました。

 

<こどもたちに話したこと>

今日は、「なかまをだいじに」につながる話をします。私自身の話です。

4年生の頃参加していた地域のソフトボールクラブでの出来事

ソフトボールが上手でなかった私は、なかなか試合に出ることができず、

いつもベンチにいました。

そこでついたあだ名は「とくさん」。

「かんとくさん」の後ろ4文字を取り上げたことばです。

自分が馬鹿にされていることは、分かっていました。笑って我慢しました。

「やめてほしい」という一言が、言えませんでした。

友だちが離れてしまうのではないか、心配だったからです。

あだ名については「本人がいいと言っているからいいじゃない」という見方もあります。親しみを込めて呼ぶあだ名があるのも事実です。しかし、相手のとらえ方はそればかりではないかもしれません。

私にとって「名前」は単なる呼称でなく、親からもらった「大切なもの」なのです。

「表に出せない気持ちをわかろうとすること」

「なかまをだいじに」に込めたねがいです。

室小学校をつくるのは、みんなです。