校長室ブログ

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12月16日(月)~12月20日(金)

12月20日(金) うれしかった2つの出来事

本日の出来事で、とてもうれしかった出来事の2つを紹介します。
一つ目は、朝の出来事です。いつも朝から学校前の横断歩道で子どもたちとあいさつを交わしながら迎えているのですが、今朝は校舎を出るのが少々遅れました。何人か子どもたちが来ているだろうと慌てて外に出ると、1人の子が、まさに横断歩道を渡ろうとしていました。急いで階段の方に向かっていると、その子は横断歩道の手前でしっかり左右を確認しています。そこへ通りかかった車が、止まってくれました。その子は、横断歩道を渡る前に車に向かって一礼しています。また、渡ってしまってからも振り返って一礼し、お礼の気持ちを表していました。その時に誰かに言われたわけではなく、自ら自然に行っているその行動に、心から感動しました。
二つ目は、掃除の時間の出来事です。校長室の掃除は、6年生の2人が私と一緒に行っています。掃除を始める前に、1人の子が「校長先生、この前は突然ドアを開けてすいませんでした。」と伝えてきました。水曜日の掃除の時間に来客があり、校長室のドアを閉めていましたが、掃除に来た6年生がドアを開けてきました。「ごめんね。お客様が来ているから、今日はいいですよ。」と話したことを思い出しました。「大丈夫だよ。気にしなくていいよ。」とその子に伝えると、「次からはノックしてから入ります。」と返してくれました。その自然な言葉に、心から感動しました。
この2つの出来事から、素敵な中部小の子どもたちが育ってくれていることをうれしく感じました。私が気付いていないだけで、もっと素敵な行動を行ってくれている子も多いのではないかと思います。誰かが見ているから、誰かに褒められたいからではなく、自分で考え、自分で行動してくれる中部っ子たちを、もっと紹介していきたいと思います。

12月19日(木) 様々な仕事のすばらしさに触れて

3年生の総合的な学習の時間の中で、家族の仕事を含めて様々な仕事のすばらしさを知る学習に取り組んでいます。このような学習を通して、子どもたちがしっかりとした勤労観や職業観を身に付け、自らの将来に向けて夢や希望をもち、主体的に自己の進路を選択・決定できる力につなげてくれればと考えています。本日は養鶏業に従事されている方をお迎えし、子どもたちに仕事のすばらしさを話していただきました。生き物の命を守り、育てる中で大切なことは、「気づき、行動すること」という言葉が印象に残りました。ひよこやニワトリは言葉を話すわけではないので、常に様子をよく見て、鼻や耳やそれぞれの温もりなどを通して、どうしてやることが必要なのかを考えているという話がありました。また、育てたニワトリたちが鶏舎から巣立つときに、ニワトリたちに「ありがとう」と伝えるために一生懸命働いているという言葉に感動しました。3年生の子どもたちにも、この思いはしっかりと伝わったことでしょう。子どもたちのために素晴らしい学びの機会を与えていただいた講師の方に、心よりお礼申し上げます。
  

12月18日(水) 1年算数「ものとひとのかず」

本日、1年生で算数の研究授業が行われました。単元「ものとひとのかず」の学習で、これまで学習した問題を少々変化させた問題に挑戦しました。本校の先生方が全員授業を参観するため、子どもたちも緊張するのではないかと思っていましたが、いつも通り集中して学習に臨んでいる姿を見て、子供たちの成長を感じました。ワークシートに一人一人が図を書き込みながら、その図を式に表していきました。先生が間違った図や式を黒板で示すと、その間違ったところを一生懸命説明しようと発言し、とても活気のある授業でした。講師の先生をお招きして授業を見ていただきましたが、学習の基礎がしっかり育っていることを褒めていただきました。子どもたちの「学びに向かう力」の向上を感じる素晴らしい授業でした。
  

12月17日(火) 町の未来について提案しました

中学校区の3小学校と町役場をオンラインでつなぎ、各校の6年生が町の未来について提案する取組が行われました。菊陽町町長をはじめ、教育委員会の方々が多数視聴される中、国語科の学習の一環として取り組んだ資料を発表しました。それぞれのグループで調べたものをすべて紹介したかったのですが、時間や他校の発表との関係で、本校からは校内で選ばれた「菊陽町図書館をよりよくするために」「夜間の安全な暮らしについて」「ジェンダーフリーな世の中に」の3つの提案を紹介しました。他校の発表内容を含め、どの提案も町の課題を捉えたものであり、様々な視点から資料収集を行ってまとめていることに驚きました。中には、実際に現地に行って写真を撮ってきたグループもあり、子どもたちの行動力に頭が下がりました。発表を終えた友達に、各教室から大きな拍手が送られていました。
全ての提案が終わった後、町長から感想をいただきましたが、一つ一つの提案の素晴らしさを褒めていただきました。また、その実現に向けて、町として検討していくと話されました。実際に本校から提案した一つが、近々に実現するとの情報もいただきました。今回の取組は、自分たちのふるさとを見つめ、ふるさとを愛する心を育んでいくうえで、とても貴重な経験であり、大切な取組になったと感じました。
  

12月16日(月) 迎春準備ができました

先週の土曜日、PTAの執行部やOBの方々を中心に、毎年玄関に飾られている門松づくりを行ってもらいました。大変寒い日ではありましたが、朝から竹を切り出しに行かれたり、運動場から土を運んでいただいたりして、立派な門松が出来上がりました。本校の門松づくりに初めて参加しましたが、地域のOBの方々が事前に準備をしていただいていて、本当にありがたく感じました。数人の子どもたちも手伝ってくれましたが、良い経験になったことと思います。OBの方々の様子を見ながら、学校愛を感じました。本当にありがとうございました。
  

12月9日(月)~12月13日(金)

12月13日(金) オープンスクール・家庭教育講演会

本日、行いましたオープンスクール及び家庭教育講演会には、たくさんの保護者の皆様に参加いただきありがとうございました。保護者の方々に授業を見ていただくということで、各学年で授業の内容を検討してきました。性に関する授業を行う学年や修学旅行、水俣に学ぶ肥後っ子教室で学んだことをグループごとに発表する学年もありました。中には図工の時間を計画し、保護者の方々の協力を得ながら作品づくりを行った学年もありました。子どもたちが学習を頑張っている様子を見ていただけたのではないかと思います。
また、その後行いました家庭教育講演会では、講師に著書「はなちゃんのみそ汁」で有名であり、全校各地で講演を行われている 安武 信吾 様をお迎えし、「食べることは生きること」という演題でお話しいただきました。改めて、家庭での食育の大切さを感じました。目頭が熱くなるお話であり、映像やお話を聞きながら自分自身の生き方や考え方、私が我が子に遺せるものは何かを考える機会となりました。
 

12月12日(木) 気持ちのよいあいさつが増えてきました

毎朝登校する子どもたちを迎えてながらあいさつを交わしていますが、気持ちのよいあいさつをできる子が増えてきたことを感じています。児童会の取組や呼びかけがその大きな理由だと思いますが、朝からうれしい気持ちになります。後期前半の校長講話でも、子どもたちに「気持ちのよいあいさつが響き合う学校にしよう」と話しました。最近の子どもたちの様子を見ると、目を合わせて、笑顔で「おはようございます」とあいさつしてくれるこが増えてきました。中には、立ち止まってあいさつをしてくれる子もいます。6年生がしっかりと手本を見せてくれているからか、1年生も笑顔で「おはようございます」とあいさつをしてくれています。この「気持ちのよいあいさつ」の輪を大切にしながら、もっともっと広めていってくれることを願っています。

12月11日(水) 芸術は難しい

今週、授業の様子を見て回っていると、図工に取り組んでいる学級に出会うことが多いです。花の絵に取り組んでいる学級もあれば、カッターを使って厚紙を切り取りながら飾りを作っている学級も見かけます。5年生は糸のこぎりを使って作品を作っています。授業中ではありますが、「ケガに十分注意してね!」と声をかけてしまいます。みんな真剣に取り組んでいて、どの作品も素晴らしいと感じます。
1年生の教室前を通ると、粘土で形づくりをしている様子が見られました。何を作っているのかと黒板を見ると、いろいろな形の顔を作る学習だったようです。様子を眺めていると、「校長先生、見てください。ボールです。」「校長先生、かっこいい四角ができました。」と見せてくれます。顔を作る授業だと知っているだけに、何と返していいやら悩みます。「おっ、かっこいいボールだね。」「この四角、すごいね。」とは返しましたが、そこからどんな顔が出来上がるのか楽しみでした。
校内のオープンスペースなどには、子どもたちが一生懸命取り組んだ風景画や自分を描いた絵、読書感想画などがたくさん飾られていて、とても楽しい気持ちになります。また、4階には科学研究に出品した作品も掲示してあります。オープンスクールの際に、子どもたちの力作をぜひご覧ください。

12月10日(火) サッカーボール寄贈 with カズ

本日、スポーツを通じて未来世代を応援する取組である「未来世代応援プログラム」の一環として、子どもたちが使うサッカーボールを寄贈していただきました。今も現役で活躍されているプロサッカー選手の三浦知良さんが、自らの背番号にちなんで1.1万個のサッカーボールを全国の小学校に送られているとのことです。本年度は県内でいくつかの学校に届けられているそうですが、その中の2個を本校に寄贈するとのことでした。昼休みに運動場を見ると、サッカーをして楽しんでいる子もたくさんいます。子どもたちもきっと喜ぶことでしょう。子どもたちに紹介した後、大切に使わせてもらおうと思います。

12月2日(月)~12月6日(金)

12月6日(金) 中部小を代表して

明日、「部落差別をはじめあらゆる差別をなくす第40回菊陽町人権子ども集会」が行われます。本年度、本校の4年生が人権学習を通して自分を見つめ、考えたことをステージで発表します。本校からは、160人ほどの子どもたちが参加する予定です。4年生が最後の練習を体育館で行うということで、頑張っている様子を見せてもらいました。学年主任の先生から、見ている人たちに自分たちの思いを届けてほしいと話がありました。
子どもたち一人一人が大きな声で、そして堂々と発表する姿が素晴らしいと感じました。発表が一通り終わった後、感想を求められました。私からは、自分の100%の力で発表すること、中部小の代表として堂々とした態度で臨むこと、そして自分たちの発表だけでなく他校の子どもたちの発表から多くのことを学んでほしいことの3点を伝えました。これまでの人権学習や今回の発表に向けての取組、そして明日の人権子ども集会への参加の経験を通して、一人ひとりが自分自身を見つめ直すとともに、自分にできることを行動に移し、身のまわりの差別をなくすなかまとしてつながり合ってくれることを期待しています。

12月4日(水) ありがとうございました

昨年度まで本校で勤められていた前校長が、所要があり久しぶりに来校されました。校長室でしばらく話したのち、校内を回りながら、子どもたちが頑張っている様子を見ていただきました。その際に、窓から見える風景を見ながら、「懐かしい」とつぶやかれていました。「子どもたちは、もう自分のことは覚えてないだろう。」と話されていましたが、先生の姿に気づくと、「校長先生!」と一斉に手を振り出す学級もありました。
短い時間ではありましたが、「中部小は、いい学校だ。」という言葉を残してお帰りになりました。この言葉を聞きながら、これまで本校の教育活動を築いてこられた先輩の先生方に感謝するとともに、これからも子どもたちや先生方とともに、本校の伝統を大切に守りつつ、さらに一歩前へと前進させていきたいと思いました。

12月3日(火) 美味しいみそ汁でした!

5~6時間目に行われた5年生が調理実習を見せてもらいました。「おいしいおにぎりとみそ汁をつくろう!」という内容で、5年生が収穫したお米を使ったおにぎりと、家庭科で学習するみそ汁づくりとを合わせた実習でした。いつもお世話になっている地域学校協働活動推進員に方に協力していただき、それぞれが自分の役割を決めて頑張る姿を見ることができました。バケツ稲でお世話になった地域の方から、子どもたちのために使ってほしいと海苔と天草の塩もいただいていました。本当にありがたいことだと感じています。
子どもたちが包丁を使って大根やネギなどを切っている様子を見ていると、ケガをしないかと心配でした。子どもたちの中には、具材を上手に切っている子もいて、感心させられました。あるグループのみそ汁を食べさせてもらいましたが、とても美味しくいただきました。「校長先生、味はどうですか?」と聞かれたので答えていると、「食レポが上手ですね。」と褒められてしまいました。子どもたちにとっても、よい思い出になったことでしょう。
  

11月25日(月)~11月29日(金)

11月29日(金) ひらがなの成り立ちを知って

11月27日(水)と本日、地域の方をお講師としてお迎えし、3年生の書写の授業が行われました。今回学習する文字は「つり」で、初めてひらがな文字に挑戦しました。子どもたちのためにと、講師の先生が一人一人の手本を用意されていました。その手本には、一人一人の名前が書いてあり、とても感動しました。本当にありがたいことです。
最初にひらがながどんな漢字からできているかを説明されましたが、「つ」というひらがなが「川」という感じから変化したことを聞き、子どもたちは大変驚いていました。また、形が整っていないいくつかの「つ」を見せられ、どんなところに注意すればよいかを子どもたちに考えさせられていて、とても勉強になりました。
講師の先生の言葉一つ一つで、子どもたちが楽しく書写の学習ができていることがうれしく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
  

11月28日(木) 心が温かくなりました

3年生と5年生の道徳の授業を見せてもらいました。3年生は、「礼儀」の大切さについて考える授業でした。主人公の気持ちの変化を考える学習活動の中で、「礼儀」とは相手の気持ちを考えて行うことが大切であることに気付いていったようでした。5年生は、「生命の尊さ」について考える授業が行われました。かけがえのない命を精一杯生きる主人公の気持ちに寄り添いながら、自分自身の命を大切にしながら精一杯生きていこうという気持ちを高めていました。どちらの学年の子どもたちも、テーマに沿って自分自身を見つめ、考えている姿を見て、心が温かくなりました。また、自分の意見を友だちと交流させ、さらに考えを深めていく様子に成長を感じました。子どもたちの豊かな心を育んでいくためにも、今後も道徳教育の充実に力を入れていきたいと思います。
 

11月26日(火) 風邪をひかないように

朝の寒さが身に染みる季節になりました。朝から子どもたちを迎えていると、服装が一気に冬バージョンに変化してきました。手袋を着けてくる子もちらほらみられるようになりました。そのような中で、半袖で登校してくる子も何人か見かけます。これまで勤務した学校の子どもたちの中にも、冬を半袖で過ごそうとする子がいたことを思い出します。「寒くないね?」と尋ねると、「大丈夫です!」と元気な返事か返ってきます。今朝は小雨交じりの天気でしたが、少々の雨ならば大丈夫と思い、傘を差さずに歩いてくる子もいます。元気なことはよいことですが、給食の時間に各教室を回りながら、「風邪をひかないように注意してくださいね」と話したところです。様々な感染症の流行も予測されています。後期前半も1か月ほどとなりましたが、子どもたちが元気に登校してくれることを願っています。

11月25日(月) 保小連携しながら

本日の出来事ではないのですが、11月23日(土)に近隣の町立保育園でスポーツフェスティバルが行われ、保育園の子どもたちが頑張る姿を見せてもらいました。大変寒い朝でしたが、元気いっぱいの子どもたちの姿に感動しました。スポーツフェスティバルのプログラムが物語風になっていて、冒険をテーマに種目が考えられているところに新しさを感じました。園長先生にお聞きしましたが、子どもたちが表現したいことを話し合って決められたそうでした。かけっこや表現にも意味が感じられ、素晴らしいと感じました。特に年長さんたちは、競技の後片付けも頑張っていて、驚かされました。それぞれの園で工夫しながら培われてきた子どもたちの力を引き継ぎ、小学校でしっかり伸ばしていかねばならないと感じました。そのためにも、近隣の各園としっかり連携していきたいと思います。

11月18日(月)~11月22日(金)

11月22日(金) オペラ「森は生きている」

本日は、オペラシアターこんにゃく座を本校に迎えて芸術鑑賞会を行いました。10月に事前のワークショップを行っていましたが、その日から子どもたちは、この公演を楽しみにしていました。また、一緒に歌を歌うために、音楽の時間などを使いながら練習をしてきました。歌とともに次々と場面が変わっていき、子どもたちは身を乗り出しながら鑑賞する姿が見られました。このように生のオペラ劇を鑑賞する機会はあまりないと思いますので、とても思い出に残る芸術鑑賞会になったことと思います。素晴らしい芸術に直接触れることで、子どもたちの心がより大きく成長していくことでしょう。
  

11月20日(水) 感謝状をいただきました

社会科の授業の一つとして税に対して正しい理解を図るとともに、私たちの安全で安心な生活を守るためにどのように使われているかを考える租税教育に取り組んできました。その実践が認められ、菊池税務署より感謝状をいただきました。6年生をはじめ先輩たちが学習を頑張ってきたからこそいただけた感謝状ですので、子どもたちに機会を見つけて紹介したいと思います。

11月19日(火) 命を守ることを最優先に

今週から急に寒くなってきました。登校する際に、手袋を着けている子もいました。いよいよ冬到来というところでしょう。寒くなると増えてくるのは、火災ではないでしょうか。子どもたちが暖房器具を扱うこともあるかもしれませんので、十分注意が必要でしょう。
本日は、火災避難訓練を実施しました。子どもたちの安全のために、学校も点検に努めています。しかし、いつ、いかなる時に火災に出会うか分かりませんし、万が一に備えることが重要です。そのような時に大切なことは、自分の命を最優先に考えた行動を身に付けておくことだと考えます。「我が家は大丈夫」という正常化バイアスが働きがちですが、本日聞いた講話でも、日頃からの危機管理の重要性を再確認したところです。本日学んだことをいつでも使える実践力を身に付けていってほしいと思います。
  

11月18日(月) ICTを活用して分かりやすく

授業の様子を見て回っていると、1年生で算数の授業が行われていました。「13-9=4」といった2桁から1桁の数字を引いて答えを求める学習活動でした。この学習では、実際にブロックを並べ、13個並べてから9個を取って答えを導くやり方や、最初に13を10個と3個に分けておき、10個から9個を取って3個と組み合わせるやり方などを子どもたちに考えさせて、どんな風に求めたかを説明してもらう学習が多いかと思います。ある教室で授業の様子を見ていると、先生が電子黒板上で指を動かすと、スーッと9個のブロックが消えたり元に戻ったりしていました。2つのやり方とも同じように視覚的に見ながら、どちらの考え方が簡単に速く答えが導き出せるかを考えさせていて、理解が大変進んでいるようでした。先生が子どもたちのためにICTを活用して自作した提示資料を見ながら、これから授業の進め方も大きく広がっていくだろうと感じました。

11月11日(月)~11月15日(金)

11月15日(金) 給食試食会

自校給食で、いつも熱々のおいしい給食を子どもたちが食べることは、本校の自慢でもあります。その給食を保護者の方々も体験していただく給食試食会を行いました。80名ほどの保護者の方に来校いただき、子どもたちが給食の準備をする様子や食べている様子も見ていただきました。また、本校の栄養教諭が栄養のバランスを考えた給食を提供していることや衛生面に気を付けて調理していることなどを説明しました。私も話をする時間をいただいたので、日頃の給食時間の子どもたちの様子やSDGsの観点からできる限り食べ残しがないように学級で工夫していること、次年度から菊陽町の小中学校で実施される給食費無償化に向けて準備が進められていることなどを説明させてもらいました。子どもたちの中には、「校長先生、明日はあげパンですよ。」など、楽しみにしている給食メニューを教えてくれる子もいます。これからも子どもたちが安全で、安心して、そして笑顔で食べることができる給食の提供に努めていきたいと思います。
 

11月14日(木) 集団宿泊教室日記

本日から5年生が菊池少年自然の家へ集団宿泊教室に出かけました。朝から大きな荷物を持ち、歩いて登校してくる子どもたち。「おはようございます」と大きな声で挨拶してくれました。「荷物が重そうだね」と声をかけると、笑顔で「はい」と返してくれました。出発式の際に、先日の6年生の修学旅行での素晴らしい態度を紹介し、「これまでの先輩たちが築いてきた中部小の伝統を大切にしてください」と話しました。また、集団で行動するので、友だちの気持ちをしっかり考えながら行動してほしいということを伝えました。
天気に恵まれ、ニジマスつかみやQハンティングなどの活動を計画通り行うことができたようです。子どもたち一人一人が野外活動から多くのことを学ぶ集団宿泊教室になることを願っています。
  

11月13日(水) 先生たちも学び合っています

子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみたい」と思える授業を行うために、先生方も日々授業づくりについて学び合っています。「この発問は、子どもたちが考えるにはちょっと難しいのではないか」「以前学習した考え方を生かすならば、こちらから先に考えるようにしてはどうか」「このまとめを子どもたちに書かせるならば、学習活動の流れをもっと工夫した方がいい」等々、先生方から出てくる意見を聞いていると、ワクワクしてきます。先生方が意見を交わされている姿を見ながら、授業中に子どもたちが課題の解決に向けて悩んだり、友だちと話しながら笑顔になったりする様子が浮かんでくるようでした。
  
11月12日(火) この経験を生かして

10月後半から本校で3名の大学生が教育実習を行っていましたが、本日が最終日となりました。取得する教員免許の関係で、1名は1週間前に終了していましたが、2名の学生は本日まで頑張っていました。給食時間に各教室をオンラインでつなぎ、お別れの言葉を話してもらいましたが、子どもたちからも拍手が起こっていました。最後にそれぞれ感想を聞きましたが、「あっという間の3週間でした。子どもたち、そして先生方が温かく接してくれたので、たくさんのことを学ぶことができました」や「子どもたちが笑顔で挨拶したりお話したりしてくれたので、毎日学校に来ることが楽しみになりました」という声が返ってきて、私もうれしくなりました。
本年度、9名の実習生が本校で学んでくれましたが、それぞれが学校教育の楽しさや素晴らしさを感じてくれたのではないかと思います。この経験を生かして、これからの教育を支える人材へと成長してくれることを心から期待しています。

11月5日(火)~11月8日(金)

11月9日(土) 修学旅行日記 part2

2日間の修学旅行も無事に終了しました。今年の修学旅行に向けては、1年前から準備を進めてきましたが、6年生の子どもたちにとって安全で充実した学習活動となるよう、多くの方々に力を貸していただきました。修学旅行に携わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。特に保護者の皆様には、準備や事前の子どもたちの健康管理等、本当にありがとうございました。
解散式の際に、子どもたちから「楽しかった」という言葉が聞かれました。みんなが楽しく修学旅行の行程を過ごすためには、バスの車内や見学施設、宿泊施設等で決められたルールを守ることが必要です。そして、友だちや周りの人の気持ちを考え、時と場に応じた言動に心がけることが大切です。子どもたちの様子を見守っていましたが、この修学旅行を通して、これらのことがしっかりとできていて、子どもたちの成長を強く感じたところです。
これから事後の学習に取り組んでいきますが、平和学習をはじめ、学んだすべてのことをこれからの生活に生かていってくれることを期待しています。
  
  

  
11月8日(金) 修学旅行日記 Part1

6年生が長崎及び福岡方面に修学旅行に出かけています。1日目の本日は、長崎市で平和について学ぶ学習活動を行いました。長崎平和公園での平和集会では、多くの観光客がいる中で、堂々と平和宣言を行いました。その後のフィールドワークでは、グループに分かれて永井隆記念館や如己堂、山里小防空壕跡、原爆落下中心地を回り、ガイドの方の説明をしっかりと聞く取りながら学んでいました。さらに平和講和では、講師の方の話に対してしっかりと考えた感想を述べ、「あなたたちに出会えて、本当によかった」という言葉をいただきました。
天候にも恵まれ、とても有意義な学習が進められています。子どもたちの様子については、明日のブログの中でまとめて紹介したいと思います。

11月7日(木) 人権キャラクター

校内を回っていると、委員会の子どもたちが様々なことを呼びかける自作のポスターが掲示してあります。その一つ一つから中部小をもっと良い学校にしようという意欲が伝わり、大変うれしく感じています。現在、1階の児童昇降口近くに「人権キャラクター」が掲示されています。人権委員会が主体となって人権キャラクターを募集していましたが、たくさんの応募の中から本年度のキャラクターが決定したようです。とてもかわいらしいキャラクターですし、本校の校章をイメージして描いたものらしいです。キャラクターの説明に「みんなが笑顔で明るくなるように」と記されているところに感激しました。惜しくも今回選ばれなかったキャラクターも掲示されていますが、どれもよく描けているだけでなく、学校やみんなのことを思う気持ちが伝わってくるものばかりでした。

11月5日(火) 校長先生は、どっちですか?

給食の時間に各教室を回っていると、「校長先生は、ケーキはイチゴですか?チョコレートですか?」と尋ねられました。12月にセレクト給食があり、ケーキの種類をイチゴとチョコレートの2つから選ぶことになっています。尋ねられた学級の子どもたち全員にどちらを選んだのか聞いてみると、半々のようです。それぞれのケーキのよさを訴えてくるので、どちらにしようか迷ってしまいます。ある学級で聞くとチョコレートが多く、別の学級で聞くとイチゴが多かったりします。今年のセレクト給食は、子供たちの意見を参考にしながら決めようかと思います。それよりも、もう12月の話が出るようになったのかと、1年の早さを感じた1日でした。

10月28日(月)~11月1日(金)

11月1日(金) 目を大切にするためのポイント

4年生の学級活動で、自分たちの目を大切にするためのポイントを考える学習が行われました。子どもたちに問題を3問提示し、課題と改善策を見つけていく学習活動でした。子どもたちを取り巻く昨今の話題として、タブレットやゲームとの付き合い方があります。各家庭でルールは決められているとは思いますが、中には長時間画面を見続けているいうこともあるようです。間違った使い方の問題に答えながら、よくないことはわかっているようですが、なかなかやめられないといったところでしょう。目を大切にするために、タブレットやゲームを使うときは、①長い時間使わない ②眠る1時間前から使わない ③姿勢のポイントを意識する ④暗い場所や明るすぎる場所では使わない ⑤30分に1回は画面から目を離す というまとめが行われました。この授業で学んだことを、生活の中でぜひ実践してくれることを願っています。
 

10月31日(木) 「わかり合う」ために必要な心とは?

5年生の道徳の授業を参観させてもらいました。「相互理解、寛容」の内容について、教材に出てくる2人の気持ちと自分の経験を重ねながら考える学習でした。高学年で考える「相互理解、寛容」では、自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重するといった考え方を深めていきます。教材は、2人の女の子が一緒にピアノの習い事に行く約束をしましたが、1人が母親に買い物を頼まれてしまい、時間どおりに行くことができなくなってしまいます。約束をしていたもう1人の子は、約束を守れなかった友だちに腹を立てます。約束を守れなかった理由を話そうとしても、そっぽを向いて話を聞いてくれ相手に腹を立ててしまいます。そしてお互いに付き合いたくないと仲違いをしてしまう内容です。このような場面は、子どもたちだけでなく、大人の世界でもあることです。大切なことは、出来事だけに目を向けるのではなく、相手の気持ちを推し量って考える力を身に付けていくことではないかと思います。5年生の子どもたちが、気持ちや取るべき行動をしっかりと考えている様子が伝わってきました。

10月30日(水) かけ算九九を頑張って覚えています

校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生がかけ算九九の勉強を頑張っている姿が目に入りました。先生に向かって覚えた段の九九を唱え、間違わずに言えたら合格のシールをもらっているようでした。子どもたちが覚えたての九九を一生懸命唱えている様子を見て、心の中で応援していました。私の小学校時代を思い出すと、お風呂の中で繰り返しかけ算九九を唱えながら覚えていったことを思い出します。どの学校でも、この時期の2年生教室をのぞくと、いろいろな所にかけ算九九の掲示が見られます。本校の2年生教室も、同じように掲示が行われています。習い始めにしっかりと覚え、かけ算名人を目指してほしいと思います。

10月29日(火) 平和講話

まもなく6年生は、修学旅行に出かけます。長崎に出かけ、講話やフィールドワークなどの現地での学習を通して、平和への理解を深めることを目的としています。修学旅行に向けての事前学習や準備が進んでいますが、本日は、菊池飛行場ミュージアム館長を講師としてお招きし、平和についての講話を行っていただきました。戦争中に菊池飛行場から飛び立った多くの若者が命を散らしていった悲しい出来事をもとに、今に生きる私たちが何をしなければならないかを考えさせられました。修学旅行では、多くの場所で戦争の愚かさと平和の尊さを肌で感じることになります。事前にこのような学習ができたことは、子どもたちの意識を高めるうえで有意義だったと感じました。
 

10月28日(月) 私たちの体のつくり

4年生の理科で、「わたしたちの体と運動」という単元があります。以前、私が理科を教えていた時に新しく教えることになり、どのように教えるのかを悩んだ学習です。本日授業が行われるということでしたので、授業の様子を見せてもらいました。骨や筋肉のつくりは、実際に観察することは難しく、感触や動きで確認するしかありません。子どもたちは、自分の腕を触りながら、骨や筋肉がどうなっているのかを予想して発表していました。最近はデジタル教材も充実しているので、それぞれのつくりを調べることは容易くなりました。一昔前は、どのような教具を作って見せたらよいかを考えたものです。授業を見せてもらいながら、授業も進化していることを痛感した1時間でした。

10月21日(月)~10月25日(金)

10月24日(木) 後期の児童会活動が楽しみです

今週から委員会活動の委員長を給食の時間に校長室に招き、ランチミーティングを行っています。給食を一緒に食べながら、各委員長の中部小に対する思いを聞きたいという意図で始めたものです。委員長の子どもたちに尋ねているのは、次の3つです。
①委員長という立場から、こんな中部小にしたいという考えを教えてください。
②「夢をもち 光かがやく中部小」にするために、後期にどんな取組を計画しているか教えてください。
③校長先生に聞きたいことがあれば、質問してください。
校長室で給食を食べる経験はないと思いますので、最初は緊張していますが、「校長先生に質問タイム」では、いろいろなことを聞く中で、徐々にほぐれてくるようです。「校長先生は、なぜ先生になろうと思ったのですか」「好きな本は何ですか」「どんな音楽を聴きますか」等々、いろいろな質問を受けながら話をしていると、本当に楽しいです。また、6年生の子どもたちの「こんな中部小にしたい」という夢を聞くと、本当にワクワクしてきます。学校教育目標の実現を目指して、子どもたちがしっかり考えてくれていることがうれしいですし、子どもたちと一緒に、後期も頑張っていきたいという気持ちが、さらに大きくなったような気がします。

10月22日(火) 福祉体験学習 パート②

町の社会福祉協議会の協力を得て、4年生で福祉体験学習を行っていることは、以前紹介しました。今回は、疑似体験を通して福祉についてより深く学ぶ取組を計画しました。昨日と本日の2日間をかけて、4年生全員が体験学習を行いました。社会福祉協議会の方や地域の民生委員の方々が多数来校され、子どもたちの学習をサポートしてくださいました。
お年寄りの方や視覚に障がいを持たれている方、車いすを使われている方の疑似体験を行うとともに、その方々をどのようにサポートすればよいかを学んでいきました。「思うように体が動きません」「アイマスクをしていると見えないので、階段がこわかったです」「車いすで坂道を下るときは、ドキドキしました」という声が聞かれました。また、サポートする子たちは、「本当にこれでよいのか、心配でした」「力が入りました」などの感想を話していました。
地域に住む人たちみんなが安心して生活できる町づくりの一員として、今回の学びを生活の中で活かしていってほしいと思います。
  

10月17日(木)~10月18日(金)

10月18日(金) バケツ稲 収穫できました!

5年生がバケツでお米を育てる取組に挑戦していることは、以前お知らせしていました。今年の夏は猛暑続きでしたので、うまく育つだろうかと大変心配していました。こまめな水の管理のおかげで、お米を収穫することができるまでに育ちました。私は、バケツ稲で成功した経験がないので、本当にすごいことだと思いました。
地域学校協働活動推進員の方から鎌の使い方を丁寧に教えていただき、一人一人が稲刈りに挑戦しました。バケツの中に育てた稲ですから、あっという間に稲刈りは終わるのですが、それでも子どもたちの中には、「獲ったぞー!」と歓声が上がりました。その後、手袋を使って脱穀するところまで行いましたが、子どもたちにとっては、忘れられない経験になったことだと思います。どれくらいのお米がとれるかはわかりませんが、5年生みんなで味わうことでしょう。
  

10月7日(月)~10月11日(金)

10月11日(金) 前期終業式

本日で令和6年度の前期の学習が終了し、1時間目に前期終業式を体育館で行いました。全校児童が体育館に集まる機会は少ないのですが、どの学年も落ち着いて入場し、開式を待っていました。800人ほどの児童が集まっているのですが、静かに話を聞いてくれました。私からは、前期に子どもたちが頑張ったことを紹介しました。児童全員分の通知表を読ませてもらいましたが、一人ひとりが頑張ったことや成長したことがしっかり伝えられていました。その中から、いくつかの素晴らしい様子を話しました。また、前期後半がスタートするときに約束した3つの取組を振り返ってもらいました。児童代表感想は、3年生と5年生の代表がみんなの前で発表してくれました。ほとんど原稿を見ることなく、堂々と発表する姿が素晴らしかったです。前期に頑張ったことと、これから取り組みたいことを聞きながら、来週から始まる後期が楽しみになりました。最後まで集中して会に臨むことができた中部小の子どもたちを誇りに思います。
 

10月10日(木) 芸術鑑賞会に向けて

11月22日(金)に劇団「オペラシアターこんにゃく座」の方々をお迎えし、本校で芸術鑑賞会を行います。その鑑賞会に向けて、本日団員の方3名が来校され、子どもたち全員にワークショップを行われました。内容としては、オペラ劇団とはどんなものなのか、団員の方々がどんな練習をしているのか、11月にどのような内容の劇を行うのかなど、実際に歌や動きを使って説明されました。子どもたちも一緒に歌を歌ったり体を動かしたりしながら、楽しい時間を過ごしました。11月の鑑賞会の中で子どもたちと一緒に歌いながら、劇を作り上げられるようです。
「こんにゃく座」という名称の由来は、こんにゃくのようにプルンとした動きが特徴の基礎訓練「こんにゃく体操」だそうです。子どもたちと一緒にワークショップに参加しながら、私も11月の芸術鑑賞会が待ち遠しくなりました。
 

10月9日(水) 福祉について学ぼう Part1

4年生では、福祉について学ぶ取組を計画して行っています。本日は、菊陽町社会福祉協議会の方、熊本県聴覚障碍者情報提供センターの方をお迎えし、講話を行っていただきました。「福祉は誰のためにあるの?」というシートをもとに、福祉はみんなが幸せに暮らすためにあり、お互いに思いやりの気持ちをもって共に支え合って生活していくことの大切さを話していただきました。また、熊本県聴覚障碍者情報提供センター所長は、手話で子どもたちに話をされ、通訳の方が内容を子どもたちに伝えられました。また、いくつかの手話を教えていただきました。話の中で、相手のことを考え、ちょっとした思いやりの気持ちを持つことでみんなが幸せに暮らせることを教えていただきました。次回の福祉体験学習は、体験しながら学ぶ計画をしています。みんなにやさしい菊陽町の担い手になれるよう、これからも学んでいってほしいと願っています。
 

10月8日(火) オープンスクール

本日の5校時を「オープンスクール」として、保護者の方々に子どもたちの学習の様子を見ていただきました。どの学年もたくさんの保護者の方に参観していただき、本当にありがたく感じました。家族の方が授業を見に来られるということで、朝から何となくウキウキしている子もいたようです。5校時にすべての学級の授業を見て回りましたが、張り切って学習に臨む子どもたちの様子が見られ、うれしくなりました。3年生の図工では、のこぎりを使って木を切る活動がありましたが、保護者の方々に活動をサポートしていただき、ありがとうございました。4年生は、学年全員が体育館に集まって体育の授業を行いました。以前から紹介していますが、菊陽町の小学校全体で取り組む準備運動「キャロッピー体操」を覚える学習でした。講師として菊陽町教育委員会の学校経営アドバイザーをお迎えし、動きの一つ一つを丁寧に教えていただきました。子どもたちも楽しそうに覚えていましたし、達成感を述べる子どもたちの感想を聞き、感動しました。
今回のオープンスクールを通して、子どもたち一人ひとりの成長を感じていただけたのではないかと思います。ご協力いただき、ありがとうございました。

10月7日(月) 委員会の皆さん ありがとう!

5・6年生の子どもたちで構成する委員会活動が行われていたので、様子を見せてもらいました。それぞれの委員会が、みんなが楽しく、安全で元気に学校生活を送ることができるようにと活動してくれている様子が伝わってきました。ボランティア委員会は、汚れがよく落ちるスポンジでそれぞれの学級の給食台をきれいに磨き上げていました。「結構落ちるんですよ」と言いながら、一生懸命活動していました。体育委員会は、本校の子どもたちの体の柔軟性の課題を克服するために、効果的なストレッチを動画で撮影していました。音楽委員会は、10月の歌を紹介するポスターを描いていました。季節的にハロウィンをモチーフにしたものが多かったようです。それぞれの委員会が、より良い学校づくりのために知恵を出し合ってくれていることに感謝しています。後期のはじめに、各委員会の委員長の子どもたちとランチミーティングをしながら、もっとより良い中部小を創っていくために、取り組んでみたいことなどを聞く時間も計画しています。どんなアイディアを持っているのか、今から楽しみです。

9月30日(月)~10月4日(金)

10月2日(水) 「話す力」を高めるために

自分の考えや思いを聞き手に伝えるためには、口の形に気を付けて発音することも一つの方法だと考えます。朝の全校活動「中部っ子タイム」の中で、お口の体操にも取り組んでいます。本校の先生が放送でリズムよく話す言葉をみんなで復唱するものですが、だんだんレベルアップしてきて、難しくなってきました。私も子どもたちと一緒にやってみましたが、途中で言葉を噛んでしまいました。本日は、「リズムよく」をテーマに、次のような言葉に挑戦しました。
 あいうえおんどく あいはじめ
 かきくけこつこつ かくごよみ
 さしすせそっくり さすがです
 たちつてところで たちばなし
 …………
今後は早口言葉も計画されているようです。子どもたちに負けないように、私も練習していこうと思います。

 

10月1日(火) 少し気温も落ち着いて
今日から10月。記録的猛暑が続いた9月が過ぎ、ずいぶん過ごしやすい気温となってきました。9月は、毎日のように熱中症アラートが出され、給食時に「皆さん、残念なお知らせがあります」という放送を幾度も行ってきました。昼間は気温も上がりますが、熱中症アラートが発令されるほどではなく、朝や昼休みに外で元気よく遊ぶ子どもたちの姿が戻ってきました。エネルギーをしっかり発散しながら遊ぶ子どもたちの様子を眺めながら、こちらも元気をもらっているような気持になります。
しかし、これまで室内での過ごしが多かったせいか、遊んでいてケガをする子どもたちが増えていることを少々心配しています。ケガには十分注意し、思いっきり秋の空気を楽しみながら遊んでほしいと思います。

9月24日(火)~9月27日(金)

9月26日(木) 久しぶりに踊りました

校内を回っていると、楽しい音楽が流れていたので、音のする方へ足を運んでいくと、3年生の子どもたちが映像を見ながら体を動かしている様子が見えました。映像で流れていたのは、「サンバおてもやん」をくまモンが躍っているものでした。実は昨日も、3年生教室前のオープンスペースで「サンバおてもやん」を踊る子どもたちを見かけ、「校長先生も踊りましょう」と誘われたので、一緒に踊っていました。不思議なことに、思い出しながら踊れるものだと嬉しくなりました。本日も同じように踊りながら、子どもたちが笑顔で取り組んでいるところが素敵だと思いました。昨日は、もっとテンポの速い曲を子どもたちが躍っていて、私も汗だくになりました。子どもたちは、覚えるのも早く、すごいと感じました。

9月25日(水) 日本の食の未来を守るために

5年生で社会科の授業が公開され、全職員で授業を参観し、学び合いました。また、今回授業を公開するにあたり、菊池教育事務所の指導主事の方をお迎えし、様々な視点から助言をいただきました。小単元「これからの食糧生産」の学習で、「フードシフト 日本の食の未来を守るために大切な考えは何だろう」という学習課題に沿って授業が展開されました。大変驚いたのは、これまでの学習の中で、子どもたちがそれぞれの視点でしっかりと調べ作業を行っており、プレゼンテーションのシートにまとめていたことです。グループで調べ作業を進めていたようですが、自分たちの考えと課題、根拠となる資料を組み合わせて作られていました。なかなか難しい学習課題でしたが、子どもたちなりにしっかりと考え、質問や意見を出している姿が印象的でした。そして何よりも、子どもたちが笑顔で学習に取り組んでいる様子が見られ、大変うれしい気持ちになりました。
  

9月24日(火) 命を守る取組 避難訓練

本日、大津警察署よりスクールサポーターの方をお迎えし、不審者対応避難訓練を行いました。子どもたちには、自分の命を守る大切な取組であり、集中して臨むように担任の先生方から伝えてもらいました。その話を受けて、どの学年の子どもたちも放送をよく聞き、自分たちにできる行動を行っていました。先生方も迅速に対応し、子どもたちの命を守るために行動してくれました。
避難訓練が終わった後、スクールサポーターの方から、自分の命を守るために大切な言葉である「おはしもち」や「いかのすし」の内容を詳しく話していただきました。また、ランドセルに付けている防犯ブザーがちゃんと鳴るか、家族の方と確認してほしいというお願いもされました。
本校の先生方にも、注意した方がよい点などを詳しく教えていただき、大変勉強になりました。子どもたちの命を守るために、先生方みんなで知恵を絞り、さらに改善を加えていきたいと思います。

9月17日(火)~9月20日(金)

9月20日(金) 知り合い、つながり合う 小6交流会

本日の2、3校時に、中学校区の6年生が本校に集い、小6交流会が行われました。代表校の校長先生が話をされましたが、この菊陽町の小学校で長く引き継がれてきている取組です。多くの子どもたちが同じ中学校に進学することになると思いますが、互いに知り合い、思いを話しながらつながり合うことで、安心してこれからの学校生活を送ることができることを考えて行われています。
最初に他校の子どもたちとグループを組み、ゲームやサイコロトークなどを行いました。緊張した雰囲気もすぐになごみ、楽しく会話する様子が見られました。また、各学校の人権学習等を通して学んだことや、みんなが安心して学校生活を送るために学級で取り組んでいることなどを発表し合いました。どの発表も各校の最高学年にふさわしい堂々とした発表が行われ、素晴らしいと感じました。合わせて、発表に対して感想を述べる子どもたちがたくさんいて、その内容も含めて感動しました。
これからも様々な行事で顔を合わせる機会がありますが、このつながりを大切にして、なかまの輪を広げていってほしいと願っています。
9月19日(木) みんなが選んだ一句は…

6年生教室の前に「クラス句会を開きました」という掲示があり、4つの俳句が貼ってありました。担任の先生に尋ねたところ、子どもたちが作った句を紹介し合い、その中から気に入った作品をそれぞれが投票し、選ばれた作品だったようです。学級のみんなが選んだ一番の句は、「望月の 歌うたってる 道長さん」だったようです。社会科の授業で平安時代の学習をしたときに藤原道長について学んでいますし、テレビ番組でも放送されていることもあり、「なるほど」と納得しました。掲示されている句の下に描かれている道長も、特徴をとらえて描かれていました。担任の先生の話では、どの作品もよい句だったということでした。みんなの作った句を見せてほしいとリクエストさせてもらいました。

9月18日(水) キャロッピー体操!!

子どもたちのけが防止と体力の向上を目的に、菊陽町の小中学校の体育主任の先生方が体育の時間の準備体操で使える「キャロッピー体操」を作ってくれました。子どもたちの発達段階に合わせて、低学年用、中学年用、高学年用の3つのパターンで作られてあり、これから体育の授業で積極的に取り入れていきたいと考えています。
本日は、本校の先生方で「キャロッピー体操」を学ぶ時間を設けました。短時間でできる準備体操ではありますが、実際にやってみるとなかなか大変な部分もあります。本校の体育主任が「なぜこの動きが必要なのか」を説明し、みんなで動きを確認していきました。子どもたちのために学ぶ先生方の姿を見ながら、とても感動しました。
  

9月17日(火) Welcome to Kikuyo Chubu Elementary School

夏休みに菊陽町の中学生がオーストラリアに出向き、ホームステイをしながらバッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと交流し、国際理解を深める取組が行われていました。今度は、バッカスマーシュ・グラマー校から11人が菊陽町を訪れ、日本の文化に触れ、学ぶ取り組みが行われています。その活動の一環として、バッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと先生方3人が来校し、本校の5・6年生と交流活動を行いました。6年生は、菊陽町や日本について紹介するプレゼンテーションを行いました。クイズを交えながら紹介しましたが、大変盛り上がりました。また、一緒にゲームで楽しみ、大変交流が深まりました。5年生は、日本の昔遊びで楽しむ時間を設けました。けん玉やダルマ落とし、お手玉などを行っていましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。本校の子どもたちの中には、来校された方へサインを求める姿も見られました。来校された生徒たちは、日本の文化についても学んでいるようで、とても分かりやすい日本語で自己紹介をしてくれたことんび驚きました。今回の活動のように、いろいろな国の方々と交流しながら、様々な文化や考え方を尊重するとともに、菊陽町や日本のすばらしさを再発見できる人へと成長してほしいと願っています。
  

9月9日(月)~9月13日(金)

9月12日(木) 児童集会での発表をもとに

朝から児童集会がオンラインで行われ、音楽委員会や生活・安全委員会、集会委員会の子どもたちが発表を行いました。子どもたちの発表する様子を発表が行われる会議室で見せてもらいましたが、どの子もは大きな声で、堂々と言葉を述べる姿が素晴らしく、さすが中部小の高学年だと感心しました。
生活・安全委員会の発表では、前期後半に特にみんなが安心・安全に学校生亜kつを送ることができるように、力を合わせて頑張っていきたい4つの取組が紹介されました。一つ目は「ろうかやワークスペースでのきまりを守ること」、二つ目は「くつを並べること」、三つめは「名札をつけること」、四つ目は「進んであいさつをすること」です。特に「くつを並べること」では、靴を並べることで自分を振り返り、落ち着いた生活につながることを話してくれました。
この4つの取組を達成するために、すでに行動を起こしている委員会もあります。運営委員会は、朝のあいさつ運動を行ってくれていて、校内では元気なあいさつの声が響いています。生活・安全委員会も靴並べチェックを行っていて、給食時の校内放送できれいに並んでいた学級を紹介しています。
子どもたちが学校教育目標の実現に受けて、主体的に行動してくれていることに感謝しています。

9月11日(水) ミシンに悪戦苦闘

6年生が家庭科の学習でナップザックづくりを行っています。大変ありがたいことに、多くの地域ボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの学習をサポートしていただいています。昨日は8人、本日も7人の方々にお手伝いいただき、学習を進めることができました。心から感謝しています。
授業の様子を見に行くと、1台のミシンの調子が良くないと教えてもらいました。私もミシンを使った授業を行っていたので、「みんなが使えるようにしたい」という気持ちになり、調整してみることにしました。実際に挑戦してみると、なかなか上手くいかず、すぐに上糸がすぐに切れてしまいます。それどころか、ミシン針に糸を通すところで悪戦苦闘してしまいました。何とか縫える状態にできたのですが、今度は隣のミシンの調子が悪くなったと聞いたところでチャイムが鳴ってしまいました。子どもたちのためにも、ミシンの動かし方をもう一度勉強し直さなければならないと感じました。
9月9日(月) お金を上手に使える人に

本日、5年生で家庭科の学習の一環として金融教育を行いました。講師として肥後銀行の方々をお迎えし、お金の管理の仕方やお金にまつわるトラブルについて、資料を使って分かりやすく話していただきました。授業のはじめに、お金に関する様々なクイズを出され、それぞれの学級が大いに盛り上がりました。例えば、「硬貨の裏に描かれている花は何か」や「日本で発行されているお札は何種類あるか」などの問いかけに、これまでの記憶をたどりながら必死に考える子どもたちの様子が見られました。実際にお札を見せていただきましたが、久しぶりに二千円札を見たような気がしました。中には、新紙幣をじっくり観察する子もいました。お小遣いを上手に運用しながら貯金を作り出していくワークでは、みんなよく考えながらお金を増やしていたようです。お金にまつわるトラブルでは、実際に起こったゲームの課金にかかわる問題の紹介もあり、考えさせられる内容でした。
これからキャッシュレス化が進んでいく中で、子どもたちには、しっかりとした金銭感覚を身に付けていってほしいと思いますし、お金を上手に使える人に成長してほしいと願っています。
 

9月2日(月)~9月6日(金)

9月6日(金) 小さな美術館

前期前半がスタートして1週間ほどが経ちますが、子どもたちも学校の生活リズムを取り戻してきたようです。夏休みに子どもたちが取り組んだ作品などが、学級前の廊下やワークスペースに飾ってあり、それらを毎日見るのも私の楽しみにとなっています。6年生教室前には、「小さな美術館」というコーナーがあり、毎日日替わりで読書感想画が掲示されています。「今日はどんな感想画が飾られているかな?」と興味をもって見せてもらっています。子どもたちが描いている絵のタッチや場面の説明を見ながら、とても特徴をとらえていることに感心しています。子どもたちが頑張って作った作品は、どれも素晴らしいですし、大人になっても覚えていてくれることでしょう。

9月5日(木) ドッキリ!…そしてホッ!!

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、6年教室前の廊下に来た時、授業されていた先生が急に「校長先生、教室の中に入ってください」と声をかけられました。社会科の授業でしたが、導かれるまま教室に入ると、先生が「今から校長先生に質問をします。今から話すことは、黒板のどの歴史上の人物が行ったことでしょう」と言われ、ドキッとしました。「この中で冠位十二階という制度を作った人は誰ですか?」「聖徳太子です」答えることができて、子どもたちから拍手をもらうことができて、ホッとしました。「今、しっかり覚えることを頑張っていると、10年後、20年後、50年後と、みんなが大人になっても覚えているものです。だから、今しっかり勉強を頑張りましょうね。では、今日の勉強に入ります。」と先生が話をされ、なるほどと感じた出来事でした。歴史の勉強を始めて50年近く経ってしまいましたが、今でも小学校時代の社会の勉強を思い出すことがあります。勉強をして知識を得るということは、本当に素晴らしいことですね。

9月2日(月) 5年生の社会の授業を見て

先週は、台風10号の接近により2日間の臨時休校を行いましたが、子どもたちの様子を心配していました。朝からいつものように元気にあいさつをしてくれ、うれしい気持ちになりました。ニュースを見ていると、大きな被害があった地域もあり、心からお見舞い申し上げます。
前期前半のように各学級の授業を見て回っていると、5年生で社会科の授業が行われていました。「外国の方に紹介したい日本の食べ物は?」という投げかけがあり、子どもたち一人一人の回答を聞きながら楽しくなりました。「お寿司」「(焼き)おにぎり」「そば」「和菓子」「ラーメン」「いきなりだんご」など様々な意見が出される中で、「ようかん」という回答に「なるほど!」と感心させられました。また、コンビニエンスストアで有名なチキンの名前を答える子もいて、笑いの中で授業が展開していきました。授業者は、寿司や刺身に着目させながら水産業の学習につなげていく目的で授業を進めていきましたが、子どもたちの発想の豊かさに、見ている私が楽しい気持ちにさせてもらいました。

8月27日(火)~8月30日(金)

8月27日(火) 前期後半スタート!

38日間の長い夏休みが終わり、本日から前期後半がスタートしました。前期後半は、10月11日(金)までの32日間となります。本日も朝から暑い一日でしたが、子どもたちが元気に登校してくれました。子どもたちにとっては、もう少し夏休みがよかったという気持ちはあったかもしれませんが、大きな事故やケガなく、改めて本日から子どもたちの笑顔を見ることができ、本当にうれしく感じました。
全校集会の中で、子どもたちに身につけてほしい3つの力「思いを伝える力」「自ら考え行動する力」「粘り強く取り組む力」を元に、特にみんなでがんばっていきたい具体的な内容について話をしました。映像越しではありましたが、子どもたちがしっかりと聞いてくれている様子が伝わってきました。また、私が話した内容を担任の先生が黒板に書き出し、さらに意欲付けを行ってくれている学級もあり、本当に有り難く感じました。
その後、子どもたちの様子を見て回りましたが、それぞれの学級で夏休みの思い出やがんばったことなどを紹介し合う場面を見かけました。その様子を見ながら、また笑顔になりました。
 

7月16日(火)~7月19日(金)

7月19日(水) 前期前半が終了しました

4月8日(月)の令和6年度始業式から73日間が過ぎ、本日前期前半が終了しました。新しい学年、新しい学級で学校生活をスタートしましたが、子どもたち一人一人がしっかり力をつけて成長してくれたと感じています。明日から38日間という長い夏休みが始まりますが、「自分の命を大切にすること」と「興味のあることにチャレンジすること」をお願いしました。生徒指導担当から夏休みの過ごし方について詳しく説明しましたが、きまりを守り、思い出に残る期間にしてほしいものです。
前期前半最終日に校内を回っていると、「夏休みのくらし」の大切な部分に線を引きながら担任の先生の話を聞いている学級がありました。また、しばらく使わない教室や机の引き出しなどを掃除しているところもありました。中には、お楽しみ会で盛り上がっている学級もあり、私もお楽しみ会に参加させてもらいました。運動会の準備体操で使った「アルファベット体操」を久しぶりに行い、汗びっしょりになりました。また、ある学級では、腕相撲が行われていて、「校長先生、一緒にやりましょう」と誘われたので、子どもたちと対戦させてもらいました。
子どもたちの下校の際には、たくさんの子とハイタッチをし、「8月27日に会いましょう」と言葉を交わしました。子どもたちに会えないのは少々寂しいですが、元気に過ごしてほしいと思います。

7月18日(火) 身の回りに目を向けて・・・

朝から児童集会が各教室をオンラインでつないで行われました。児童会の子どもたちの発表を見ていますが、それぞれの工夫が素晴らしく、いつも感心しながら見せてもらっています。また、PCの操作も子どもたちが行っていますし、発表原稿もタブレットで確認している様子に驚かされます。
委員会の発表の中で、環境委員会が節電や節水など、学校版環境ISOの取組を呼びかける内容がありました。クイズ形式で現在の問題点を紹介したり、時折ジェスチャーを交えたりしながら、見る者を引きつけるような工夫が感じられました。この呼びかけを通して、学校版環境ISOで宣言した取組が進んでくれることを願っています。
この取組と合わせて、子どもたちに目を向けてほしいことに、着用してきたマスクの管理があります。運動場に目を向けると、マスクの落とし物が見られます。外遊びの際に外してポケットに入れていたマスクを落としてしまうケースがあるかもしれません。美しい学校づくりのためにも、身の回りに目を向けることも大切ですね。
 

7月17日(水) 夏休みが近づきました

校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見ていると、夏休みが近い付いてきていることを感じる場面を見かけます。テストで間違いが多かったところの振り返り、スキルやプリントなどを使った復習を行っている学級があります。また、理科の授業では、夏休み中に取り組む自由研究について考えている学級もあります。自由研究のテーマについては、すでに決まっている子もいれば、なかなか決まらずに悩んでいる子もいるようです。以前、同じような指導をしたことがありますが、粘り強く取り組んでほしいと願っています。
また、夏休み前のお楽しみ会の準備をしている学級もありました。子どもたちが企画したゲームで楽しい時間を過ごせるように、グループでしっかりと考えているようです。その道具を見ていると、私もワクワクしてきます。子どもたちが笑顔で楽しむ様子を見に行きたいと思っています。
さらに、友だちと簡単に作れる調理をしながら、楽しい時間を過ごしている学級もあります。私のところにも作ったものを持ってきてくれて、それを味わいながら、本当に幸せな気持ちになりました。
残り2日で前期前半が終わりますが、みんな元気で夏休みを迎えてほしいと思います。

7月8日(月)~7月12日(金)

7月12日(金) 授業参観・学級懇談会 ありがとうございました

本日、授業参観及び学級懇談会を行いました。たくさんの保護者の方々に子どもたちの学習の様子を参観いただき、ありがとうございました。それぞれの学年で工夫した授業を計画しましたが、保護者の方々に参加していただく内容を考えていた学年もありました。3年生の道徳では、子どもと保護者の方で役割演技をしていただきました。5年生の家庭科では、保護者の方と一緒に裁縫を行いました。保護者の方に教えていただき、上達したことと思います。2年生の図工では、最後に保護者の方が気に入った絵に手を挙げていただく場面がありました。授業内容は様々でしたが、子どもたちがうれしそうにしている表情が印象に残りました。学級懇談会では、前期前半の子どもたちの成長についてや夏休みのくらしなどについて話をさせていただきました。
前期前半も、残り4日となりました。3ヶ月の学びを振り返るとともに、思い出に残る夏休みが過ごせるよう、しっかり指導していきたいと思います。
  

7月11日(木) 職場体験 がんばっています!

今週、近隣中学校の2年生生徒3人が本校で職場体験を行っています。3日間ではありますが、5年生のクラスにそれぞれ入り、担任の先生のサポート的な仕事をしています。本校の卒業生ですが、初日はずいぶん緊張している様子が見られました。2日目の今日は、学校の雰囲気や子どもたちの様子にも慣れてきたようで、楽しく職場体験を行っていたようです。帰る際に今日の感想を聞きましたが、「子どもたちに勉強を教えるのは難しかったけれど、分かってくれたときはうれしかったです。」「これまで知らなかった先生達の仕事を経験して、大変だと思いました」と答えていました。
学校という職場に興味をもち、職場体験の場所に選んでくれたことをうれしく感じています。この職場体験をきっかけに、学校教育や先生の仕事への興味をさらに高めてくれたら幸いです。残り1日になりました。明日は、6年生に中学校生活の様子を紹介する時間があるようです。どんな発表をしてくれるか、楽しみにしています。

7月10日(水) 梅雨はいつまで・・・・

朝から何となくはっきりしない天気でした。いつもの場所で、いつものように登校してくる子どもたちとあいさつを交わしていると、急に雨が降り出しました。歩いてきている子どもたちの様子を見ると、慌てて傘を差している子もいれば、傘を持たずに走って来る子もいました。「傘は持ってこなかったの?」と一人の子に尋ねると、「ランドセルに入れている」と答えてくれました。折りたたみ傘をランドセルに入れていたようですが、それを出していると他の勉強道具がぬれてしまうので、そのまま走ってきたとのことでした。本校の前を近くの中学校の生徒が自転車で通るのですが、持参していたカッパを着る生徒もいれば、全力でペダルを踏んで坂を上っていく生徒もいて、朝から大忙しでした。
明日も雨の予報が出ています。梅雨はいつまで続くのだろうと思う反面、梅雨が明けたら子どもたちの熱中症が心配になります。前期前半も残りわずかになりましたが、天気に悩まされる日が続きそうです。

7月9日(火) 星空に見上げてみましょう

子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の理科で星に関する学習が行われていました。黒板に「夏の大三角」という文字を見つけ、理科を教えていたときのことを思い出しました。「夏の大三角」は、まさにこの時期に見られる3つの1等星で、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」 、こと座「ベガ」 の3つの星を結んで描かれる三角形のことで、子どもたちに観察するよう伝えていたものです。小さい頃から星がきれいに見える場所で育ったからか、その季節に見える星座を見つけて喜んでいました。今は様々なメディアも普及し、画面上で星の動きを観察できるようになっていますし、映像コンテンツも充実しているので、子どもたちも学習しやすい環境になっています。しかし、実際に自分で観察し、自分で見つけたものは、何年経っても色あせないものです。夏休みが近づいてきましたが、この学習を生かして、時折星空を見上げながら星の世界を楽しむこともお勧めです。

7月1日(月)~7月5日(金)

7月5日(金) 願いが叶いますように

7月7日が近いせいか、教室の前の廊下や教室内に子どもたちの願い事が書かれた紙を張っている学級があります。子どもたちが書いている紙を見ていると、私の方がワクワクしたりうれしくなったりします。習い事が上手になったり、優勝したりできるよう願いを書いている子もいれば、欲しいものが手に入るように書いている子もいます。また、もうすぐやってくる夏休みにしたいことなどを書いている子もいました。家族みんなが仲良く、笑顔で過ごせるようにと書かれた紙を見たときは、心がジーンとしました。「校長先生も書いてください」と紙とペンを持ってきてくれたので、「中部小のみんなが元気で、笑顔で過ごせますように!」と書かせてもらいました。願いを叶えるためには、やはり努力が必要です。夢や目標をもち、その実現に向けてがんばる中部小の子どもたちをしっかり応援していきたいと思います。

7月4日(木) お褒めの言葉をいただきました

本日、菊陽町教育委員会から教育長をはじめ10名ほどの方々をお迎えして学校訪問が行われました。子どもたちの学習の様子を参観されましたが、子どもたちの学びに向かう姿をたくさん褒めていただきました。特に、1年生の子どもたちの学習姿勢や発表態度に驚かれていました。また、本校が授業のはじめに取り組んでいる「整える」時間や、先生方のテンポのよい授業スタイルにも着目され、「揃える+続ける」取組を評価していただきました。参観された方から「800人の子どもたちがいるにも関わらず、それを感じさせない静かさでした。」という言葉にうれしさを感じるとともに、これまで本校の教育に関わってこられた方々の努力と伝統を大切に守り続けていかねばならないと強く感じました。
 

7月3日(水) 6年生の学習態度が素晴らしいです

5時間目に6年生の国語の授業が公開され、全職員で参観しました。6年生の学びに向かう姿勢を見て、大変感動しました。「風切るつばさ」という教材を読み、人物(2羽のアネハヅル)の心情の変化を想像し、その理由を考えるという授業でした。日直の子や先生の指示に対する反応がよく、友だちが発言するときは、体を向けて聞く様子が見られました。グループでの話し合いでは、考えた意見を述べ合いながら、さらに自分の考えを深めていました。難しい課題でしたが、粘り強く取り組む子どもたちの姿を見ながら、さらに読書を楽しむ子どもたちが増えてくれればと思います。
  

7月2日(火) 1年生「みんなに知らせたい顔」

1年生で学級活動(人権学習)の授業が行われました。「かお」という教材を使い、担任の語りを聴いて、表情を見たり聞いたりしながら、感じたことを表現する学習活動が進められました。授業のはじめに、学級のみんなで「ビリーブ」を大きな声で合唱し、リラックスして学習に臨んでいきました。担任の先生が幼少期に過ごしたふるさとのことをや家族との思い出などを、その時々の気持ちを絵の表情で示していきました。5時間目の授業でしたが、1年生の子どもたちがとても集中して先生の話に耳を傾けている姿に感動しました。また、先生と子どもたちが、入学して3ヶ月で強い信頼関係を築いてくれていることをうれしく感じました。授業の後半では、自分の「みんなに知らせたい顔」を絵で描く取組も行われました。笑顔の「かお」を描く子ばかりで、どんなことを知らせたいのだろうと興味が高まりました。これからの小学校生活の中で、お互いの思いを伝え合い、つながり合っていくなかまを作っていってくれることを期待しています。
 

7月1日(月) 下校時の対応、ご迷惑をおかけしました

6月後半から大雨による登校時の対応等で、保護者の皆様には、大変お世話になっております。その時々の気象情報をしっかりと確認しながら、教育活動を進める毎日が続いています。気象状況が刻々と変化するため、本日の朝も大雨を心配しました。登校の時間帯は雨も強くなかったのですが、雨が強くなっり弱くなったりを繰り返す状態でしたので、子どもたちを下校時間を大変心配していました。いろいろな気象情報を見比べながら、5時間目終了の時間帯に雨脚が弱まるという情報を得ましたので、子どもたちを下校させる判断をしました。急な対応となり、大変ご迷惑をおかけしました。まだしばらくの間は、雨が続くという予報が出ています。大きな被害が出そうな大雨の際は、6月の訓練で確認しました「引き渡し」を行う場合もあるかと思います。今後、大きな災害が起こらないことを願うばかりです。