校長室ブログ

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6月9日(月)~6月13日(金)

6月13日(木) 児童会テーマ

朝から児童集会がオンラインで行われました。開始前から発表する委員会が廊下で練習する姿を見て、とても頼もしく感じました。生活・安全委員会から、今月の生活目標について紹介がありました。その後、運営委員会から、本年度の児童会テーマが発表されました。本年度の児童会テーマは、「一人一人がねばり強くちょうせんし、あいさつ・思いやりいっぱいの中部小にしよう」です。このテーマを見て、本校の子どもたちに育てたい3つの資質・能力がより具体的に表してあり、大変うれしく感じました。子の児童会テーマに向けて、それぞれの委員会がさらに取り組みを考えていくことになるでしょう。
学校教育目標の重点に「共創」という言葉を掲げています。子どもたちとともに、このテーマを意識しながら頑張っていきたいと思います。

6月10日(火) 学校運営協議会

本日、学校運営協議会を行い、委員の方々から本年度の学校経営方針等についてご意見をいただきました。学校運営協議会は、保護者及び地域住民等の学校運営への参画の促進や連携強化を進めることで、学校と保護者、地域住民等からの要望、意見等を学校運営に反映させ、特色ある学校づくりを行うことを目的に実施しています。
学校運営協議員の方々からは、学校と保護者、地域がさらに連携を図り、子どもたちの安全面に力を入れていく必要があるとの意見が出ました。また、地域学校協働活動をさらに活性化していくために、保護者の方々のサポートも検討していきたいとの意見も出ました。
子どもたちの授業の様子をも見られましたが、タブレット端末を活用した授業や子どもたちが落ち着いて授業に臨んでいる姿に感心されていました。本日いただいた意見を大切にし、学校教育目標の実現に向けて全職員で取り組んでいきたいと思います。
 

6月2日(月)~6月6日(金)

6月6日(金) 引き渡し訓練 お世話になりました

本日、非常時に保護者の方々にお子様を安全に、確実に引き渡すことを想定した引き渡し訓練を行いました。平日の午後の実施でしたが、たくさんの保護者の方々に参加していただき、ありがとうございました。大雨や台風等、自然災害が心配される季節となりました。近年、自然災害の規模が大きくなってきていることを心配しています。そのような不測の事態に備えておくことも重要なことと考えています。今回の引き渡し訓練を通して、先生方と改善できる部分について意見交換しました。また、子どもたちにも、引き渡し訓練の意義をしっかりと伝えていきたいと思います。

6月4日(水) はみがきをして ピカピカのはになろう

養護の先生を目指されている方が、本校で教育実習を行われています。その先生が1年生で学級活動の授業を行われるということで、参観させてもらいました。「はみがきをして ピカピカのはになろう」というねらいで、歯磨きの大切さについて、子どもたちに分かりやすく指導を行われていました。「なぜ歯磨きをするの?」と問われると、子どもたちからは、「むし歯にならないように」や「歯が痛くならないように」といった意見が返ってきました。食後の歯磨きがなぜ大切なのかを、具体的に絵や写真、模型などを提示しながら伝えられ、子どもたちも興味をもって聞いていました。実際に鏡を使って自分の歯を観察しながら、「黄色いところがあった」とブラッシングの必要な部分を見つけているようでした。この授業を通して、子どもたちが歯の健康に関心をもち、丁寧に歯磨きをしていってくれることを期待しています。
 

6月3日(火) 回った!

校内を回っていると、4年生教室で理科の授業が行われていました。電池のはたらきの学習で、乾電池の向きを変えると、電流の向きが変わるかを調べる学習でした。市販のキットを使い、モーターに付けたプロペラの回転で電気が流れているかを確かめ、検流計の針の向きを調べる実験でした。あるグループのところに子どもたちが集まっているので見てみると、プロペラが回らずに困っていました。理科を教えていた頃を思い出し、「校長先生に貸してごらん」と修正をしてみました。ところが、電流の流れを確認してもなかなか回りません。「電池がなくなりましたか?」「壊れていませんか?」「検流計がおかしくないですか?」と、グループの子どもたちが心配して声をかけてきます。その様子を見て、理科を教えている先生が見られ、「導線が真ん中に巻いていないと、回らないようです」と2か所ほど巻き直しを行われました。そうすると、見事にプロペラが回り、実験ができました。子どもたちの「回った!」と喜ぶ姿が印象的でした。力にはなれませんでしたが、子どもたちの笑顔が見られてホッとしました。

6月2日(月) 「分かった」と言えるまで…

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、算数の授業を行っている学級がありました。わり算の筆算で、導いた商が正しいかを確かめる式を考えているようでした。確かめる方法としては、「商×わる数+あまり=わられる数」となりますが、なぜそのような式になるのか納得できない子がいたようです。先生が、「みんなが納得できるように説明できる人はいませんか」と、学級全体に問いかけられていました。計算そのものはできても、相手に伝わるように説明することは難しいことです。しかし、その中で学級全体の理解がさらに深まっていきます。そのような意味からも、とても大切な問いかけであると感じた時間でした。

5月27日(火)~5月30日(金)

5月29日(木) 目が痛い…

6年生が家庭科の調理を行うということで、その様子を見せてもらいました。本年度も地域のボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの調理のサポートをしていただきました。野菜炒めを作りますが、ニンジンやピーマンを切っている様子を見ると、ケガをしないかとドキドキします。中には家庭でのお手伝いをしているのか、慣れた様子を見せる子もいました。「目が痛い…」と、目を押さえている子が何人もいました。玉ねぎを切って、目にしみたそうです。これもよい経験だと思います。
「校長先生も一緒に食べましょう」とお誘いを受けたので、子どもたちと一緒に家庭科室でいただきました。ピーマンが苦手な子もいて、必死に食べている光景も見られました。「味はどうですか?」と聞いてくる子もいましたが、本当においしかったです。
  

5月28日(水) 災害からわたしたちを守る政治

本日、6年生で社会科の授業公開がありました。「災害からわたしたちを守る政治」という単元で、東日本大震災を受けて釜石市で作成された「釜石市復興まちづくり基本計画 - スクラムかまいし復興プラン」や教科書の資料等をもとに、市はどのようなまちづくりを行っていったのかを考える学習でした。子どもたちは、「市民が安全に暮らせるまちづくり」や「元に戻すだけでなく、よりよくするためのまちづくり」といった意見を考えていました。その中で、ラグビーのワールドカップ日本大会の誘致について授業者が触れ、話し合う時間が作られました。驚いたのは、子どもたちがタブレット端末の学習支援ソフトを上手に活用し、意見を交流している姿でした。以前は紙に書いたものやホワイトボードに書いたものを黒板に貼って共有していたものが、今はタブレットで友だちの意見をもとに考えを変更したり、自分の立場を変えたりと、楽しみながら学習を進めることができていることに、時代の変化を感じました。子どもたちに負けないように、私自身を学ばなければならないと、改めて感じた授業でした。
 

5月27日(火) 運動会を終えて・・・

土曜日に予定していた運動会は、日曜日に順延しましたが、無事に終了することができました。子どもたちが全力で取り組む姿は、まさに本校の学校教育目標にもある「光かがやく中部っ子」であり、心から感動しました。
本日は、給食の時間を使い、オンラインで解団式が行われました。それぞれの応援団長が、運動会の感想と格段のみんなへ感謝の気持ちを伝えていました。各団のリーダーとして、練習中は思うように進まないこともあったと思います。しかし、2人の言葉を聞きながら、この経験を通して、大きく成長してくれたことを感じ、大変頼もしく思いました。
教室を回っていると、運動会の振り返りを行っている学年がありました。運動会の感想や思いを友だちに伝え合う温かい様子が見られ、とても微笑ましく感じました。また、他学年の表現を改めて見ながら、一緒に踊っている様子に感動しました。
運動会という大きな行事は終わりましたが、ここで頑張った気持ちを、今後の学校生活に生かしていってくれることを願っています。たくさんの感動をくれた中部小の子どもたちに、改めて「ありがとう」を伝えたいと思います。

5月19日(月)~5月22日(金)

5月23日(金) 感動しました!

朝からいつもの場所で子どもたちを迎えている時の出来事です。1年生の子が2人の中学生に連れられてやってきました。いつも一緒に子どもたちを迎えてくれている先生が理由を聞くと、中学校の前で泣いていた1年生を見かけて、歩いて連れてきてくれたとのことでした。その1年生は、いつも一緒に登校していた子がいなくて、どうしてよいか分からず、泣いていたそうです。その姿を見た中学生がわざわざ近寄って声をかけ、話を聞いながら励ましてくれたおかげで、1年生の子は安心して登校できたようです。この中学生(一人は自転車)は、中学校の目の前まで登校していたにもかかわらず、目の前の困っている子のために遠回りをしてでも送ってくれました。それだけでなく、小学校の前まで来たときは、1年生の顔の高さまで座り、ハイタッチをして元気づけてくれていました。その優しい心遣いに、心から感謝するとともに、感動しました。中学3年生の生徒でしたが、本校の卒業生だそうです。本校の卒業生を誇りに感じた1日でした。

5月22日(木) 天気を願う子どもたち

今週の土曜日に運動会を予定しています。どの学年の子どもたちも練習を頑張っており、応援団の練習も気合が入っています。教室を回っていると、色々な場所でてるてる坊主を見かけました。6年生教室前には、ひときわ大きいてるてる坊主も出現しました。(名前は「てるぽ」というらしいです)また、教室前に子どもたち一人一人が運動会の目標を書いたカードも飾られています。「きれきれの踊りをする」「かけっこをがんばる」など、どれほど子どもたちが運動会を楽しみにしているかが伝わってきます。しかし、土曜日は雨が降るという予報が出ています。土曜日に運動会を計画している小学校が大変たくさんあり、どの学校も判断に悩んでいることと思います。自然を相手に考えているため難しいところもありますが、晴れの天気を願う子どもたちの思いが通じてほしいと願うばかりです。
  

5月19日(月) なつかしく感じました

校内を回っていると、理科室の前でインゲンマメの発芽の条件を継続的に調べる実験過程の様子を見かけました。以前、理科の専科教員をしていた時期がありましたが、その時のことが思い出されて、とても懐かしく感じました。理科の学習は、自然を相手に準備していきますので、思うような実験結果が得られないときもあり、当時の子どもたちに申し訳なく思ったこともありました。それでも、子どもたちに理科の学習を好きになってほしいと思い、夜遅くまで理科室にこもってあれこれ準備したり、予備実験をしたりしていた時のことを思い出しました。本校の子どもたちにも、自然や科学の世界をしっかり楽しんでほしいと思います。
 

5月12日(月)~5月16日(金)

5月16日(金) 本当にうれしいです!

授業中の子どもたちの様子を見て回っていると、1年生が生活科の学習に取り組んでいました。2年生と一緒に行った「学校たんけん」を振り返っての学習だったようです。教室の前を通ると、「校長先生を描いています」という声が聞こえてきました。教室に入って見せてもらうと、たくさんの子が絵を描いてくれていました。学校たんけんで校長室を訪れた時間は短かったのですが、一生懸命絵を描いてくれていたことに感動しました。おそらく担任の先生方が上手に話をしてくださったからでしょう。本当にうれしいひと時でした。

5月14日(水) 運動会への機運が高まってきました

各学年で運動会の練習が本格的に始まり、子どもたちがかけっこや表現、団体競技などの練習を頑張っている様子が見られます。短い練習期間ではありますが、見てくださる方々にかっこいい姿を見せるために、入退場の手順や振り付けを集中して覚えてくれているようです。運動会当日が楽しみです。
そのような中、給食の時間を使って、オンラインを使って応援団長から運動会への意気込みが語られました。赤団、白団の対抗戦となりますが、両団長ともに気合が入っていて、力強く勝利への決意が述べられました。このような様子を見ると、運動会への機運がどんどん高まっていることを感じます。
一人一人が主役の運動会づくりを目指しています。子どもたちがそれぞれの競技の中で輝く姿を、しっかりと見守り、応援していきたいと思います。

5月13日(火) 地震避難訓練を行いました

様々な災害等に備えて、1年間に何度かの避難訓練を計画していますが、本日は地震避難訓練を行いました。熊本地震の発災から9年が経ちました。各地で起こっている地震の情報を見聞きすると、当時の記憶が蘇ってきます。そのたびに、自分自身の防災への意識を高めなければならないと思います。しかし、本校の子どもたちの大半は、熊本地震のことを知らない、または記憶にない子どもたちです。だからこそ、しっかり語り継いでいく必要性を感じています。
運動場に避難した子どもたちに向けては、災害はいつ起こるかわからないこと、自分で考えながら行動する力を身に付けていくことの大切さを伝えました。
  

5月7日(水)~5月9日(金)

5月8日(木) 児童会が動き出しています

本日、各教室をオンラインでつないだ児童集会が行われました。委員会からの発表を見ていると、一人一人がしっかりと声を出しながら呼びかけていて、児童会活動が本格的に動き出していることが感じられました。今回は5月24日(土)に実施する運動会に向けて、テーマの紹介などが行われました。今年の運動会のテーマは、「1人1人が主役になって全力で楽しめる運動会にしよう!優勝をつかみとれ!」と決まったようです。この紹介を受けて、810人の子どもたちが、運動会に向けて動き出すことになります。運動会の練習を通して、子どもたちがどんな成長を見せてくれるのか楽しみです。日頃の生活の中でも、各委員会の子どもたちが責任をもって行動してくれている場面を見かけます。子どもたちとともに、「みんなの学校」づくりに取り組んでいきたいと思います。
 

5月1日(木)~5月2日(金)

5月2日(金) 楽しいGWにするために

明日からゴールデンウィークの4連休になります。子どもたちは、この連休を楽しみにしていることでしょう。楽しみな連休ではありますが、心配なのは子どもたちの事故やケガです。例年この期間中、子どもたちの事故に関するニュースを目にします。楽しみにしている連休であるからこそ、一人一人が自分の命を守る行動を心がけてほしいと思います。給食の時間にすべての教室を回り、子どもたちに安全に心がけながら、楽しい連休を過ごしてほしいという話をしました。また、外出する際は、家族や周りの大人の人たちの言われることやルールをしっかり守って行動してほしいことも伝えました。「また来週、朝から元気に『おはようございます』のあいさつをしましょうね」と伝えると、『はい』という大きな返事が返ってきました。安全に十分注意し、楽しい連休を過ごしてくれることを願っています。

5月1日(木) 芽が出ています!

休み時間に校内を回っていると、たくさんの子どもたちが話をしてくれます。1年生教室の前を通ると、「校長先生、アサガオの芽がたくさん出ています」と教えてくれました。見てみると、どの鉢からも立派なアサガオの芽が出ています。先日の授業参観の時に保護者の方と一緒に種を植えたばかりですが、元気に芽を出し、すくすくと成長しています。1年生も入学して1カ月が経ちますが、学校生活にもずいぶん慣れて、ひらがなの練習やかけっこなど、勉強や運動を一生懸命がんばり、成長している姿が見られます。アサガオの成長をうれしそうに眺めている1年生を見ながら、私もうれしくなりました。
 

4月21日(月)~4月25日(金)

4月25日(金) 1年生を迎える会

1年生が入学して3週間ほどが経ちました。1年生も徐々にではありますが学校生活に慣れてきたように感じます。授業中の様子を見に行くと、大きな声で「はい」と言って手を挙げ、発表している様子も見られます。給食の時間に顔を出すと、初めのうちは「園長先生」と言っていた子も、「校長先生」と言ってくれるようになりました。
本日は、1年生を迎える会を行いました。本校は児童数が多いため、それぞれの学年が作成したビデオメッセージを視聴する形をとっています。各学年のビデオメッセージを事前に見せてもらいましたが、どの学年も1年生を楽しませるような工夫があり、大変感心しました。1年生も感謝のビデオメッセージを作ってあり、小学校で頑張りたいことや楽しみにしている教科などの発表がありました。練習時間はほとんどなかったと思いますが、大きな声で発表している様子を見て、これからの成長が楽しみになりました。

4月23日(火) 校長室へようこそ!

1年生と2年生が、生活科の学習として学校探検を行っています。2年生が校内を案内しながら、「ここは〇〇です。□□をするところです。」というように説明しています。昨年度は説明を聞く方だった2年生が、立派に説明している姿を見て、とても成長を感じます。校長室の前では、「ここは校長室です。校長先生がお仕事をしたり、お客さんとお話をしているところです。」と説明してくれていました。その後、校長室の中を見学しながら、興味深げに観察していました。「あの写真は誰ですか?」「ソファーがある」など、色々な気付きを話してくれました。「みんな上手に探検しているから、特別にソファーに座っていいよ。」と話すと、みんな喜んで座り心地を確かめていました。1・2年生のしっかりとした行動をうれしく感じた時間でした。

4月21日(月) 元気な中部っ子

先日まで肌寒く感じる日もありましたが、一気に気温も上がり、夏を感じるような陽気になりました。子どもたちには、しっかりと水分を取るように話をしたところです。しかし、昼休みに運動場をのぞくと、子どもたちが所狭しと走り回って遊んでいる様子が見られます。ドッチボールをしている子、鬼ごっこを楽しんでいる子、遊具で遊んでいる子、室内で友だちとのお話を楽しんでいる子など、楽しみ方もそれぞれです。先にも書きましたが、気温の変化が激しいため、子どもたちが体調を崩さないかを心配しています。いよいよ熱中症を心配する時期になりました。その時々に応じた水分の補給と汗の処理については、これから学年に応じて担任から話をしていこうと思います。

4月16日(水)~4月18日(金)

4月16日(月) あいさつが上手です!

本年度も、朝からいつもの場所で子どもたちを迎えています。1年生も大きなランドセルを背負い、登校班長に導かれて歩いて登校しています。入学式の「お祝いの言葉」の中で、1年生に向けて「大きな声で挨拶ができるようになりましょう」と話しました。「おはようございます」とあいさつをすると、上手に「おはようございます」と上手に返してくれる1年生がたくさんいて、とてもうれしくなります。「上手にあいさつができたね」と褒めています。
校内でも、「おはようございます」や「こんにちは」の声がだんだん響くようになってきました。特に高学年の子どもたちは、これまで先輩が築いてきた中部小の伝統を守るために頑張ってくれているようです。本年度も、気持ちのよいあいさつが響き合う学校を目指して、みんなで頑張っていきたいと思います。

3月17日(月)~3月21日(金)

3月19日(水) 6年生修了式

金曜日が卒業証書授与式のため、本日6年生に修了証を渡しました。6年生に話をした際、卒業に向けて気持ちが高まってきていることを感じました。6年生一人一人に向けて担任の先生方が書いた文章を読ませてもらいましたが、先生方の子どもたちを思う気持ちが行間からあふれているように感じました。全員を紹介することができませんので、いくつかの文章を紹介しました。卒業を前にした6年生に伝えたいことはたくさんありますが、その中から「星の王子様」の物語一説を使い、これから大切にしてほしい心について話をしました。「星の王子さま」の物語の中には、「大切なことは、目に見えないんだよ。」という言葉があります。これからの人生で、皆さんが出会う人や出来事の中には、目に見えない大切なものがたくさんあります。友達を思いやる心、夢を信じる心、努力を続ける強さ。そういったものが、きっと皆さんを幸せへと導いてくれると伝えさせてもらいました。
金曜日は、いよいよ卒業式です。みんなで心に残る、素晴らしい卒業式を作り上げていきましょう。

3月18日(火) たくさんの本に触れて

図書室前に、本年度の貸し出し数ランキングが掲示されています。驚いたことに、最高で300冊以上図書の本を借りて読んでいる子がいました。いろいろな種類の本に興味を持ち、読書を楽しんでくれたのでしょう。また、300冊近くの本を借りている子も複数いて、素晴らしいと感じました。また、6年生でも170冊以上の本を読んでいる子もいて、さらに驚きました。100冊以上借りている子も多く、しっかりと読書に親しんでくれたことをうれしく感じました。高学年の子が興味を持つ本は、活字が多く、本も厚くなりますが、その中でこれだけの冊数を読めるということに脱帽です。おそらく本の世界の面白さに気づいたのでしょう。私もそうでしたが、人生の中で読むことの楽しさに気づく機会が何度かあると思っています。視覚的に見るものばかりでなく、活字から自分なりに想像する世界にもっと触れてほしいと願っています。

3月17日(月) 5年生も参加して

令和6年度の卒業証書授与式も、今週の金曜日に迫りました。当日は、卒業生の児童数も多いことから、在校生は出席することができません。本日予行練習を行うにあたり、式の様子を知るとともに、まもなく最高学年になるという意識を高めることを考え、5年生が参加しました。熊本では珍しく朝から雪がちらつく寒い一日でしたが、6年生の緊張感が5年生にも伝わり、とても引き締まった予行練習でした。6年生のきびきびした行動や「お別れの言葉」、美しい合唱は、5年生の心にも響いたことでしょう。6年生が守り、そして築いてきた中部小の伝統を、次は5年生の子どもたちがしっかり引き継いでくれることを期待しています。

3月10日(月)~3月14日(金)

3月14日(金) 日頃の感謝の気持ちを込めて

まもなく令和6年度も終わろうとしていますが、本校の子どもたちが安全で安心して学校生活を送り、充実した教育活動を進められたのは、地域の方々の支えがあってのことと感じています。本年度も本校の教育活動には、たくさんの地域ボランティアの方々に協力していただきました。登下校の見守りや毛筆の指導、家庭科の指導補助、体験講話などで大変お世話になりました。本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、本校の教育を支えてくださった方々を学校にお招きし、茶話会を行いました。新たな試みであると同時に、他校ではなかなか見られない会ではないかと思います。
大変お忙しい中に、20名以上の方が参加してくださいました。それぞれの活動の様子をスライドで紹介するとともに、子どもたちや先生方のお礼の言葉を紹介しました。また、サプライズとして、6年生及び5年生の子どもたちから、感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りました。子どもたちからの言葉を聞き、涙を流される方もおられ、感動する会となりました。これからも地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、教育活動を進めていきたいと強く感じました。
  

3月13日(木) 本年度最後の児童集会

今朝、最後の児童集会が行われました。日頃から児童会活動を見てきましたが、どれぞれの委員会が6年生中心にしながら、常時活動だけでなく、全校児童が楽しめるような企画を考え、実現させていました。笑顔で参加する子どもたちを見ながら、その働きに感謝しています。児童集会では、各委員会の委員長から今年度取り組んできたことや次年度に引き継ぎたいことの発表がありました。どの委員長も、1年間の活動を振り返るとともに、自分の思いを堂々と発表する姿がありました。特に、各委員会の委員長とは、ランチミーティングで「こんな活動をしたい」「こんな学校にしたい」という思いを聞いていましたので、感動しながら発表を聞かせてもらいました。学校のリーダーとして、自覚を持って頑張ってくれたことが伝わりました。この経験を生かし、中学校でも活躍してくれるものと思います。

3月11日(火) 楽しみながら体力向上!

児童会の運動委員会が学校全員の体力を向上させる取組として、昼休みに「わくスポ」を計画してくれました。体育館では、楽しみながら投げる運動に親しむことを目的に、「ボール合戦」「段ボール的あて」「壁的あて」「バトンスロー」の4つのコーナーが作られています。本日は2年生が「わくスポ」を行っていると聞き、様子を見に行きました。委員会の子どもたちがそれぞれのコーナーに分かれ、説明をしたり対戦相手をしたりと活躍している姿がありました。体力テストの結果、本校の子どもたちには、投げる力や走力にやや課題が見られていました。その課題を委員会の子どもたちと共有し、みんなで楽しみながら向上させていこうと企画されたコーナーのようです。バトンスローでは、「校長先生、見ててください」と、ロープに通したバトンを高く投げていました。ボール合戦では、2年生と体育委員会の子どもがバトミントンのネットで分かれ、やわらかいお手玉を投げ合っています。ルールを尋ねると、制限時間内に相手コートにボールを投げ込み、お手玉が少なかった方が勝ちというゲームでした。多くの2年生に対して委員会の子は4人ほどで相手をし、ずいぶん疲れているようでしたので、私も加勢することにしました。やってみるとなかなかハードな動きが必要で、2年生にかないませんでした。本当はリレー大会も計画してありましたが、雨天が続いたために運動場のコンディションが悪く、中止となりました。このような取組を計画してくれた委員会の子どもたちはすごいですし、感謝しています。

3月3日(月)~3月7日(金)

3月6日(木) 教材「ジュースの空きかん」の学習から

3年生教室前のワークスペースに、学習後の道徳ノートが重ねて置いてありました。道徳の学習を通して、どんな心を磨いているだろうかと見せてもらいました。「ジュースの空きかん」という教材を通して、きまりの意義を理解し、それを守ろうとする態度について学習したようです。「周りの人のことを考えて行動できていなかった時があるので、これからは相手のことを考えて行動したい」や「自分の事ばかり考えて行動していたので、きまりを守って行動したい」といった振り返りが書かれてありました。その中の一人の子の記述に目が留まりました。公共機関に乗ってきたお年寄りの方に、ひどい言葉をかけていた大人の姿を見たという内容であり、自分はそのようになりたくないと書いてありました。子どもは、大人の言動をよく見聞きし、色々なことを考えているものです。私も一人の大人として、子どもたちにしっかりとした背中を見せていかなければならないと感じさせられました。

3月4日(火) 楽しみです!

校内を回っていると、5年生が一斉に体育館に移動していました。「何かあるのだろうか?」と、興味津々でのぞいてみました。学年主任の先生が、「体育館が空いているのは、この時間しかないんです」と話された意味が分かりました。今週の金曜日に行う「6年生を送る会」で披露する合奏の練習を行っていました。各学級ごとに音楽の時間などを使って練習していたようですが、一斉に合わせるのは、本日が初めてだったそうです。どんな演奏になるのだろうと見せてもらいましたが、初めてとは思えないぐらいの仕上がりで、大変驚きました。(曲名は内緒ですが…)学年で100人を超える子どもたちの演奏ですから、大変迫力があります。演奏が終わった後、思わず拍手していました。
それぞれの学年で、「6年生を送る会」の練習が行われています。きっと6年生も思い出に残る集会となることでしょう。金曜日が楽しみです。

3月3日(月) アウトリーチ活動

菊陽町図書館ホールが平成23年度から実施している音楽家の派遣事業を行いました。小学校を中心とした地域の人たちにプロの演奏家を派遣(アウトリーチ)していただき、一流の芸術音楽を体験することで、音楽に親しんでもらう活動です。本日は、サックス奏者の方とピアノ演奏家の方2人が来校され、6年生に演奏を聞かせていただきました。音楽の楽しさをより味わえるように、途中でサックスや音楽に関するクイズを出されたり、子どもたちと一緒に演奏する時間も設けられていました。サクソフォンを生で聞いたことのある子は少数で、その音色を楽しんでいる様子が、私の見ていた後方からも伝わってきました。このように演奏を直に聞く機会のある子どもたちは、大変幸せだと感じました。最後に、本校の校歌を演奏され、その演奏に合わせて子どもたちが大きな声で歌う素晴らしい時間もありました。
  

2月25日(火)~2月28日(金)

2月27日(木) 本年度最後の授業参観

本年度最後の授業参観、学級懇談会を行いましたが、たくさんの保護者の方に子どもたちの学習を見ていただき、ありがとうございました。1年生は「1年間でできるようになったこと」の発表、2年生は「性に関する学習」、3年生と5年生は「SNS等の情報との上手なかかわり方」に関する学習、4年生は将来の夢や目標、家族への感謝を伝える「10歳を祝う会」、6年生は「思春期の心と家族への感謝」というテーマの学級活動を計画しました。すべての学級の様子を見て回りたかったので、限られた時間しか見ることができなかったのですが、子どもたちが真剣に学びに向かう姿が見られました。4年生の授業では、発表しながら涙ぐんでしまう子もおり、いろいろな思いが伝わって泣きしてしまいそうでした。6年生の授業では、最後に保護者の方の思いが詰まった手紙を受け取り、食い入るように読んでいる姿が印象に残りました。それぞれの学年の子どもたちが、1年の学校生活の中で大きく成長してくれました。今回の授業を通して、更に夢や目標をもって進級、進学してくれることを願っています。
  

2月26日(水) 算数「はこの形」

それぞれの学年の授業を見ていると、学年末に差し掛かっていることが伝わってきます。2年生の教室で算数の授業が行われていたので、見せてもらいました。「はこの形」の単元で、自分たちでスポンジ片とひごを使って、直方体の形を作り、いろいろな気付きを紹介していました。頂点となるスポンジ部分に辺の部分の3色のひごをさす作業が難しかったようですが、友だちから回しながら刺すとよいことなどを教えてもらいながら、形づくりができたようです。担任の先生から「どんなことに気づきましたか?」という問いかけに、頂点に刺さっている辺のひごの数や色の違いを発表していました。子どもたちがつぶやいている内容を聞きながら、学習を楽しんでいる様子が伝わってきました。

2月25日(火) 卒業までのカウントダウン

6年生の教室前を通ると、卒業式までの残り日数を示したカウントダウンカードが掲示されています。6年生が菊陽中部小に登校するのも、残り18日になりました。このカードを見ると、何となく寂しい気持ちになります。そう思いながら校舎を回っていると、多目的室から楽しそうな歌が聞こえてきたので、のぞいてみました。そこには2年生が集まり、来週行う「6年生を送る会」の出し物の練習をしていました。子どもたちが楽しそうに練習をしている様子を見ていると、担任の先生が「校長先生が見に来られたから、みんなの出し物を見てもらいましょう」と話されました。導かれるまま前で見せてもらいましたが、振り付け付きの歌と踊りを見ながら、ついつい私も一緒に踊ってしまいました。本日初めて練習したそうですが、みんな上手に振り付けを頑張っていたので、とても驚きました。どんな曲だったかは、ここでは秘密ですが…。6年生の担任に聞くと、すでに呼びかけや合唱の練習は始まってはいるのですが、卒業に向けての製作や文集づくり、恩返しプロジェクト等々、時間が足りないと話していました。数多く6年生担任をしてきましたので、その気持ちがよく伝わります。子どもたちに願うのは、中部小で過ごす日々を、そして6年生と過ごす日々を大切にしてほしいということだけです。

2月17日(月)~2月21日(金)

2月21日(金) 楽しい作品ができました!

1年生の教室前を通ると、子どもたちが楽しそうに図工の作品作りをしていたので、教室に入って見せてもらいました。箱と箱をつないで組み立て、自分が作りたいものを想像して作る授業でした。教室に入るなり、「校長先生、見てください。飛行機ができたよ。」や「お家を作ったよ。ここがリビング!」、「これはくじ引きになっていて、金のキャップを取ったら当たりだよ。」などなど、次々に自分の作品について説明してくれました。子どもたちが空き箱をもって登校してくる様子を見ていましたが、この授業のための準備だったようです。中には、とても大きなロボットや動物を作っている子もいました。子どもたちが一生懸命に作った作品は、どれも素晴らしいと感じました。また、次にどうしようかと考える様子も素敵だと思いました。自分が作った作品に名前を付けていましたが、個性的な名前を付ける子がいて、担任の先生と驚きました。来週、授業参観を行う予定ですが、その時に子どもたちの力作を見ていただき、ぜひ褒めてあげてください。

2月18日(火) 入学式で待っています

4月に本校の新1年生となる子どもたちと保護者の方々に来校していただき、体験入学と保護者説明会を行いました。保護者の方に向けてあいさつをしましたが、次年度は、菊陽町の小学校で一番多い新1年生が入学してきますし、児童数も町内で一番多い学校となります。受付場所の近くで子どもたちの様子を見ていましたが、校舎に入ってウキウキしている子、少し緊張している子など、様々な表情が見られました。保護者説明会に参加していたので、子どもたちの教室での様子は見ることができませんでしたが、担当した先生方に聞くと、「しっかり椅子に座って歌を歌ってくれました」や「初めての場所で、ちょっと緊張している子もいました」など、教えてくれました。子どもたちは、小学校入学を楽しみにしているでしょう。私たち職員も、新1年生の入学を楽しみにしています。

2月17日(月) 第2回学校運営協議会

本日、本年度2回目の学校運営協議会を行いました。学校運営協議会は、保護者や地域の方々などが、一定の権限と責任をもって学校運営の基本方針を承認したり、教育活動について意見を述べたりすることを通じて、学校のさまざまな課題解決に参画する会議のことです。今回は、本校の1年間の教育活動を紹介し、様々な視点からご意見をいただくことを目的に会議が行われました。学校運営協議員に方々には、子どもたちの授業の様子を見ていただきました。校内を回りながら、「絵が上手に描けていますね」「授業が楽しそうですね」「子どもたちが、熱心に授業に取り組んでいますね」など、うれしい言葉をいただきました。会議の中では、児童の安全面で注意した方がよい場所や、今後の教育活動で力を入れていった方がよい部分などの意見が出されました。いただいたご意見をもとに、再度本年度の実践を検証し、次年度の学校経営に生かしていきたいと思います。
 

2月10日(月)~2月14日(金)

2月12日(火) 世界の中の日本

日頃から子どもたち(特に1年生)がお世話になっている菊陽町の教育支援員の方の中に、以前校長先生を務められた方がおられます。その先生が、これから卒業を迎える6年生のために、海外の日本人学校に赴任された経験をもとに、「世界の中の日本」というテーマでお話ししてくださいました。『文化って何だろう?』という切り口から、ウイーン日本人学校やアメリカの中部テネシー補習校での生活などを通して感じたことやこれから大切にしていかねばならないことを伝えてくださいました。文化とは、与えられた自分たちの環境や条件の中で心地よく生活していこうと努力し、工夫した結果生まれたものであり、一人一人が文化を持っていることを、様々な事例を見せながら話されました。また、6年生の社会科で世界の国々について学習することになりますが、そこに住む人たちの願いは何なのか、そこに住む人たちの工夫や努力はどこにあるのかを考えていく大切さを伝えられました。国際交流がますます進む中で生きていく子どもたちにとって、互いを尊重し合うことを学ぶ貴重な時間となりました。
 

2月10日(月) 打って投げて走って…

先週と比べて、少しだけ寒さが緩んだ感じがした本日、6年生が運動場で体育をしている姿を見ていました。ボール運動(ベースボール型)の授業で、ティーボールを行っているようでした。止まっているボールを打ち、一塁、二塁、三塁とアウトになるまでベースランをし、得点を競っているようでした。6年生の子どもたちがどれくらい打てるだろうかとみていると、それぞれがしっかりスイングできていることに驚きました。中には、大きな打球を放つ子もいて、すごいと感じました。アウトにしようと守備をしている子が投げるのですが、柔らかなボールですから、投げるのもキャッチするのも大変のようでした。
昨年度行った体力テストの結果、踏力を高めていく必要があることが分かり、準備運動で取り入れている「キャロッピー体操」や体育の授業内で動きを工夫しながら取り組んできましたが、このように楽しみながら力をつけていくことが一番大切でしょう。6年生の子どもたちが、とても楽しそうに運動を楽しんでいる様子を見て、私も元気が出てきました。

2月3日(月)~2月7日(金)

2月7日(金) ペットボトルキャップを集めて

朝からいつもの場所で子どもたちを迎えていると、一人の子が大きなビニール袋をもって登校してきました。図工の授業の道具だろうかと近づいてみてみると、ペットボトルキャップが袋いっぱいに入っていました。児童会の環境委員会の呼びかけで、ペットボトルキャップの回収を行っています。学校で集めたものは、業者に持っていくと、プラスチックのリサイクル資源に生まれ変わらせることができます。また、世界の子供たちにワクチンを届けることにもつながっていきます。それぞれの学年のワークスペースに回収箱が置かれていますが、たくさんのペットボトルキャップが入っています。すべて集めると、どれだけの数になるのだろうとワクワクします。
子どもたちの取組が、環境保全、そして世界の様々な国の子どもたちになればと願っています。

2月5日(水) 段階的避難訓練

授業中の避難訓練は、これまでも計画的に実施してきていますが、地震や火災、不審者侵入等は、休み時間に起こる可能性もあります。そのような場合にも、自ら考えて、速やかに落ち着いて行動できる子どもたちを育成するとともに、防災に対しての意識を高めることを目的として「段階的避難訓練」を行っています。今回で3回目になりますが、4月の1回目は「放送の内容を聞くことができたか」、10月の2回目は「放送を聞いて行動できているか」、そして今回の3回目は「放送を聞いて、安全な場所に避難できているか」を確認していきました。避難訓練があることは、事前に子どもたちには知らせてあります。「訓練だから」と安易に考えるのではなく、真剣に取り組むことが自分の命を守ることにつながります。本日は1・3・5年生を対象に行いましたが、先生の指示を聞き、素早く行動できる子どもたちがたくさんいました。
 
2月4日(火) 人権の木

児童会の人権委員会の活動で、「人権の木」が各学年の廊下に掲示されています。友だちや先生たちへの感謝の気持ちをピンク色のハートのシートに書き込み、人権の木に貼っていく取組です。毎日それぞれの人権の木を見ていると、だんだんハートが増えていくことが分かり、うれしい気持ちになります。書かれている内容を見ると、「いつも話しかけてくれてありがとう」「遊びに誘ってくれてありがとう」「勉強を教えてくれてありがとう」「泣いている時に、なぐさめてくれてありがとう」など、「ありがとう」の言葉で埋め尽くされています。先生たちへは、「勉強を教えてくださって、ありがとうございます」といったものが見られます。「人権の木」の取組を通して、身近な友だちの支えがあるからこそ、安心した生活を送ることができていることを振り返る素敵な取組だと思います。
後期に子どもたちにお願いしたことの中に、『ありがとう』の言葉がが響く学校にしよう」というものがあります。この願いを実現に結び付けてくれている人権委員会の子どもたちに、私も心から感謝しています。

2月3日(月) 中学校説明会に参加して

本日は、近隣の中学校で新入生説明会が行われるということで、その様子を少しだけ見せてもらいました。生徒指導担当の先生から、中学校の生活やきまりについての説明が行われていました。本校の子どもたちを体育館の後方から見ていましたが、期待や不安など、いろいろな思いで聞いていることだろうと思いました。その後、生徒会からクイズ形式で学校の生活について説明がありました。このような形式で説明が行われる説明会に参加したことがなかったので、よい企画だと感じました。
2月に入り、6年生の卒業まで登校する日も30日ほどとなりました。この時期になると、卒業に向けての様々な取組が加速していくものです。6年生の子どもたちには、一日一日を大切にしながら小学校生活を送ってほしいと願っています。
  

1月27日(月)~1月31日(金)

1月31日(金) 「感謝の心」を大切に

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、3年生教室前のワークスペースに子どもたちが使っている道徳ノートが置いてありました。道徳ノートには、教材の主人公の気持ちや、考えたことをもとにこれからどんな自分でありたいかなどを記す場所があります。どんな学習の足跡が記されてあるか、見せてもらいました。開かれてあったページは、教材「いつもありがとう」の学習に関するところでした。どんな人たちに「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えたいか、理由を入れて書いてありました。家族や友だちへ日頃の感謝を伝えたいと書いている子が多い中、朝の登校を見守ってくれている方へ「ありがとう」を伝えたいと書いている子もたくさんいました。いつも「おはよう」とあいさつをしてくれ、自分たちを安全に渡らせてくれている地域の方に対して、「ありがとう」と言うことができていなかった自分を振り返り、「ありがとう」を伝えたいという文面が書いてありました。教材の中に同様のおじいちゃんが出てくることから、このような場面を振り返ることができたのでしょう。自分たちが安心で安全に生活できているのは、多くの人たちの支えがあるからであり、そのことに気づいてくれたらうれしいです。
このようなことを考えながら、さらに教室を回っていると、6年生が書写の時間に「感謝」という文字を丁寧に書いていました。改めて私も、「ありがとう」の言葉を大切にしていきたいと思いました。

1月30日(木) 琴の響きに誘われて…

校内の廊下を歩いていると、琴の美しい音が聞こえてきました。その響きをたどっていくと、音楽室から聞こえてくるようです。音楽室のドアが少し開いていたので、授業の様子をのぞくと、4年生が『日本の音楽でつながろう』という単元の「チャレンジ ことをひいてみよう」という学習を行っていました。本校には、児童用の琴が3面あるようで、ちょうど子どもたちが実際に琴を弾こうとしているところでした。音楽担当の先生が、つめのつけ方や順番などについて説明した後、一人一人が「さくら さくら」の曲にチャレンジしました。楽譜も漢数字であらわされているので難しかったようですが、近くにいる友だちに「七七八」と声をかけられながら演奏できていました。「強くはじくのが難しかったけど、友だちが教えてくれたので、しっかりできました。手が痛くなったけど、楽しかったです。」などの感想を記録していました。
  
1月28日(火) 同じ読み方の漢字?

本日、4年生の国語の授業を見せてもらいました。単元「同じ読み方の漢字」で、同じ読み方の漢字クイズを自分たちで作る授業でした。グループで事前に同音や同訓の漢字を調べていたようで、その中からクイズに出したい漢字を選んでいました。例えば、「電『ア』が切れる。」「『イ』図で調べる。」のアとイに入る漢字を同音の4つから選ぶといったクイズです。なかなか難しい問題を作ったグループもあり、子どもたちも意欲的に学習に取り組んでいました。どの漢字を使うかについては、一つ一つの漢字がどのような意味を表しているかを考えることが大切だということを、学習の最後にまとめていました。
タブレットを使って問題作りを行っていましたが、グループの中で国語辞典を使って意味を調べる子もいました。最近は、わからない言葉があると、すぐにインターネットで調べることが増えているとは思いますが、このように国語辞典をめくりながら漢字の意味や成り立ちなどを調べるという作業は、慣れるまでは苦労するかもしれませんが、子どもたちにとって大切な学習だと思います。辞典をめくりながら探すことで、その他の漢字や意味にも触れることができ、知識がより広がっていくことでしょう。
難しい問題を作ったグループもあり、見ている方も勉強になる授業でした。
  

1月27日(月) 雨でぬれてしまったけれど

今朝は、久しぶりに雨の中の登校となりました。傘をさしているので、いつもよりも足取りもゆっくりだったようです。中には傘を差さずに登校する子もいて、「傘をさして登校しないと!」と声をかけると、「傘をさすのが面倒くさいんです。」と返ってきました。昨日までは温かかったのですが、今朝は寒さが戻ってきたので、風邪をひかないかと、とても心配しました。そのような中、一人の子が近づいてきて、「校長先生、見て。新しい靴だよ。」と、嬉しそうに話しかけてきました。「かっこいい靴だね。」と答えると、ニッコリ笑って歩いていきました。雨でぬれてしまいましたが、新しい靴を履いて学校に行くことを楽しみにしていたのだろうと推察しました。私にも同様の経験がありますし、この子の気持ちが痛いほど伝わってきました。この子のおかげで、週の初めから「今週も頑張るぞ!」と、元気をもらった気持ちになりました。

1月20日(月)~1月24日(金)

1月23日(木) 日本の伝統芸能に触れて

文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」として、日本の伝統芸のである能舞台の鑑賞会が町の図書館ホールで行われ、本校からは4年生と5年生が参加しました。私も映像でしか能や狂言を見たことはなく、子どもたちにとっても初めての経験だったことでしょう。最初に、喜怒哀楽の表現の仕方や小鼓など楽器の説明があり、子どもたちが身を乗り出して聞いている様子が見られました。実際に声を出す時間もありましたが、声だけでなく動きまで楽しんでいる姿がありました。
狂言「熊本三銃士」では、本校の子どもたち4人も演者として参加しました。数回のリハーサルはありましたが、セリフもしっかりと覚え、見事に演じ切ってくれました。また、能面を着ける体験にも子どもたちが参加し、それぞれが素晴らしい経験になったことと思います。
言葉の言い回しが難しいところもあり、理解できないところもあったかもしれませんが、子どもたちにとってはよい思い出となったことでしょう。このような機会をいただいた町当局の方々に、心より感謝いたします。
  

1月22日(水) なわとびを頑張れ!

体育の授業を見ていると、なわとびにチャレンジしている様子が見られます。なわとびは、体の様々な部分を使って運動する力を高める素晴らしい活動だと考えています。学年担任をしていた当時は、学級の子どもたちになわとびを奨励していたことを思い出します。最初は上手く跳べなくても、目標をもって粘り強く練習することで、だんだん上達してくるものです。私の幼少期は、今のようにゲームなどの遊び道具はなく、身近にある道具を使って遊んでいました。遊びに行くときも、何となくなわとびを持って出かけていました。寒い時期に練習すると、なわとびがピシッと足に合って痛い思いもずいぶんしました。しかし、少しずつコツがわかってくると、いろいろな技を跳べるようになりました。あきらめずチャレンジする心も、なわとびをする中で身に付いていったようにも感じる時があります。
子どもたちが前とびなどを長く跳ぼうと一生懸命頑張っている姿を見ると、心の中で「頑張れ!」と応援しています。2年間ほど子どもたちと縄跳びを跳んでいないので、また一緒に頑張ろうと思います。

1月21日(火) いい顔して…!

午後から6年生が、卒業アルバムの写真撮影を行っていました。光庭に集まって全体写真を撮っている様子を見ていましたが、「いい顔して…!」の撮影される方から声をかけられ、笑顔を見せていました。このような6年生の姿を見ると、卒業が近づいてきていることを感じます。児童昇降口には、6年生へのメッセージを書くポストが置かれていました。1年生から、「校長先生、これなあに?」と尋ねられ、「みんなにやさしくしてくれた6年生が卒業するから、お礼の手紙を書くんだよ」と話すと、「へーっ」と言いながら言ってしまいました。
先日、6年生担任から卒業式までのスケジュールをいただきましたが、やらなければならないことがびっしりと書き込まれていました。3月21日(金)の卒業式に向けて、病気や大きなけがなく、一日一日を大切にしながら小学校生活を送ってほしいと願っています。

1月20日(月) 健康が一番!

昨年末から、子どもたちに「病気をしないように!」や「インフルエンザにかからないようにしてね。」などと言ってきましたが、そんな私が体調を崩してしまいました。本日、数日ぶりに朝から子どもたちとあいさつを交わしながら、子どもたちの笑顔に元気をもらうことができました。また、授業中に各教室を回りながら、子どもたちが学習に取り組んでいる様子を見ながら、さらに元気になりました。改めて、健康の大切さを痛感させられました。
保健室をのぞくと、身体測定に来た学級の子どもたちに向けて、養護の先生からインフルエンザなどの感染症を予防する方法について分かりやすく説明が行われていました。特に、寒い時期ではありますが、「換気」をこまめに行う大切さについて話がありました。まだまだ様々な感染症が流行する時期は続きますが、みんなで予防に心がけていきたいものです。

1月8日(水)~1月10日(金)

1月10日(金) 世界に目を向けて

本日、6年生を対象に菊陽町の教育長先生が国際理解に関する授業を行われました。教育長先生は、3年間南アフリカのヨハネスブルグ日本人学校の校長として勤められた経験があり、その時に感じた文化や生活の違い等について分かりやすく紹介していただきました。治安や貧富の差、人種差別の話では、子どもたちが真剣に考える様子が見られました。教育長先生の話の中で、勉強できることや友だちと遊べること、おなかいっぱい食べられることは当たり前のことでなく、幸せなことであるという言葉が印象に残りました。また、『幸』という文字を示しながら、「『辛』に一本線を加えると『幸』になります。あなたの周りに辛いと感じている友だちはいませんか。あなたが友だちの一本の線やその線をつなぐテープになってください。」という言葉で授業を終えられました。視野を広げることで、今までに見えなかった世界が見えてくるものです。子どもたちのために、3時間も貴重なお話をしていただいた教育長先生に、心から感謝申し上げます。
  

1月8日(水) 後期後半スタート!

14日間の冬休みも終わり、本日から後期後半が始まりました。12月後半は、インフルエンザの流行により体調を崩す子も多かったため、本日の子どもたちの登校を心配していました。いつものように「おはようございます」と元気なあいさつを返してくれる様子をみて、少し安心しました。しかし、依然としてインフルエンザが猛威を振るっています。後期後半も、子どもたちが元気に登校してくれることを祈るばかりです。
後期後半をスタートするにあたり、全校集会をオンラインで行いました。私からは、2025年も校訓にある「夢を持って歩み続ける」ことの大切さを話しました。また、10月に後期が始まる際に子どもたちに示した「思いを伝える力」「自ら考え行動する力」「粘り強く取り組む力」に関わる具体的な取組を再度確認し、一歩前進した中部小にしようと伝えました。後期後半も
「夢をもち 光かがやく中部っ子の育成」を目指し、子どもたちとともに頑張っていきたいと思います。
  

12月23日(月)~12月24日(火)

12月24日(月) 後期前半が終了しました

本日をもって、令和6年度後期前半が終了しました。先週後半から本校でもインフルエンザが流行しはじめ、欠席する子が急増してきました。空席の目立つ学級もありましたが、オンラインで全校集会を開き、子どもたちの後期前半の頑張ったところについて紹介しました。
最初に、子どもたちに「ありがとう」の感謝の言葉を伝えました。後期になり、来校される方々や地域の方から、子どもたちの態度や行いを褒めてもらうことが多くなりました。「学年や名前はわからないけれど…」と切り出され、笑顔で挨拶してくれたことや横断歩道の渡り方がよかったことなどを教えていただきました。また、授業で子どもたちが一生懸命学習に臨んでいる様子を見て、「中部小の子どもたちはすごいですね。」といった言葉もいただきました。本校のみんなが自ら学び、ともに学ぶみんなの学校を創ってくれていることをうれしく感じ、感謝の気持ちを伝えました。
また、2025年を迎えるにあたり、夢や目標を持つ大切さも伝えました。大谷翔平選手やオリンピック、パラリンピックに出場した選手を紹介し、目標をもって努力することを通して、夢をかなえるすばらしさについて話しました。
帰り際に子どもたちが「校長先生、よいお年を!」と声をかけてくれました。子どもたち、そしてすべての方々にとって、よい年が訪れてくれることを心から祈っております。2025年もよろしくお願いいたします。