せせらぎの人 - 学校生活 -

保・小・中なかよし駅伝大会

 2月21日(金)にインフルエンザ流行のために延期になっていた、なかよし駅伝大会が開催されました。鹿北町在住の保育園年長児、小・中学生が一堂に会する大会で、鹿北小学校創立から続く名物行事です。今回が7回目、今年は準備から実施に至るまで児童会・生徒会が中心となり運営しました。

 2月とは思えぬ暖かい日差しの中、保育園児、小学生、中学生が仲良く手をつなぎ走り続けました。結果はどうあれ、それぞれの園や学校の垣根を越えて親睦を深めることができたようです。

 多くの保護者、地域の皆様、応援ありがとうございました。

「おいしかったです!」

 「3年生です。ごちそうさまでした。」

給食を終え、係の子どもたちが給食室前に一列に並び、中で作業をしている職員に向かってお礼を述べます。ここまでは、自校給食の学校では見かける光景かもしれません。

 しかし、本校の子どもたちはそこからが違います。一斉でのあいさつの後、返却口まで近づくと、

「おいしかったです。」

「とってもおいしかったです。また作ってください。」

「ぼくは、ぜ~んぶおいしかったです。」

キラキラ輝く笑顔を添えて、それぞれにお礼を述べていくのです。時には、当番ではない子まで通りすがりに返却口に頭を突っ込んであいさつしていきます。

 教職生活31年目にして初めて目にする光景でした。そんな子どもたちの影響を受けて、私は人として少し成長できたように思います。外食して、会計を済ませた後、

「ごちそうさまでした。おいしかったです。」

と言うようになりました。最初は気恥ずかしかったのですが、お店の方の嬉しそうな表情を見ていると、いつの間にか習慣化しました。今では、コンビニやスーパーマーケットなどで会計を済ませると「ありがとうございました」と自然に言えるようになりました。

 これまでの私は、「自分は客だ」というおごり高ぶった思いで、お店の人と接してきたのでしょう。そんな自分を改めさせてくれたのが、上述した本校の子ども達のお礼のあいさつです。

 無垢な子ども達の笑顔や言葉で、私たち大人は救われることがたびたびあります。その一つとして「いつでも、どこでも、だれにでも、笑顔であいさつできる子ども」たちを育てていきたいものです。

 そのためには、学校だけでなく、保護者の皆様や地域の皆様の協力が必要です。地域をあげて子ども達を育てていきましょう。

バス 森へ行こう!!

 3年生が、鹿北町の森林の様子を観察し、自然への興味・関心を高め、郷土を愛する心を育むため、「株式会社ゆうき」さんに協力いただき、総合的な学習の時間に「森林学習」を行いました。 

 森に入ると、樹齢100年を超える杉の女王「あや杉」が迎えてくれました。圧倒的な存在感です。五感を使って、森に学びました。

 散策の途中、森の生き物や森の役割について、楽しくそして分かりやすく説明していただきました。「多くの生き物が暮らしている」「空気や水を作っている」等々、森のすごさや素晴らしさを次々に答える子どもたち。さすが、鹿北で暮らす子どもたちです。

 そして、最後は、「ピエロック一座」ピエロックさんによる操り人形劇を見せていただきました。軽快なリズム、音楽と語り口、命を吹き込まれた人形たちと楽しいひと時を過ごすことができました。

 

 

雪の朝

 今季最大級の寒波が押し寄せてきた今日(18日)、野山や畑がうっすら雪化粧、寒さ厳しい朝を迎えました。

 子ども達の登校は大丈夫か心配していましたが、それも取り越し苦労に終わったようです。半袖、半ズボンで登校する子、おなかの底から元気よくあいさつしてくれる子、いつも以上に元気です。

 朝の活動の時間を使ったランニングタイムでは、みんな息を切らして走り続けました。やっぱりここにも、半そで、短パンの子ども達がちらほら・・・。

 寒さに負けない、たくましい子ども達が育っています。

児童集会

 2月14日(金)の朝の活動の時間を使って、児童集会を開催しました。今回は、来年度委員会委員長(委員長1人が欠席のため、副委員長が代理)6人が、委員会の目標と目標達成のための具体的実践事項を発表しました。

 どの委員長(副委員長)も実に堂々とした発表で、その意欲と委員会運営に対する強い意志を感じました。

 その後、質疑応答の時間が設けられ、「他の学年の人たちとも一緒に遊びたい」「図書室の本を増やしてほしい」などの要望が出されました。また、6年生から「自分たちが築き上げた伝統を引き継ぎ、さらに新しい活動を展開してほしい」とのエールが贈られました。

 自分たちの学校は、自分たちで運営していくという自治意識が強く感じられた集会となり、子ども達の確かな成長が感じられました。