学校生活
【全校】今年度最後の「読み聞かせ」となりました!
本日が、今年度最後の「読み聞かせ」となりました。
低学年の方には、Sさんに2冊よんでいただきました。
高学年には、校長登場! 高学年ですので、少々ハイレベルのことに挑戦してみました。
具体的には、「絵なし」で、想像力が必要な「落語」の噺(はなし)をすることにしました。
落語を見たことも聴いたこともない子が多かったので、まずは「落語とは何か」から解説しました。
・1人で、「せんす」と「てぬぐい」だけで表現する。
・同じ噺でも落語家によって解釈や表現が違う。
・考えながら聴き、おもしろさがわかったら笑う、噺手が「落ち」の後に礼をしたら拍手する・・・などの作法を教えました。特に今回の2本の噺は、漢字がわからないと面白みが理解できません。ところどころ、説明しながら板書しながら噺をしていきました。
1つめ 「寿限無(じゅげむ)」
言葉は聞いたことがあるという子が何人かいましたが、漢字は説明しないとわからないので板書するなど、読みながら漢字を確認しながら進めていきました。そのうち、笑いのツボを理解し始めて、笑い声が聞こえるようになりました。最後に「この噺の落ちは、どこにある?」と聞きましたが、しっかり理解できていました。
2つめ 「平林(ひらばやし)」
こちらも、漢字を確認しながら噺を進めていきました。2話目になると、笑いのツボを心得ています。漢字のつくりをイメージしながら聴いていないとツボは理解できません!
少しは、落語の魅力を伝えることが出来たかなと思います。ぜひ、一度聴いてみてください!国語力をつけるにはよい教材ですし、私たち教師にとっても学べる点は多いです。ちなみに、私はこれまで、立川談春、林家三平(現在の)、三遊亭小遊三、林家たい平の落語はライブで聴いたことがありますが、やはりライブは違います。さすがプロと思わされます!!!!
話が少しそれてしまいました。
1年間、「読み聞かせ」にご協力いただいた保護者の方々、本当にありがとうございました!