校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.5.7 大型連休明けの朝

ゴールデンウィークの後半4連休はいかがだったでしょうか。晴天の日も多かったですから、お出かけをした家庭も多かったかもしれませんね。

私は、1日目は水の上でローイング、2日目はウォーキングとクライミング、3日目はアイルランドと韓国の方と英語での楽しいおしゃべりタイム、最終日は家で読書をしました。みなさんはどう過ごしましたか?

今朝登校してきた子たちに、「今日は自分で起きられた?」と尋ねたら、「起きれんかった…」と口々に答えてくれました。でも、みんな元気にあいさつをしてくれて、とてもうれしかったです。

空を見上げてみると、筋のような雲と綿のような雲が浮いていました。

「?」

筋のような雲は西から東へ動いているのに、その下に浮いている綿のような雲は東から西へ動いているのです。

子供たちに、「あの雲、なんか不思議な動きをしていると思わん?」と話しかけました。

「雲があるところの風の向きがちがうのかも」という会話になりました。違う向きの風が同時に吹くなんて、自然というものは実に不思議なものですね。

 

身の回りにはたくさんの不思議があり、見ようとしなければ気づかないものもたくさんあるのかもしれません。

その不思議に対して、知っている知識や経験をもとに自分なりの解釈をすることが「学びを深める」ということなのかもしれないなと改めて感じさせてくれた青空でした。

0

2025.5.2 3年生 近くの「メロン農家さん」を訪ねて

 3年生は今、社会科で「学校の周りの様子」を調べています。

 今日は1・2時間目に、学校のそばのメロン農家さんで、町の教育委員もされている西島さんのビニールハウスを訪ねました。 たくさんのハウスが並んでいて、苗のハウス、生育中のハウス、出荷目前のハウスなど、時間差で生産されていることがわかりました。

 3年生は事前学習で質問をたくさん考えてきたようで、次々に質問をしていました。ふるさと美里町の魅力もたくさん感じていたようでした。

 

 こうやって地域で様々な工夫をしながら頑張っている人と出会い、自分や地域の未来をイメージしていくことが、今を生きる子供たちにとって大きな意味があります。

 西島さん、そして間を取り持っていただいた美里町地域学校協働本部の関係の皆様、ありがとうございました。

0

2025.5.2 この花の名前は②

どこまでも広がる透明な青の世界。

これを、水彩絵の具を使ってどう描いたらいいのか、悩んだことを思い出します。 

昨夜から降り続いた雨もすっきりと上がり、まばゆい陽光に照らされた朝に、子どもたちの「おはようございます!」の声が心地よく響いています。

 

児童昇降口の前に、「二宮金次郎さんの像」があります。

その足元に、雨のしずくが輝いて美しい、かわいい花が咲いているのを見つけました。

この花は何という花なのでしょうか?

昨日覚えた「Googleレンズ」を使って調べてみました。

 

「モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲月見草)」という名前だそうです。

「清純」「無言の愛」「固く結ばれた愛情」「自由な心」などの花ことばもあるようです。

月見草という名前から、夜に花開く花のイメージがありましたが、日中にもすてきな姿を見せてくれる月見草もあるんですね。ひょっとしたら、朝だけなのかもしれません。

 

植物にも心があると言われます。

もしかすると、子供たちの「おはようございます!」のすてきな声に応えているのかもしれませんね。

0

2025.5.1 この花の名前は?①

運動場と職員室の間の花壇にかわいらしいピンク色の花が咲き始めました。

ちょうど花壇に花を植えておられた理科専科の先生に「これは何という花ですかね?」とお尋ねしたところ、「なんでしょうねぇ。Googleレンズで調べてみましょうか」と言われ、すっとスマートフォンを取り出されました。

時代は進んだものです。写真を撮るだけで、その花の名前がわかるのですから!

この花の名前は、「ムギセンノウ」だそうです。ナデシコ科の一年草で、ヨーロッパ原産らしいです。「ムギナデシコ」とも呼ばれているそうですね。「育ちの良さ」「自然の美」「愛らしい魅力」といった花言葉もあるようです。

名前を知ったとたん、ただの草(?)のように見えていた花が私に微笑んでくれているような感じがしてきて、なんだか幸せな気持ちになりました。

「見ようとしないと見えない世界」はたくさんあります。でも、見ようとすると、身の回りはたくさんの素敵なものが隠れているものですね。ぜひ、身の回りを見渡してみましょう。

 

0

2025.4.30 4月の最終日です

ゴールデンウィークの前半が終わりました。今年は飛び石連休ではありますが、晴天が続いたので、いろんなところへお出かけした人も多かったのではないでしょうか。

学校の桜はすっかり若葉が広がり、スクールカラーの新緑の季節となりました。待っていましたとばかりに、今度はつつじの赤い花がちらほら顔をのぞかせ始めました。

休み明けの1時間目の教室をのぞきに行ってみました。

たんぽぽ1組では、漢字を使った作文の授業があっていました。一人一人の課題に応じた進め方で学習をしていました。

たんぽぽ2組では、「むしろ~」といった、くわしくするためのつなぐ言葉を使った言葉の学習が進められていました。おとなも言葉のバリエーションを拡げるための努力をしなければならないなと反省しました。

1年生は、数字の書き方の練習。大事な基礎の学習をがんばっていました。

2年生は、引き算の学習です。答えはひとつなのですが、それをどうやって導き出すのかを悪戦苦闘しながら見つけ出していくことがとっても大事です。それは、その考え方が「応用力」を生み、できることが広がっていくからです。図を使うのもいい考え方ですね。

3年生は、時刻の求め方を見つけていました。目に見えない、10進数ではない単位量を扱うので、生活とつなぎながらの学習です。あーでもない、こーでもないと考える時間が宝物です。

4年生は、新出漢字の練習でした。読みと画数、筆順、形などを丁寧に指導されていました。ICT機器の利用が進む中、自分の考えを拡げ、伝えるためには、自分で書き、話す基本的なアウトプット能力の習得がより重視されています。電気も道具もいりませんからね。

5年生は、敬語の使い方の学習をしていました。子どもたちが、それぞれにたくさん発言していました。「尊敬語」と「けんじょう語」の違い、わかりますか?

6年生は、登場人物の気持ちを考えた朗読づくりでした。「音読」と「朗読」の違いはわかりますか?

登場人物の思いが伝わる音声表現、期待しています。

今日を含め3日登校したら、ゴールデンウィーク後半に突入です。

楽しみですね!

0