学校生活

2023年11月の記事一覧

地域で子どもたちを!

 11月13日(月)、秋の深まりとともに朝晩はかなり冷え込むようになったこの日の朝、子どもたちが登校してくる20分程前から、学校運営協議会の皆様が【朝の挨拶運動】に来てくださいました。

 「地域とともにある学校」と言われるように、これまでも地域の多くの方々が白旗小の子どもたちを支えてくださっている様子をお伝えしてきましたが、この日も地域の皆様の温かい支えで登校してくる子どもたちを迎えていただきました。子どもたちの元気なあいさつと協議会の皆様の笑顔に包まれた素敵な朝の風景でした。

髙永先生と4年生の子どもたちに学ぶ

 11月10日(金)の6校時、町内の若い先生方の学ぶ機会として、本校の髙永先生が授業を公開されました。『絵から聞こえる音』という図工の鑑賞単元で、子どもたちは班ごとに準備されたたくさんのアートカードから一つを選びます。そして、選んだカードから想像する音をイメージします。他の子は、友だちが選んだアートカードについて、その音や3つまでの質問からどのカードか予想していく学習です。

 子どもたちの主体的な活動や交流の場面が随所に見られ、あっという間の45分間でした。4年生の子どもたちの積極的な態度やけじめある学習態度に参観された先生方からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

  

 

本の世界に足を踏み入れて・・・

 今年は夏の猛暑といつまでも続く残暑、秋になったというのに夏日が続く日もあるなど、荒れ模様の季節となっています。しかし、明日からは、どうやら例年通りの気候となる予報で、ホッと一安心しています。

 さて、秋といえば『読書の秋』です。学校では読書旬間ということで、様々な取組を行っています。例えば図書室には『先生方おすすめの本』コーナーが設置してあります。また、7日(火)朝には、担任以外の先生方による読み聞かせがありました。さらに3日(金)~9日(木)まで『親子ふれあい読書』も行われています。季節は秋から冬に移っていきます。ゆっくり本の世界にひたってみるのもいいですね。

  

 【脇坂先生による2年生の子どもたちへの読み聞かせ】    【図書室にある『先生たちおすすめの本』コーナー】

税について学びを深めた45分間!

 11月9日(木)の3校時、6年生は、税理士 本田昭仁 様 を講師として『租税教室』を行いました。社会科の学習で税の歴史や現在の税のこと等について学んでいた子どもたちですが、実際に最前線で仕事をされている税理士の方からのお話等は学びを深めるよい機会となりました。

 私も、小・中学生に社会科の授業で税について授業を行ってきましたが、なかなか税の必要性やしくみについて子どもたちが興味を持って学習する場面を作り出すことが難しかったことを思い出します。しかし、本日、子どもたちは税金について、終始意欲的に集中して学習に取り組んでいました。本田様ほんとうにありがとうございました。

  

      【本田 様による税金の使われ方についてのクイズ】           【真剣に聞き入る6年生】

夢・目標を持つことの大切さ

 11月6日(月)の午後、元競泳メダリストである【萩野公介】氏による講演が甲佐中学校の体育館で行われました。町内の5.6年生と中学生が招待され、『夢・目標を持つことの大切さ』をテーマとして、萩野氏の幼少時代から今に至るまでの経験等を交えながら子どもたちへ熱い思いを伝えてくださいました。

 子どもたちは、真剣にメモをとりながら、自分自身を振り返るとともに、これからの自分がどうしていけばよいか等々、それぞれに考えを持つ素晴らしい時間となりました。以下に参加した5年生児童の感想を紹介します。

〇萩野選手のお話でいちばん心に残った言葉は、「物事を結果だけで捉えない」という言葉です。それを聞いて、ぼくは、「結果よりもそれまでの過程がいちばん大切なんだ」と思いました。これからぼくは、たくさん感じたり経験したりしながら夢や目標を立てていこうと思いました。また、一つ一つは全てつながっていると信じて、何事にも全力で取り組んでいこうと思いました。

〇萩野選手のお話でいちばん心に残った言葉は、「夢は自分で決めていい、自分で決めてください」という言葉です。それを聞いて思ったことは、わたしは、わたしなりに生きていいんだ。お母さん、お父さんに支えられながらでも、少しずつ成長していけばいいんだということが分かりました。

 どちらもすばらしい感想です。子どもたちの夢の実現に向けて、私たちも全力でそれを応援していきたいと思います。