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熊本県 宇城市立 青海小学校 Seikai Elementary School |
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熊本県 宇城市立 青海小学校 Seikai Elementary School |
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人権について考えることは、生きている限り、私たちにとって大切な営みです。何かをもって学びが終わるということではなく、日々考え、気付いていくことの連続です。子供たちの学びも日々続いていますが、18日(水)の5時間目は、本年度の人権集会でした。人権月間の取組や授業で学んだこと、考えたことを学年ごとに発表していきました。子供たちは真剣な表情で、他学年に自分たちの学びを伝えていました。私からもいくつか話をしましたが、その中で強調したことの一つに「決めつけをせずに人と関わる」ということです。本校は人数も少なく、人付き合いに関しては、長い付き合いから「○○さんは~な人」という固定化された見方・固定化された人間関係が生じやすい環境にあると言えます。これは、間違ったことに対しても、「波風を立てたくない」という理由で蓋をしてしまう要因になるのではと危惧しています。学級においては、互いに気持ちを出し合い、多面的に相手を見る(すなわち、絶えず「出会い直し」をする)ことが、しなやかな社会、ひいては差別のない社会を作っていく上で必須だと考えます。何度も書いてきましたが、子供たちは大人の言動に少なからず影響を受けます。そのことを自覚して子供たちと関わっていけたらと思います。また、時代の流れから「SNSいじめ」についても触れました。加害者にも被害者にもなる可能性があるということを知っておいてほしいということはもちろんですが、正しい使い方については、保護者の皆様にしっかり目配りをお願いできればと思います。よろしくお願いします。
熊本県では、「命を大切にし、やさしさあふれる人と動物が共生するくまもと」の実現を目指しています。その拠点となる新たな動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」が完成し、令和6年3月26日(火)に開所しているのをご存じですか?県産木材の温もりを感じる新センターは、保護犬・猫の健康や安全に配慮した飼育室や治療施設を備え、保護犬との交流ができるドッグランや広い研修室等も有し、動物愛護に特化した施設となっているそうです。実は、「アニマルフレンズ熊本」では、子供たちに命の大切さを伝えるための授業をしてくださいます。本校でも、12月16日(月)の2・3時間目、1・2年生が出前の特別授業を受けました。多くのことをお話ししていただきましたが、友だちや保護犬の「カヲル」くんの心音(命の音)を聞いたり、犬との接し方や動物を飼うことの意味(家族として迎えたら、最後まで責任をもって飼うことなど)を教えていただいたりしました。子供たちは、目を輝かせながら、真剣にお話を聞いていました。
12月12日(木)の3時間目、4年生が県の文化課による出前授業を受けました。内容は、文化財の重要性と身近な文化財についてのお話でした。お話がとても分かりやすく、「文化財とは何か」「三角町・宇城市の文化財にはどんなものがあるか」など、興味深いお話ばかりでした。子供たちの集中力も途切れることなく、意欲的に聞き、メモを取っている様子がすばらしかったです。担任の先生と、「お願いしてよかった」という話をしたところでした。三角西港や天神の樟、永尾剱神社など、改めて回ってみられてはいかがでしょうか。
12月6日(金)の3・4時間目、県の事業である地域の食の名人派遣による授業を活用し、4年生が地元の特産物のみかんを使って「みかんケーキ」と「みかん大福」を作りました。11月に、名人(松合の方です)をはじめ関係の方々がおみえになり、担任の先生と詳細に打合せをされ、6日の本番を迎えました。ケーキは炊飯器で作るタイプのもので(炊飯器は最強の調理器具ですね)、大福は果汁を使ったものでした。保護者の方にも4名お手伝いいただき、また、みかんの提供もいただいて、子どもたちは大喜びで調理に取り組み、できあがったケーキと大福をペロリ。きっとおうちでも作ってくれるのではないかと思います。今回は、「地元の名産品を使った料理をぜひ作りたい」という担任の先生たっての希望でしたが、とても人気がある事業のようで、申し込んだものの、当たるとは思っていませんでした。幸運なことに本校でも実施でき、「うれしい」の一言です。機会があれば、いただいたレシピを共有します。
早いもので、4月から回を重ねてきた「のびっこ集会」も、12月9日(月)が今年最後の会となりました。いつも感心するのは、企画運営委員さんの見事な司会ぶり!感心させられます。また、集会の最後には全体で感想交流をしているのですが、多くの子どもたちの挙手が見られるようになりました。今後、成長するにつれ、大人数の中で活躍する機会も増えることでしょう。今のうちに、自分の考え、意見を言う練習を積んでほしいと考えています。さて、12月の生活目標は「みんなとなかよくしよう」です。具体策のところでは、「ふわふわことばをつかう」「相手の話を最後まで聞き反応する」など、大切なことがたくさん掲げてありました。また、保健体育委員会からは、「はみがき名人」の発表、企画運営委員会からは、赤い羽根共同募金で集まった金額の周知がありました。4日間で12,864円集まりました。(すでに社会福祉協議会にお渡ししています)ご協力ありがとうございました。感謝申し上げます。
6年生は、社会科の学習の一環で、他校同様毎年租税教室を実施しています。今回実施したのは12月9日(月)の3時間目。宇土税務署の職員の方に講師としておいでいただき、興味深いお話をしていただきました。「税金」といっても、「国税」と「地方税」があり、納める機関が違うこと、また、DVDを見ながら、もし税金がなくなったら様々な住民サービスが受けられなくなることなど、多くのことを知りました。そのDVDの中では、ゴミ収集、警察や消防などの例が扱われていましたが、子供たちも、税金の大切さについて実感することができたようです。最後に質問や感想を出してもらいましたが、「税金が自分たちの暮らしにとって、とても大切なものだと分かりました。将来しっかり納めていきたいです」といった感想が出ていました。
本校では毎年、キビ締めの前に、3年生が総合的な学習の時間を使って、三角サトウキビ活性会会長の髙濱希好さんから黒砂糖づくりの歴史等について学んでいます。この学習では、黒砂糖づくりやその継承に関わってこられた方々の思いも知ることができます。今年は、11月25日(月)の3時間目に実施しました。3年生は事前に、髙濱会長に質問したいことを考え、考えをまとめておきました。当日、髙濱会長からは、なぜこの地域でサトウキビ栽培が始まったのか(→ 約200年前、前越の庄屋、高橋伊左右衛門が人々を困窮から救う作物を栽培したいと阿波国から取り入れました)、衰退していた黒砂糖づくりがなぜ大岳小学校で行われるようになったのか(→ 当時の6年親子キャンプでの、中川校長先生とPTA平田会長の会話がきっかけでした)などについてお話がありました。大岳小で復活させることが決まった後、道具をそろえるため、昔黒砂糖づくりをされていたお宅に聞いてまわられ、釜などの道具がやっとそろったそうです。高橋伊左右衛門がサトウキビ栽培を始めてから約200年が経ちますが、高橋さんも、小学校でこんな形で継承されているとは想像もしなかったでしょうね。また、髙濱会長のお話では、県からの依頼を受けて、「黒糖シロップ」を商品化。とても評判がよく、また表彰を受けられるのだとか。味見をさせていただいた子供たちが口々に「おいし~い!」と言っていたのがほほえましかったです。「このシロップ、何に合いそうかな?」と質問されたところ一斉に「パン!」という反応が。ぜひ味わってみたいです。また、黒砂糖のお話の他に、村の中で連絡があるときに使われていた昔の鐘、昔の秤、昔の笠や袈裟、その他の昔の道具なども持ってきていただき、子供たちに体験させていただきました。(素直に反応・感動している子供たちの姿に、またこちらが感動しました^^)最後に髙濱会長からは、「小学校で黒砂糖を作ったことはずっと覚えておいていてほしい、そしてこの地域の伝統としてこれからも大切にして行けたらと思う」というメッセージをいただきました。改めて、活性会ほか地域の皆様、そしてこの行事を30年以上も支えてくださったPTAの皆様への感謝の念を強くした一日でした。
通知や学校だよりでもお知らせしていましたが、11月15日(金)の午前、県立美術館事業の「スクールミュージアム」を本校で開催しました。子供たちは午前中、低・高学年に分かれ、鑑賞授業を受けました。学芸員の方の説明や進行がとてもわかりやすく、浜田知明やシャガールの作品の様々な見方や楽しみ方を学ぶことができました。浜田知明は熊本の御船町の出身ですが、制作の原点は自らの戦争体験だそうです。メッセージ性が強く、ユニークかつ強烈な作品で、「おすすめの作品」として、浜田知明の作品を選んでいる子供が多かったのが印象的でした。1時間のみの授業でしたが、子供たちや先生方に大好評で、「面白かった!」「美術館に行ってみたい!」という声があちこちで聞かれたそうです。嬉しい声です。絵のタイトルを想像するクイズ、お気に入りの作品を発表する時間などもあり、たいへん充実した時間となりました。一つのことを様々な角度から見るという学びにもなったように思います。
11月16日(土)午後、三角防災拠点センターにて、本年度の人権フェスタが開催されました。PTAの方々も数名、研修の一環として参加されました。当日の講師は、「絆創膏の会」大湾昇さん。徳島県からおいでになりました。ご自身のこれまでの半生を振り返りながら、「差別されている人がいるから差別がある、被差別部落があるから差別がある」のではなく、「差別する人がいるから差別がある、差別しないと生きていけない人がいるから差別がある」ということについて、わかりやすく、熱を持ってお話しいただきました。こういったお話を聞く度に、子供たちに接する際、私たち大人が不確かな情報に踊らされることなく、正しい見方や判断を子供たちに示していかなければならないことの大切さを痛感させられます。子供たちは、私たち大人のものの見方や感覚に影響を受けます。大人として、自らの言動に責任を持たなければと身が引きしまる思いでした。
毎年、大口地区にお住まいの河野様のご厚意により、大事に育てていらっしゃる菊の花を学校にお借りしています。職員玄関と児童玄関に複数お持ちいただき、毎日私たちの心を癒やしてもらっています。色は、黄色・白・薄紫でとても上品な佇まいです。昔はもっと多くのお宅の庭に菊の花を見かけていたような気がしますし、勤務していた中学校の技術の時間には、生徒に栽培をさせていました。温暖化が進み、季節を感じることが少なくなりつつあるな現在、私たちに安らぎを与えてくれる花です。また、毎年学校にこのような形で心を寄せくださる河野様に、心から感謝いたします。
【学校情報化優良校】認定‼
日本教育工学協会(JAET)は、教育の情報化の推進を支援するために、学校情報化診断システムを活用して、情報化の状況を自己評価し、総合的に情報化を進めた学校(小学校,中学校、高等学校)を認定する 学校情報化認定に2014年度から取り組んでいます。
「情報化の推進体制」を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んで いる学校を称え、学校情報化優良校として認定します。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   | 7   |
8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   | 14   |
15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   | 21   |
22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   | 28   |
29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   | 4   |
体罰・いじめ 相談窓口
教頭:石原公顕
教諭:坂井信之(情報集約担当)
養護教諭:上村裕子(情報集約担当)
セクハラ・パワハラ相談窓口
教頭:石原公顕
教諭:井上梅代
〒869-3202
宇城市三角町郡浦88番地
TEL 0964-54-0034
FAX 0964-54-1168