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人権集会を実施しました! ~ 小集団だからこそ、「決めつけ」をせずに相手を理解したい!~

人権について考えることは、生きている限り、私たちにとって大切な営みです。何かをもって学びが終わるということではなく、日々考え、気付いていくことの連続です。子供たちの学びも日々続いていますが、18日(水)の5時間目は、本年度の人権集会でした。人権月間の取組や授業で学んだこと、考えたことを学年ごとに発表していきました。子供たちは真剣な表情で、他学年に自分たちの学びを伝えていました。私からもいくつか話をしましたが、その中で強調したことの一つに「決めつけをせずに人と関わる」ということです。本校は人数も少なく、人付き合いに関しては、長い付き合いから「○○さんは~な人」という固定化された見方・固定化された人間関係が生じやすい環境にあると言えます。これは、間違ったことに対しても、「波風を立てたくない」という理由で蓋をしてしまう要因になるのではと危惧しています。学級においては、互いに気持ちを出し合い、多面的に相手を見る(すなわち、絶えず「出会い直し」をする)ことが、しなやかな社会、ひいては差別のない社会を作っていく上で必須だと考えます。何度も書いてきましたが、子供たちは大人の言動に少なからず影響を受けます。そのことを自覚して子供たちと関わっていけたらと思います。また、時代の流れから「SNSいじめ」についても触れました。加害者にも被害者にもなる可能性があるということを知っておいてほしいということはもちろんですが、正しい使い方については、保護者の皆様にしっかり目配りをお願いできればと思います。よろしくお願いします。