カテゴリ:校長のつぶやき
県学力・学習状況調査、町学力調査(算数)が終わりました!
担任の先生、子どもたちにもプレッシャーがかかっていた県学力・学習状況調査、町学力調査が終わりました。
私たち大人でさえ、テストとなると緊張やプレッシャーがかかります・・・
テストの様子を見に行きました。
1年生
もう終わっている子もいましたが、真剣に問題と向き合っています。
問題用紙を見ると、算数の問題なのにかなりの問題文が記載されています・・・
読めなければ、なかなか解答が難しい内容となっています。
さらに、ラストの問題が、
「〇〇〇の しきに なる もんだいを つくりましょう」
という問題作成づくりでした。
入学してまだ7ヶ月の1年生ですが、「読むこと」「計算すること」、さらに「説明する」
ことが求められます。
2年生
学年閉鎖中・・・
担任の先生が子どもたちと、タブレットを通して健康観察、課題の確認をされていました。
2年生がいないとさみしいです・・・
3年生
パワフル3年生も、今日はテストに全集中!
がんばって、問題に向き合っています。
3年生の問題を見ても、ラストは、
「〇〇〇になったかを、言葉や数、式を使って説明しましょう」
という説明文づくりになっています。
4年生
先週のインフルエンザの余波で、空いた席があります。
しかし、ほとんどの子どもたちが粘り強く取り組んでいました。
4年生の問題を見ても、ラスト2つの大問の最後が、
「そのように考えたわけを「△△」と「〇〇〇〇」という言葉を使って説明しましょう」
「たいきさんの考えと同じように・・・、イにあてはまる言葉を書きましょう」
となっており、わけや考え方を類推させ、説明させる問題となっていました。
5年生
いつもにぎやかな5年生ですが、本気モードで問題に向き合っています。
5年生の問題を見ても、ラスト2つの大問の最後に、
「どちらがこんでいるかを説明しましょう」
「求め方を、言葉や数、式を使って説明しましょう」
という説明する問題が出されています。
6年生
いつも落ち着きがあり、わいわい楽しげな6年生も必死のようです。
カリカリという鉛筆の音が響いています。
6年生の問題にも、
「そのように考えたわけも書きましょう」
という説明させる問題が出ています。
昨日、今日の国語・算数の問題から、社会の変化に対応するために、
「テストは、解くことから説明すること」
へと、大きく変わっていることを実感させられました。
これまで重要視されてきた「知識や方法」は、ネットで調べれば、簡単に答えることができる時代となりました。
さらに、AIが登場し簡単な答えも解答できるようになってきています。
これからの時代を生き抜かなければならない子どもたちには、
「なぜ、そのような答えになったのか」
という
「自分の考えを説明する力」
が求められているようです。
ある講演会で、
「親も先生も、意識的に『なんでなんでおじさん』になることが大切だ」
とおしゃっていました。(詳しくは思い出せません・・・)
そうすると、
「子どもは説明しなければならなくなり、もの事の本質をとらえることができるようになる」
というのです。
ただし、納得したら
「すごい!」「分かった!」「面白いね~」
と、考えたことに価値付けしてあげることが大事なんだそうです。
それをしなかったり連発したりすると、
「煙たがれ、避けられる」
とのことでした。
たまには、「なんでなんでおじさん」になるのもいいのかもしれません。
昨日、今日と、どの学年も必死に問題と向き合っていました。
また、最後まで粘り強く取り組んでいる子どもたちがたくさんいました。
子どもたち、そして先生方、本当にお疲れ様でした。
2年生は、来週がんばりましょう!
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