カテゴリ:校長のつぶやき
夏の学習会開催!
地域学校協働活動推進員さんに、中学生を含め11人の地域の学習サポーターを取りまとめていただき、朝から夏の学習会サポーター結成式を行いました。
「昨年度お世話になった後、子供たちに『先生と言われて・・・』今年も参加しました」
「何か地域のためにできることはないかと思って応募しました」
「地域学校協働活動委員さんに誘われて・・・」
など、サポーターに応募した理由もお伺いすることができました。
南小校区の各地区より集まっていただき、大変心強いです。
ありがとうございます。
その後、開校式を行いました。
参加児童34人と対面し、自己紹介をしていただきました。
「夏休みの宿題を終わらせましょう!」
という学習サポーターのかけ声の後、
各教室で学習会を開始しました。
先生方、支援員の先生方も交えると、ほぼマンツーマンの状況となりました。
どの教室でも学習に集中!
「夏休みの宿題、かなり進んだ~」
「がんばった~」
と、少々疲れ気味の子供たち!
地域の学習サポーターの皆さんのおかげで、かなり集中して学習に取り組めたようです。
ご協力ありがとうございました。
また、参加してくださった先生方、支援員の先生方、大変お世話になりました。
教科等研修会(特別支援教育)
午前中は、特別支援教育研究部会でした。
特別支援教育とは、
「障がいのある子どもの⾃⽴や社会参加に向けた主体的な取組を支援する視点に⽴ち、子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる⼒を⾼め、⽣活や学習上の困難を改善⼜は克服するために、適切な指導及び必要な支援を⾏うもの」
だそうです。
特別支援学級に在籍している児童は、
「生活・学習上の困り感があり、特別な支援を必要としている児童」
だとも言えます。
詳しくは、大津町の「特別支援教育ってなに?~保護者のためのガイドブック~」 ↓
www.town.ozu.kumamoto.jp/kiji00312043/3_12043_24348_up_3k584ekh.pdf
をご覧ください。
南小には、
・知的障がい学級(すみれ)
・自閉症・情緒障がい学級(コスモス)
があります。
子供たちは、それぞれの⽣活や学習上の困難を改善⼜は克服するために、合理的配慮の下、日々、個々の学習に取り組んでいます。
特別支援学級の3人の先生方と一緒に、
「『障害福祉の基本』~療育と学校の連携について~」
相談支援センターいちばん星の伊豆野先生の講演を聞き、協議に参加しました。
伊豆野先生に講演いただいた、次の3点が特に印象に残りました。
1 「早期発見・早期対応」が何よりも大事である
・早期対応によって、子供を健やかに生長させることができる。
・「子供を変える」 → 「大人のかかわり方を変える」視点が大事
◎相談の例
・怒る、けなす、どなるなどの誤った対応、友だちとのトラブルや失敗の蓄積
→ 自尊感情の低下
→ 不登校、うつ傾向
→ 触法行為
につながる可能性が大きい。
2 子供の「心を整える」ためには、子供の「生活を整える」ことが大切である
・「イライラする」「頭にくる」「キレる」は心の問題だけれども、生活リズムとルールの乱れに起因していることが多い。
・生活リズム → 早寝早起き朝ごはん(睡眠と食事のコントロール)
・一定のルール → ゲーム・テレビ・スマホなどのルール、人との関わり方など
・非行 → 親がかまわない家庭に多い
・引きこもり → 親が過干渉の家庭に多い
3 障害福祉の究極の目的は、子供たちを「自分で稼げる大人にすること」にある。つまり、「自分の稼いだお金で、自分の人生を謳歌(おうか)できる」ように個別の支援計画をつなぎ、切れ目のない支援していくことである。
・必要ならば、受給者証、療育手帳、身体障害者福祉手帳など、躊躇(ちゅうょ)なく申請する。必要なくなれば、返納することもできる。
・子供の健やかな成長のために考え行動してほしい。
今日の研修も、大変学びの多い研修でした。
講話していただいた、伊豆野先生、大変お世話になりました。
参加された先生方、お疲れ様でした。
大津町では、
8月26日(土)10:00~12:00に
大津町オークスプラザ研修室で
「大津町ペアレント・プログラム」が ↓
https://www.town.ozu.kumamoto.jp/kiji00313047/3_13047_25349_up_2qwtapg1.pdf
が行われます。
「つい、子どもを叱ってしまう」「子どもとどう関わったらいいのかな・・・」「子どもが言うことを聞いてくれない」など、子どもとの関わり方で悩んでいる皆さんは、ちょっとのぞいてみませんか?
だそうです。
参加されてみませんか。
空があやしいです・・・
運動場に人がいなかったので、中庭に向かうと歓声が上がっていました。
子供たちが、ビニールプールで大はしゃぎでした!
「あ~校長先生だ~」
と、危うく水をかけられそうになりました。
子供はいつの時代も遊びの天才です。
あぶない あぶない
学童の先生方、大変お世話になります。
南側の井手に向かうと、
雨にたたられ・・・なかなか活動できていなかった環境整備員さんの活躍で、土手がさっぱりしていました。
さすが本職です。
ありがとうございます。
運動場にもどると、ゴロゴロと雷鳴が聞こえてきました。
雨が降りそうです。
学力は親の意識次第?
午後、大津町の教職員の研修会でした。
「衝撃的だったのは・・・」
「驚いたのは・・・」
「ショックだとは思いますが・・・」
という枕詞(出だし)から始まる学力の結果分析を、講師の方が報告されました。
南小を含め大津町、熊本県は厳しい状況にあるとのことでした。
学校としては、この現実を真摯(しんし)に受け止めなければなりません。
4月から教務、研究主任を中心に学力向上に向けて取り組んでいますが、さらに身を引き締めて取り組んでいきたいと思います。
子を持つ親としてショッキングだったのは、
「子の学力は、親の収入に比例する」
という言葉でした。
確かに、ネット検索すると色々な記事に出くわします
国立教育政策研究所 ↓
https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/h28/uzuki+suetomi_2.pdf
個別指導塾 ↓
https://www.manabiba-s.com/column/univ-0124/
「自分の収入が、子どもの学力に関係するのか・・・・」
と思うと、どんよりした気持ちになりました。
救われたのは、
「不利な環境を克服し、子どもに高い学力を身に付けさせた保護者がいる」
という事実と、その保護者には共通の特徴があるということでした。
この特徴を見ると、学校がご家庭に推奨していることと一致します。
・早寝早起き朝ごはん
・テレビ、ゲーム、スマホ等の時間制限
・読書
・努力することの大切さ
・ボランティア(人の役にたつ行動)
など・・・
大人になると、
「勉強しておけばよかった!」
という後悔の言葉を聞くことが多くなりました。
「勉強しなければよかった!」
という言葉を聞いたことがありません。
「勉強は大切だ!」
と、誰もが思っているんだと思います。
しかし、勉強を習得するには、必ず苦痛が伴(ともな)います。
大人になると、これまでの体験から二の足を踏むことが多くなります。
また、なかなか学力が向上しない(新しい知識を習得できない)のも現実です・・・
講師の尾崎春樹さんは、
「学力はシグモイド曲線のように付いてくる」
とおっしゃっていました。
「最初はなかなか身に付かないけれども、ある時期を境に一挙に伸びる」
「3ヶ月程度の努力と我慢が必要だ」
とおっしゃっていました。
このことを一度体感し習得すると、学力はグッと伸びてくるそうです。
「何のために勉強するのか、意味がわからない?」
という子供の質問には、
「自分の将来の可能性を潰(つぶ)さないため」
と答えるようにしているそうです。
また、エンジェルスで活躍中の大谷翔平選手が、花巻東高等学校1年生の時にたてた目標達成マンダラ・チャートを紹介しながら、 ↓
http://nms-neurosurgery.com/moritablog/405
「今、この瞬間の感情である好き・嫌いで行動すると、将来の可能性は狭(せば)まってくる」
目標をもって、スモールステップで自分を高めていくことの大切さを語られました。
「勉強の仕方が分からない」
「勉強が面白くない」
「学校がつまらない」
と言って、勉強の苦痛から逃げる我が子に、どう立ち向かうかがカギとなるようです。
我が家も、日々、スマホに逃げる子供とのせめぎ合いが続いています・・・
夏休み初日
夏休みが始まりました。
子供たちの声がしません。
静かな学校です。
しかし、学童はにぎやかでした!
朝、7時20分頃には子供たちがやって来ていました。
50人ほどの子供たちが来ていると、学童の先生がおっしゃっていました。
水浴びの準備も進んでいました。
学童の先生には、大変お世話になります。
よろしくお願いします。
子供たちが、捕獲したカナヘビを見せてくれました。
夏休み中も捕獲作戦は続くようです!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 大野 一郎
運用担当者 情報教育担当