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校長のつぶやき

学人研 第2回基礎講座に参加しました

午前中、「学人研 第2回基礎講座」に参加しました。

「差別」を自分事として実感された時のお話、大津町の部落差別の歴史、児童生徒集会の起こり、そして今、差別について今考えていることなど、支部長の講話を伺いました。

講話をお伺いする中で、その都度、心が揺さぶられました。

「愛情だったはずの感情が、憎悪に変わっていく・・・」

「部落からは逃げられたけど、逃げ切れたかい・・・」

「足を止めて振り向くことも大事。無理はせんでいい」

「この村の、この町の実情、歴史を知ってもらいたい」

「大津町に異動して来たら、出会い直しをして、子供たちのためにできることは何でもやってほしい」

「啓発は、相手を信頼しなければ成り立たない」

「自らが自分の差別意識をどう捉えているかが大事」

「差別落書きをした人にも、差別落書きをせざるを得なかった理由があるはず・・・」

どの言葉にも含蓄があり、その当時の状況が目に浮かび心が揺れました。

 

一番印象に残っているのは、

「恐れず、差別落書き事件をはじめ差別の現実に目を向けないと、差別は解消されない。子供たちにも『差別落書き』を見せた。何かあっても先生方の責任ではない。いろいろな事があるかもしれないが私が対応する」

という支部長の決意と、

「子供たちのために」

「この村のために」

「大津町のために」

と繰り返し話される言葉を聴くうちに、自分の目に涙がにじんでいることに気付きました。

 

「差別を解消する側に立つ」

よく使われる聞き心地の良い言葉ですが、この講座を伺い、自分の立ち位置を改めて考えさせていただきました。

 

自分の中に巣くっている常識、当たり前、都合の良い概念と対峙し、差別を解消する側に立てるように自己研鑽に励み、差別解消に向けて取り組みたいと思います。

草刈り作業、お世話になります。

セミの鳴き声が、一段とけたたましくなっています。

朝から気温は28度超えでした・・・

 校舎の周りも運動場もフェンス沿いも草だらけです・・・

 

今日は、待ちに待った環境整備員さんに除草をしていただく日です。

刈払い機が一台故障していたため、持参して作業していただきました。

環境整備員さんの草刈りが早いか、草の伸びが早いか・・・

競争のような状況です。

暑い中、大変お世話になります。

夏休み学習会前半終了!

夏休み学習会前半が終了しました。

初日は無言気味だった子供たちも、学習サポーターの皆さんにすっかり慣れたようです。

各教室から楽しい会話が聞こえてきていました。

また、課題もかなり進み、自由研究の題材探しに応じていただいている学習サポーターさんもいらっしゃいました。

1・2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

学習意欲に燃え、

「校長先生、もっと難しいプリントをください」

と、学習サポーターさんに後押しされ、職員室に問題を取りに来た子もいました。

子供たちは、本当によく頑張っていました。

夏休み学習会前半、お疲れ様でした。

  

夏休み学習会前半の振り返りでは、

「学習は、繰り返しが大事だ」

「大人でさえ、しばらくすると忘れてしまう」

「課題が終わった子は、家から自分で学習するものを持ってきたらいいのに・・・」

「子供たちは、時間まで一生懸命がんばっていた」

などのお話をいただきました。

 

夏の学習会の目的は、

「子供たちの達成感や満足感を味わわせる」

ことでした。

十二分に達成できたのではないかと思います

学習サポーターの皆さん、支援員の先生方、そして先生方、子供たちのためにていねいにかかわっていただき、ありがとうございました。

大津町児童生徒集会事前学習会へ出発

セミの声しかしない朝の学校に、子供のにぎやかな声がしました。

尋ねると、「児童生徒集会の事前学習会」だそうです。

学校まで送っていただいた保護者もいらっしゃいました。

しばらくすると、スクールバスがやって来て、

楽しそうに乗り込んで行きました。

バスの中を見ると、すでにたくさんの子供たちが乗っていました。

他の大津町の子供たちと交流を図りながら、児童生徒集会に向けて、人権意識を高めて来てほしいと思います。

参加する子供たち、関係の先生方、大変お世話になります。

何かが変わっている?

出勤すると、玄関に違和感を感じました・・・

何かが違います。

玄関がきれいに刈ってありました。

 

熊本地震があった当時、翔陽高校と交流があり、「復興の庭『繋』つなぐ」として、翔陽高校につくっていただいた庭だそうです。

震災当時の状況を知る先生がずっと気になさっており、やっとこの夏休みにトリマーで刈られたそうです。

体育館の天井や記念碑等が壊れ、大変だったとおしゃっていました。

 

ありがとうございました。

ご来校の際には、ぜひ、「復興の庭」や「看板」をご覧ください。