校長のつぶやき
こがねむし?
支援学級をのぞくと、
ちょうど、ひまわりの絵を塗(ぬ)り終わったところでした。
ちょっと時間に余裕があったので、子どもたちが小さな虫を見せてくれました。
「かわいいでしょ!」
「〇〇くんが拾ってきたんです!」
指の先でつまんだり手のひらを歩かせたりと、とても愛(いと)おしそうです。
「かなぶんの赤ちゃんかな?」
「名前が分からないんです・・・」
子どもたちがお話ししてくれましたが、私も名前が分かりません。
「じゃ~、校長先生お得意のグーグルレンズで調べてみるか!」
と言って、虫をパシャ!
検索をかけると、
糞虫
と出てきます・・・
「何ですか?」
「何と読むんですか?」
と、不思議そうに子どもたちが聞いてくるので、
「うんこ!」
と答えると、
「え~~? どういうことですか?」
と、再度質問が返ってきました。
ちょっと、おかしさが込み上げてきましたが、
「うんこを転がす虫がいるでしょ!」
と答えた瞬間、
ハチの巣をつついたように・・・・
「え~」「え~~」「え~~~!!!」
と大騒ぎになり、手を洗いに飛んで行ってしまいました。
正体がばれた糞(ふん)ころがしは、残念ながら見向きもされなくなってしまいました。
糞ころがしは、糞を転がし、糞を自分の子のエサとして自然界に返してくれる貴重な虫なんですが・・・
「愛おしい虫」が「見向きもされない虫」に変わった一瞬がとてもおかしくて、担任の先生も含め大笑いとなりました!
図工の時間のじゃまになってしまったかな?
目で聴く!
1年生教室をのぞくと、
「ふえるといくつ」のたし算の学習が行われていました。
具体物のかえるを題材に、数図ブロックの半具体物を使って、かえるの数2ひき、3びきを感じ取らせ、抽象的な数字2、3の量感を認識させていきます。
まどろっこしい作業ですが、この作業が数の認識につながります。
先生にとっては大変な準備ですが、この手間が子どもたちの算数・数学の理解を深めることにつながっていきます。
ありがとうございます!
ほとんどの子どもたちは、先生の指し示す、かえるや数図ブロックに視線を向け聴いていますが・・・
「目で聴け!」
よく運動部活動で使われてきた言葉です。
「見てまねをすることから、運動や学びがスタートします」
ぜひ1年生で身につけてほしい、一生ものの学習ツールです。
3年生をのぞくと、
「数直線の目もりを読む」学習が展開されていました。
ある子どもの発言を、他の子どもたちが注目し、し~んとなって聴いています。
少し小さい声でしたが、みんなの耳に届いたように感じました。
「聴く側を育てること」が「発表できる児童を育てる」ことにつながる
昔から言い古されていますが、聴くことの大切さを言い表しているように思います。
しかし、3年生でも、全員が目で聴くことは難しいようです。
目を向けてくれる人、耳を傾けてくれる人を、私たち人間は、自分を大切にしてくれる人、信頼できる人として感じるような気がします。
信頼関係を築く上でも重要な行為です。
見られると安心感や愛情を感じることさえあります。
ぜひ身につけたいスキルです!
ぜひ大切にしてほしいと思います。
通常登校です!
テレビやネットニュースで線状降水帯の発生が予想され、
とても心配しましたが、
校区を流れる白川も、通常より少しばかり増えている感じだったので、胸をなで下ろしました。
学校に到着すると、
雨が降り出し校舎もずぶ濡れになっていましたが、教頭先生が校舎内を点検し、安全が確認されました。
バスキャッチでお知らせしたとおり、今日は、
「通常登校」
です。
雨の登校となります。
気をつけて登校してください!
学習ボランティアさん、ありがとうございました!
1年生からの要請を受け、
地域学校協働活動推進員さんに、学習ボランティアさん6人を招集していただきました。
昨日(6月27日)は、
1年生の子どもたちが
「きちんとひらがなを読めているのか」
ひらがなチェックをしていただいたようです。
ひらがな46文字×34人
これを担任一人でチェックするのは至難(しなん)の業(わざ)です!
1年生は、学習ボランティアさんにご協力をいただきながら、毎週木曜日に学習を進めていくそうです。
ご協力ありがとうございます。
学習ボランティアさんは校区の方ですので、お子さんにお話を聞いて、お会いになったときにお礼をお願いします!
学校訪問
教育長をはじめ、教育委員さんを含め11人の教育委員会の方々にご来校いただき、
学校や授業の様子をご参観、本年度の取組を聴いていただき、
ご指摘・ご示唆をいただきました。
「けっこう人数が多いですね」
「落ち着いて学習ができていますね」
「習字の字がとても整っていますね」
「タイピングのスピードが速いですね」
「南小は全体的に上昇傾向にあるようです」
など、好評価をいただきました。
反面、
「地域との連携をどのようにとらえているのか」
「老朽化のハードの面で困っていることは何か」
「不登校が減っている要因は何か」
「体力低下に、どのように取り組んでいくのか」
「先生方が、子どもの主体性をどのように育んでいくのか」
「まだ学力向上に課題があるようですね」
など、忌憚のない意見やご指摘もいただきました。
ご意見やご指摘を真摯に受け止め、
学校目標である
「夢に向かって、主体的に学び、自分を超える南っ子の育成」
を目指し、
【教育理念:子どもの、保護者の、地域の豊かな未来をつくる」
を胸に、
学力向上、体力向上、そして子どもも職員もWell-beingな学校を目指して、
職員一同、真摯に取り組んで参ります。
教育委員会の皆様、ご参観ありがとうございました。
また、準備、授業をしていただいた先生方、大変お世話になりました。
真剣に授業に取り組んでいる様子を見せてくれた子どもたち、ありがとうございました。
家庭版情報モラル教育
【保護者向けリーフレット】こども家庭庁より
「ネット・スマホ活用世代の保護者が知っておきたいポイント~こどもたちが安心して楽しく使うために~」
【動画】これからの学びのスタンダード~学習者用デジタル教科書を活用した学びの変化~
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 大野 一郎
運用担当者 情報教育担当