学校ブログ

2022年6月の記事一覧

1年生 学校探検 ”自分たちで学校を探検したよ”

2022/6/10 1年生学級通信より抜粋

自分たちで学校を探検したよ

 5月に、2年生と一緒に学校探検を行いました。そこで、疑問に思ったことや、もっと探検したい場所を1年生だけで学校探検をしました。3つのグループに分かれて、保健室、校長室、事務室、職員室、すみれ教室の5つの部屋を探検しました。上手に探検できたので、それぞれの部屋で、カードにご褒美シールをはっていただき、みんな大満足で教室に帰ってきました。

職員室では、教頭先生がパソコンでお仕事をされていました。

校長室は、トロフィーがいっぱいありました。今までの校長先生の写真が飾ってありました。

事務室は、お仕事に使う判子がたくさんありました。

保健室では、身長や体重を計ってもらいました。

お勉強をしていた上級生にシールをもらいました

 

以上、少しずつ学校に慣れて毎日頑張っている1年生の様子でした。

全校集会「心のきずなを深める月間」6月7日(火)

 

学級の人権目標の発表と校長先生のお話がありました。

学級ごとに、人権目標とその目標に込めた思いを発表しました。

【1年生】

【2年生】

【3年生】【4年生】【5年生】【6年生】【さくら学級】【すみれ学級】

人権学習「知らんぷり」

 先週に引き続き、「知らんぷり」という題材で人権学習をしました。四年生の中に「知らんぷりはないのだろうか?」ということで話し合いました。初めは、「みんな笑っているし、ないと思う。」「いや~あるかもしれないけど、思い出せない。」でした。しかし、話しているうちに、「わたし、知らんぷりしていた・・・」「悪ふざけでも、痛い思いをしていそうなのを見て見ぬふりしていた。」「配り物をしてもらったのに、ありがとうと言ってなかった。」「話を聞いている人に体を向けていない。」「まだ、掃除をしている人が近くにいたのに、自分は座っていた。」「あいさつを返してなかった。」など、これももしかして「知らんぷり」では、、、となりました。そして、「自分や友達をもっと意識しないといけない。」「友達の声を聴く。」「自分ができることをする。」と話が進んでいきました。考えたことをよく発表し、また一歩「みんなが笑顔、だれにでもやさしく、だれでも大切にできる四年生」に近づいたと感じました。

「心のきずなを深める月間」の取組について

関連資料
心のきずなを深める月間.pdf
くまもと家庭教育10か条.pdf
くまもと携帯電話・スマートフォン利用5か条.pdf

 熊本県では、「熊本県いじめ防止基本方針」に基づき、いじめの防止等のための施策として、学校・家庭・地域が互いの役割と責任を自覚し、相互に補完し合いながら、地域ぐるみでいじめを許さない学校・学級づくりに向けて取り組む気運を高めるとともに、児童生徒が主体となる取組を学校、家庭及び地域が一体となって支援することとしています。
  また、6月を「心のきずなを深める月間~いじめを許さない学校・学級を目指して~」と定め、いじめの未然防止に重点を置いた総合的な対策を推進しています。
  本校でも、県の施策に従い下記のことについて取組を行いますので、ご家庭におかれましても話題にしていただき、地域ぐるみでいじめを許さない学校・学級づくりに向けてご協力いただきますようお願いします。
1 期間   令和4年6月1日(水)~6月30日(木)までの1か月間
2 重点目標
  第3期「夢への架け橋」教育プランに掲げられた指標(いじめを受けた児童生徒で、誰かに話をした、又は自分で解決できると答えた割合)を踏まえ、「心のアンケート」において、いじめを受けた児童生徒が、「誰かに話をした」と答えることができるよう、様々な取組を推進すること。
3 内容
(1)学校での取組(年間を通じて行う内容)
① いじめ早期発見のためのアンケート
 学校で月に1回実施し、結果を集約するとともに事実確認及び早期解決に努めています。また、担任から保護者へ連絡し、協働していじめを解消します。
② 県下心のアンケートの実施
 1年に1回実施し、結果を基に、全児童に「教育面談」を行います。
③ 毎週、全職員参加による児童理解の時間を設定し、組織体で対応します。
④ スクール・カウンセラー等を活用するなど、関係機関との連携を図ります。
⑤ 電話相談等の相談窓口の情報提供を積極的に行います。(ホームページ活用含)
(2)家庭での取組例(県の取組例)
① 家族の触れ合いの中で、子どもが自分の思いを出せる機会を持てるようにする。
②感動を共感できる機会としての自然体験活動、スポーツ活動、親子読書等に取り組む。
③子供自身の自尊感情や自己有用感を高めるような日常の言葉かけを行う。
④「くまもと家庭教育10か条」を家族で見直す。
⑤家族で地域活動に参加する。
⑥「くまもと携帯電話・スマートフォンの利用5か条」を活用し、携帯端末の使い方について話し合う。
4 その他
(1)添付資料
①「心のきずなを深める月間」チラシ
②くまもと家庭教育10か条
③くまもと携帯電話・スマートフォンの利用5か条
④子どものサイン発見チェックリスト(家庭用)
(2)以下のカードをお子様に持たせています。(ランドセル内) 
(3)何か不明な点やご相談したいことがあれば学校へお知らせください。
 なお、いじめ事案に係る本校の情報集約担当者は、永野里沙教諭です。

「心のきずなを深めよう」

2022/6/7 校長講話の後、校長室前の掲示板に貼られた言葉です。

 

 

 皆さんは、「ぞうさん」の歌を知っていますか。この「ぞうさん」の歌の詩を書いたのは、「まどみちお」さんという人です。教科書にもたくさんの詩が紹介されているので、名前を覚えている人もいるかもしれません。

 さて、この「ぞうさん」 の歌では、だれとだれが会話をしていますか?

 この歌は、「子どものぞうに他の動物が話しかけている歌なんです。」作者のまどみちおさんが話していらっしゃいます。この歌で、子どものぞうは自分の鼻が長いことを喜んでいます。なぜなら、大好きなお母さんと同じ長い鼻だからです。

 しかし、この歌は、あたたかくてほほえましいぞうの親子の歌ではありません。「子どものぞうに他の動物がいじわるをしている歌」なんです。
 他の動物が子どものぞうに「お前の鼻は長くて変だな」「いじわるな言葉」を言っているのです。でも、ぞうの子どもは、落ち込むのではなく「そうだよ、ぼくが大好きな母さんも長いんだよ。」と答えています。
 子どものぞうがこのように答えることができたのは、ぞうとして生きていることをすばらしいことだと思い、ぞうの子どもに生まれたことを幸せに思っているからです。
 まどみちおさんは、「ぞうさん」を「いじめられている子どもをはげます歌」とおっしゃっています。

 生きるものすべてが、自分が自分であることを誇りにして喜ぶ。一人一人が違う個性をもっているから意味がある。自分を大切にすることと同じように友達も大切にしてほしい。そして、いじめがなくなってほしいと、まどみちおさんは伝えたかったのです。

 地球上には、からだが大きい人・小さい人、肌の色が白い人・黒い人・黄色い人、障がいのない人・ある人、体の強い人・弱い人など、様々な人たちが住んでいます。また、感じていること、思っていること、考えていることは一人一人違います。それは、その人らしさ、「個性」なのです。
 すべての人間が同じだったとしたら、どんなにつまらないことでしょうか。だって、みんなが自分と同じ考えで、みんなが自分と同じ行動をしてしまうのですからね。この世界は、みんなが違うからおもしろくて、楽しいのです。まさに、「みんな違って みんないい」のです。

 21世紀は、人権の世紀と言われています。今、自分は関係ないと思っている人は いませんか?私たちは日本人です。黄色人種と言われます。世界には黄色人種というだけで差別する人がます。一生のうち病気にならない人はいません。私たち全員が年をとります。それを理由に差別されたらどんな気持ちになるでしょう。差別は身近にある私たちが解決しなければならない問題なのです。

  だから、一人一人が人権について真剣に考え、行動をしていきましょう。
  自分を大切を大切にして、同じように周りの人にも思いやりをもち大切にしましょう。そのために、まず自分のことを積極的に周りに伝えていきましょう。そして、身近にいるたくさんの人のことをたくさん知る努力をしましょう。相手の心を知ったとき、きっと自分の心が動き始めます。

命を吹き込まれた廃棄物

2022/6/1

  これは、用務担当の職員が作成した「不燃物回収BOX」(ガラス、鉄屑、石膏等対応)です。大きさは児童用の机がすっぽり入るくらいの大きさです。

 

  材料は、倉庫に置きっぱなしにしてあった木箱など、もうすでに何年も使用していない廃棄予定になっているものを組み合わせて作り上げました。

 安全のために開閉式の蓋も付けてあります。厚手の蓋と取手口もリフォーム品です。捨てればゴミになりますが、このようなアイデアや工夫次第で素敵な不燃物回収BOXができあがり、新しい命が吹き込まれました。

 不燃物回収BOXのおかげで、今後、運動場や体育館及び教室にある危険なものは全てここに集まることができます。このことを職員と児童及び保護者が理解し、気付いた時にすぐに実践できれば、今まで以上に、子ども一人一人を取り巻く教育環境が安全になります。

 物の「命」や友達や自分の「命」について、本校の用務に係る職員の動きから考えさせられたところです。決して職員の数は多くない学校ですが、それぞれの立ち位置でできることをしっかりと考えて動いています。そのような姿を見た職員等も自然とサポートしています。

 今後、子ども、教員、保護者、地域住民と行政の五者が協働し、「夢や目標に向かって、仲間とともに主体的に学ぶ子ども」を育てていきたいと思います。