水上学園日記
明るく・楽しく・元気に!響き合う「楽しい授業」の足跡
昨日のどんよりとした曇り空が嘘のように、今朝は雲一つない快晴に恵まれました。鮮やかな青空と瑞々しい新緑に映える校舎は、まさに本校のスローガンである「明るく・楽しく・元気な水上学園」を象徴しているかのようです。そんな清々しい空気の中、今日も各教室では活気ある「楽しい授業」が展開されていました。
水上学園では今年度、このスローガンの下で「楽しい授業」をさらに具現化するため、「児童生徒を学びの主体とした授業への転換」を掲げています。教員が教え込むのではなく、子供たち自身が問いを持ち、対話を通して納得解を見つけていく。そんな活気ある学びの姿が、今日も校内のあちこちで見られました。
5年生の算数の教室を覗くと、子供たちが自然と机を寄せ合い、熱心に語り合う「学び合い」の光景が広がっていました。「ここはこうなるんじゃない?」「なるほど!」といった声が飛び交い、真剣な表情で互いの考えをぶつけ合っています。まさに子供たちが「学びの主体」となり、自分たちの力で課題を解決しようとするエネルギーに溢れていました。自分一人では解決が難しい問題も、仲間の視点に触れることで、理解が深まる喜びへとつながります。これこそが、私たちが目指す「楽しい授業」の姿です。
一方、8年生の数学では、より高度で自律的な学びが見られました。生徒たちが自ら立ち上がり、仲間のノートを覗き込みながら、身振り手振りを交えて解説する姿は実に頼もしいものです。教えられるのを待つのではなく、自ら動き、学びを作る。こうした先輩たちの主体的な姿勢は、下の学年の子供たちにとっても素晴らしいお手本となります。
そして、1年生の教室では、学びの原点に出会いました。算数の授業で「なかまはどれ?」という課題に挑戦する1年生。カラフルな教科書を前に、「あ、わかった!」「こっちはどうかな?」と目を輝かせながら鉛筆を動かしています。どんなに小さな学年であっても、自ら発見し、自分の手で答えを導き出す経験が、学習への主体性を育みます。
本校は1年生から9年生までが共に過ごす義務教育学校です。それぞれの発達段階に応じて「学びの主体」として成長していく姿を間近で見られることは、私たちの大きな喜びです。子供たちが「明日も学校へ行きたい」「今日の授業も楽しかった」と思えるよう、これからも全職員で授業改善に取り組んでまいります。
保護者の皆様、地域の皆様、これからも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
雨を吹き飛ばす笑顔!心がつながった見知り遠足
本日は、子どもたちが待ちに待った「見知り遠足」の日でした。あいにくの雨空となり、村民体育館での実施となりましたが、会場は雨音をかき消すほどの熱気に包まれました。
まずは、ピカピカの1年生の入場、自己紹介です。お兄さん、お姉さんたちの温かい拍手に迎えられ、少し照れくさそうに、でも堂々と入場する1年生の姿がとても微笑ましく感じられました。また、同時に新しく転入してきたお友達の紹介もありました。
続いて行われたのは、今年度から水上学園の仲間に加わった「新しく来られた先生方のクイズ」です。先生方の意外な一面が発表されるたびに、「えーっ!」と大きな歓声が上がり、子どもたちとの距離が一気に縮まった瞬間でした。
その後は、全校児童で「お誕生月なかま」のダンスを踊り、学年を超えて手をつなぎ合いました。さらに、迫力ある部活動紹介や、体育館いっぱいに巨大な列ができたじゃんけん列車、班の絆を深める縦割り班活動と、笑顔の絶えない時間が続きました。
お昼には、保護者の皆様が準備してくださった愛情たっぷりのお弁当を、班のみんなで仲良く頬張りました。
午後からは、空が味方をしてくれました!雨が上がったため、急きょ旧岩野小学校の運動場へ移動。広々としたグラウンドで、縦割り班対抗のドッヂビー大会を開催しました。フライングディスクを一生懸命に追いかけ、必死に班の仲間を応援する姿は、まさに水上学園の「団結力」そのものでした。
最後は、改めて安全な登下校や生活についての諸注意を確認し、笑顔で解散となりました。
雨天スタートというハプニングはありましたが、それさえも思い出のスパイスに変えてしまう子どもたちのパワーに圧倒された一日でした。新しい友達、新しい先生との出会いを大切に、明日からの学校生活もさらに充実させていってほしいと願っています。
そして、美味しいお弁当を持たせてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
熊本地震から10年。命を守る避難訓練
2016年4月に発生した熊本地震から、早いもので10年が経過しました。被災されたすべての方々に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
本日、水上学園では、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。あの大震災の記憶を風化させることなく、いつ起こるかわからない災害に備え、子どもたちの命を守るための大切な訓練です。
緊急地震速報の合図とともに、子どもたちは机の下に身を隠し、頭部を守る行動をとりました。その後、教員の指示に従い、静かに、そして素早く体育館へ避難しました。話し声がまったく聞こえないほど、全員が真剣に訓練に取り組み、「自らの命を守る避難」をすることができました。
体育館に全員が無事に避難した後、熊本地震で亡くなられた方々へ向けて、全員で黙祷を捧げました。静寂に包まれた体育館で、子どもたちは命の尊さについて改めて深く考えたことでしょう。
災害はいつ、どこで発生するか分かりません。日頃からの備えと、冷静な行動が命を守ることにつながります。ご家庭でも、この機会に避難経路や家族との連絡方法などについて、話し合ってみてはいかがでしょうか。
熊本地震から10年。水上学園では、あの日得た教訓を忘れず、子どもたちが安全に、そして安心して過ごせる学校づくりに努めてまいります。今回の避難訓練が、子どもたちの防災意識をさらに高め、自ら命を守る力を育むきっかけとなることを願っています。保護者の皆様におかれましても、引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
雨の月曜日、校舎に響く「成長の足音」
しとしとと雨が降る、静かな週明けとなりました。校舎の向こうに広がる水上の山々には霧が立ち込め、まるで水墨画のような幻想的な風景が広がっています。
そんな落ち着いた雰囲気の中、校舎内では子供たちの確かな成長のドラマが繰り広げられていました。
はじめての「学び」のカタチ
今日が登校二日目となる1年生。2時間目は「見知り遠足」に向けた準備のお話でした。
単に持ち物を確認するだけではありません。「先生のお話をどう聞くか」「お友達にどう発表するか」という、学校生活の土台となるルールを、一つひとつ丁寧に学んでいます。真っ直ぐに手を挙げるその姿は、立派な「水上っ子」の第一歩です。
1年、2年の積み重ねが生む自信
お隣の教室からは、2年生の元気な声が聞こえてきました。国語の教科書の扉の詩「たんぽぽ」を音読していました。1年前の幼さが影を潜め、自信に満ちた大きな声で読む姿に、この1年間の歩みを感じずにはいられません。
さらに3年生の教室を覗くと、そこにはまた違った成長の姿が。「わたしの最高の一日」を想像して日記を書く授業では、担任の説明を聞いたあと、すぐに自らの力でノートに向き合っていました。想像を膨らませてペンを走らせる集中力は、低学年からの大きな飛躍を感じさせます。
9年間を見守る、本校ならではの光景
一方で、高学年では打って変わって緊張感のある空気が漂っています。
4年生以上は本日までテストが実施されました。特に7年生以上は、タブレット端末を活用したCBT(ComputerBasedTesting)に臨んでいます。
9年生の教室では、ヘッドセットを装着し、画面上の問題に集中して取り組む姿が見られました。最上級生としての自覚と、デジタル時代を生き抜く頼もしさが同居しています。
1年生の「学びの始まり」から、9年生の「自立した学び」まで。
わずか百メートルほどの校舎の中を歩くだけで、9年間にわたる子供たちの成長のグラデーションを俯瞰できる。これこそが、義務教育学校である本校の大きな特徴であり、私たち教職員にとっての喜びでもあります。
雨の音に混じって聞こえる子供たちの声や、鉛筆を走らせる音。その一つひとつが、未来へと続く大切な足音のように感じられた一日でした。
「ハイ、元気です!」から始まる、新しい一歩
大雨に雷も鳴り、荒れた朝となりましたが、今日からいよいよ全校児童生徒が揃っての学校生活がスタートしました。昨日の入学式を無事に終え、水上学園の誇る135名が全員顔を合わせた、今年度初めての朝です。
はじめての「ドキドキ」と「元気」
1年生の教室を覗くと、そこには「はじめて」が溢れていました。最初の山場は、朝の会での健康観察。担任の先生に名前を呼ばれても、最初は「なんて答えればいいんだろう?」と戸惑う初々しい姿が見られました。先生のお手本をじっと聞き、勇気を出して、「ハイ、元気です!」一人、また一人と返事が続くにつれ、少しずつ声が大きくなっていく。その様子を見守るこちらも、思わず自然と笑顔になってしまいます。しばらくは慣れないことばかりで大変かもしれませんが、この元気な返事があれば大丈夫。焦らず一歩ずつ、成長していきましょう。
真剣勝負の学力調査
一方、3年生から9年生のフロアには、心地よい緊張感が漂っていました。今日は学期初めの学力調査です。
3年生の挑戦
初めて本格的な調査に挑む3年生。問題用紙と解答用紙が分かれているという「初めての形式」に少し驚きながらも、先生の説明を真剣に聞き、一生懸命えんぴつを走らせていました。
7年生以上のCBTスタイル
高学年になると、試験の光景も一変します。タブレット端末を活用したCBT(ComputerBasedTesting)です。1時間目の国語では、全員がヘッドセットを装着して「聞き取り問題」に集中。GIGAスクール構想も第2章に入り、デバイスをスムーズに使いこなす姿には、デジタルネイティブ世代の頼もしさを感じます。
お待ちかね!はじめての給食
そして、1年生にとって大きな楽しみ(あるいは試練?)となったのが、「はじめての給食」です。メニューは、子どもたちに不動の人気を誇るカレーライス!
自分たちで配膳の準備を整え、みんなで声を合わせて「いただきます」。自分たちの力で準備し、みんなで味わう食事は、きっと格別の味だったことでしょう。作ってくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、たくさん食べて心も体も大きく育ってほしいと願っています。
明日は初めての週末。そして週明けにはどんな「はじめて」が待っているのでしょうか。子どもたちの小さな一歩を、これからも温かく見守っていきたいと思います。