水上学園ブログ

水上学園日記

伝統の味に挑戦!7年生が挑む「サバの味噌煮」


日増しに春の気配が感じられる季節となりました。本日、調理室からは何とも食欲をそそる、甘辛い良い香りが漂ってきました。のぞいてみると、7年生が家庭科の授業で「サバの味噌煮」の調理実習に励んでいました。


魚料理は、火加減や味付けのタイミングが難しく、中学生にとっては少しハードルの高い献立かもしれません。そこで今回は、担任の教諭だけでなく、学校栄養職員にも協力を依頼し、専門的な視点から「魚の扱い方」や「煮崩れしないコツ」などを直接指導してもらいました。


生徒たちは、生魚の感触に少し緊張気味。まずは生姜を丁寧に切り、煮汁を合わせる作業からスタートです。

「サバの皮を上にして入れるんだよ」「煮汁が沸騰してから入れると臭みが出にくいよ」

といった栄養士のアドバイスを真剣に聞きながら、一工程ずつ慎重に進めていました。


落とし蓋をしてコトコトと煮込むこと数分。ふっくらと仕上がったサバに、照りのある味噌ダレが絡む様子を見て、生徒たちの顔には自然と笑みがこぼれていました。


実習後の感想を聞くと、「意外と簡単にできた!」「魚の骨に苦戦したけど、自分で作ると美味しい」と、手応えを感じたようです。自分たちの手で「日本の伝統的な家庭の味」を作り上げたことは、大きな自信になったことでしょう。


保護者の皆様、今夜はぜひお子様に、今日の調理実習の様子を聞いてみてください。そして、もし機会があれば、休日の献立に「わが家のサバの味噌煮」を一緒に作ってみてはいかがでしょうか。学校で学んだ技を、ぜひご家庭でも披露してほしいと願っています。

 

 

春の陽気に誘われて、自分たちの「楽しい」を創り出す

今日は立春
朝の厳しい冷え込みに「春はまだかな」と首をすくめていたのも束の間、昼間にはおひさまがポカポカと顔を出し、まるで新しい季節の訪れを祝っているかのような、穏やかで温かい一日となりました。

そんな春の気配を感じる中、4年生の教室では、学年最後を締めくくる「お楽しみ会」に向けた、熱気あふれる大事な大事な学級会が行われていました。

「自分たちの力」で決めるプロセス
黒板には、子どもたちから出された楽しそうな案が並びます。

ドッジボール
フルーツバスケット
バレーボール
おにごっこ

どれも魅力的ですが、時間は限られています。ここからが4年生の腕の見せどころです。
「それはどんなルール?」「みんなが楽しめるかな?」といった活発な質問。
さらには、「前の時に楽しかったから」「これは苦手な人もいるかもしれないから」と、しっかりと理由を添えて賛成や反対の意見を出し合いました。

相手の意見を尊重しながら、よりよい活動を目指して対話を重ねる姿。
最終的には、納得感を持って「2つの活動」を採用することに決まりました。

義務教育学校としての「自治のバトン」
今回の学級会は、多くの先生たちも参観しました。
本校のような義務教育学校では、こうした「自治的な資質・能力」を、発達段階に応じて9年間でどう育んでいくかが非常に重要です。

低学年で自分の思いを伝える楽しさを知り
中学年で相手の意見を聞き、折り合いをつけることを学び
高学年で集団の未来を自分たちで切り拓く

このように系統立てて学びを積み重ねることで、自分たちの生活を自分たちでより良くしていく「市民性」が育ちます。今日の4年生の話し合いは、まさにその大切な一歩でした。

先生たちの研鑽の場にもなった今回の授業。今後の子どもたちの成長が、ますます楽しみになりました。
自分たちで決めたお楽しみ会、当日が待ち遠しいですね。

水上学園のこれからの教育活動に、どうぞご期待ください!

春の足音と、新しい仲間たち

今日は節分。給食には香ばしい節分豆が登場しました。暦の上では明日から立春。まだまだ冷え込みの厳しい日が続いていますが、本日の水上学園には、一足早く春の温かな光が差し込んだような、そんな素敵な行事がありました。

令和8年度に入学を予定している子どもたちの「体験入学」です 。

1年生はおもてなしの主役
1年生の教室では、今日のために一生懸命準備してきた「お兄さん・お姉さん」たちが、新入生を温かく迎えました。黒板には「ようこそ みずかみがくえんへ」と、カラフルなチョークで描かれた大きなメッセージと可愛らしいイラストが並びます。

1年生は、自分たちが学校で学んだことや楽しい生活の様子を堂々と発表してくれました。そして、準備していたお店屋さんごっこ。1年生がお店を開き、新入生がお客さんになっていろいろな商品のお買い物タイム。お客さんとしてやってきた新入生の目線に合わせて優しく語りかける姿に、この1年間の大きな成長を感じ、目頭が熱くなる思いでした。

水上学園は義務教育学校ですので、校内には後期課程の大きなお兄さん、お姉さんも一緒に生活しています。大きな体の後期課程の生徒に驚きながらも、興味津々で校内を歩く新入生の姿は、他の小学校では見られない、本校ならではの特別な光景です。
新入生の皆さんは、これから始まる新しい生活をどのように想像したでしょうか 。

入学を心待ちにしています
保護者の皆様には、入学に向けた準備や保健面、そして特別支援教育などについて説明をさせていただきました 。おいそがしい中ご来校いただき誠にありがとうございました。

新入生の皆さん、4月から、私たちと一緒に「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくっていきましょう!
皆さんが入学してくるのを、児童生徒・教職員一同、心から楽しみに待っています 。

 

2月のスタート、前期選抜、そして数年後の未来…

いよいよ2月が始まりました。校内にはどこかぴりっとした緊張感と、春を待つ温かな期待が入り混じっています。

2月2日(月)、9年生の多くは公立高校の前期選抜に挑んでいます。9年生の教室では、今日が受検日ではない生徒が5人で肩を寄せ合うようにして勉強していました。
これまで積み重ねてきた努力を信じ、持てる力を出し切って、全員の第一志望合格を願っています。最後までがんばれ、9年生!

一方、校舎を回ると、5年生の教室では落ち着いた雰囲気の中で国語の授業が行われていました。

黒板には「あなたは、どう考える」という大きな問いが。友達と文章を読み合い、交流しながら、その内容や構成、言葉選びの良さを見つける学習です。子どもたちは一人一台の端末を自在に操り、自分の考えをまとめたり、友達の意見に真剣に目を通したりしていました。

思考を深める5年生の姿
今の5年生の学習内容を見ていると、情報の扱い方や自分の意見の表現の仕方が、非常に洗練されていることに驚かされます。

「内容」:どこが一番納得したか(主張・根拠・反論)
「構成」:はじめ、中、終わりの順序
「言葉」:納得した言葉、分かりやすかった言葉

これらの視点を持ちながら、ただ「おもしろかった」で終わらせず、論理的に分析しようとする姿勢。まさに、これからの時代に必要な「対話を通して納得解をつくる力」を養っている真っ最中です。

さらに驚かされたのは、子どもたちが一人一台の端末を、まるで身体の一部のように使いこなしている姿です。 自分の考えをまとめ、即座にクラスメートと共有する。かつての「自分と先生」だけの閉じた学びではなく、「クラス全員の思考をリアルタイムで参照する」という高度な学びが、当たり前の光景として展開されていました。

6年生の教室に見る「スピード感」
そのお隣、6年生の教室でも国語の授業が行われていました。 教材を読み進める中で「にわか雨」という言葉に出会った子どもたち。すると、指示を待つまでもなく、一斉にタブレット端末を叩き始めました。

かつて、言葉の意味を調べる手段といえば「国語辞典一択」でした。重い辞書をめくり、爪を立てて言葉を探した日々が懐かしく思い出されます。しかし今、子どもたちは数秒でその意味にたどり着き、付随する画像や関連語までをも同時に吸収しています。

時代の変遷と「辞書」の価値
辞書を引くという行為には、その前後の言葉が目に入ったり、手触りで言葉を探したりするという良さがありました。一方で、今のタブレット学習には、圧倒的な「スピード」と「情報の広がり」があります。

辞書を引く時間を、より深い「議論」や「表現」の時間へと充当する。情報の扱い方がこれほどまでに洗練されたのは、まさにこのスピード感があるからこそでしょう。

数年後の春を想像して
数年後、今の5年生や6年生が高校進学を目前にしたとき、世界はさらに変化していることだと思います。しかし、これほどまでに柔軟に道具を使いこなし、論理的に思考を深める彼らなら、どんな未来もたくましく切り拓いてくれるはずです。

9年生の背中を追いかけながら、下級生もまた、一日一日の学びを大切に積み重ねています。水上学園のすべての子どもたちの成長が、今から楽しみでなりません。
水上学園の子どもたちの成長を、これからも地域の皆様とともに見守っていきたいと思います。

寒波の先に待つ春を信じて

1月も最終登校日となりました。ここ最近、10日連続で最低気温が氷点下を記録するという、まさに厳しい寒波に包まれた1週間でした。吐く息の白さが冬の深さを物語っています。

学校内でも、この寒さと乾燥の影響か、インフルエンザや発熱でお休みする児童生徒が急増しています。学級によっては、登校している子がわずか3人という教室もあり、空席の目立つ光景に寂しさを感じざるを得ません。

中庭に見つけた「希望」の赤
そんな静かな校舎を歩いていると、中庭で小さな変化を見つけました。
厳しい寒風にさらされながらも、梅のつぼみがぷっくりと膨らみ、赤くほころび始めています。

「冬来たりなば春遠からじ」

どんなに冷え込みが厳しくても、自然界は着実に次の季節への準備を進めています。この寒さをじっと耐え忍んだ先にこそ、美しい花が咲く。その姿は、今、試練の中にいる子どもたちの姿とも重なって見えます。

9年生、いよいよ勝負の時
週明けからは、いよいよ2月が始まります。
最上級生である9年生(中学3年生)は、すでに私立高校などの入試がスタートしていますが、2月2日にはいよいよ公立高校の前期選抜が控えています。

学年閉鎖や欠席者が多い中、受験生本人もご家族も、例年以上に健康管理に気を揉む日々を過ごされていることとお察しいたします。今は何よりも、「体調を万全に整えること」が最大の準備です。

  • 栄養のある食事
  • 質の高い睡眠
  • こまめな手洗い・換気

これまでの努力を信じ、心も体も温かくして、落ち着いて当日を迎えてほしいと願っています。

しばらくは厳しい冷え込みが続く予報です。
この週末、保護者の皆様も地域の方々も、どうか温かくしてお過ごしください。月曜日、また子どもたちの活気が学校に戻ってくるのを待っています。